ディズニー映画【カーズ】あらすじとネタバレ
ディズニー映画「カーズ」のあらすじや感想、見どころについてご紹介。カーズは子供に挑戦する力、最後までやり遂げることの大切さ、人の心の温かさを感じさせることにぴったりの作品。車や乗り物を擬人化したキャラクターが登場し、細かいところまで見どころ満載です!
こんにちは。子供と何十回もカーズを見たまちゅです。
ディズニー映画は小さいころから大好きで、憧れたり教わったりしながら大きくなりました。
大人になった今、当時の見ていたころの自分を思い出すと、夢や希望で心がいっぱいだったと思います。
ディズニー映画の魅力は子供に、夢や希望を与えるだけではありません。
大人にも、子供のころの夢や希望を思い出させてくれるのです!
カーズは1台のレーシングカーがたくさんの車たちに出会い、人の優しさや温かさに触れ、大切なものに気が付いていく物語。
自分に足りないものを見つけながら、カーズの心が変わっていき大切なものを見つける、友情や人情に溢れた内容になっています。
私の子供が一番大好きなディズニー映画です!
主な登場人物
ライトニング・マックィーン
この物語の主人公であり、レーシングカー。
スーパールーキーとして注目を浴びていて、新人チャンピオンを狙っています。
どこか自信過剰で、自分のことばかり考えている性格です。
その性格からか、友人と呼べるようなクルマは1台もいませんでした。
しかしそんな彼が、ある出会いをきっかけに、心の中でなにかが変わり始めます。
メーター
陽気で、どこか天然な性格だけど、とっても純粋で優しい性格の中型レッカー車。
趣味はトラクター転がしで、夢はヘリコプターに乗ること。
得意技はバックで高速で走ること。
マックィーンと出会い、同じ時間を過ごしていくうちに親友となっていく。
まっすぐな心と純粋さで、マックィーンに友情を教えてくれます。
サリー
小さな町の弁護士とホテルのオーナーをしている、ポルシェ。
元々は都会に暮らしていたサリーですが、ラジエーター・スプリングスに魅力を感じ移住しました。
マックィーンにドライブの楽しさや、根本的なクルマの楽しみ方を教えてくれます。
その中で恋心も少しずつ芽生え始めます。
ドック・ハドソン(ハドソン・ホーネット)
修理工場の整備士と、町の判事をしていて、町で一番信頼されみんなから頼りにされているレーシングカー。
彼が昔ピストンカップで3連続優勝という栄光を持っていることは町のみんなは知りません。
マックィーンと出会い、過去と向き合いながら彼も前に進み始めます。
キング(ダイナコ)
ピストン・カップで最多勝記録を持つレーシングカー。
今シーズンで引退を表明しているが、チームワークを大切にしていて、周りからの信頼も厚く、マックィーンとは正反対である。
チック・ヒックス
いつもキングに負けてばかりの2位のベテランレーシングカー。
レースでは卑怯な手を使い、マックィーンの失踪中には、マックィーンの真似などをして観客や取材を集めていました。
勝つことにこだわり、マックィーンの行く手をふさぎます。
カーズあらすじ(ネタバレ)
ピストン・カップ決勝
主人公ライトニング・マックィーンは、史上初の新人チャンピオンを狙いレースに参加します。
自信家のうぬぼれ屋な性格のマックィーンは、チームの仲間を大切にせず、自分の技術だけで勝利をつかんできたと思い込んでいます。
世間一般でいう一匹狼です。
クルーを仲間としてではなく、ものとして扱っているので簡単にクビにしてしまいます。
そんな中、レーシング・スポーツでもっとも最高なレース「ピストン・カップ」という今シーズンのチャンピオンを決める大切なレースで、マックィーン・キング・チックの3台が同着という結果に。
そして、決勝戦を3台で行うことに。
決勝戦の舞台はカリフォルニア。
他の2台よりも先にカリフォルニアへ到着したいと考えたマックィーンは、トレーラーへいち早く乗り込み出発をします。
ラジエーター・スプリングス
マックィーンはトレーラーに乗り込み出発をしますが、ここでも自分のことばかりを考え、カリフォルニアに急ぎます。
途中トレーラーでありマネージャーでもあるマックが「疲れたから休憩をしたい」と言います。
しかし、マックィーンはそれを無視し、マックを走り続けさせてしまうのです。
疲れ果てたマックは、居眠りをしてしまいます。
その居眠りが原因で、マックィーンはトレーラーからハイウェイに落とされてしまうのです。
置き去りにされたマックィーンは必死になってマックを追いかけます。
しかし、マックは見つからず、ハイウェイに戻ろうと迷い込んだのが、ルート66沿いにある田舎町「ラジエーター・スプリングス」だったのです。
ラジエーター・スプリングスに迷い込んだマックィーンは、取り締まりをしていた保安官シェリフにスピード違反で逮捕されてしまいます。
逮捕されたマックィーンは、逃げる途中に破壊してしまった町の道路のことで裁判にかけられます。
小さな田舎町ではマックィーンのことを知っている人がいませんでした。
サリーとの出会い
裁判では、町の判事であるドック・ハドソンが町から出ていくように命じますが、女性弁護士のサリーが破壊してしまった町の道路をマックィーンに直させようと町のみんなに提案します。
