【悪役】ディズニーヴィランズにまつわるトリビアやエピソード10選!人気の悪役の意外なストーリーなど!
ディズニー作品を彩るキャラクターの中でもなくてはならない存在なのがディズニーヴィランズです。最近ではディズニーヴィランズは非常に人気で、東京ディズニーリゾートのハロウィンでも彼らが主役になったイベントも実施されたりしています。そんな彼らの魅力に迫るべく、今回はディズニーヴィランズにまつわるトリビアやエピソードをご紹介したいと思います。
こんにちは!ディズニーヴィランズといえばガストンが好きです!ワーママのぴょこです。
近年、ディズニーヴィランズ人気が高まり、東京ディズニーリゾート内でもディズニーヴィランズに焦点を当てたイベントが実施されるなどただの悪役ではなくなっています。
彼らにも色々なエピソードが隠されていることをご存じですか?
今回は人気のディズニーヴィランズの中から10人のトリビアやエピソードをご紹介したいと思います♡
・ディズニーヴィランズ①:マレフィセント
・ディズニーヴィランズ②:ウィックド・クイーン(女王)
・ディズニーヴィランズ③:アースラ
・ディズニーヴィランズ④:ハートの女王
・ディズニーヴィランズ⑤:フック船長
・ディズニーヴィランズ⑥:ガストン
・ディズニーヴィランズ⑦:ジャファー
・ディズニーヴィランズ⑧:ハデス
・ディズニーヴィランズ⑨:マザー・ゴーテル
・ディズニーヴィランズ⑩:スカー
ディズニーヴィランズとは
そもそもディズニーヴィランズって何?って思う方もいるかもしれませんが、ディズニーヴィランズとは簡単に言えば、ディズニー作品内の悪役になります。
しかしディズニープリンセスのようにきちんとした線引きがなく、あの人もディズニーヴィランズ?と疑うようなキャラクターもいます。
パレードやCDアルバムなどで公式にディズニーヴィランズと認定されているキャラクターもいますよ♪
ディズニーヴィランズの多くが赤、黒、紫などの衣装を纏っていることもポイントです♡
そして、ディズニーヴィランズは転落して最期を迎えるキャラクターが多いことも有名なんですよ。
ディズニーヴィランズ①:マレフィセント
ディズニーヴィランズの中でオピニオンリーダーと呼ばれているのがマレフィセントです。
マレフィセントは『眠れる森の美女』の悪役であり、魔女らしい服装に頭に2つの角が生えているのが特徴的ですよね。
この特徴的な外見には細かい設定があり、角は悪魔、襟はコウモリ、ローブはイラストレーターが中世チェコの衣装をモチーフとして考案したものと言われています。
オーロラ姫の誕生日に招待状がもらえなかったことに怒り、オーロラ姫に呪いをかけてしまう恐ろしいキャラクター。
実はディズニーヴィランズの中では美人と言われることもあるのだとか!
ちょっと意外ですが、よくよく考えてみると女性の悪役も男性の悪役に劣らず結構個性的な顔ぶれなので、納得してしまいますね。
ちなみにマレフィセントはラテン語で”maleficenta(悪行)"という意味で、原作とは異なる名前になっているようですよ。
世界中のディズニーパークで行われていた『ファンタズミック!』の公演でもクライマックスで出てきたり、マレフィセントを主役にした実写映画『マレフィセント』、ゲームの『キングダムハーツシリーズ』にも悪役のリーダーとして出演していたりとディズニーヴィランズの中でも非常に人気が高いことが分かります。
登場作品:眠れる森の美女
ディズニーヴィランズ②:ウィックド・クイーン(女王)
ウィックド・クイーン(女王)は、ディズニー最古の長編アニメーション映画、『白雪姫』に出てくるヴィランズ。
「鏡よ、鏡、この世で一番美しいのは誰?」というフレーズで有名であり、白雪姫の継母です。
とにかく自分が一番美しいと信じてやまない性格で、自分より美しいと言われた白雪姫を老婆に化けて毒リンゴを食べさせて殺そうとするのですが、実は原作であるグリム童話ではなんと3度も白雪姫を殺そうとします。
1度目は老婆に扮して白雪姫に腰ひもを売りつけ、腰ひもを付けてあげる振りをして締め上げて殺そうとします。
2度目は毒を仕込んだクシを白雪姫の頭に刺します。
3度目はお馴染みの毒リンゴを食べさせて殺そうとします。
