【フック船長】ワニが嫌いなのは左手をなくした過去があるから?ピーターパンとの因縁の関係も徹底解剖!
映画『ピーターパン』でおなじみのフック船長は、ディズニーでも人気のヴィラン(悪役)です。今回は、フック船長が左手をなくした過去や、ワニが嫌いな理由など、知られざるエピソードを紹介していきます。アニメ版のフック船長とは違う一面が見られる『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』やドラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』にも注目。これを読めば、ピーターパンの宿敵フック船長のことが丸わかり!
こんにちは!
ディズニーランドでフック船長と写真を撮ってもらい、テンションが上がったみーこです。
フック船長と言えば、ピーターパンの宿敵でもあり、ちょっと間抜けな海賊船の船長ですよね。
派手な赤いコートに羽根付き帽子という格好で、ディズニーのヴィランズの中でもひときわ目立つ存在です。
そんなフック船長は、ファンが意外に多いんですよ。
今回は、フック船長がどんな人物なのか、また知られざる過去から意外なエピソードまでご紹介します♪
・フック船長が逃げ出すある言葉
・実写映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』
・ドラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』
・フック船長は給仕係だったことがある
・チクタクワニの飲み込んだ時計は誰のもの?
フック船長とは
フック船長の本名はジェームズ・フック。
一般的にジェームズ・フックという本名で知られていますが、ディズニー版ではバーソロミューというミドルネームを持っています。
ディズニー映画「ピーターパン」でおなじみのピーターパンの永遠のライバルでもありますね。
黒髪に突き出た大きな顎に細いカイゼル髭が特徴的で、左手がカギ爪となっています。
格好は赤いコートに羽根付き帽子、腰にはレイピアという紳士のような姿が印象的ですよね。
実は冷酷で残忍なフック船長ですが、上流階級出身で名門校を卒業しているということから、あの気品溢れる装いになっているのだとか。
海賊船ジョリー・ロジャー号の船長であるフック船長は、相棒のMr.スミーをはじめとした海賊たちとネバーランドに住んでいます。
とても気性が荒くスミーや海賊たちに罵声を浴びせる毎日。
かつてピーターパンに左手を切り落とされ、左手をワニのエサにされてしまいました。
そのため、自分の左手の味をしめた体内から時計の音がするチクタクワニが大の苦手。
それ以来ピーターパンを憎んでおり、ネバーランドにある彼の住処を探ろうとあらゆる手段を使って復讐を果たそうとします。
怒鳴りちらしてばかりいるスミーですが彼の助けをもらいながら、ピーターパンと戦うことに。
しかし苦手なチクタクワニから逃れるために情けない醜態をみせるなど、どこか憎めない一面を持つフック船長はヴィランの中でも愛されキャラとなっています。
フック船長が逃げ出すある言葉
ディズニーリゾートで楽しめるキャラクターグリーティング。
一般的にキャラグリと呼ばれていますが、ディズニーキャラクターと写真を撮ったり、触れ合ったりできる幸せな時間ですよね。
ディズニーリゾートでは、映画に登場する悪役であろうと、ゲストをあたたかく迎えてくれます。
そんな悪役の中でもフック船長はあることをすると、とてもおもしろいリアクションをしてくれますよ。
それは映画の中でも登場したフック船長が大の苦手なもの!
ピーターパンのストーリーの中で、フック船長はワニに左腕を食べられてしまいますよね。
そのワニは時計を飲み込んでいたので、お腹からチクタクという音が聞こえてきます。
それ以来、フック船長はお腹からチクタクと時計の音がするチクタクワニが近づいてくると異常に怖がるようになりました。
時計の音が近づいてくるだけで怯えるフック船長のお話は、ピーターパンを見た人なら誰でも知っていますよね。
このエピソードから、キャラグリをしているフック船長の耳元で「チックタックチックタック」と囁くと時計の音を感じ取ったフック船長は怯えだしてその場から逃げだしてしまうのです!
でもいくら悪役だからといって、おもしろがって何度も脅かさないようにしましょうね。
実写映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』
ディズニー映画「ピーターパン」はみなさんご存知だと思いますが、『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』という実写映画が公開されていたことをご存知でしょうか?
