【解説】ファンタスティックビースト1&2のあらすじ!伏線・重要人物・クリーデンスは何者?
ファンタスティックビーストのあらすじを解説します。ファンタビシリーズは多くの伏線・謎・重要人物が登場します。1度観ただけではわからなかった人も、簡単にあらすじを理解できますよ!『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』と『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』をわかりやすく解説。ネタバレありのファンタビあらすじをCHECKして映画をもっと楽しみましょう♪

こんにちは。
映画鑑賞が趣味のしーちゃんです♪
魔法界を描いたJ・K・ローリングの新シリーズ、ファンタスティックビースト。
2018年にはシリーズ2作目となる『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』が公開になりましたね。
・ファンタビをまだ観ていない
・ファンタビ2だけ観ていない
・両方観たけど物語が理解できなかった
という人のために、ファンタスティックビースト1~2のあらすじを解説します!
物語の本筋を簡単に理解できるよう、ネタバレありで紹介。
重要なポイントや伏線についても解説していきます◎
ハリポタシリーズもそうでしたが、ファンタビでは作中の細かな解説なしにサラっと重要人物が登場することが多いんです。
そのため、1回観ても理解しきれないシーンも多いでしょう。
もっとファンタビの世界を楽しむために、事前にあらすじを予習、もしくは鑑賞後の復習をしていきましょう★
- 【あらすじ①】主要キャラクターの出会い
- 【あらすじ②】闇の魔法使い・グリンデルバルトの暗躍
- 【あらすじ③】闇の力・オブスキュラスを持つ少年
- 【あらすじ④】クリーデンスを狙う正体が判明
・ファンタビあらすじ:2作目『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
- 【あらすじ①】グリンデルバルトが脱獄
- 【あらすじ②】クリーデンスを探す両者
- 【あらすじ③】リタレストレンジが抱える闇
- 【あらすじ④】グリンデルバルトの信者集め
- 【あらすじ⑤】双方の勝利への鍵
ファンタビあらすじ:1作目『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
ファンタビシリーズの舞台は、『ハリー・ポッターと賢者の石』から約70年前の1926年。
ハリポタシリーズと同じ世界における前日譚(ぜんじつだん)です。
1作目は時代背景と、主人公たち主要登場人物のキャラ紹介の面が強い物語になっています。
【あらすじ①】主要キャラクターの出会い
ファンタビシリーズの主人公は、魔法動物学者として働くニュート・スキャマンダ―(キャスト/エディ・レッドメイン)。
魔法動物の研究・保護のために世界を旅しています。
その途中でアメリカ・NYに立ち寄ったニュートは、魔法動物たちを逃がしてしまいました。
その一部始終を目撃していたのが、主要登場人物となってくる2人。
アメリカ合衆国魔法議会(MACUSA=マクーザ)で働く元闇払いの捜査員、ポーペンティナ・ゴールドスタイン(キャスト/キャサリン・ウォーターストン)。
そして、人間=ノーマジであるジェイコブ・コワルスキー(キャスト/ダン・フォグラー)です。
ティナの妹クイニ―・ゴールドスタイン(キャスト/アリソン・スドル)も加わり、4人となったニュート一行は、逃げ出した魔法動物たちを捕まえるため、NYを駆け回ることになります。
★伏線ポイント:魔法界と人間界
ノーマジ(人間)であるジェイコブに目撃されてしまったことを、ポーペンティナ(通称ティナ)は大激怒します。
存在を隠すことで身を守ってきた魔法族。
1926年頃の魔法界と人間界は、平和の均等が今にも崩れそうな危ないバランスの中にありました。
人間界では魔法使いが存在すると怪しむ声、そして「魔法族を断絶すべき」といった反魔法族運動が行われていたからです。
人間による魔法族への一種の迫害があった、という背景は、今後のファンタビの核になってきます。
【あらすじ②】闇の魔法使い・グリンデルバルトの暗躍
一方、人間界NYでは、謎の黒い影による破損事件が相次いでいました。
1926年の魔法界は、最強の闇の魔法使い・グリンデルバルトが暗躍していた時代。
あのヴォルデモート卿が現れるまで、グリンデルバルトが最も恐ろしい存在でした。
謎の黒い影による一連の事件は、グリンデルバルト率いる闇の魔法使いの仕業ではないかと、マクーザは考えます。
そして事件多発と同時にNYへ現れたニュートが、闇の魔法使いの一員と疑われてしまうのです。
【あらすじ③】闇の力・オブスキュラスを持つ少年
もちろんニュートは事件の犯人ではありません。
事件現場を目撃したニュートは、一連の犯行が「オブスキュラス」によるものだと気が付きます。
オブスキュラスとは、魔法を抑圧されて育った孤独な心が生み出す闇の力。
本人の魔力の強さに比例して、オブスキュラスの凶悪さは強まります。
同時に、宿主の体内をむしばんでいくため、通常10歳までしか生きられないのです。
それにも関わらず、オブスキュラスの力を持っていたのは、10歳を超えた少年のクリーデンス・ベアボーン(キャスト/エズラ・ミラー)でした。
★伏線ポイント:闇の力を持つクリーデンスの謎
クリーデンスは、反魔法族団体のリーダーの養子でした。
人間界、しかも反魔法族思考の養親に虐待されながら育ったクリーデンスは、孤独を抱えてきました。
闇の力・オブスキュラスを生んでしまうのも納得。
しかし、なぜここまで凶悪な力、そして10歳を過ぎても生きていられる生命力がクリーデンスにはあったのでしょうか。
ファンタビ2で明かされるクリーデンスの出自に関わってくる、大きな伏線になっていますよ!