白雪姫は1度目と2度目は小人たちに助けられ、3度目は王子様に助けられ、ウィックド・クイーンの計画は全て失敗に終わってしまいます。
ちょっぴり可哀そうな気もしますね。
ちなみに2003年にアメリカ映画研究所が発表した「アメリカ映画100年 ヒーロー&悪役ベスト100(AFI's 100 years… 100 Heroes and Villains)」でなんとトップ10に選ばれているほど人気が高いんですよ♪
登場作品:白雪姫
ディズニーヴィランズ③:アースラ
『リトル・マーメイド』に出てくる恐ろしいタコの怪物、アースラもヴィランズです。
過去にトリトン王から王宮を追放されて、恨んでいるせいでアリエル王女の願望を利用して王座を奪おうと考えていました。
実は当初のデザイン画ではタコではなく、カサゴの悪魔として描かれていましたが、欧米ではタコは忌み嫌われている存在なので、タコに変更されたのではと言われています。
しかし、タコになってから足の設定も変わり、普通は足が8本あるのですがアースラは6本しかありません。
理由はヘビのような動きをすることで、さらに不気味な動きを表現できるからとされています。
ちなみにアースラはトリトン王の兄妹なので、アリエルにとって叔母にあたります。
これまた意外ですが、人間に扮したアースラはアリエルに似てかわいいので、もしかしたら昔アースラも美人だったのかもしれません・・?笑
登場作品:リトル・マーメイド
・【ディズニーヴィランズ】アースラを大解剖!アリエルとの関係は?正体や生い立ちの秘密
ディズニーヴィランズ④:ハートの女王
ハートの女王は、『ふしぎの国のアリス』に出てくるディズニーヴィランズ。
非常に意地悪な性格で、怒りっぽく、気に食わないことがあると「首をはねろ!」と残忍な言葉を口にするほど恐ろしい人物です。
ちなみにハートの女王は 原作である『不思議の国のアリス』のハートの女王と続編である『鏡の国のアリス』の赤の女王のイメージを混ぜた形のデザインになっているそうですよ。
ハートの女王という名前なだけあってパンツの柄もハート柄なのがキュートですね♡
登場作品:ふしぎの国のアリス
ディズニーヴィランズ⑤:フック船長
とってもチャーミングでおっちょこちょいなディズニーヴィランズといえば『ピーター・パン』に出てくるフック船長ではないでしょうか!
部下のスミーが大好きで、お互いにドジしあっても憎むことなく助けあい、一緒にいる姿がなんともかわいらしい二人組です。
ピーター・パンに左手を切り落とされ、チクタクワニの餌にされたことで憎んでおり、復讐を企んでいるのですが、いつも失敗してしまう損な役回りですよね。
そんな彼は他のディズニーヴィランズとは違い、ウォルト・ディズニー本人から殺さないようにという要請を受けて描かれていたのです!これはちょっと意外ですよね。
もしかしたらウォルト・ディズニーはフック船長が愛されるキャラクターになると分かっていたのではないでしょうか♡
登場作品:ピーター・パン
・【フック船長】ワニが嫌いなのは左手をなくした過去があるから?ピーターパンとの因縁の関係も徹底解剖!
ディズニーヴィランズ⑥:ガストン
自分に絶対的な自信を持つ、筋肉質な体が自慢のハンサムボーイ、ガストンも一応ディズニーヴィランズと言われています。
実はディズニープリンセスの映画で初めての男性ヴィランズで、原作には出てこないオリジナルキャラクターだったんです。
原作である『美女と野獣』はベルの叔母である、マルゲリートという人物が悪役でしたが、映画版ではガストンに変更されているのです。
ガストンが野獣と戦っている際に転落してしまうのですが、転落する際にガストンの瞳に注目してみるとドクロが描かれています。
死んだという描写はありませんでしたが、さすがのガストンも死を予期したのではないでしょうか。
ちなみに実写版ではもっと暗いキャラクターになる予定だったよう。
制作段階でどうもしっくりこないということでオリジナルのようなナルシストな性格に戻したようですよ♡
やっぱりガストンといえばナルシストな性格が似合いますよね♪
登場作品:美女と野獣
・【ガストン】美女と野獣の悪役ヴィランを解説!性格や声優、グリーティング、新エリアにも登場!
