【ジブリ映画】『コクリコ坂から』の登場人物紹介!ヒロインのあだ名「メル」の由来は?各キャラの関係も
2011年公開のジブリ映画『コクリコ坂から』の登場人物を紹介します。長編アニメーション『コクリコ坂から』は、宮崎駿氏の長男・宮崎吾朗監督が手掛けた『ゲド戦記』に続く2作目の作品となっています。恋愛、友情、コミュニティを懐かしい横浜の時代とともに描写し、幅広い世代から高い注目を集めています。この記事では「コクリコ坂から」に登場する個性豊かな登場人物たちをまとめました。
こんにちは、Reneです。
今回は2011年公開のジブリ映画『コクリコ坂から』の登場人物をネタバレなしでご紹介します。
宮崎吾朗監督による『コクリコ坂から』は、何気ない日常を切り取ったヒューマンドラマ的な作品です。
太平洋戦争の終戦から18年たち、東京オリンピックを控えた活気あふれる日本を描いており、見ているだけで前向きになれる作品です。
登場人物もたくさんいるので、物語を読み解く上で重要な登場人物をまとめました。
ぜひ、お気に入りの登場人物を見つけてみてください。
・『コクリコ坂から』の登場人物:松崎海
・『コクリコ坂から』の登場人物:風間俊
・『コクリコ坂から』の登場人物:水沼史郎
・『コクリコ坂から』の登場人物:風間明雄
・『コクリコ坂から』の登場人物:徳丸理事長
・『コクリコ坂から』の登場人物:松崎花
・『コクリコ坂から』の登場人物:松崎良子
・『コクリコ坂から』の登場人物:松崎空
・『コクリコ坂から』の登場人物:北斗美樹
・『コクリコ坂から』の登場人物:広小路幸子
コクリコ坂から:あらすじ
主人公は、海が見渡すことのできる丘にある下宿屋・コクリコ荘で暮らす高校2年生・松崎海(メル)。
船乗りの父を亡くしてから、毎朝海に向かって「安全な航海を祈る」を意味する信号旗を掲げるのがメルの日課となっていました。
そんな信号旗を毎朝見ていたのは、タグボートで通学する風間俊。
メルの信号旗に対して「ありがとう」を意味する回答旗を掲げていたのですが、メルはそれを知りません。
そんなある日、メルの高校の新聞部が発行する「週刊カルチェラタン」にて、メルの掲げる信号旗が記事になります。
その日の昼休み、学校の文化部が使用している古い部活棟・カルチェラタン取り壊しに反対する運動のパフォーマンスとして、カルチェラタンの屋根から防火水に飛び込む俊。
その場にいたメルは、一目散に俊の元へ駆け寄り手を差し伸べます。
その出会いをきっかけに2人は距離を縮めていき、メルはカルチェラタン取り壊しの反対運動にも関わるように。
しかし、俊がコクリコ荘を訪れた際に、メルから見せられた一枚の写真によって俊は自分の生い立ちに疑問を抱きはじめます。
一方でメルは、カルチェラタンが不衛生と言われていることから大掃除を提案し、生徒が一丸となって大掃除に励みます。
しかし今までと自分への接し方がおかしい俊に、不信感を募らせるように。
俊の態度を変えてしまった秘密とは一体?
そして取り壊し計画が進むカルチェラタンと、メルと俊の恋の行方は...?
