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ファンタスティック・ビースト3作品のあらすじをネタバレ解説!伏線・重要人物・クリーデンスは何者?
ファンタスティックビースト3部作のあらすじをネタバレ解説します。1度観ただけではわからなかった人も、簡単にあらすじを理解できますよ!『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』と『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』、そして『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』をわかりやすく解説。
こんにちは。
映画鑑賞が趣味のしーちゃんです♪
魔法界を描いたJ・K・ローリングの新シリーズ、ファンタスティックビースト。
2022年4月8日(金)より、シリーズ3作目となる『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が公開されました。
そこで、今回は、ファンタスティックビースト3作品の全あらすじを解説します!
物語の本筋を簡単に理解できるよう、3作品すべてをネタバレありで紹介。
重要なポイントや伏線についても解説していきます◎
ハリポタシリーズもそうでしたが、ファンタビでは作中の細かな解説なしにサラっと重要人物が登場することが多いんです。
そのため、1回観ても理解しきれないシーンも多いでしょう。
もっとファンタビの世界を楽しむために、事前にあらすじを予習、もしくは鑑賞後の復習をしていきましょう★
- 【あらすじ①】主要キャラクターの出会い
- 【あらすじ②】闇の魔法使い・グリンデルバルトの暗躍
- 【あらすじ③】闇の力・オブスキュラスを持つ少年
- 【あらすじ④】クリーデンスを狙う正体が判明
・ファンタビあらすじ:2作目『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
- 【あらすじ①】グリンデルバルトが脱獄
- 【あらすじ②】クリーデンスを探す両者
- 【あらすじ③】リタレストレンジが抱える闇
- 【あらすじ④】グリンデルバルトの信者集め
- 【あらすじ⑤】双方の勝利への鍵
・ファンタビあらすじ:3作目『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
- 【あらすじ①】グリンデルバルドのたくらみ
- 【あらすじ②】打倒グリンデルバルド?でこぼこチームの結成
- 【あらすじ③】クリーデンスとダンブルドアの対決
- 【あらすじ④】グリンデルバルドのたくらみ
- 【あらすじ⑤】魔法のかばんカモフラージュ作戦
- 【あらすじ⑥】最終決戦
ファンタビあらすじ:1作目『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
ファンタビシリーズの舞台は、『ハリー・ポッターと賢者の石』から約70年前の1926年。
ハリポタシリーズと同じ世界における前日譚(ぜんじつだん)です。
1作目は時代背景と、主人公たち主要登場人物のキャラ紹介の面が強い物語になっています。
【あらすじ①】主要キャラクターの出会い
ファンタビシリーズの主人公は、魔法動物学者として働くニュート・スキャマンダ―(キャスト/エディ・レッドメイン)。
魔法動物の研究・保護のために世界を旅しています。
その途中でアメリカ・NYに立ち寄ったニュートは、魔法動物たちを逃がしてしまいました。
その一部始終を目撃していたのが、主要登場人物となってくる2人。
アメリカ合衆国魔法議会(MACUSA=マクーザ)で働く元闇払いの捜査員、ポーペンティナ・ゴールドスタイン(キャスト/キャサリン・ウォーターストン)。
そして、人間=ノーマジであるジェイコブ・コワルスキー(キャスト/ダン・フォグラー)です。
ティナの妹クイニ―・ゴールドスタイン(キャスト/アリソン・スドル)も加わり、4人となったニュート一行は、逃げ出した魔法動物たちを捕まえるため、NYを駆け回ることになります。
