【映画】モンスターズインクのサリーを紹介!本名、年齢、トリビア、プロフィールまとめ♪
ディズニー・ピクサーの大人気アニメ映画『モンスターズ・インク』に登場する主人公「サリー」について徹底解説します!サリーは、毛むくじゃらで大きな青い体がトレードマークのモンスター。モンスターズ・インクのナンバー・ワンの怖がらせ屋なんです。人間の少女「ブー」とのふれあいによって、だんだん明らかになる優しさが魅力のディズニーキャラクターですよ。本名やプロフィール、制作秘話などをまとめました!
こんにちは、『モンスターズ・インク』を観る前は、サリーが女の子の名前だと思っていたわさおです!
そんな勘違いをした方も、実は意外と多いのではないでしょうか?
だって、「サリー」というかわいい名前より、「ブー」の方が大きくて毛むくじゃらの巨体に合っていませんか?
ただ、サリーの活躍を実際に見た後は、「ああ、たしかにサリーだ」と納得しました(笑)
見た目はかなり恐ろしいサリーは、実は町でも会社でもみんなに好かれる人格者。
優しく温厚で謙虚なキャラクターと、見た目とのギャップに驚いた方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな優しい『モンスターズ・インク』のキャラクター「サリー」をご紹介。
大きな体に似合わない怯えた表情や人間の少女を優しく抱える表情など、魅力たっぷりのサリーについて、プロフィールから知られざる裏設定まで詳しくご紹介していきます!
・モンスターズ・インクの「サリー」はどんなキャラクター?
・モンスターズ・インクの「サリー」は恋人がいない
・モンスターズ・インクの「サリー」は元々おちこぼれ役の設定
・モンスターズ・インクの「サリー」の毛を表現する最新技術
・モンスターズ・インクの「サリー」は『カーズ』にも出演
・モンスターズ・インクの「サリー」はその他作品にも出演
『モンスターズ・インク』とは
サリーが登場する映画『モンスターズ・インク』(原題:Monsters, Inc.)は、2001年に公開されたディズニー・ピクサー製作の長編アニメーション映画です。
ピクサーの長編アニメーション作品としては第4作目にあたります。
『モンスターズ・インク』は、モンスターたちと、人間の少女の絆を描いた作品です。
上映から瞬く間に人気となり、ディズニーの代表的キャラクターともなりました。
以降、
・2002年:『マイクとサリーの新車でGO』(約4分間の短編アニメ)
・2013年:『モンスターズ・ユニバーシティ』(『モンスターズ・インク』前日譚)
が公開されました。
あらすじ
『モンスターズ・インク』の舞台はモンスターたちが暮らす世界。
毛むくじゃらの青いモンスター「サリー」と、その相棒である緑色の1つ目モンスター「マイク・ワゾウスキ」は、大企業・モンスターズ株式会社(モンスターズ・インク)で働く名物コンビ。
モンスターズ・インク社の仕事は、人間の子供の部屋へ通じるドアから子供部屋にモンスターを送り込み、怖がる子供たちの悲鳴をエネルギーにモンスターの世界へ供給するというもの。
サリーは、モンスターズ・インク社ナンバー・ワンの怖がらせ屋。
モンスターを怖がらない子供が増え、なかなかエネルギーが集まらず会社の業績は悪化。
エネルギー不足も深刻に…。
ある日、白地に花柄のドアから、人間の女の子・ブーがドアの向こうからモンスターの世界に入りこんでしまいます。
「危険な人間の子ども」が町に現れて大混乱。
サリーとマイクも最初は人間の女の子「ブー」におびえていたものの、ブーの無邪気さに触れ、だんだんと慣れていきます。
サリーとマイクはなんとかブーを元の人間の世界に返そうとしますが…。
『モンスターズ・インク』の登場するキャラクターとあらすじはこちらから♪
・【映画】モンスターズ・インクのあらすじネタバレ!登場キャラクターとトリビアも紹介♪
モンスターズ・インクの「サリー」はどんなキャラクター?
『モンスターズ・インク』に登場するサリーは、240センチの巨体に2本の角、紫斑点のある青緑の毛むくじゃらの姿が特徴。
サリーは大企業モンスターズ・インク社No.1の怖がらせ屋で、悲鳴エネルギー獲得量がいつもトップのエリート。
大きくて恐ろしい外見ですが、性格は温厚で謙虚。
社員やモンスター・シティ市民からも慕われており、社内2位のランドールから妬まれるほど。
ストイックな性格で、毎日の筋トレを欠かしません。
表情も豊かで、子どもをおどかす表情や優しい表情、困った表情など、表情変化を見ていて楽しいキャラクターです。
人間の女の子「ブー」と出会い、初めは「恐ろしい人間の子ども」におびえていたものの、ブーの無邪気さや持ち前の優しさから徐々に心を許していきます。
本名
サリーの本名は、「ジェームズ・フィル・サリバン」(James Phil. Sullivan)といいます。
「ジェームズ・P・サリバン」と表記されることも。
年齢
サリーの年齢は『モンスターズ・インク』の中で明らかにはされていません。
しかし、実はサリーがなんと20代後半であるという事実が明らかになりました!