この映画はピーターパンの生い立ちを描いたストーリーとなっています。
孤児院で育った少年、ピーターが空飛ぶ海賊船にさらわれ、ネバーランドに連れて行かれてしまうというストーリー。
このネバーランドでは海賊である黒ひげが支配していました。
ディズニー映画では、ピーターの前に立ちはだかる宿敵はフック船長なのですが、この映画では黒ひげが彼の宿敵となります。
ピーターは、ネバーランドのどこかにいる母を助け出すために、なんとディズニー映画ではライバル同士のフック船長と一緒に黒ひげに立ち向かっていくのだから驚きです!
正しく言えば、フック船長になる前のフックという若者と黒ひげに戦いを挑んで行くのですが。
1番の見どころは、やはりピーターの宿敵であるフック船長が味方につくという点でしょう。
フック船長と言えば、ピーターパンの永遠のライバルというイメージがありますが、この映画ではピーターの仲間になっているので、かなりレアな映像が見られるはずです。
ちなみに、幼児向けアニメの「ジェイクとネバーランドのかいぞくたち」という物語では、フック船長はデザインこそ似ていますが原作ほどの悪さや暴力はふるいません。
また、左手のカギ手をプロペラに変えて空を飛ぶという、ディズニー映画では見られない場面も登場しますよ。
ドラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』
ABCスタジオのテレビドラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』でも、フック船長が登場します。
『ワンス・アポン・ア・タイム』は、物語の登場人物が暮らす現代の街ストーリーブルックを舞台にしたファンタジーミステリーです。
白雪姫の娘である主人公が、ストーリーブルックを救うためたくさんのキャラクターと協力したり戦ったりします。
フックはなんと、主人公と恋に落ちる存在!
ワイルドな俳優コリン・オドナヒューが演じるフックがとにかく男前でセクシー♡
フック船長の新たな一面を知ったら、あなたも恋してしまうかもしれません。
フック船長は給仕係だったことがある
ピーターパンに復讐をたくらむ悪役のフック船長ですが、実は昔はとても好青年だったのです。
あのフック船長が船の給仕係を担当していたということをご存知でしょうか?
そのヒントはピーターパンの物語の20年前を描いた「ティンカーベルとネバーランドの海賊船」という作品に隠されています。
その中では若かりし頃のフック船長が登場しているのです。
この作品の中ではまだフック船長の特徴である左手のカギ手はなく、普通の左手がある状態。
さらに、私たちがよく知るフック船長の容姿ではなく、優しそうな好青年として描かれているんです。
その名前ももちろんフック船長ではなく、「ジェームズ」という名前を名乗っているんですよ。
あまりのフック船長との見た目との違いに、本作を見たファンの間ではフック船長だったことに気づかなかった人が多かったようです。
チクタクワニの飲み込んだ時計は誰のもの?
フック船長がこの世で1番怖いものは、時計ワニのチクタクワニですよね。
チクタクワニのお腹に入っている時計って誰のものか気になる方も多いのでは?
実はこの時計、元はというとフック船長の部下の持ち物だったのです。
ネバーランドには時計がひとつしか無く、この時計が最後の1つだったようですね。
先ほどもご紹介した「ティンカーベルとネバーランドの海賊船」の中では、このチクタクワニの誕生も描かれていますよ。
そして、まだ小さなチクタクワニが、フック船長たちが乗っている海賊船に立ち向かい、フック船長の部下の時計を飲み込む場面もしっかり描かれています。
また、2009年にディズニーランドで行われたパレードでは、ピーターパンご一行とともに大きなチクタクワニも登場しています。
このチクタクワニの口元をよーく見てみると、なんと飲みこんだはずの時計がチラっと顔を出しているのです。
やはり、パレードではフック船長やピーターパンに目が行ってしまい、なかなか気づかなかったゲストも多かったようですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
世界的に有名なフック船長に焦点を当ててご紹介してきました。
最近ではとくにハロウィーンの時期に注目度が高まっているヴィランズですが、実はまだまだ知られていない設定やストーリーがあるんですね。
ぜひディズニーへ遊びに行ったらフック船長に声をかけてみてくださいね☆
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