★伏線ポイント:魔法界と人間界
ノーマジ(人間)であるジェイコブに目撃されてしまったことを、ポーペンティナ(通称ティナ)は大激怒します。
存在を隠すことで身を守ってきた魔法族。
1926年頃の魔法界と人間界は、平和の均衡が今にも崩れそうな危ないバランスの中にありました。
人間界では魔法使いが存在すると怪しむ声、そして「魔法族を断絶すべき」といった反魔法族運動が行われていたからです。
人間による魔法族への一種の迫害があった、という背景は、今後のファンタビの核になってきます。
【あらすじ②】闇の魔法使い・グリンデルバルトの暗躍
一方、人間界NYでは、謎の黒い影による破損事件が相次いでいました。
1926年の魔法界は、最強の闇の魔法使い・グリンデルバルトが暗躍していた時代。
あのヴォルデモート卿が現れるまで、グリンデルバルトが最も恐ろしい存在でした。
謎の黒い影による一連の事件は、グリンデルバルト率いる闇の魔法使いの仕業ではないかと、マクーザは考えます。
そして事件多発と同時にNYへ現れたニュートが、闇の魔法使いの一員と疑われてしまうのです。
【あらすじ③】闇の力・オブスキュラスを持つ少年
もちろんニュートは事件の犯人ではありません。
事件現場を目撃したニュートは、一連の犯行が「オブスキュラス」によるものだと気が付きます。
オブスキュラスとは、魔法を抑圧されて育った孤独な心が生み出す闇の力。
本人の魔力の強さに比例して、オブスキュラスの凶悪さは強まります。
同時に、宿主の体内をむしばんでいくため、通常10歳までしか生きられないのです。
それにも関わらず、オブスキュラスの力を持っていたのは、10歳を超えた少年のクリーデンス・ベアボーン(キャスト/エズラ・ミラー)でした。
★伏線ポイント:闇の力を持つクリーデンスの謎
クリーデンスは、反魔法族団体のリーダーの養子でした。
人間界、しかも反魔法族思考の養親に虐待されながら育ったクリーデンスは、孤独を抱えてきました。
闇の力・オブスキュラスを生んでしまうのも納得。
しかし、なぜここまで凶悪な力、そして10歳を過ぎても生きていられる生命力がクリーデンスにはあったのでしょうか。
ファンタビ2で明かされるクリーデンスの出自に関わってくる、大きな伏線になっていますよ!
【あらすじ④】クリーデンスを狙う正体が判明
オブスキュラスの持ち主を助けるべく、現場に向かうニュート一行。
しかしその先には、マクーザの長官であるパーシバル・グレイブス(キャスト/コリン・ファレル)の姿がありました。
グレイブス長官は、ニュートを犯人に仕立て上げ、オブスキュラスの凶悪な力を利用しようとしていたのです。
力を暴走させてしまったクリーデンスは、マクーザの闇払いに追いつかれ、オブスキュラスと共に消滅。
それに怒ったグレイブス長官はマクーザを攻撃します。
グレイブス長官こそ、最強の闇の魔法使い・グリンデルバルト(キャスト/ジョニーデップ)だったのです。
ニュートに抑えられたグリンデルバルトは、マクーザに連行されていきました。
★その他のファンタビ伏線ポイント
最後のジョニーデップ演じるグリンデルバルトの登場には、度肝を抜かれました!
あらすじ内では紹介しきれなかった、ファンタビ1の重要なポイントや伏線を解説していきます。
【1】リタ・レストレンジ
ファンタビ1では、1人の女性が写真と名前のみ登場しました。
ニュートの同級生と紹介されたリタレストレンジですが、重要なのは苗字です。
ヴォルデモートに仕える悪女、ベラトリックス・レストレンジと同じなんですよね。
一瞬しか登場しないので見逃しがちですが、ファンタビ2への伏線になっていました。
【2】ジェイコブとクイニ―の恋
ノーマジであるジェイコブと、魔法使いのクイニ―は、なんと恋仲になってしまいます。
しかし、人間界に魔法族の存在を知られるのはタブー。
物語の最後にはオブリビエイト(記憶を消す魔法の呪文)されてしまいます。
2人の恋はこのまま終わってしまうのでしょうか?
ファンタビ2でまさかの発展をみせますよ!
