ディズニーの悪役12人!ヴィランズを代表するマレフィセントやウィックド・クイーンまとめ!
今回は愛すべきディズニーの悪役「ディズニー・ヴィランズ」を12人ご紹介☆ディズニー映画に欠かせない悪役たちについてまとめてみました。 マレフィセント(眠れる森の美女)、ウィックド・クイーン(白雪姫)、アースラ(リトル・マーメイド)、ジャファー(アラジン)など人気キャラクターがたくさんいますよ!
こんにちは!ディズニー大好きみーこです。
ディズニー映画と言えば、心優しく正義に満ちたヒロインたちが大活躍します。
そんな主役たちの魅力を引き立てているキャラクターこそが、ディズニー映画の悪役(ヴィランズ)なのです!
近年ではマレフィセントの実写映画が上映されるなど、ヴィランズが密かなブームになっているようです。
サブキャラクターではあるものの、個性溢れる悪役は物語を飾る上でとても大切な存在なんですよ。
ハロウィンではヴィランズのコスチュームを楽しむ人も増えており、仮装にもおすすめ。
今回は、クールで魅力的なディズニーの悪役をまとめましたよ!
・ディズニーの悪役:ディズニー・ヴィランズの中心人物
- ①マレフィセント(眠れる森の美女)
- ②ウィックド・クイーン(白雪姫)
- ③アースラ(リトル・マーメイド)
- ④ジャファー(アラジン)
- ⑤ハートの女王(ふしぎの国のアリス)
- ⑥クルエラ・ド・ヴィル(101匹わんちゃん)
- ⑦フック船長(ピーター・パン)
- ⑧ガストン(美女と野獣)
- ⑨ハデス(ヘラクレス)
- ⑩マザー・ゴーテル(塔の上のラプンツェル)
- ⑪ロッツォ(トイ・ストーリー3)
- ⑫カー(ジャングル・ブック)
・ディズニーの悪役:ヴィランズの最期は「落ちて死ぬ」ことが多い?
・ディズニーの悪役:ヴィランズの子供たちが映画の主役に
ディズニーの悪役:ヴィランズとは?
中には、初めてヴィランズという名前を聞いた方もいるのではないでしょうか。
ヴィランズとは、ディズニー作品に登場する悪役キャラクターたちのこと!
ディズニー映画には必ず心美しいヒロインやヒーローたちが登場しますが、同じくほとんどの作品で悪役たちも登場します。
そんな悪役たちを、ディズニーでは「ヴィランズ」と呼んでいるんですよ。
ウォルト・ディズニーは各作品を盛り上げるうえで悪役を重要視していました。
世の中の「悪の象徴」を表現することで、作品に教訓やスリルを与えるためです。
ほとんどのヴィランズの服装が赤・黒・紫のような、恐怖感や威圧感を与える色味であることも「この人物こそがヴィランだ!」と人々に見せつけるためだといえます。
悪役「ヴィランズ」はヒロインやヒーローたちを消すために、あの手この手で悪さを企みます。
そんな恐ろしいヴィランズですが魅力的なキャラクターが多いため、近年ではハロウィンイベントの主役になったり、多数の商品展開がされたりととても人気のある存在なんです♪
ディズニーの悪役:ディズニー・ヴィランズの中心人物
ディズニー・ヴィランズの中で中心核と言われる悪役たちをご紹介します。
①マレフィセント(眠れる森の美女)
1人目のディズニーの悪役は、マレフィセントです。
マレフィセントは、「魔の山」の古城に住むディズニー・ヴィランズのリーダー!
オーロラ姫に呪いをかけ、炎をはくドラゴンにも変身する最恐の魔女と恐れられています。
外見は金色の瞳を持ち頭に2本の角を生やし、真っ黒なマントを着て水晶玉を付けた杖を持ち歩いています。
部下にはイノシシやコウモリたちがいますが、唯一信頼しているのは知性的なカラスのディアブロのみ。
ちなみにマレフィセントは、人間ではなく妖精族に属しています。
本作では、初登場シーンから王国を揺るがす「絶対悪」として登場するマレフィセント。
2014年に公開された実写映画「マレフィセント」では、なぜ妖精である彼女がヴィランへと変貌してしまったのか、という謎に迫っています。
「眠れる森の美女」とは話の展開が少し異なりますが、マレフィセントの魅力に迫るならばぜひ見ておきたい映画ですよ◎
・【実写版】オーロラ姫ってどんなキャラクター?『眠れる森の美女』との違いは?