ディズニーヴィランズ⑦:ジャファー
『アラジン』に出てくる恐ろしいディズニーヴィランズのジャファーはアグラバーの宮殿にいる邪悪な大臣です。
魔法のランプを手に入れて、王座を奪おうと企んでいる王道の悪役です。
激高しても、すぐに冷静になる落ち着いた性格な上に、お風呂は1日3回入るという綺麗好きで品のあるキャラクターという、ディズニーヴィランズの中ではちょっと珍しいタイプですね。
映画制作時にプロダクションデザイナーはカラーによってテーマを決めており、
・ジャスミンには善良を現わす青
・ジャファーには悪や炎を表す黒と赤
の衣装を着用することとなったようです。
ちなみに、『ヘラクレス』のテレビシリーズで、ジャファーが登場するシーンがあり、オフィシャル作品で唯一悪役達が共演しているのです。
登場作品:アラジン
・【アラジン】悪役ジャファーを解説!プロフィール、声優、続編のあらすじ、実写版キャストまとめ
ディズニーヴィランズ⑧:ハデス
ハデスは『ヘラクレス』に出てくるディズニーヴィランズ。
ギリシャ神話の最高神であるゼウスを敵視しており、自分が神々の住むオリンポスの王になるという野望を抱いています。
将来邪魔になるであろうヘラクレスに部下を送って殺そうとします。
殺し損ねてしまい次々と刺客を送るしつこくて冷酷な性格ですが、炎の力を奪われると非常に気弱な性格になってしまうちょっとかわいい一面もありますよ♡
しかし、結構コミカルなキャラクターで、その元となったのが英語版の声優を担当していたジェームズ・ウッズが大きく影響したと言われているようです。
ハデスのオーディションにきたジェームズ・ウッズが早口でセールスマンのような口調を意識してオーディションに臨んだことから制作サイドに興味を持たれ、冷酷だったハデスにコミカルな一面が取り入れられたそうですよ♪
非情な性格とコミカルな性格がはっきりしているハデス。
もしジェームズ・ウッドがオーディションにこなければ、もっと非情で残忍な恐ろしい性格だったかもしれませんね。
登場作品:ヘラクレス
・【悪役】ディズニーヴィランズのハデスを紹介!プロフィール&意外な秘密まとめ!
ディズニーヴィランズ⑨:マザー・ゴーテル
『塔の上のラプンツェル』からは、魔女であり、ラプンツェルの育ての親であるマザー・ゴーテルがディズニーヴィランズとされています。
マザー・ゴーテルはどんな病気もケガも治す魔法の金色の花によって何度も若返っており、400年ほど生き続けています!
あるとき、ラプンツェルを身ごもっていた王妃が病気になり、魔法の金色の花を探していた国の人々により奪われてしまいます。
そして、その力がラプンツェルの髪に宿ったことを知るとラプンツェルの髪を切りに忍びこみ、誘拐したんです。
ちなみにゴーテルは、14世紀にヨーロッパで流行っていたコタルディというドレスを着用しています。
ラプンツェルや王妃が着ている衣装は17世紀ヨーロッパのもので、ファッションに年齢を感じてしまいますね(笑)
登場作品:塔の上のラプンツェル
ディズニーヴィランズ⑩:スカー
『ライオン・キング』の主人公であるライオンのシンバの叔父、スカーもディズニーヴィランズです。
頭が切れるタイプで、シンバを上手く誘導してムファサを殺害することに成功したり、次期王であるシンバを追い出すことに成功したりと策略家な性格が全面的に打ち出されている悪役です。
実はスカーというのは自分で命名した名前で、本名はタカといいます。
タカはスワヒリ語で、「汚れ」や「欲望」という意味を持ち、スカーは英語で「傷」という意味を持っているのです。
作中歌である「準備をしておけ」という曲は実は声優を担当しているジェレミー・アイアンズが一部収録して喉をつぶしてしまったため、オスのハイエナのエドの声優であるジム・カミングスが残りを歌うこととなったようですよ!
実は台詞はありませんが、『ヘラクレス』にカメオ出演しているので、気になった方は『ヘラクレス』をぜひチェックしてみてくださいね。
登場作品:ライオン・キング
・【悪役】ライオン・キングのスカーとは?プロフィール&トリビア!スカーの本名・アニメ版&実写版の声優も!
まとめ
いかがでしたか?
個性的なディズニーヴィランズには様々なトリビアやエピソードがあったことがお分かりいただけたかと思います。
憎めないコミカルなキャラクターから冷酷で残忍なキャラクターまで、様々なキャラクターがいましたが皆さんはどのディズニーヴィランズを気に入りましたか?
キャステルの記事に テーマパークの最新情報をお届けします |