【あらすじ④】クリーデンスを狙う正体が判明
オブスキュラスの持ち主を助けるべく、現場に向かうニュート一行。
しかしその先には、マクーザの長官であるパーシバル・グレイブス(キャスト/コリン・ファレル)の姿がありました。
グレイブス長官は、ニュートを犯人に仕立て上げ、オブスキュラスの凶悪な力を利用しようとしていたのです。
力を暴走させてしまったクリーデンスは、マクーザの闇払いに追いつかれ、オブスキュラスと共に消滅。
それに怒ったグレイブス長官はマクーザを攻撃します。
グレイブス長官こそ、最強の闇の魔法使い・グリンデルバルト(キャスト/ジョニーデップ)だったのです。
ニュートに抑えられたグリンデルバルトは、マクーザに連行されていきました。
★その他のファンタビ伏線ポイント
最後のジョニーデップ演じるグリンデルバルトの登場には、度肝を抜かれました!
あらすじ内では紹介しきれなかった、ファンタビ1の重要なポイントや伏線を解説していきます。
【1】リタ・レストレンジ
ファンタビ1では、1人の女性が写真と名前のみ登場しました。
ニュートの同級生と紹介されたリタレストレンジですが、重要なのは苗字です。
ヴォルデモートに仕える悪女、ベラトリックス・レストレンジと同じなんですよね。
一瞬しか登場しないので見逃しがちですが、ファンタビ2への伏線になっていました。
【2】ジェイコブとクイニ―の恋
ノーマジであるジェイコブと、魔法使いのクイニ―は、なんと恋仲になってしまいます。
しかし、人間界に魔法族の存在を知られるのはタブー。
物語の最後にはオブリビエイト(記憶を消す魔法の呪文)されてしまいます。
2人の恋はこのまま終わってしまうのでしょうか?
ファンタビ2でまさかの発展をみせますよ!
ファンタビあらすじ:2作目『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
ファンタビ1のその後が描かれている第2作目。
今作で一気に重要登場人物が増え、物語が大きく動いていきます。
ファンタビ2ではグリンデルバルトを中心に、物語が波乱の展開へと進んでいきます。
【あらすじ①】グリンデルバルトが脱獄
グリンデルバルトが脱獄する場面から物語は始まります。
グリンデルバルトを再び捕えたい闇払いたちは、ニュートに仲間になるよう勧誘。
闇払いの一員である実兄テセウス・スキャマンダー(キャスト/カラム・ターナー)にも説得されますが、ニュートは「どちらにもつかない」と戦いに加わることを拒否します。
【あらすじ②】クリーデンスを探す両者
グリンデルバルトがパリへ訪れたのは、オブスキュラスの持ち主であるクリーデンスを仲間に引き入れるためでした。
ニュートのもとに姿を現したダンブルドアは、グリンデルバルトよりも先にクリーデンスを見つけてほしいと依頼してきます。
ファンタビ1で消滅したと思われていたクリーデンスでしたが、闇の力と共に健在。
孤独な心の穴を埋めるべく、出自の謎を追っていました。
実の家族が見つかれば、クリーデンスの孤独は癒され、オブスキュラスから救い出せるはず―…。
そしてニュートに話を持ち掛けたダンブルドアは「クリーデンスは、行方不明になったままのリタレストレンジの弟ではないか」と言いだします。
さらに「グリンデルバルトと戦えるのは君(ニュート)だけだ」とも。
ニュートの想い人・ティナがマクーザの闇払いに復職し、グリンデルバルトを追っていると知ったニュートは、ティナに会うためにもパリへと旅立ちました。
★伏線ポイント:血の誓いのペンダント
グリンデルバルトと同等、もしくはそれ以上の力を持つとされるダンブルドア。
なぜニュートに戦いを依頼し、自ら戦おうとしないでしょうか。
かつてのダンブルドアとグリンデルバルトは「兄弟以上の仲」でした。
2人は血の誓いを交わしており、互いに戦わないと誓い合っていたのです。
2人の血が混ざったペンダントによって、血の誓いは固く守られていました。
ハリポタで登場した破れぬ誓いのように、片方が違約すると災いが起こるようなものなのでしょう。
これによってダンブルドアはニュートへ戦いを託したのです。
【あらすじ③】リタレストレンジが抱える闇
リタストレンジ(キャスト/ゾーイ・クラヴィッツ)は、かつてホグワーツ魔法学校でニュートの同級生であり、現在は実兄テセウスの婚約者として登場します。