②ウィックド・クイーン(白雪姫)
2人目のディズニーの悪役は、ウィックド・クイーンです。
ウィックド・クイーンは、邪悪な老婆(魔女)に変身し毒りんごで白雪姫を殺そうとする恐ろしくも美しい女王。
外見は、黒いマントに金の王冠と青紫色の女王らしいゴージャスな衣装を着ています。
この世で自分が1番美しくないと気がすまない白雪姫の継母であり、裏で黒魔術を操ることも。
公式では「ウィックド・クイーン」と呼ばれていますが、他にも「エヴィル・クイーン」や「クイーン・グリムヒルド」など様々な呼び名がある悪役のようです。
また、ウィックド・クイーンのイメージモデルはハリウッド女優のジョーン・クロフォードだと言われています。
東京ディズニーランドでもウィックド・クイーンに会うことができます。
場所はファンタジーランドにある「白雪姫と七人のこびと」!
ホラーライドの「ホーンテッドマンション」よりも怖いと話題で、トロッコに乗り込んだゲストにウィックド・クイーンの魔の手が襲い掛かってきます!
③アースラ(リトル・マーメイド)
3人目のディズニーの悪役は、アースラです。
アースラはアリエルの父であるトリトン王の地位を奪おうとする、執念深く妖しげな海の魔女の悪役。
外見はふくよかな女性ですが、下半身はタコのような脚を持っています。
トリトンが溺愛しているアリエルを人質に、トリトンからトライデントを奪い取るという野望を持っています。
エリック王子と同じように人間になりたいアリエルの弱みにつけこみ契約を持ちかけ、彼女の声と引き換えに3日間だけ魔法で人間にしました。
また、アースラはアリエルの淡い恋心を打ち砕くため、「ヴァネッサ」という人間の少女に変身しエリックを目移りさせようともくろみます。
アースラのヴァネッサ姿は、実はディズニーの仮装でも影の人気者。
紫色のドレスとアリエルの声を閉じ込めた貝殻のペンダントを装うコスチュームが可愛いです♪
④ジャファー(アラジン)
4人目のディズニーの悪役は、ジャファーです。
ジャファーは、杖で魔法を操ることができる悪役でアグラバーの大臣。
外見は長身で黒や赤、金の怪しげなカラーの衣装を身にまとい、コブラの杖を持ち歩いています。
アラジンをはじめサルタン国王やジャスミンを魔力で操り、相棒でオウムのイアーゴと共に王国の支配を企みます。
しかし、当時のアラビア社会の世襲制を表現した作品であるアラジンにおいて、「ジャファー」というのはちょっぴりかわいそうな存在。
というのも、たくさんの兵を集める力や賢い知略を持っておきながら、国王サルタンの子孫でないために王になることができないのです。
しまいには、アラジンたちによって魔法のランプに封印されてしまうという悲劇っぷりです。
ところが主人公アラジンは例外。
下町で生まれ、盗っ人として育ったのにもかかわらず王女ジャスミンと結婚を果たします。
国の統治においてカリスマ性さえ感じられるジャファー目線から見れば、「アラジン」の結末ほど屈辱的な終わり方はないでしょう。
そんなジャファーは続編となる「アラジン2 ジャファーの逆襲」で再び登場しますよ♪
⑤ハートの女王(ふしぎの国のアリス)
5人目のディズニーの悪役は、ハートの女王です。
ハートの女王は、『ふしぎの国のアリス』に登場する意地悪で怒りっぽい大柄のトランプの悪役。
部下が失敗をするなど気に入らないことがあると、「首をはねろ!」というのが口癖です。
ハートの女王は「不思議の国」をあべこべな法律と文化で統治しています。
例えば「裁判制度が存在しない」、「採決よりも判決が先」といった不思議な法律が多く、周囲に恐れられる一方でおかしがられている面もあり、ヴィランの中でもちょっとかわいい人物です。
ディズニーランドのファンタジーランドでは、悪役としてグリーティングも行っており怖い顔をしていますが気軽に声をかけてみましょう♪
⑥クルエラ・ド・ヴィル(101匹わんちゃん)
6人目のディズニーの悪役は、クルエラ・ド・ヴィルです。
クルエラ・ド・ヴィルはダルメシアンの飼い主アニタの旧友で、実写映画ではアニタが務めるデザイン会社の社長。
毛皮マニアでダルメシアンの子犬を毛皮にしようと企む悪役です。
ディズニーのヴィランズはたいてい「強さ」や「魔法」、「知略」といった資質を持ち合わせていますが、クルエラの場合は「ファッションセンス」でしょう!
