映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」簡単あらすじ＆見どころを紹介！ シリウス・ブラックは敵？味方？

みなさんこんにちは。USJフード大好き「きのこ。」です。

今回は、歴史的大ヒット映画であるハリーポッターシリーズの第3作目「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」の簡単なあらすじ＆見どころをご紹介します！

USJでは2014年に「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリーポッター」のエリアがオープンし、7年経った今でもその人気は衰えを知りません。
それではさっそく、映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」について解説していきます。

映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」：作品情報

出典：公式サイト

ハリーポッターとアズカバンの囚人

映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」は、映画ハリーポッターシリーズの第3作目です。
J・K・ローリングが1999年に発表した同名の小説を映画化した作品となっています。

映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」は、ハリーの宿敵ヴォルデモートは直接登場せず、ハリーの両親の死の真実が明かされる物語となっています。
映画第1作目・第2作目の監督を務めたクリス・コロンバスが降板し、アルフォンソ・キュアロンが監督を務めました。

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映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」：主な登場キャラクター

まず、映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のストーリーを理解する上で知っておきたい重要な登場キャラクターを紹介します。

●ハリー・ポッター：ダニエル・ラドクリフ（吹き替え：小野賢章）

出典：公式サイト

ハリー・ポッター

映画ハリーポッターシリーズの主人公。
「生き残った男の子」と呼ばれ、魔法界では知らない人はいないほどの有名人です。
額の傷は、ヴォルデモートとハリーの両親が戦った際にできた傷で、この傷がハリーのトレードマークになっています。

●ロン・ウィーズリー：ルパート・グリント（吹き替え：常盤祐貴）

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ロン・ウィーズリー

ハリーの友達で、魔法使いの一家に生まれました。
父親は魔法省に勤める役人で、母親もハリーの面倒もよく見てくれるような温かい性格です。
ロン自身は少し臆病でおっちょこちょいな性格ですが、ムードメーカー的存在です。

●ハーマイオニー・グレンジャー：エマ・ワトソン（吹き替え：須藤祐実）

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ハーマイオニー・グレンジャー（羽を持っている手前の女性）

ホグワーツ内でもトップの成績を誇る秀才。
両親はマグル（魔法使いではない人）ですが、真面目で秀才なところがチャームポイントです。
常にハリーたちを助け、非常に完璧主義で、ハリーとロンの意思決定に非常に重要な影響を与える友人の一人です。

●シリウス・ブラック：ゲイリー・オールドマン（吹き替え：辻親八）

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シリウス・ブラック

ハリーの両親の友人。
大量殺人の罪で、アズカバンという魔法使いの刑務所に12年間拘留されていました。

▼シリウス・ブラックについて詳しく知りたい方はこちらをチェック
・【キャラ解説】シリウス・ブラックって何者？名前の由来やホグワーツ時代の出身寮、ハリー・ポッターとの関係

●リーマス・ルーピン：デイビッド・シューリス（吹き替え：郷田ほづみ）

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リーマス・ルーピン

ハリーの両親の友人で、本作ではホグワーツ魔法魔術学校の「闇の魔術に対する防衛術」の担当教師。
穏やかな性格のルーピン先生ですが、実は満月の日には狼に変身してしまう狼男です。

●ピーター・ペティグリュー：ティモシー・スポール（吹き替え：茶風林）

ピーター・ペティグリュー

ハリーの両親の友人。
シリウス・ブラックによって殺されたと思われていましたが、実は生きており、本作に登場します。

映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」：気になるあらすじ紹介！

ホグワーツ城

映画「ハリーポッターとアズカバンの囚人」のあらすじを簡単に紹介します。
この先はネタバレが含まれますので、ご注意ください。

◆ホグワーツの休暇を過ごすハリー

ホグワーツ魔法魔術学校の3年生になる前の長期休みを親戚のダーズリー家で過ごすハリー。
ハリーの唯一の居場所はホグワーツなのにもかかわらず、学校が長期休みの期間は、ダーズリー家に戻らなくてはなりません。

マグルの世界では魔法を使用することも許されていないので、ハリーはただただ退屈に、居心地の悪いダーズリー家で過ごしていました。
また、運が悪いことに意地悪なダーズリー家の親戚、マジョリー・ダーズリーに嫌がらせもされてしまいます。

