【決定版】ハリーポッター4つの寮を徹底解説!ホグワーツ魔法学校の寮の特徴&卒業生まとめ!
世界的に人気のファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズで、主人公たちが通うホグワーツ魔法学校の4つの寮について紹介します。勇敢な魔法使いが集まる「グリフィンドール」、目的のために手段を選ばない「スリザリン」、聡明な頭脳を持つ「レイブンクロー」、誠実で優しい心を持つ「ハッフルパフ」。あなたにピッタリの寮はどこでしょうか?それぞれの寮の特徴や、在籍している生徒&卒業生をまとめました!

こんにちは!
ホグワーツからの手紙を待ち続けている大学生、葵木です。
「もし、ホグワーツに入学できたら、自分はどこの寮になるかなあ?」なんて想像を、みなさんも一度はしたことがあるはず。
今回は、ハリーポッターに登場する4つの寮を紹介していきます!
それぞれの寮の特徴や生徒をまとめました。
ハリーポッターファンも、意外な発見があるかも?
・ハリーポッター4つの寮:勇気と騎士道の「グリフィンドール」
・ハリーポッター4つの寮:目的のため手段を選ばない「スリザリン」
・ハリーポッター4つの寮:聡明な頭脳を持つ「レイブンクロー」
・ハリーポッター4つの寮:誠実で優しい「ハッフルパフ」
ハリーポッター「ホグワーツ魔法学校」とは
まずはハリーたちが通っているホグワーツ魔法学校について見ていきましょう。
ホグワーツはイギリスにある魔法学校で、魔法使いの子供達が通っています。
魔法界にいくつか存在する魔法学校の中でも、特に歴史のある学校です。
ホグワーツへ行くためには、ロンドンのキングクロス駅にある「9と3/4番線」から発車する汽車に乗らなければいけません。
その「9と3/4番線」へは、駅のホーム上の柱にある秘密の扉を通り抜けるとたどり着きます。
魔法が使えない普通の人間「マグル」は入ることができません。
映画『ハリー・ポッターと賢者の石』で、のちにハリーの親友となるロン・ウィーズリーとその兄弟たちが次々に柱を潜り抜けていくシーンは印象深いですね。
ホグワーツ魔法学校は、4人の偉大な魔法使いたちによって創設されました。
4つの寮は、それぞれの創設者の求めた生徒の在り方を表しているんですね。
創設者ゆかりのアイテムは、様々な形で物語の重要な役割を担います。
どれも強力な魔法がかかったアイテムで、創設者たちの強大さがうかがえます。
ホグワーツの新入生は、入学式で「組み分け帽子」によって組み分けをされます。
組み分け帽子をかぶることで生徒の特性にあった寮に組み分けされ、今後7年間の学校生活を共に過ごす仲間たちと出会うことになります。
ハリーポッター4つの寮:勇気と騎士道の「グリフィンドール」
深紅と金がテーマカラー、ライオンがシンボルのグリフィンドール。
寮長はミネルバ・マクゴナガル先生です。
グリフィンドールは、主人公ハリーポッターが所属する寮です。
ハリーの父ジェームズと母リリーもグリフィンドール出身で、リリーは首席で卒業しています。
また、親友のロンとその兄弟たち、そしてハーマイオニー・グレンジャーもグリフィンドール生です。
他にも、校長のダンブルドアなど、ハリーと親しいキャラクターはグリフィンドール出身であることが多いですね。
寮霊として、ほとんど首なしニックで親しまれているニコラス・ド・ミムジー・ポーピントン卿がいます。
また、グリフィンドールの談話室の入り口には太った婦人の肖像画があり、入室する際は合言葉を言わなければなりません。
グリフィンドールの創設者は勇猛な騎士道精神を持つ魔法使い、ゴドリック・グリフィンドール。
魔法だけでなく剣の達人でもあり、短気で話し合いではなく決闘で決着をつけようとした面もあるようです。
彼はサラザール・スリザリンの考えに反発し、結局2人は決別してしまいます。
ハリーとマルフォイに代表されるように、グリフィンドールとスリザリンの仲が悪いのは創設の頃からのことのようですね。
ゴドリック・グリフィンドールが残した剣は「グリフィンドールの剣」と呼ばれ、勇気を示した者のみが使えます。
剣は秘密の部屋に住んでいた「バジリスク」やヴォルデモート卿のヘビ「ナギニ」を倒すために活躍しました。
組み分け帽子はこう歌っています。
“グリフィンドールに行くならば 勇気ある者が住まう寮 勇猛果敢な騎士道で 他とは違うグリフィンドール”
グリフィンドールには勇気と騎士道精神、そして決断力を持った生徒が選ばれます。
ここでいう勇気とは、危険を顧みない無謀さではなく、時には友と対立してでも為すべきことを為す勇気とされています。
いつもドジで劣等生と思われがちなネビル・ロングボトムは、寮のみんなのためを思い、ハリーたちの前に立ちはだかりました。
また、ホグワーツでの最終決戦でネビルは「グリフィンドールの剣」を手にし「ナギニ」の首を刎ね、ヴォルデモート卿に一矢報いました。
主人公ハリーの寮ということもあり人気の高いグリフィンドールですが、目立ちたがり屋な面もあり問題児も多いようです。
ただ校則に従うばかりではなく、時には違反をしても正義を為そうとする姿は、どこかスリザリン生の特徴と重なる部分もあります。
案外グリフィンドールとスリザリンは似た者同士なのかもしれません。
ハリーポッター4つの寮:目的のため手段を選ばない「スリザリン」
緑とシルバーがテーマカラー、ヘビがシンボルのスリザリン。
主要なキャラクターとしてはハリーのライバルであるドラコ・マルフォイがいます。