『コクリコ坂から』の登場人物:松崎海
それでは本作に登場する登場人物をご紹介していきましょう。
松崎海は本作の主人公、女子高校生。
ニックネームは「メル」です。
このニックネームは、フランス語で海を意味する「la mer(ラ メール)」に由来しています。
少し高い位置で結くおさげ髪がチャームポイント。
しっかりもので、自宅であり下宿屋を営んでいるコクリコ荘では、朝食から夕食まで手際良く家事をこなします。
朝鮮戦争で父を亡くし、母は研究のためにアメリカにいて、祖母と一緒に暮らしています。
学校で俊と出会い、互いに心惹かる存在に。
カルチェラタンの取り壊しに反対し、大掃除を提案します。
『コクリコ坂から』の登場人物:風間俊
風間俊はメルと同じ高校に通う1つ上の先輩です。
カルチェラタンにある新聞部の編集長を務めています。
情熱的な性格で、新聞部の活動に精を出しています。
「週刊カルチェラタン」でメルの掲げる信号旗ついて詩を作って掲載しました。
カルチェラタン取り壊し反対の運動中にメルと出会い、距離が縮まります。
その後、コクリコ荘でメルから家の中を案内され、家族の写真を見せられた時、自分の生い立ちに疑問を抱き、2人の関係を変えてしまう事実にたどり着きます。
『コクリコ坂から』の登場人物:水沼史郎
水沼史郎はメルたちが通う高校の生徒会長です。
メガネがトレードマーク。
俊と親しく、カルチェラタンの取り壊しは反対の意をもっているものの、生徒会長の立場からはじめは生徒の意見を聞こうと対等の立場でいます。
コクリコ荘で暮らす北斗美樹は姉の同級生という関係。
そのよしみでコクリコ荘で開かれる美樹の送別会に、俊と一緒に招待されることに。
『コクリコ坂から』の登場人物:風間明雄
風間明雄は俊の父親です。
タグボートの操縦士として働いており、毎朝、俊をタグボートで高校まで送っています。
優しい性格で、俊を大切に思っています。
『コクリコ坂から』の登場人物:徳丸理事長
メルの通う高校の理事長です。
東京に本社を構える徳丸書店の社長でもあります。
ちなみにこの徳丸書店は、スタジオジブリの作品を出版する「徳間書店」がモデルになっています。
カルチェラタンの取り壊しを計画していますが、実際にカルチェラタンがどういう建物なのかはあまり理解していません。
物語中盤で俊たちからカルチェラタン取り壊しの中止をお願いされ、見学しに行くことに。
『コクリコ坂から』の登場人物:松崎花
松崎花はメルの祖母です。
女性専用の下宿屋・コクリコ荘を切り盛りしています。
毎朝欠かさず信号旗を掲げるメルを見て、亡き父を恋しく思っているのだろうと密かに心配しています。
『コクリコ坂から』の登場人物:松崎良子
松崎良子はメルの母親です。
基本的にコクリコ荘にはおらず、研究のためアメリカで暮らしています。
かつてメルの亡き父・澤村雄一郎との結婚を反対され、駆け落ちした過去をもっています。
『コクリコ坂から』の登場人物:松崎空
松崎空はメルの妹です。
カルチェラタンから飛び降りた俊の写真を写真部から30円で買い、直筆サインが欲しいとメルを連れてカルチェラタンへ足を運びます。
カルチェラタンの大掃除で積極的動いたり、生徒会長である水沼に度々話しかけていたりします。
『コクリコ坂から』の登場人物:北斗美樹
北斗美樹はコクリコ荘の下宿人の一人。
医者を目指しており、無事に就職先が決まったため、コクリコ荘で美樹のための送別会が開かれることに。
美樹の同級生の弟が生徒会長の水沼で、俊と水沼は一緒に美樹の送別会に招待されます。
この送別会が、俊が問題の写真を見つけてしまうきっかけとなります。
『コクリコ坂から』の登場人物:広小路幸子
広小路幸子もコクリコ荘の下宿人の一人です。
ヒロさんと呼ばれ、画家を目指しています。
食べることが大好きで、いつも眠そうにしているかもぐもぐと何かを食べています。
ヒロさんが描いた海の絵を見たメルは、そこにタグボートから「ありがとう」を意味する回答旗が掲げられていたことを知ります。
まとめ
この記事では、「コクリコ坂から」に登場する登場人物を紹介しました。
ぜひ、登場人物の細かな設定などを知った上で鑑賞してみてくださいね。
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