ファンタビあらすじ:2作目『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
ファンタビ1のその後が描かれている第2作目。
今作で一気に重要登場人物が増え、物語が大きく動いていきます。
ファンタビ2ではグリンデルバルトを中心に、物語が波乱の展開へと進んでいきます。
【あらすじ①】グリンデルバルトが脱獄
グリンデルバルトが脱獄する場面から物語は始まります。
グリンデルバルトを再び捕えたい闇払いたちは、ニュートに仲間になるよう勧誘。
闇払いの一員である実兄テセウス・スキャマンダー(キャスト/カラム・ターナー)にも説得されますが、ニュートは「どちらにもつかない」と戦いに加わることを拒否します。
【あらすじ②】クリーデンスを探す両者
グリンデルバルトがパリへ訪れたのは、オブスキュラスの持ち主であるクリーデンスを仲間に引き入れるためでした。
ニュートのもとに姿を現したダンブルドアは、グリンデルバルトよりも先にクリーデンスを見つけてほしいと依頼してきます。
ファンタビ1で消滅したと思われていたクリーデンスでしたが、闇の力と共に健在。
孤独な心の穴を埋めるべく、出自の謎を追っていました。
実の家族が見つかれば、クリーデンスの孤独は癒され、オブスキュラスから救い出せるはず―…。
そしてニュートに話を持ち掛けたダンブルドアは「クリーデンスは、行方不明になったままのリタレストレンジの弟ではないか」と言いだします。
さらに「グリンデルバルトと戦えるのは君(ニュート)だけだ」とも。
ニュートの想い人・ティナがマクーザの闇払いに復職し、グリンデルバルトを追っていると知ったニュートは、ティナに会うためにもパリへと旅立ちました。
★伏線ポイント:血の誓いのペンダント
グリンデルバルトと同等、もしくはそれ以上の力を持つとされるダンブルドア。
なぜニュートに戦いを依頼し、自ら戦おうとしないでしょうか。
かつてのダンブルドアとグリンデルバルトは「兄弟以上の仲」でした。
2人は血の誓いを交わしており、互いに戦わないと誓い合っていたのです。
2人の血が混ざったペンダントによって、血の誓いは固く守られていました。
ハリポタで登場した破れぬ誓いのように、片方が違約すると災いが起こるようなものなのでしょう。
これによってダンブルドアはニュートへ戦いを託したのです。
【あらすじ③】リタレストレンジが抱える闇
リタレストレンジ(キャスト/ゾーイ・クラヴィッツ)は、かつてホグワーツ魔法学校でニュートの同級生であり、現在は実兄テセウスの婚約者として登場します。
リタは、スリザリン寮に所属。
純血の魔法族の家系・レストレンジ家に生まれた女性です。
学生時代からどこか闇を抱えていたリタですが、幼い頃に弟が行方不明になった過去がありました。
その弟がクリーデンスなのではないかという疑惑が浮上。
グリンデルバルトに導かれたニュート一行、リタレストレンジ、クリーデンスらは、レストレンジ家の墓地へと集まります。
そこでリタの口から明かされたのは悲しい真相でした。
レストレンジ家の当時の当主は、魔術を使って既婚女性を服従させ、再婚してしまいます。
その女性との間に生まれたのがリタでした。
その後、別の女性との間に弟・コーバスレストレンジが誕生。
リタや母親のことは愛さなかったレストレンジ当主でしたが、弟のコ―バスだけは特別でした。
そして復讐によってコ―バスを失うことを恐れたレストレンジ当主は、弟を船で逃亡させます。
その船にリタも乗っており、悲しみから弟を他人の赤子と入れ替えてしまいました。
その後、船は沈没し、真の弟コ―バスは死亡。
入れ替えたことで生き残った他人の赤子が、クリーデンスの正体でした。
リタと血縁でないことは判明したものの、クリーデンスの出自は謎のままでした。
【あらすじ④】グリンデルバルトの信者集め
レストレンジ家の墓地の先では、グリンデルバルトによる集会が開かれていました。
「ノーマジを愚かだと思っているわけではない」
「選ばれた我々(魔法族)が真の自由・愛を求めているだけ」
など、言葉巧みな演説により、魔法族の信頼を集めていきます。
ファンタビ1でみられた反魔法族団体による迫害という背景を知っている分、グリンデルバルトの言葉がいかに魔法族に響くかを感じさせますよね。
グリンデルバルトの集会に紛れていたニュート一行、闇払い、クリーデンスらは、選択を迫られることに。
敵対するなら死を、グリンデルバルトに忠誠を誓うなら仲間になれというのです。