この嫌がらせに耐えかねたハリーは、彼女に、ホグワーツ外での使用を禁止されている魔法を使ってしまうのです。
つい魔法を使ってしまったハリーはそのままダーズリー家を飛び出し、いきなり目の前に現れた「夜の騎士バス」に乗り込みます。
そのバスはハリーを、パブ「漏れ鍋」へ連れて行きました。

そこで、ハリーは魔法大臣のコーネリウス・ファッジに出会い、「新学期が始まるまで漏れ鍋に泊まること」・「外出先はダイアゴン横丁内のみ」という2つの約束をした上で、残りの長期休みを悠々自適に過ごすのでした。

◆シリウスの存在を知るハリー

シリウス・ブラックの手配書／USJ

長期休みも終盤に差し掛かったころ、ハリーは親友のロン、そしてハーマイオニーと再会。

再開した喜びも束の間、その夜、ハリーが滞在しているパブで、ロンの両親が話している内容を聞いてしまいます。
その話の内容とは、アズカバンという刑務所を脱獄した凶悪な魔法使い「シリウス・ブラック」が、ハリーの命を狙っているというものだったのです。

シリウスは、ヴォルデモートの手下で、ハリーの両親の居場所をヴォルデモートに伝えることで死に至らしめた裏切り者。
そしてシリウスがアズカバンから脱獄したことで、アズカバンの看守である吸魂鬼（ディメンター）が、警備という名の元、魔法界全体に現れることになりました。

◆新学期と悲しい処刑

出典：公式サイト

魔法生物飼育学の授業

場面は変わり、新しくホグワーツにやってきたリーマス・ルーピンは新学期からハリーたちの新しい闇の魔術に対する防衛術の担当になりました。
リーマスは周囲の生徒からも非常に人気で、実用的な魔法も教えてくれる先生！
彼のおかげでハリーは、吸魂鬼に対抗できる魔法「守護霊の呪文」を身につけました。

ある日、魔法生物飼育学の担当教師になったハグリッドは、ヒッポグリフの扱い方をハリーたちに教えます。
ところがここで、スリザリン寮のドラコ・マルフォイが、ハグリッドの教えを守らずにヒッポグリフを怒らせてしまいます。
怒ったヒッポグリフはマルフォイに怪我を負わせてしまい、この事故が大きな罪と捉えられ、ッポグリフは処刑されることが決まりました。

◆ハリーを惑わせてしまう事実が発覚

(C)Universal Studios

ホグズミード村（USJ）

ホグワーツの生徒たちは3年生になると、保護者の許可があれば、楽しいお店やパブが並ぶホグズミード村へ行くことが許されます。
しかし、ハリーは意地悪なダーズリー家から許可がもらえなかったため、友人とともにホグズミード村に行くことができません。

そこでハリーを助けたのが、イタズラ大好きなロンの双子の兄、フレッドとジョージ。
彼らは、ホグワーツからホグズミード村への抜け道を示す「忍びの地図」をハリーに渡します。
忍びの地図のお陰で、ハリーはホグズミード村へ行くことができました。

ロン・ハイマイオニーと合流し、ホグズミード村を満喫するハリーでしたが、「3本の箒」というパブでシリウスにまつわる驚くべき話を聞いてしまいます。
それは、ハリーの父とシリウスは親友であったこと、シリウスはハリーの名付け親であること、そして、そのシリウスがハリーの両親を死に追いやったという話。
ハリーは、シリウスに対して大きな憤りを抱きます。

◆黒い犬の正体は？！シリウス・ブラックの悲しい真実

その頃、ハーマイオニーの猫クルックシャンクスに食べられてしまったと思われていたロンのネズミ「スキャバーズ」が姿を現わします。
すると、見たことがない黒い犬がいきなり現れ、スキャバーズとロンを連れて逃げてしまいました。

ハリーとハーマイオニーは慌てて黒い犬を追いかけ、叫びの屋敷にたどり着きます。
実は、この黒い犬の正体は、シリウス・ブラック。

ハリーは人間の姿に戻ったシリウスともみあいになりますが、駆けつけたルーピンによって止められます。
シリウスとルーピンは、ハリーが誤解をしているとなだめ、ハリーの両親を裏切った本当の犯人はヴォルデモートの手下の魔法使い「ピーター・ペティグリュー」だという真実を明かします。
そして、先ほど犬の姿でシリウスが連れ去ったロンのネズミのスキャバーズがピーターで、彼は長年ネズミに姿を変えて身を隠していたのです。

