【ジブリ×サマー】夏が来た〜!と感じられるジブリ映画5選!ジメジメした夏を乗り切ろう!
夏にピッタリのジブリ映画5本をご紹介します。ジリジリと照りつける太陽に、ミンミンと鳴くセミなど、日本の夏の風物詩は数多くあります。年々暑さが厳しくなる中、夏がいやだ〜となりがちですが、そんな時こそ、ジブリ映画です。ジブリ映画では、日本の夏を美しく描き、懐かしさやワクワク感を与えてくれます。子どもから大人までみんなが童心を持って観られるジブリ映画を5本ピックアップしました。
こんにちは、Reneです。
夏をテーマにした映画は名作揃いと言われていますが、スタジオジブリ映画も例外ではありません。
日本各地の夏特有の雰囲気を堪能できる長編アニメーション映画が多く作られました。
これから始まる夏にワクワクしてみたり、幼少期に経験した夏休みの思い出を振り返ってみたり、楽しみ方は無限大です。
今回は5作品をピックアップし、作品ごとのあらすじと夏映画としての見どころを一緒にご紹介していきます。
それでは早速みていきましょう!
・夏に観たいジブリ映画:②おもひでぽろぽろ(1991年)
・夏に観たいジブリ映画:③千と千尋の神隠し(2001年)
・夏に観たいジブリ映画:④猫の恩返し(2002年)
・夏に観たいジブリ映画:⑤思い出のマーニー(2014年)
夏に観たいジブリ映画:①となりのトトロ(1988年)
1本目は1988年公開の『となりのトトロ』です。
名曲「さんぽ」が使われており、子供でも見やすい作品です。
あらすじ
「そりゃあすごい!お化け屋敷に住むのが父さんの夢だったんだ」と話すのは、小学6年生のサツキと、4歳のメイのお父さん。
お母さんの入院する病院の近くの田舎町に引っ越してきたサツキとメイは、引っ越し準備をしているときに、真っ暗な部屋で不思議な「まっくろくろすけ」と出会います。
お化けが住んでいるかもしれないと恐れますが、お父さんもお母さんもお化け屋敷の話にワクワクしながら耳を傾けてくれることで、警戒心は徐々に溶けていきました。
そんなある日、メイが裏庭でひとり遊びをしていると、白くてふわふわとした生き物が現れます。
興味津々のメイは、白くてふわふわした生き物を追いかけ回すと、その先には、「トトロ」と名乗る白とグレーのふわふわした大きな生き物がいて…。
・【ジブリ映画】となりのトトロのネタバレありのあらすじ&見どころを紹介!
見どころ
スタジオジブリの夏映画の定番といえば、『となりのトトロ』です。
『となりのトトロ』では、メイの麦わら帽子や田舎町で採れた野菜を川で冷やして食べる場面など、夏を感じさせる要素が詰まっています。
緑の茂った日本の田舎町で夏を過ごしたくなる気分にさせてくれるでしょう。
夏に観たいジブリ映画:②おもひでぽろぽろ(1991年)
2作目は1991年公開の『おもひでぽろぽろ』です。
主人公が過去の自分に出会うという、ノスタルジーを感じさせてくれる作品です。
あらすじ
1982年の夏。
東京で生まれ育ったタエ子は、27歳になり、変わり映えのない生活に物足りなさを感じていました。
何かを変えようと思い立ち、10日間の休暇をとったタエ子は、姉が結婚したことで繋がりができた山形の親戚の家で田舎の生活を送ることに。
東京生まれ、東京育ちの妙子にとって、田舎生活は憧れでした。
胸を高鳴らせながら深夜列車に揺られていると、脳裏に小学5年生のタエ子が現れ、「あの頃」を思い出します。
小学5年生といえば、多感な時期であり、心境にさまざまな変化が訪れる時期。
そして、27歳になったタエ子もまた、さまざまな心境を胸に抱えていました。
27歳のタエ子と小学5年生のタエ子の旅は、どのように進んでいくのでしょうか。
・【ジブリ映画】『おもひでぽろぽろ』を徹底解説!あらすじ、主要キャラと声優、原作、魅力(トリビア)まとめ!
