ニワトコの杖を解説!ハリポタ界最強の杖の歴代所有者は?「ファンタビ」グリンデルバルドから繋がる伝説の杖
魔法界の史上最強の杖・ニワトコの杖を解説します。映画『ハリーポッター』シリーズでは、ニワトコの杖の持ち主の移り変わりが重要なポイントになっていました。「いつハリーがニワトコの杖の持ち主になったのか」「なぜヴォルデモートはニワトコの杖を扱えなかったのか」ハリーポッターのニワトコの杖を解説します。また、ニワトコの杖の誕生エピソードである寓話「三人兄弟の物語」の死の秘宝も紹介!さらに『ファンタスティックビースト』でのニワトコの杖の持ち主も解説しますよ♪
みなさん、こんにちは。
映画観賞が趣味のしーちゃんです♪
魔法界史上、最強の杖といわれるニワトコの杖。
魔法界を描いた映画『ハリーポッター』シリーズや、『ファンタスティックビースト』シリーズにも登場する重要なアイテムです。
ハリーポッターシリーズでは、ニワトコの杖によってヴォルデモートを滅ぼすことができました。
しかし「なぜハリーがニワトコの杖を使えたの?」「ニワトコの杖の持ち主は誰だった?」など、クライマックスへの疑問も多いです。
そこで本記事では、ニワトコの杖の持ち主を解説!
ニワトコの杖の誕生秘話や、最強といわれる性質・素材。
さらに、映画と小説で異なるニワトコの杖の結末に関する物語など、詳しく紹介していきます。
ハリポタ、ファンタビのニワトコの杖のエピソードをご覧ください♪
※ハリポタ、ファンタビのネタバレを含みます※
・ニワトコの杖の歴代の持ち主は誰?
・ニワトコの杖:【ハリポタ】ハリーはいつニワトコの杖の持ち主になった?
- ①ダンブルドアが密かに所有
- ②ダンブルドア⇒ドラコが持ち主になる
- ③ダンブルドアの墓⇒ヴォルデモートが手に入れる
- ④ドラコ⇒ハリーが持ち主になる
- ⑤ヴォルデモート⇒ハリーが手に入れる
・ニワトコの杖:【ハリポタ】ニワトコの杖の結末は?映画と小説で物語が違う!
- ◆映画版・ニワトコの杖の結末
- ◆小説版・ニワトコの杖の結末
・ニワトコの杖:【ハリポタ】誕生エピソード
- ◆死の秘宝(ニワトコの杖・蘇りの石・透明マント)の寓話
・ニワトコの杖:【ハリポタ】杖の持ち主は「勝者へと所有権が移る」
- ◆ニワトコの杖は勝者へ忠誠を誓う
・ニワトコの杖:【ファンタビ】ダンブルドアがニワトコの杖を勝ち取る
- ◆最強の闇の魔法使い・グリンデルバルト
- ◆ニワトコの杖をもつグリンデルバルトに、ダンブルドアが勝利
ニワトコの杖とは?性質や素材を解説
ニワトコの杖は、魔法界における史上最強の杖。
死を制することができる、死の秘宝のひとつとして知られています。
ニワトコの杖は、素材からして他の杖とは異なります。
まずその名の通り、杖の木材としてはあまり好まれないという、ニワトコの木を本体の木材としています。
ニワトコの木は古くから、魔除けとして扱われてきました。
次に、ニワトコの杖の芯には、セントラルの尾の毛が使用されています。
セントラルとは、翼の生えた馬のような魔法動物です。
死をみたことのある人しか、セントラルの姿をみることができません。
特殊な素材からなるニワトコの杖は、最強の力を得られはしますが、扱いが難しいものでもあります。
「死を制した魔法使いでなければコントロールできない」とされるほどです。
ニワトコの杖の歴代の持ち主は誰?
ニワトコの杖の歴代の所有者をまとめてみました!
『ハリー・ポッターと死の秘宝part1』で誕生の秘密が明らかになった「ニワトコの杖」。
ルーナ・ラブグッドの父「ゼノフィリウス」によれば、死の秘宝の言い伝えのモデルとなった人物、すなわちニワトコの杖の最初の持ち主は「アンチオク・ペベレル」だと言われています。
ハリー・ポッター界においてとりわけ重要なのは、グリンデルバルド以降のニワトコの杖の所有者です。
『ファンタスティック・ビースト』シリーズの黒幕であるグリンデルバルドは、ブルガリアの杖職人からニワトコの杖を奪い、所有者となりました。
その後「ファンタビ」シリーズや「ハリー・ポッター」シリーズといった時系列を経て、最終的にニワトコの杖はハリーのものとなるのです。
それでは、ハリーがニワトコの杖を手に入れるまでの過程を物語を振り返りながらまとめていきますよ♪
ニワトコの杖:【ハリポタ】ハリーはいつニワトコの杖の持ち主になった?