常に溺愛する毛皮を身にまとい、町中の人々の目を惹く存在です。
ちなみに実写映画 『101匹わんちゃん』から、4年後のクルエラは愛犬家になっているんですよ。
⑦フック船長(ピーター・パン)
7人目のディズニーの悪役は、フック船長です。
フック船長はピーター・パンの宿敵で、左手がかぎづめ(フック)になった悪名高き海賊船の船長!
外見は、真っ赤なロングコートとフリルの付きの白いブラウス、羽根帽子に黒い靴を身にまとった紳士的なスタイルの悪役なんですよ。
「ピーターパン」という作品の面白いところとして、作品のメインヴィランであるフック船長に対し、かつて彼の左手を奪った「チクタクワニ」というヴィラン(敵)が登場することです。
敵の敵は味方といいますが、チクタクワニも物語終盤でフック船長の退治に貢献しました☆
実はウォルト・ディズニーが『ピーター・パン』を製作していた段階で、フック船長は多くの人々から愛されるキャラクターになるだろうと確信しており、あえて映画のラストシーンでフック船長を殺さないストーリーにしたそうです。
⑧ガストン(美女と野獣)
8人目のディズニーの悪役は、ガストンです。
ガストンは、美しいベルを自分のものにしたいと願う町1番のうぬぼれ屋で乱暴者の悪役。
狩猟の名人でもありベルを手に入れるためならどんな卑怯な手段もいとわない、ディズニープリンセス映画初となる男性悪役なんですよ。
しかし、確かな強さと勇敢さを持ち合わせているのは事実!
ガストンは村の中で民衆に尊敬される存在として登場します。
野獣と戦うラストシーンでガストンが城から落下していく瞬間に一時停止してみると、ガストンの目の中にはドクロが写り込んでいます。
その後にガストンが、どんな運命を辿るかが予言されている描写なんですよ。
⑨ハデス(ヘラクレス)
9人目のディズニーの悪役は、ハデスです。
ハデスは、神の国オリンポスの支配を企む冥界(死者の国)の冷徹な王の悪役。
半分人間にしたヘラクレスを部下の失敗で始末できなかったため、手下を派遣し殺そうとします。
ハデスという人物の描かれ方はヴィランの中でも少々特殊。
コメディ味さえ感じられる独特なセリフ回しには、見た目とのギャップがあります。
普段は青い体をしていますが、起こると頭にともる炎が爆発し赤い体へと変貌します!