これは、『モンスターズ・ユニバーシティ』でサリーの当時の年齢が18歳だと明かされたことによるもの。
そこから逆算すると、ブーと出会った『モンスターズ・インク』のときのサリーは、28歳だということになります。
ただし、モンスターの18歳の数え方がどういうものかはわかっていません。
1年で、人間で言う20歳となる動物がいるように、モンスターの年齢の数え方は異なるかもしれません。
モンスターは寿命も長いようですから、18歳といっても、人間で言う何十歳ということでもおかしくはないでしょう。
モンスターズ・インクの「サリー」は恋人がいない
サリーは、ピクサー作品の主人公の中で、恋人が存在しない初めてのキャラクターなんです。
ディズニー・ピクサーの昔からのアニメーションでは、「プリンセスにはプリンス」「ヒーローにはそれを見守るヒロイン」がいるというのがお約束でした。
さまざまな生き方や性への考え方が許容されるようになった世間の風潮に合わせるように、「プリンスのいないプリンセス」「ヒロインのいないヒーロー」も最近は増えてきました。
サリーはピクサー作品の中でその先駆けとなる存在です。
・2007年「レミーのおいしいレストラン」のレミー
・2012年「メリダとおそろしの森」のメリダ
が登場するまで、恋人がいない唯一の主人公キャラクターでした。
モンスターズ・インクの「サリー」は元々おちこぼれ役の設定
『モンスターズ・インク』は、現在知られている設定になるまで、何度もブラッシュアップされてきました。
初期の設定では、サリーは「ジョンソン」という名前で、乳児さえ怖がらせることができない落ちこぼれモンスターだったそうです。
しかも、元々サリーは怖がらせ屋ではなく、モンスターたちの管理人として登場する予定のキャラクターだったそうです。
『モンスターズ・ユニバーシティ』では、この採用されなかった設定が活かされています。
マイクとサリーが怖がらせ屋になる過程の中で、サリーは管理人の仕事に就いていました。
また、サリーのデザイン(見た目)についても、何度も改良が加えられました。
ブラウン、オレンジ、緑色の3色で、足の代わりに触手があるデザインになる可能性があったと言われています。
最終的には、観客がサリーの表情ではなく触手に注目し過ぎることを避けるため、サリーは足のあるキャラクターに落ち着いたそうです。
サリー以外にも、初期の構想段階ではブーが男の子だったり幼児でモンスターと一緒に怖がらせ屋を営んでいたり、公開されている作品とはだいぶ異なる点があります。
落ちこぼれのサリーと怖がらせ屋の幼児・ブーのお話だったらどんなストーリーだったのか、想像がふくらみますね。
モンスターズ・インクの「サリー」の毛を表現する最新技術
ディズニー・ピクサー映画『モンスターズ・インク』は、フルCGアニメーションです。
「Fizt」という当時最先端のプログラムを採用し、モンスターたちの肌質や毛質が再現されました。
毛、肌、服など柔らかく複雑な質感表現がCGアニメではとても難しいと言われていますが、「Fizt」はサリーのファーを動きに合わせて自動で再現する優れモノ。
複雑なサリーのファーの動きを自動で再現することで、アニメーターたちはキャラクターの動作表現に集中することができたそうです。
モンスターズ・インクの「サリー」は『カーズ』にも出演
サリーがは、2006年のピクサー作品『カーズ』や2008年の短編『メーターの東京レース』にも登場していることをご存知でしょうか?
『カーズ』のサリーは、巨大モンスタートラック。
エンディングで、パロディー映画『モンスター・トラック・インク』として、サリーとマイク、イエティがモンスタートラックとなっています。
・サリーはフォード・エクスペディション風のトラック
・マイクはイソ・イセッタ風の三輪車
・イエティは一般的な雪上車
の姿を披露をしていますよ。
「メーターの東京レース」でも、店内にモンスタートラック版のマイクとサリーが一瞬登場します。
ピクサー作品は、前作や新作のキャラクターが出演していることで知られています。
ブーの部屋にも『トイ・ストーリー』の「ジェシー」や『ファインディング・ニモ』のニモなどのおもちゃが登場しているんですよ。
隠れキャラクターとして探すのも楽しいですよね♪
モンスターズ・インクの「サリー」はその他作品にも出演
サリーは、キャラクターとして以外にも、物としてもピクサー作品に出演しています。
例えば、2012年の『メリダとおそろしの森』では、魔女の家にある木彫りの絵として出演。
同じく、2012年の『トイ・ストーリー』の短編『レックスはお風呂の王様』ではトイレの便座カバーとして出演しています。
特に、『メリダとおそろしの森』では、ファンの間で「魔女はブーではないか?」というような噂も存在します。
前述した木彫りの絵がサリーであったことから生まれた噂です。
噂では、元の世界に戻って成長したサリーが、モンスターの世界でサリーたちと再会を果たすために魔女になったと言われています。
まとめ
いかがでしたか?
サリーは大きな体にすさまじい咆哮で子どもたちを驚かせるナンバーワン怖がらせ屋。
しかし、その心は温厚で優しいモンスターです。
『モンスターズ・インク』をご覧になるときは、ぜひサリーの活躍に注目して観てみてくださいね♪
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