シリウスは、ピーターが犯した殺人の罪を着せられて、アズカバンに収監されていました。
シリウスは無実だったのです！

◆ディメンターに狙われる　ハリーとシリウス

(C)Universal Studios

宙を不気味に舞うディメンター

真実を知ったハリーは、ピーターを魔法省に引き渡すため、彼を捕まえようとします。
しかしここで、あの優しかったルーピンが満月を見て狼人間へと豹変！
狼人間になってしまったルーピンは我を忘れて野生の凶暴な狼へと変身してしまい、その混乱のなかでピーターは再びネズミの姿になり、この場をうまく逃げてしまいます。

一方、狼へと変身してしまったルーピンは人間では制御できず、シリウスが犬に変身してなだめようとしますが、その勢いはおさまりません。
また、このタイミングで、シリウスを探して徘徊していた無数の吸魂鬼（ディメンター）が現れ、シリウスに襲いかかります。

吸魂鬼（ディメンター）はハリーにも襲いかかり、ハリーの守護霊の呪文も全く効きません。
やがて力尽きようとするとき、ハリーは吸魂鬼（ディメンター）を追い払ってくれた人影を見たのでした。
ハリーはその人影を、死んだ父親だと思うのでした。

◆時を戻す旅へ　過去にさかのぼり現実を変える

タイムターナー

意識の戻ったハリーは、ダンブルドア校長から、シリウスがアズカバンに戻されると決まったと聞かされます。
真犯人であるピーターに逃げられ、シリウスの無実を証明できなくなってしまったからです。

そして、シリウスは、アズカバンに引き戻されのち、死刑以上の思い刑罰である「吸魂鬼の接吻」の刑に処されることも決まりました。
「吸魂鬼の接吻」は、死刑よりも残酷な刑罰で、吸魂鬼（ディメンター）に魂を吸い取られてしまうというものです。

そこで、ハリーは、ハーマイオニーと一緒にタイムターナーと呼ばれる逆転時計を使用して、時間をさかのぼり、起こった出来事を変える旅へと出かけます。
そこで、処刑されたヒッポグリフを逃し、シリウスやハリー自身に襲いかかった吸魂鬼（ディメンター）を追い払います。
ハリーが父親の影だと思ったものは、実は、ハリー自身のものでした。

そして、現実へと戻ってきたハリーは、過去に戻って生き延びさせたヒッポグリフでシリウスを逃亡させ、シリウスを救うことに成功したのでした。

両親の死につながる犯人であったピーターを逃してしまったこと、シリウスの無実を証明できなかったこと、そしてルーピンが狼人間であることが明るみになり退職してしまったこと…。
ハリーの心の中は非常に暗い気持ちでしたが、一方、シリウスという信じられる存在が明らかになり、救いを得たような気持ちのハリーが描かれて、映画は終わります。

映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」：見どころ

映画「ハリーポッターとアズカバンの囚人」の見どころは、大きく分けて2つ！
1つずつ紹介していきますね。

見どころ①ハリーたちの魅力の幅が広がっている

まず1つ目は、1話である「ハリー・ポッターと賢者の石」、2作品目の「ハリー・ポッターと秘密の部屋」にはなかった、ハリーやハーマイオニー、そしてロンの魔法以外の魅力を垣間見ることができる点です。

例えば、映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」では登場人物の私服姿が登場し、映画公開後には、ハーマイオニーに憧れているファンの子ども達がこぞってピンク色のパーカーを着ていました。

また、ハーンマイオニーがドラコにグーパンチをするシーンも筆者の大好きなシーンの一つです。
見ていてとってもスカッとしました！

見どころ②大どんでん返し

2つ目の見どころは「大どんでん返し」があるところ！
映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」の前半では、明らかにシリウスブラックは悪人だと思っていたので、まさかの真実にすっかり心を奪われてしまいました。

またシリウスの仲間思いなところも、とってもクールで見た目からは想像できないですよね。
筆者は、シリウスの描かれ方も、映画の見どころの1つだと思います。

ストーリーが進む中で、「え、その人いい人なの？」だったり、「そういうことか〜」とどんでん返しがあるのでぜひ映画をチェックしてみてくださいね。

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まとめ

いかがでしたか？
映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」はハリーポッターシリーズの中でも、とくに全体のストーリーが大きく動く回になります。
筆者は特にシリウスがかっこよすぎて、最初の印象から180度変わり、今では大ファンです。
このあらすじを見た後に、ぜひ映画もチェックして見てくださいね。