リタは、スリザリン寮に所属。
純血の魔法族の家系・レストレンジ家に生まれた女性です。
学生時代からどこか闇を抱えていたリタですが、幼い頃に弟が行方不明になった過去がありました。
その弟がクリーデンスなのではないかという疑惑が浮上。
グリンデルバルトに導かれたニュート一行、リタレストレンジ、クリーデンスらは、レストレンジ家の墓地へと集まります。
そこでリタの口から明かされたのは悲しい真相でした。
レストレンジ家の当時の当主は、魔術を使って既婚女性を服従させ、再婚してしまいます。
その女性との間に生まれたのがリタでした。
その後、別の女性との間に弟・コーバスレストレンジが誕生。
リタや母親のことは愛さなかったレストレンジ当主でしたが、弟のコ―バスだけは特別でした。
そして復讐によってコ―バスを失うことを恐れたレストレンジ当主は、弟を船で逃亡させます。
その船にリタも乗っており、悲しみから弟を他人の赤子と入れ替えてしまいました。
その後、船は沈没し、真の弟コ―バスは死亡。
入れ替えたことで生き残った他人の赤子が、クリーデンスの正体でした。
リタと血縁でないことは判明したものの、クリーデンスの出自は謎のままでした。
【あらすじ④】グリンデルバルトの信者集め
レストレンジ家の墓地の先では、グリンデルバルトによる集会が開かれていました。
「ノーマジを愚かだと思っているわけではない」
「選ばれた我々(魔法族)が真の自由・愛を求めているだけ」
など、言葉巧みな演説により、魔法族の信頼を集めていきます。
ファンタビ1でみられた反魔法族団体による迫害という背景を知っている分、グリンデルバルトの言葉がいかに魔法族に響くかを感じさせますよね。
グリンデルバルトの集会に紛れていたニュート一行、闇払い、クリーデンスらは、選択を迫られることに。
敵対するなら死を、グリンデルバルトに忠誠を誓うなら仲間になれというのです。
グリンデルバルトの怪しげな演説に惹かれてしまったのが、ノーマジのジェイコブとの結婚という、真の自由と愛を夢みるクイニ―でした。
クイニ―、そしてクリーデンスはグリンデルバルトの仲間に自ら足を踏み入れてしまいます。
リタは誘いを断り、スキャマンダ―兄弟を守るためグリンデルバルトと戦い、死亡。
一瞬の隙をついて、ニュート一行はグリンデルバルトの集会から逃げ出すことができたのでした。
【あらすじ⑤】双方の勝利への鍵
リタに命を救われたニュートは「つく側を選んだ」と発言。
どちらにもつかないでいたニュートでしたが、初めて自分の意志でグリンデルバルトと戦う意思表明をしたのでした。
ニュート一行の味方に残ったのは以下の7名です。
<ニュート一行の味方>
ニュート
ダンブルドア
ティナ
ジェイコブ
テセウス
ニコラス・フラメル(錬金術師)
マレディクタスの女性(ナギニ)
★伏線ポイント:血の誓い
今回の対決により、ニュートが連れている魔法動物によって、グリンデルバルトが所持していた血の誓いのペンダントを盗み出すことができました。
これによって、今後ダンブルドアとグリンデルバルトの戦いが起こる可能性がでてきます。
★伏線ポイント:クリーデンスの出自
ファンタビ2いちばんの衝撃は、クリーデンスの出自の謎です。
ついてくれば真相を教えるとグリンデルバルトに言われたクリーデンス。
グリンデルバルトの口から発せられた真相は「クリーデンスはダンブルドアの家系に属する」というもの。
そのことを知ったクリーデンスは力を覚醒させたよう。
邦題の"黒い魔法使いの誕生"とはグリンデルバルトのことではなく、クリーデンスを指していたのかもしれません。
まとめ
ファンタスティックビースト1~2のあらすじ、伏線、重要ポイントを解説しました。
シリーズ2作目『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で大きな動きをみせたファンタビシリーズ。
まだまだ紹介したい伏線や謎が多いのですが、今回はここまで!
ファンタビシリーズはこれからもっと面白くなりそうですよ♡
なお、過去のファンタビ、ハリーポッターシリーズはU-NEXTで、今すぐ視聴できます。
・ファンタビ&ハリー・ポッター シリーズ(U-NEXT)
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