グリンデルバルトの怪しげな演説に惹かれてしまったのが、ノーマジのジェイコブとの結婚という、真の自由と愛を夢みるクイニ―でした。
クイニ―、そしてクリーデンスはグリンデルバルトの仲間に自ら足を踏み入れてしまいます。
リタは誘いを断り、スキャマンダ―兄弟を守るためグリンデルバルトと戦い、死亡。
一瞬の隙をついて、ニュート一行はグリンデルバルトの集会から逃げ出すことができたのでした。
【あらすじ⑤】双方の勝利への鍵
リタに命を救われたニュートは「つく側を選んだ」と発言。
どちらにもつかないでいたニュートでしたが、初めて自分の意志でグリンデルバルトと戦う意思表明をしたのでした。
ニュート一行の味方に残ったのは以下の7名です。
<ニュート一行の味方>
・ニュート
・ダンブルドア
・ティナ
・ジェイコブ
・テセウス
・ユスフ
・マレディクタスの女性(ナギニ)
★伏線ポイント:血の誓い
今回の対決により、ニュートが連れている魔法動物によって、グリンデルバルトが所持していた血の誓いのペンダントを盗み出すことができました。
これによって、今後ダンブルドアとグリンデルバルトの戦いが起こる可能性がでてきます。
★伏線ポイント:クリーデンスの出自
ファンタビ2いちばんの衝撃は、クリーデンスの出自の謎です。
ついてくれば真相を教えるとグリンデルバルトに言われたクリーデンス。
グリンデルバルトの口から発せられた真相は「クリーデンスはダンブルドアの家系に属する」というもの。
そのことを知ったクリーデンスは力を覚醒させたよう。
邦題の"黒い魔法使いの誕生"とはグリンデルバルトのことではなく、クリーデンスを指していたのかもしれません。
ファンタビあらすじ:3作目『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
シリーズ3作目となる本作では、ニュートたち一行が、ついにグリンデルバルドと直接対決をします!
ダンブルドア先生の過去に隠された秘密も明かされますよ!
【あらすじ①】グリンデルバルドのたくらみ
物語は、ダンブルドアとグリンデルバルドの回想シーンから始まります。
お茶の席にグリンデルバルドを呼び出したダンブルドア。
ダンブルドアは「グリンデルバルドのことを今でも愛している」と告げ、彼が企む人間界の支配をやめるよう説得します。
ところが、耳を貸さないグリンデルバルド。
2人はこの時を最後に決別してしまいます。
その後シーンは現在へ。
森に1人現れた主人公のニュートは、"ある魔法生物"の出産を見守っていました。
それは人の心の純粋さを見通し、未来も予知できる「キリン」という高尚な生物。
ところが出産直後、突如襲撃してきたクリーデンスら一行によって、母親キリンは殺されてしまいます。
ニュートは命からがら逃げ出すも、子供のキリンを連れ去られてしまいます。
途方に暮れ、母親キリンの死を看取るニュート。
すると、ニュートの前にもう1匹の子供キリンが現れました。
母親は双子を出産していたのです!
ニュートは生き残った子供キリンを無事に保護し、鳥の魔法生物「ワイバーン」に乗ってその場を去っていくのでした。
★伏線ポイント:ダンブルドアとグリンデルバルドは恋愛関係
ダンブルドアとグリンデルバルドは、かつて同じ志を持ち、固い絆で結ばれていました。
2人の回想シーンでは、それが恋愛関係にまで発展していたことが判明します。
2人が「血の誓い」を交わしたのも、お互いを愛しているからこそだったのですね。
★伏線ポイント:もう1匹のキリン
キリン出産の場にクリーデンスが現れたのは、もちろんグリンデルバルドの指示によるものです。
ところがクリーデンスたちは、キリンが2匹生まれていたことに気づきませんでした。
ニュートによって保護されたキリンは、本作でグリンデルバルド打倒の鍵となりますよ!
【あらすじ②】打倒グリンデルバルド?でこぼこチームの結成
いよいよグリンデルバルドが本格的に動き始めると察知したダンブルドアは、ニュートに「仲間集め」の任務を託します。
ニュートはダンブルドアの指示に従い、助手の「バンティ」、マグルの「ジェイコブ」、兄の「テセウス」、魔法学校教授の「ラリー」、そしてリタ・レストレンジの異父兄である「ユスフ」を招集しました。
仲間にダンブルドアからの"贈り物"を渡したニュートは、ダンブルドアからの伝言を告げます。
「グリンデルバルドは未来を予知できるため、計画的に行動しても見破られる。計画は”何も計画”しないことだ。」
一行はそれぞれ散ってグリンデルバルド打倒に動くのでした。
「でこぼこチーム」始動です!