ヴォルデモートとハリーポッターの最終決戦において、命運を分けたのがニワトコの杖でした。
最強の力を欲したヴォルデモートは、ニワトコの杖を手に入れます。
そして最終決戦の地で、ニワトコの杖を使ってハリーに魔法攻撃をかけるのですが、失敗。
ニワトコの杖はハリーの元へいき、ヴォルデモートは死を迎えます。
「なぜハリーはニワトコの杖を使えたの?」
「いつハリーはニワトコの杖の所有者になったの?」
と、このラストの結末に疑問が残っている人も多いよう。
そこで、ハリーポッターにおけるニワトコの杖の持ち主の遍歴を解説します!
▼登場人物の復習をしたい方はこちらをチェック
・【ハリーポッターの杖】キャラクターとの関係性&特徴を初心者向けに解説!
①ダンブルドアが密かに所有
1945年以降、アルバス・ダンブルドアがニワトコの杖の持ち主でした。
ニワトコの杖をめぐって争いが起きぬよう、ダンブルドアはニワトコの杖を密かに所有していたのです。
②ダンブルドア⇒ドラコが持ち主になる
シリーズ6作目『ハリーポッターと謎のプリンス』で、死喰い人(デスイーター)としてドラコ・マルフォイはダンブルドアの殺害を命じられます。
そこでドラコは、ダンブルドアに武装解除呪文を放ち、ニワトコの杖を吹き飛ばしました。
これによってニワトコの杖の所有権がドラコに移ります。
その直後、ダンブルドアの命を絶ったのは、セブルス・スネイプでした。
所有権がドラコに移った後だったため、スネイプがニワトコの杖の所有者になることはありませんでした。
③ダンブルドアの墓⇒ヴォルデモートが手に入れる
ニワトコの杖の所有者はドラコに代わっていましたが、杖そのものはダンブルドアの墓に埋葬されていました。
ここがややこしく、一度観ただけではなかなか理解しにくいかもしれません。
魔法の杖は忠誠心を抱いている相手を主人(所有者)とし、真の所有者でないと使いこなすことができません。
ニワトコの杖の場合、所有者に勝利したり、武装解除呪文で奪い取らない限り、ただ手にするだけでは新しい所有者になれません。
ヴォルデモートは、ダンブルドアの墓からニワトコの杖を盗んだだけでした。
この時、ニワトコの杖はドラコが所有権を持っていたので、ヴォルデモートが扱うことはできなかったのです。
④ドラコ⇒ハリーが持ち主になる
「いつハリーがニワトコの杖の持ち主(所有者)になったのか」も重要なポイントです!
ドラコがもともと持っていた自分の杖に加えて、知らずのうちにニワトコの杖の所有権も得ていた後のこと。
ハリー・ハーマイオニー・ロンは、死喰い人に捕まってしまいます。
牢獄されたマルフォイ邸から逃げるため、ドラコらと戦い、ハリーはドラコの杖を奪います。
奪われたもともとのドラコの杖は、ハリーに忠誠を誓いました。
これによって、ドラコの杖とニワトコの杖の2本が、ハリーの所有する杖に加わったのです。
⑤ヴォルデモート⇒ハリーが手に入れる
ヴォルデモートとハリーの最終決戦で、ヴォルデモートはニワトコの杖を使いこなすことができませんでした。
ハリーは、ドラコから自分へとニワトコの杖の所有権が移っていることに気が付きます。
ニワトコの杖自身も、真の所有者であるハリーの手元へと戻っていきました。
そして杖を手にしたハリーは、持ち主として魔力を発揮し、ヴォルデモートを破ることができたんです。
ニワトコの杖:【ハリポタ】ニワトコの杖の結末は?映画と小説で物語が違う!
ニワトコの杖の新の持ち主となったハリーは、ヴォルデモートを滅ぼしました。
史上最強の杖を手にしたハリーは、その後、ニワトコの杖をどうしたのでしょうか?