面白みあふれる人物ですがやはりヴィランだけあって怒ると非常に怖いです。
⑩マザー・ゴーテル(塔の上のラプンツェル)
10人目のディズニーの悪役は、マザー・ゴーテルです。
マザー・ゴーテルは、ラプンツェルの育ての親で彼女の長い髪に秘められた魔力を独り占めするため長年塔の中に閉じ込めてきたずる賢い悪役。
たいてい血がつながっていなくとも、十数年子供を育てていれば愛が芽生えそうなものですが、ゴーテルの場合は真実の愛と結びつきませんでした。
ずっと長生きしたい、若返りたいという欲望には勝てなかったようですね。
実はゴーテルは、寿命が原因で死んだのが初めてのディズニー・ヴィランズなんですよ。
⑪ロッツォ(トイ・ストーリー3)
11人目のディズニーの悪役は、ロッツォです。
ロッツォは、ディズニーピクサー映画『トイ・ストーリー3』に登場するピンクのクマのぬいぐるみの悪役。
ぎゅっと抱きしめるとイチゴの香りがするかわいらしいテディベアなんですよ。
しかし、その見た目とはうらはらに、サニーサイド保育園を支配しようと企むおもちゃ軍団のリーダーです。
ロッツォは東京ディズニーシーのグリーティングやショーでたびたび登場します。
正直、映画を見ていない人からすれば、目の前にピンクのクマが現れた時、悪役だとわからないのではないかと筆者は懸念しています…。
⑫カー(ジャングル・ブック)
12人目のディズニーの悪役は、カーです。
カーは『ジャングル・ブック』に登場する、催眠術をかけられる大蛇の悪役。
主人公モーグリに、催眠術をかけてグルグル巻きにして食べようします。
ちなみにカーの声優を務めたスターリング・ホロウェイは、『ふしぎの国のアリス』に登場するチェシャ猫の声も担当しているんですよ。
悪役ですがとてもゆっくりとした口調で話すため、癒し声とも言われているようです。
また、これは豆知識ですがディズニーキャラクターの中に蛇がモデルとなった登場人物は極めて少なく、カーはそんな貴重なディズニースネークの1匹なんです。
他にはロビンフッドに登場する「サー・ヒス」やプリンセスと魔法のキスに登場する「ジュジュ」などがあげられますが、知名度はイマイチ…。
蛇キャラはディズニー映画界ではマイナーなんですね。
ディズニーの悪役:ヴィランズの最期は「落ちて死ぬ」ことが多い?
ヴィランズ(悪役)には、必ず悲劇的な最期が訪れます。
映画のストーリーはそれぞれ違うものの、悪役たちの最期にはちょっと不思議な共通点があることをご存知でしょうか?
それは、ヴィランズの最も多い死因は「転落」なのです。
例えば、
・『白雪姫』クイーン・グリムヒルド→崖から落下
・『美女と野獣』ガストン→城の塔から落下
・『塔の上のラプンツェル』マザー・ゴーテル→塔の上から落下
・『ノートルダムの鐘』フロロー→マグマに落下
などの運命を遂げています。
もちろん中には、魔法が跳ね返って消えてしまう人や、船に激突され死んでしまう人など様々な死のパターンもあります。
なぜディズニーの悪役たちは「落下死」が多いのでしょうか?
1つ目の理由は大勢の子供たちの目に触れる映画なので、なるべく残酷な描写を描きたくないというディズニー側の配慮があるそうです。
もう1つは主役たちの手を汚さずに済むのだとか。
いくら悪役だからと言ってプリンセスやプリンスが残酷な殺し方をしてしまったら、後味が悪くなってしまいますし「残虐」な印象がついてしまいますね。
ディズニーの悪役:ヴィランズの子供たちが映画の主役に
ディズニー・チャンネルでは、ヴィランズファン必見の『ディセンダント』という実写映画が登場しました。
どんな内容なのかというと、「もしもディズニー・ヴィランズに10代の子供たちがいたら…」という設定の物語です。
『眠れる森の美女』のマレフィセントをはじめ、『アラジン』のジャファーや『白雪姫』のウィックド・クイーン、『101匹わんちゃん』のクルエラ・ド・ヴィルたちの個性溢れる子供たちが登場します。
ヴィランズの親目線で展開されるストーリーは、これまで見たことのない違った悪役たちの姿を見ることができますよ♪
最新作
・【ディズニーチャンネル】ディセンダント3のあらすじ&予告まとめ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、ディズニーの悪役「ディズニー・ヴィランズ」についてご紹介しました。
邪悪で賢いけれど、どこか惹きつけられるかっこいいヴィランズが大好き!というファンの方も多いのでは?
ディズニーの悪役「ヴィランズ」の魅力を味わいにパークに足を運んでみてはいかがでしょうか♪
キャステルの記事に テーマパークの最新情報をお届けします |