【ハリーポッター】守護霊呪文「エクスペクト・パトローナム」を解説!誰でも使える?効果や登場シーンも!
今回は、ハリポタファンなら誰もが知る呪文「エクスペクト・パトローナム」をご紹介します。呪文の概要や効果、魔法使いなら誰でも使えるのか、魔法界の守護霊呪文「エクスペクト・パトローナム」を紐解いていきましょう!
こんにちは!
「ハリポタ」シリーズが大好きな赤いたこと申します。
魔法使いが学ぶ呪文には様々な種類がありますが、今回は防衛呪文の1つ「エクスペクト・パトローナム」を勉強しましょう!
ハリポタファンなら誰もが一度は口にした呪文ですよね♪
呪文の効果や使える人物、作中で登場した場面などをまとめました。
- ◆効果は?何に対して使う?
- ◆守護霊の姿
- ◆どのような魔法使いが使えるの?
・守護霊呪文「エクスペクト・パトローナム」:『ハリー・ポッター』での登場シーン
- 【第3作目】『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
- 【第5作目】『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
- 【第7作目】『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』
・守護霊呪文「エクスペクト・パトローナム」:USJでも見られる
守護霊呪文「エクスペクト・パトローナム」:概要
まずは「エクスペクト・パトローナム」の特性と効果をみていきましょう!
守護霊の呪文を使うことで、どんな効くのかもお届けします。
守護霊呪文「エクスペクト・パトローナム」は、人間のポジティブな感情が力となる呪文です。
幸せな記憶を思い浮かべながら呪文を唱えないと完全な力として呼び出すことはできないため、魔法界の呪文の中でも特に上級の呪文の1つとして認定されています。
◆効果は?何に対して使う?
魔法界には、吸魂鬼(ディメンター)という邪悪な力を持つ黒い悪霊のような存在がいます。
彼らは対象者の幸福や希望を吸い取り、最後には魂を抜き取る恐ろしい生き物です。
魂を吸い取る様子は「ディメンターのキス」と呼ばれ、逃れることができた者はごくわずか!
吸魂鬼(ディメンター)に対抗し、打ち勝つ唯一の防衛術こそが、守護霊呪文「エクスペクト・パトローナム」です。
人の不幸な記憶を呼び覚ます吸魂鬼(ディメンター)に対し、最も幸せな記憶を思い浮かべ、完全な状態で呪文を唱えることができると、大きな光と共に彼らを追い払うことができます。
◆守護霊の姿
エクスペクト・パトローナムの呪文によって呼び出される守護霊は、主に動物の姿をしています。
誰が呼び出しても半分透けた銀色の動物の姿をしているのは同じですが、どの動物の形をとるかは呼び出した魔法使いによって異なります。
不死鳥やドラゴンなどの特別な生き物の守護霊を呼び出せる魔法使いは極めて稀です。
また、その人の愛や恐怖の深さから、守護霊の姿は元の状態から違う動物の姿へと変わることもあります。
◆どのような魔法使いが使えるの?
エクスペクト・パトローナムは、呪文の中でも難易度の高い呪文です。
実体で呪文を出すことは難しく、多くは光や霞のような姿でしか出すことができません。
大人の魔法使いでも使いこなせる者はごく一部に限られるため、パトローナムの呪文を完璧な状態で出すことができれば、非常に優秀な魔法使いといえるでしょう。
守護霊呪文「エクスペクト・パトローナム」:『ハリー・ポッター』での登場シーン
ここからは、「ハリー・ポッター」作品内でエクスペクト・パトローナムが登場したシーンを見ていきましょう!