一方、グリンデルバルドのアジトでは、ジェイコブの恋人「クイニー」が登場します。
グリンデルバルドが手に入れたキリンの首をかききって殺し、何かを企む様子をクイニーは不安げに眺めているのでした。
★伏線ポイント:でこぼこチームを助ける贈り物
ダンブルドアはでこぼこチームのメンバーのうち4人に、グリンデルバルド打倒に役立つアイテムを贈り物として授けています。
・ジェイコブ:魔力のないただの杖
・テセウス:ネクタイ
・ラリー:本
・バンティ:秘密の手紙
ジェイコブに与えられた「魔力のない杖」は、後にジェイコブとラリーが起こす暴動事件において、容疑者の偽装工作として役に立ちます。
テセウスとラリーの贈り物はどちらも「ポートキー(空間移動魔法が付与されたアイテム)」で、彼らの窮地からの脱出の助けになります。
ちなみに、ユスフは何も贈り物を授かっていません。
【あらすじ③】クリーデンスとダンブルドアの対決
ニュートたちが計画を実行している最中、ダンブルドアはクリーデンスと鉢合わせます。
グリンデルバルドに「お前の正体はダンブルドアの血族だ」と告げられていたクリーデンスは、直接ダンブルドアに真相を確かめに来たのです。
闇の魔法を使って圧倒的な力を見せつけるクリーデンスでしたが、魔法戦闘において上手であるダンブルドアによって鎮圧されてしまいます。
そしてダンブルドアはこう告げるのでした。
「お前は私の弟ではないが、ダンブルドア一家である。」
一方、でこぼこチームの一員であるバンティは、ダンブルドアの家を訪れており、本当のダンブルドアの弟「アバーフォース・ダンブルドア」と会っていました。
また、サソリのような姿をした肉食の魔法動物「マンティコア」の巣に捕縛されていたテセウスは、助けに来たニュートや贈り物のネクタイのおかげで無事に脱出し、ダンブルドアの家に合流!
ラリーとジェイコブも、暴動沙汰に巻き込まれながら、それぞれの贈り物のおかげで見事に生きて抜け出し、ダンブルドアの家へと行き着きます。
しかしユスフだけは、グリンデルバルド側に合流してしまい、仲間が実質4人となってしまいます。
【あらすじ④】グリンデルバルドのたくらみ
その頃、国際魔法使い連盟では組織内の人間とグリンデルバルドの共謀により、グリンデルバルドを魔法使いのトップに立てようとする動きがありました。
グリンデルバルドは、殺したキリンを生ける屍として蘇らせ、国際魔法使い連盟と結託します。
そして突如、連盟のトップを決める選挙にグリンデルバルドが立候補することが認可されてしまったのです。
また、選挙は「キリンに選ばれし者」が勝利すると取り決められ、段取りが進んでいきます。
一方ニュートたちは、ホグワーツ魔法学校の「必要の部屋」を訪れます。
ダンブルドアが用意した偽の魔法のかばんを4人それぞれが持ち、キリンのありかをカモフラージュしながら選挙を阻止するという作戦です。
果たしてこの作戦は成功するのでしょうか?
【あらすじ⑤】魔法のかばんカモフラージュ作戦
舞台はブータンに移ります。
ニュートたちがグリンデルバルドのもとへ急ぐ中、クリーデンスや闇の勢力たちが次々と邪魔をしてきます。
ジェイコブは途中クイニーを見つけ、お互いの愛を確かめ合いますが闇の勢力に捕まってしまいます。
テセウスとラリーも激闘の末、一度は捕まりますが、敵が2人のかばんを開けると、『ハリーポッターシリーズ』でも登場した暴れ玉の「ブラッジャー」、『怪物的な怪物の本』などが飛び出し、闇の勢力に襲いかかりました。
2人のかばんは偽物だったのです。
さらに、一度は闇の勢力に合流したと思われたユスフも強大な魔法で闇の勢力を一掃!