見どころ
昭和を生きた人はもちろん、その時代を知らない人でも、ノスタルジーを感じさせてくれる「おもひでぽろぽろ」。
当時、パイナップルは高級品だったため、食べ方をよく知らないタエ子たちが、せっかくのパイナップルをどうしたのか注目してみてください。
夏ならではの思い出が詰まっていて、都会の良さと田舎の良さのどちらも感じられる、ハートフルな作品となっています。
夏に観たいジブリ映画:③千と千尋の神隠し(2001年)
3本目は2001年公開の『千と千尋の神隠し』です。
スタジオジブリ史上もっともヒットした作品としても有名です。
あらすじ
父親の転勤を理由に都会から田舎に引っ越すことになった10歳の少女・千尋。
千尋は、学校の友達と別れてからずっと不機嫌なまま車に乗っていました。
父親の運転する車は、引っ越し先の家に向かっていたのですが、道を間違えてしまい、森の山道を進み、行き止まりのトンネルにたどり着きます。
不吉な予感を感じた千尋の忠告を無視し、興味本位でトンネルを潜る両親についていく千尋。
トンネルの先には人の気配のない街が広がっていました。
両親は美味しそうな匂いに釣られて、亭主のいない路面店の食べ物を食い漁ります。
呆れた千尋が1人で街を散策していると、同い年くらいの少年が現れ、今すぐここを立ち去れと忠告。
驚いた千尋が急いで両親の元へ戻ると、2人は豚の姿へと変わり果てていて…。
・【ジブリ】『千と千尋の神隠し』を徹底解説!あらすじ、主要キャラと声優、トリビア、公開年、興行収入まとめ!
見どころ
夏といえば長期休みで、新たな出会いや冒険などワクワクする行事がたくさん待っています。
「千と千尋の神隠し」は、千尋が新しい街へやってきて両親のために湯屋で働き、冒険と成長を経験する物語です。
物語が終わると、どこか寂しい気持ちになるのですが、夏の終わりもなんだか寂しさを感じますよね。
そして、久石譲が手がけるサウンドトラックには、「あの夏へ」というタイトルの曲が使われています。
聞いているだけで夏の風景が頭に浮かぶような曲になっているので、本編と一緒に注目してみてください。
夏に観たいジブリ映画:④猫の恩返し(2002年)
4本目は2002年公開の『猫の恩返し』です。
主人公ハルの不思議な体験を描いたファンタジー作品は、観る人をあたたかい気持ちにさせてくれます。
あらすじ
天真爛漫だけど少しおっちょこちょいな主人公・ハルは、下校中に車に轢かれそうになっていた猫を助けてあげます。
すると、その猫はハルの方を振り返ってお辞儀をしてどこかへ行ってしまいました。
驚いたハルがその日の出来事を母親に話してみると、小さい頃も猫と喋ったという話をしていたことを聞かされます。
その晩、ハルが眠りにつこうとしたところ、猫の大群が押し寄せてきて、ハルを猫の国に招待し、猫の国の王子の結婚相手にすると言い出します。
なんと、ハルが日中に助けた猫は、猫の国の王子だったのです。
困ったハルは、どこからか聞こえてきた助言をもとに、猫の事務所を探し始め…。
・【ジブリ映画】『猫の恩返し』のキャラクター紹介!主人公ハルと猫たちの名前と性格を一覧で紹介
見どころ
主人公のハルは、明るくて純粋、まさに夏がぴったりな女の子。
夏の明るい雰囲気にピッタリです。
女子高校生が猫の国に招待されていろいろなトラブルに巻き込まれるのは波瀾万丈ですが、猫の事務所を営むバロンとの掛け合いにはドキドキ・ワクワクしてきますよ。
太陽や緑がたくさん登場する『猫の恩返し』で夏を体感してみましょう。
夏に観たいジブリ映画:⑤思い出のマーニー(2014年)
5作目は2014年公開の『思い出のマーニー』です。
北海道を舞台に、主人公杏奈のほろ苦いひと夏の日々が描かれます。
あらすじ
人気の少ない海辺近くの湿っ地屋敷で過ごすのは、心を閉ざした少女・杏奈。
杏奈が1人で散歩をしていると、金髪の少女・マーニーがお屋敷に閉じ込められていることに気づきます。
マーニーは「私たちのことは秘密、永久に」と言います。
そこで、2人は誰にも気づかれないように静かに友情を育むことに。
時を超えて開催された舞踏会、告白の森、崖のうえのサイロの夜など…この夏でしか体験することのできないことを通してかけがえのない思い出を作っていきます。
そんな中、夏の終わりが近づくにつれて、2人に別れのタイミングがやってきて…。
・映画『思い出のマーニー』のあらすじ&ネタバレ考察!マーニーの正体は誰?声優キャストは誰?
見どころ
北海道がモデルとなった「思い出のマーニー」は、北海道ならではの涼しげな夏が描写されています。
ジリジリと照りつける夏というよりは、真夏でありながらもスカッとした空気感が画面越しからも体感できるでしょう。
そして、心を閉ざした主人公の少女・杏奈が新たな出会いを通して変化していく様子を通して、夏だからこそ開放的になって外に出てみようかなという気持ちにさせてくれます。
その時期、その年だからこそ感じられる特別な何かのために、夏の思い出を作ってみたくなる映画です。
まとめ
この記事では、夏におすすめのジブリ映画を5本ご紹介しました。
ジブリ映画は、DVDショップでレンタルできたり、地上波で定期的に放送されていたりするので、ぜひ夏が終わるまでに鑑賞してみてください。
ジブリ映画を見ればジリジリとした暑さも吹き飛ぶかもしれませんね。
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