このとき、マックィーンはおなじみの自信過剰さで、サリーにアピールをしますが、サリーは他の女性たちとは違ってマックィーンに好意を抱くことはありませんでした。
町のみんなの優しさに触れる
カリフォルニアに向かうことばかり考えているマックィーンは、始めはいやいや道路を治直し始めました。
道路を直して、町のみんなと一緒に過ごしていくうちに、少しずつみんなを近くに感じ始めます。
始めは文句ばかりいい、みんなを見下していたマックィーンですが、町のみんなの優しさや温かさに触れ、心の中でなにかが変わり始めます。
レッカー車のメーターはまっすぐな心でマックィーンと向き合い、マックィーンは初めて友情を感じることに。
町に活気を取り戻そうと努力をするサリーを見ているうちに、だんだんと恋心も抱き始めるのです。
ドック・ハドソンの過去
判事であるドック・ハドソンの部屋に入ると偶然、ピストン・カップの優勝杯を見つけるマックィーン。
ドック・ハドソンがあの伝説のレーシングカーだったことに気が付いたマックィーンは、ドックに技術の伝授をお願いしますが、ドックは断ります。
ドックは以前、マックィーンに技術を教えようとしていたのに、町のみんなを見下していたマックィーンはその教えを聞こうとはしなかったのです。
ドック・ハドソンはマックィーンに「そんな優勝杯は、ただの飾りだ」と言います。
ドック・ハドソンはクラッシュを起こし復帰をしようとしたころには、みんな新人に期待をしてドックはレース界から見捨てられてしまったと感じ、姿を消してしまっていたのです。
マックィーンの発見
道路の修理が終わり、ドックはマックィーンを探し回っているマスコミにこっそり連絡し居場所を教えます。
マスコミがラジエーター・スプリングスにどっと押し寄せ、さよならも言えないままトレーラーに乗せられたマックィーンはカリフォルニアに向けて出発してしまいます。
町のみんなはとても悲しみました。
メーターはさよならを言えなかったことを惜しみ、町に寂しさが残ってしまいました。
決勝当日
ついにカリフォルニアで1位を決める決勝戦が行われます。
しかし、マックィーンの頭の中はラジエーター・スプリングスのみんなのことでいっぱいです。
レースは本気を出せないまま進み、もうダメだと諦めかけたとき「お前はそんなものか?」とドックの声が聞こえるのです。
会場にはドックだけではなく、ラジエーター・スプリングスのみんながいるではありませんか。
マックィーンは気合を取り戻し、自分のペースをつかみます。
クルーチーフを務めるために復帰した、伝説のレーシングカー、ドック・ハドソンの存在に会場は大盛り上がり。
見捨てられたと思っていたレース界で、ドックは支えてくれていた人たちの存在に気が付くのです。
やる気を取り戻したマックィーンはどんどんキングとチックに追いつきます。
2台を追い抜きゴールの直前、事件は起こります。
なんと後ろを走っていたキングが、クラッシュしてしまうのです。
マックィーンはゴール寸前で止まり、キングのもとへ向かいます。
キングを押してあげてゴールをすると、会場は一機に優しさと温かさで湧き上がるのです。
優勝を逃してしまったマックィーンですが、大切なことがなにかを知ることができ、心が温まったのでした。
レースのあと、ダイナコが契約をしないかと話しを持ちかけるのですが、マックィーンはその話を断り、仲間と1からスタートすることを決意します。
本拠地をラジエーター・スプリングスに構え、仲間と共に笑顔と優しさに溢れる町を作り上げ物語は終わります。
感想
マックィーンの心の変化は、子供も大人も大切にしていきたいことを表現していますね。
周りの人の温かさや、優しさがどれほど大切なものなのかを改めて感じることのできる映画だと思いました。
自分のことばかりに集中してしまうと、周りの素敵なことに気が付くことができず、寂しい人生になってしまいますね。
友達や恋人、仲間はなくてはならない存在です。
一人より一緒に感じることができることはとっても素晴らしいことですね。
子供にも、頑張ることの裏には、たくさんの人の協力や気持ちがあることを少しずつでいいから知っていってほしいと思います。
カーズを見たあとの子供の感想は、「みんなが来てくれて嬉しいね」でした。
ディズニー映画を通して、なにかを感じてくれることがとてもうれしく感じました。
映画の中ではクルマや乗り物が擬人化されていて、人間は全く出てきません。
虫までクルマだったのがとっても印象に残っています。
ディズニーの細かいこだわりがとっておもしろいので、ストーリーもですが、細かい設定まで見ると、とっても楽しめますよ◎
まとめ
周囲の優しさや温かさを感じさせる映画ですが、人の気持ちに応えたり、考えたりするということも伝えてくれる内容にも感じました。
心のストーリーもですが、カーレースのワクワク・ドキドキもとっても刺激的でかっこよくて男の子には大人気の作品です。
車好きの人にはぜひおすすめしたい作品なので、子供から大人までたくさんの人に見てもらいたいです。
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