※作品のネタバレが含まれますのでご注意ください。
【第3作目】『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
守護霊の呪文は『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』にて初めて登場しました。
アズカバンから脱獄したシリウス・ブラックがホグワーツ城の中へ潜伏していると噂が流れます。
アズカバンを守っていたディメンターも魔法界を飛び回り、その邪悪な力はハリーにも及びました。
ディメンター対策として、闇の魔術に関する防衛術の教師を担当していたリーマス・ルーピンに、唯一の対抗呪文であるエクスペクト・パトローナムの呪文を学びます。
その後ハリーはクィディッチの試合中、ホグワーツ城内部へ入り込んだディメンターを追い払うために呪文を唱え追い払うことに成功。
その後、ハリーは親の仇であると思っていたシリウスが、無実の罪で12年間幽閉されていたと知ります。
シリウスを追うディメンターから彼を守ろうとするも、呪文をうまく唱えることができません。
そのままディメンターに襲われますが、間一髪のところで"謎の人物"の防衛呪文によって助けられました。
しかしシリウスは再度アズカバンへ送り返されることに。
未来を正すため、ハリーとハーマイオニーは逆転時計(タイムターナー)を使い過去へ遡ります。
100を超えるディメンターに襲われる過去の自分自身とシリウスを守るため、守護霊呪文を放ち追い払うことに成功、シリウスも助けることができました。
過去の自分を守ってくれた謎の人物は、未来からやってきたハリー自身だったのです。
【第5作目】『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
次にエクスペクト・パトローナムが登場したのは『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』。
ダーズリー家に帰っていたハリーは公園でダドリーに嫌味を言われます。
そこに突如現れたディメンターからダドリーを守るため、未成年は外で魔法を使ってはいけないという掟を破りエクスペクト・パトローナムの呪文を使いました。
法令違反を犯したハリーは裁判にかけられ、魔法省から退学処分を言い渡されます。
そこでハリーを保護してくれたのが、ロンの両親やホグワーツの先生方が集う不死鳥の騎士団でした。
魔法省はヴォルデモート復活を信じたくなく、新聞記事にて「嘘をついた男の子ハリー」と謳います。
呪文の行使は正当な理由によるものという目撃者の証言によって、ハリーは退学処分を免れたものの、ヴォルデモートの手はすぐ近くまで迫っているのだと感じます。
「自分の身は自分で守る」を武器にホグワーツ生を集めダンブルドア軍団を結成。
ハリーは秘密の部屋の中で、皆にエクスペクト・パトローナムの呪文を教えました。
【第7作目】『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』
最後に登場したのは『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』です。
しかも本作では、エクスペクト・パトローナムの呪文を2人の意外な人物たちが使用しますよ。
1人目は、魔法省で勤務する元ホグワーツ教授の「ドローレス・アンブリッジ」。
ハリーたちが分霊箱の1つ「スリザリンのロケット」を探しに行った際、法廷でマグル裁判をしていたアンブリッジが、上階にいるディメンターの群れをせき止めるため、守護霊呪文「エクスペクト・パトローナム」を使用していました。
ちなみに、この時アンブリッジが具現化させていた守護霊は「子守唄を歌う猫」でしたよ♪
▼アンブリッジの生い立ちやその後についてはこちら!
・【ハリポタ】ドローレス・アンブリッジはその後どうなった?経歴や最後、演じた俳優など
2人目は、本作の最重要人物でもあるセブルス・スネイプ。
湖の底に隠されたグリフィンドールの剣を手にするため、ハリーはたった1人で湖の中へと潜っていきます。
途中で溺れかけるハリーをロンが助け出し、グリフィンドールの剣で分霊箱を破壊することに成功するのでした。
ちなみに、グリフィンドールの剣が「湖の底」に隠されていたのは、スネイプの存在が関係していました。
実はグリフィンドールの剣を隠したのは、二重スパイを隠し通したスネイプ自身。
スネイプは「困難を乗り越えてこそ、剣が手に入るようにしてほしい」というダンブルドアの遺言を守り湖の底へ隠しました。
自らの守護霊である雌鹿でハリーとロンを湖へ導き、グリフィンドールの剣のありかを教えていたのです。
雌鹿はハリーの母であるリリーの守護霊でもあったため、リリーを愛していたスネイプの雌鹿は、ハリーの大きな力となったでしょう。
その後もエクスペクト・パトローナムの呪文は、ディメンター退治だけでなく伝達や警告を送るために用いられていきます。
▼スネイプ先生のプロフィールや過去についてはこちら!
・【ハリーポッター】スネイプ先生を解説!敵か味方か?最期は?俳優情報も!セブルス・スネイプの過去も!
守護霊呪文「エクスペクト・パトローナム」:USJでも見られる
USJのハリー・ポッター・エリアにある「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」では、ホグワーツ城の中へ入って見学やアトラクションを楽しむことができます。
待ち列中に登場するハリー・ロン・ハーマイオニーと会える部屋で、エクスペクト・パトローナムの文字を見ることができるんです!
彼らが現れるのは闇の魔術に関する防衛術の部屋。
向かって右側にある黒板の一番下に「エクスペクト・パトローナム」の呪文が書かれています。
ホグワーツの上級生が防衛術を学んでいたところなのかもしれませんね♪
魔法界への旅路で役立つかもしれないので、しっかりと呪文の練習をしておきましょう!
▼ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニーの詳細はこちら!
・【USJ】ハリーポッターのアトラクション3選!おすすめポイントや基本情報も!
まとめ
いかがだったでしょうか?
邪悪な力を持つディメンターに唯一対抗できる守護霊呪文「エクスペクト・パトローナム」。
魔法使いでも完璧な状態で出せる者は少ないので、使いこなせればあなたも立派な魔法使いの1人!
みなさんもぜひ、魔法界の呪文を覚えて素敵な魔法使いライフを楽しんでくださいね♪
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