テセウス、ラリーとともに選挙の場へと向かうのでした。
一方、ニュートは真っ先にグリンデルバルドのいる地へとたどり着きますが、かばんを奪われ、破壊されてしまいました。
そんな中、選挙は段取りよく進み、とうとうキリンが3人の候補から新たな国際魔法使い連盟のリーダーを選ぶ時がきてしまいます。
ここで用意されたキリンは、グリンデルバルドが準備した「生ける屍」のキリンです。
グリンデルバルドの思い通りになっているキリンは、当然のごとくグリンデルバルドの前に頭を垂れ、新たな魔法界のトップが決定…!
そこへ緑色の衣装を着た何者かが現れたのです。
【あらすじ⑥】最終決戦
顔を隠した者の正体は、なんとバンティでした。
隠し持っていたかばんを開け、本物のキリンを出すと、キリンはグリンデルバルドではなく、別の候補の一人を選んで頭を垂れます。
怒ったグリンデルバルドは捕まっていたジェイコブに苦しみの呪文をかけ、さらに真実を知って立ち向かってきたクリーデンスに死の呪文をかけようとします。
そこへ、ダンブルドア兄弟の2人が防御の魔法を発動し、ついにダンブルドアとグリンデルバルドの最終決戦が始まります。
互いに戦ってはいけないとされていた2人でしたが、やがてダンブルドアがグリンデルバルドを圧倒し、血の誓いのペンダントは破壊されます。
その後、グリンデルバルドは谷底に落ちて失踪。
魔法界の平和は保たれたのでした。
時は移り、無事生き残ったメンバーたちがクイニーとジェイコブの結婚式を開催します。
ニュートのもとには、ティナが久々に現れ、恋を予感させます。
テセウスもニュートとの無事を喜び合い、彼らの姿をダンブルドアは密かに見つめて去っていくのでした。
★伏線ポイント:血の誓いはなぜ破られた?
ダンブルドアは本作でグリンデルバルドと対決し、勝利しました。
ただ、ファンタビ2の時点で「互いに杖を交えることはできない」という「血の誓い」を交わしていた2人。
なぜ戦うことができたのでしょうか?
ダンブルドアは決戦後ニュートに「血の誓い」のことを尋ねられ、こう答えています。
「クリーデンスを殺そうとした時、彼は攻撃の魔法、私は防御の魔法を発動した。お互いの魔法が交錯した結果、誓いが破られてしまった。」
ここはかなり解釈が難しいところですが、血の誓いは「誓いを破ろうとすることで、かけられた者に罰を与える」という性質があります。
グリンデルバルドはクリーデンスを攻撃するため、ダンブルドアはクリーデンスを守るために魔法を発動しました。
どちらもクリーデンスのために放った魔法であり、誓いを破ろうとする意思は2人にはまったくありませんよね。
ですが、結果的に魔法が交錯したことで「お互いに杖を交えない」という誓いは破られてしまい、ペンダントが壊れてしまったと解釈できます。
★伏線ポイント:バンティの手紙の内容とは?
グリンデルバルド打倒の一番の功労者の一人といえば、バンティでしょう。
未来を予知できるグリンデルバルドの能力を破る、いわば「想定外の存在」であったバンティ。
前作までは、登場シーンが少なかったこともあり、作品を鑑賞された方にとっても彼女の活躍は想定外だったのではないでしょうか?
やはり、この活躍の鍵を握るのはダンブルドアが贈り物として託した手紙でしょう。
この手紙は、バンティだけが読んでもよい手紙であり、彼女が内容を理解した瞬間、手紙は消滅してしまいました。
そして、バンティは計画の種明かしの際にも「全貌は誰も知らない」という主旨の発言をしています。
バンティだけが計画の真の段取りを知っていると同時に、バンティさえもその計画が成功するかは分からなかったのかもしれません。
まとめ
ファンタスティックビースト1~3のあらすじ、伏線、重要ポイントを解説しました。
シリーズ3作目『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』で物語がひと段落ついたファンタビシリーズ。
ファンタビシリーズ4作目以降の続編にも期待したいところですね!
なお、過去のファンタビ、ハリーポッターシリーズはU-NEXTで、今すぐ視聴できます。
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