ニワトコの杖に関しては、実は映画と小説で展開が異なっているんです。
◆映画版・ニワトコの杖の結末
映画版では、最終決戦のあとハリーはニワトコの杖を真っ二つに折ってしまいます。
そして、崖の下へ投げ捨ててしまうんです。
「ニワトコの杖はいらない」という、ハリーの潔くも強い意志が感じられます。
ニワトコの杖が存在することで争いが生まれたり、多くの魔法使いから身を狙われたりすることを避けたのかもしれませんね。
◆小説版・ニワトコの杖の結末
原作となったJ・K・ローリングが描く小説版では、ハリーの行動が違っています。
ハリーはニワトコの杖を、もともと持っていたハリーの杖の修復に使用します。
通常であれば折れた魔法の杖をなおすことはできないのですが、最強の杖であるニワトコの杖だからこそ出せる魔法でした。
そしてハリーは、ダンブルドアの墓にニワトコの杖を戻すといいます。
元あった場所に戻す、これがハリーの決断でした。
ニワトコの杖の所有者が、誰にも破られることなく自然と死を迎えることで、ニワトコの杖の力は破られることになります。
それこそがハリー、そしてダンブルドアの願いでした。
ハリー自身がニワトコの杖を手にしていたら、所有者とばれてしまいかねません。
持ち主とニワトコの杖のそのものを放すことで、杖の力を消滅させようと思っているんですね。
ニワトコの杖:【ハリポタ】誕生エピソード
ヴォルデモートとの最終決戦で命運を分けたニワトコの杖は、もともとは寓話に登場する伝説的な存在でした。
ニワトコの杖の誕生エピソードでもある、その寓話について解説します。
◆死の秘宝(ニワトコの杖・蘇りの石・透明マント)の寓話
死の秘宝とは、魔法界に伝わる寓話『吟遊詩人ビードルの物語』に収録された「三人兄弟の物語」に登場する3つのアイテムのこと。
寓話では長男・アンチオクと次男・カドマスが、与えられたそれぞれの死の秘宝によって、悲惨な死を迎えます。
透明マントを手にした三男・イグノタスだけが"死"に見つからずに済み、長生きした後に自らの意志でこの世を去ることができました。
ニワトコの杖:【ハリポタ】杖の持ち主は「勝者へと所有権が移る」
寓話に登場した長男、アンチオク・ペベレルがニワトコの杖の最初の持ち主だったと考えられています。
お酒に酔ったアンチオクは、杖の力をつい自慢してしまいました。
杖の強力さを知った何者かにより、アンチオクは殺され、ニワトコの杖を奪われてしまいます。
その後も、ニワトコの杖は暴力的な方法で、次々と新たな持ち主へと奪われていきました。
◆ニワトコの杖は勝者へ忠誠を誓う
ニワトコの杖が特殊なのは、主人の選び方にもあります。
魔法の杖は個々の性質・性格があり、「魔法の杖から持ち主の魔法使いを選ぶ」といわれています。
両者の相性が良いほど、魔法のパワーにも影響が出てくるんですよ!
魔法の杖が選んだ持ち主に対しては忠誠を誓います。
忠誠心を抱かれているものこそ、その杖の所有者として魔法の力を発揮することができます。
通常は、性格や相性によって魔法使いを選ぶのですが、ニワトコの杖は違います。
ニワトコの杖は、性格や情を判断材料にはしません。
前の所有者に"勝つ"、それがニワトコの杖が真の持ち主とする方法です。
そんなニワトコの杖の性質からも、最強の杖をめぐる暴力的な奪い合いが絶えなかったんですね。
ニワトコの杖:【ファンタビ】ダンブルドアがニワトコの杖を勝ち取る
魔法界シリーズの最新作『ファンタスティックビースト』では、ハリーポッターシリーズよりも前の出来事が描かれています。
ファンタスティックビーストにも、ニワトコの杖が登場するんですよ!
ファンタスティックビーストでは誰がニワトコの杖の持ち主なのか、解説していきます。
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◆最強の闇の魔法使い・グリンデルバルト
ファンタスティックビーストでニワトコの杖を所有しているのは、ゲラート・グリンデルバルトです。
秀才で強力な魔法使いであったグリンデルバルトは、闇の魔法に惹かれていきます。
そして、魔法界と人間界の両方を征服しようと企みます。
グリンデルバルトは、杖職人のグレゴロビッチを失神させ、ニワトコの杖を所有権ごと奪い取りました。
ニワトコの杖の持ち主となったグリンデルバルトは、最強の力で闇の勢力を増していきます。
ファンタスティックビーストの主人公であるニュート・スキャマンダーたちとの対立、戦いが始まっていくことになるんですね。
◆ニワトコの杖をもつグリンデルバルトに、ダンブルドアが勝利
魔法界で語り継がれている伝説の戦いがありました。
それが、1945年に起きたという、グリンデルバルト対ダンブルドアの戦いです。
ニワトコの杖をもつグリンデルバルトに、ダンブルドアは勝利します。
グリンデルバルトは 、ヌルメンガード城の最上階に幽閉。
ダンブルドアは正真正銘、ニワトコの杖の持ち主となりました。
1945年に所有して以降、ダンブルドアはおよそ50年間にわたってニワトコの杖の持ち主でした。
持ち主であることを隠してきたからこそ、ニワトコの杖をめぐる争いを避け、所有し続けることができたのでしょうね!
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まとめ
いかがでしたか?
魔法界において、史上最強の杖といわれるニワトコの杖を解説しました。
ハリーポッターシリーズでは、ニワトコの杖の持ち主の移り変わりが重要なポイントになっていました!
本記事を読んで、もう一度シーズン6作目『ハリーポッターと謎のプリンス』から観なおしていただけば、ニワトコの杖の持ち主が誰かわかりやすいと思いますよ◎
次シリーズ『ファンタスティックビースト』でも、ニワトコの杖が勝敗のカギを握ります。
ファンタスティックビーストでのニワトコの杖にも注目です!
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