他にも、ハリーを忌み嫌っているスネイプ先生や、宿敵ヴォルデモート卿こと「トム・リドル」もスリザリン出身です。
スリザリンの創設者は、純血を偏重したサラザール・スリザリン。
彼はマグルの血の混ざっていない、純粋な魔法使いにのみ魔法の教育をするべきだという考えを持っており、他の創設者3人と対立しました。
特にグリフィンドールとは激しく言い争い、結局学校を去ることになりました。
その際に残していったのが『ハリー・ポッターと秘密の部屋』に登場する「秘密の部屋」と、その中に住む「バジリスク」でした。
組み分け帽子はこう歌っています。
“スリザリンではもしかして 君はまことの友を得る どんな手段を使っても 目的遂げる狡猾さ”
スリザリンといえば、ヘビのイメージもあってか「冷たく、卑怯でズルい」「闇の魔法使いになりやすい」という印象が強く、どちらかといえば嫌われ者らしい描かれ方をしてきました。
ですが、それは裏を返せば「目的を達成するためには努力を惜しまない」「聡明で、強い力を求め続ける」ということです。
また、仲間意識も強く、スリザリン生同士の絆はとても強いです。
現代でいうと起業家に向いているようなタイプかもしれませんね。
ハリーポッター4つの寮:聡明な頭脳を持つ「レイブンクロー」
青とブロンズがテーマカラー、鷲がシンボルレイブンクロー。
主要なキャラクターとしては、ハリーが一目ぼれしたひとつ年上のチョウ・チャンがいます。
チョウ・チャンはセドリックと付き合っていたこともあり、ハリーとはいろいろな意味で複雑な関係でやきもきしたものです。
また、ハリーの友だちで少し不思議なルーナ・ラブグッドもレイブンクロー生です。
どうやら彼女は『ファンタビ』のニュートの孫という設定もあるんだとか…?
それから女子トイレに住んでいるゴースト「嘆きのマートル」もレイブンクローに所属していたそうです。
レイブンクローの創設者は聡明で優秀な魔女、ロウェナ・レイブンクロー。
聡明な頭脳と冷静沈着な性格で、中世で最も偉大な魔法使いの1人です。
彼女は身に着ければ賢くなると言われる髪飾りを着けていて、そこには「計り知れぬ英知こそ、われらが最大の宝なり!」と刻まれています。
作中ではこの髪飾りを巡るエピソードが重要な役割を果たします。
組み分け帽子はこのように歌っています。
“古き賢きレイブンクロー 君に意欲があるならば 機知と学びの友人を ここで必ず得るだろう”
レイブンクローでは聡明で熱心なことに加え、個性的であることが求められています。
優秀なだけでなく変わり者も受け入れている寮なのです。
いわゆる「天才」のイメージに近いかもしれませんね。
それゆえか、優秀なことに固執して頭が固かったり、優秀でない者を見下していたりとクセの強い生徒も多いようです。
成績優秀な優等生のイメージですが、実際に接してみるとまた違った印象を受けそうです。
ハリーポッター4つの寮:誠実で優しい「ハッフルパフ」
黄と黒がテーマカラー、アナグマがシンボルのハッフルパフ。
主要なキャラクターとしてはセドリック・ディゴリーがいますね。
セドリックは『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で開催された「3大魔法学校対抗試合」で、ホグワーツの代表選手に選ばれています。
上級生ではないにも関わらず参加することになったハリーとともに参加しましたが、試合の途中でヴォルデモートが乱入し命を落とします。
ちなみに、『ファンタスティック・ビースト』の主人公ニュートもハッフルパフ生でした。
ハッフルパフの創設者は、心優しく料理の得意な魔女ヘルガ・ハッフルパフ。
彼女は他の3人の創設者とは違い、どんな生徒でも受け入れていました。
それゆえか、ハグリッドは「ハッフルパフには劣等生が多いとみんなは言う」と言っていたり、マルフォイは「ハッフルパフなんかに入れられてみろよ。僕なら退学するな。」と言っていたり…どうもあまり評価は良くないようです。
ですが、『炎のゴブレット』でのセドリック・ディゴリーの活躍を見れば、そんな評価も一変するはず。
誠実で勇気があり、友情を大切にするセドリックの姿はまさに「ヒーロー」と呼ぶにふさわしい青年でした。
また、『ハリー・ポッターと賢者の石』では、入学式のシーンで組み分け帽子がそれぞれの寮について歌を歌います。
“ハッフルパフに行くならば 君は正しく忠実で 忍耐強く真実で 苦労を苦労と思わない”
どんな生徒も受け入れるとはいえ、特に誠実で正義に燃える心を持った生徒が多いようです。
その証拠に、ヴォルデモート卿たちとホグワーツでの最終決戦では、ほとんどが逃げ出したスリザリンやレイブンクローとは対照的に、グリフィンドール生とハッフルパフ生はほとんどが残って戦うことを選びました。
また寮としての居心地も1番良く、あたたかく落ち着いた部屋でゆったりとした日々を送ることができそうです。
まとめ
ハリーポッターに登場するホグワーツの4つの寮を紹介しました。
映画や小説、また『ハリー・ポッターシリーズ』以外にも『ファンタスティック・ビースト』も合わせて読むことでそれぞれの寮に対するイメージが変わるかもしれません。
自分ならどの寮に入りたいか、友達はどこが似合いそうかなどを話し合ってみるのも面白そうです。
また、USJではそれぞれの寮のカラーのグッズが販売されているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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