TDL・TDS・TDRとは何?東京ディズニーリゾートに関する略称を解説
ディズニー好きがよく使うTDL、TDS、そしてTDR。これらは一体何を指しているのでしょうか?ディズニーリゾートに行く前にはせめて知っておきたい、これらの用語、TDLとTDSの違いについて解説していきます。
こんにちは、若者略語は全然分からないけれど、ディズニーオタク用語は習得済み、わさおです!
ディズニー関連の情報サイトやブログ、ディズニーオタクのお喋りにときおり「TDL」や「TDS」などの言葉が登場するのを聞いたことはありませんか?
実はこれ、ディズニーに詳しい人が使うディズニー用語。
それぞれどんな意味があるのでしょうか?
今回は、意味だけでなくTDLとTDSの違いまで、詳しくご説明します!
「TDL」とは
「TDL」とは、ズバリ「東京ディズニーランド(Tokyo Disney Land)」の頭文字を取った略称です。
夢と魔法の世界が広がり、おとぎ話のキャラクターが飛び出してきたかのような世界観をコンセプトにつくられています。
TDLのメインキャラクターは、もちろんネズミをモチーフにしたミッキーマウス。
その他にもミニーマウス、ドナルドダック、グーフィープルートなどがおり、彼らの住む町トゥーンタウンも存在します。
TDLは1983年4月にアメリカ国外では最初となる、ディズニーテーマパークとして開園。
千葉県浦安市の埋め立て地に建設されました。
パーク内は7つのテーマランドが設けられ、それぞれのエリアは独自の雰囲気を楽しむことができます。
TDLには大人も子どもも楽しめる多様なアトラクションが存在。
どちらかというと、子ども連れや家族がターゲットであり、子どもも安心して楽しめるテーマパークです。
「TDS」とは
「TDS」は、「東京ディズニーシー(Tokyo Disney Sea)」の頭文字を取った略称です。
日本で第2のディズニーテーマパークとして、2001年9月に開園。
TDSは、TDLとは異なり、異国情緒溢れる世界観が広がる大人向けのテーマパーク。
そのためTDLでは禁止されているビールやワインなどのアルコール飲料の販売を行っており、バーやレストランでお酒を楽しむことができます。
もちろん子ども連れも楽しめますが、より大人も楽しめるテーマパークとなっています。
パーク内は「テーマポート」と呼ばれるエリアに分けられ、それぞれ異なる国や地方、文化の雰囲気、景色、味覚を楽しめるようになっています。
テーマに合わせたアトラクションやレストランがあり、7つのテーマポートそれぞれに独自の雰囲気があります。
キャラクターたちもTDLとは少し変わり、それぞれのエリアに合わせた服装をしたキャラクターに会えます。
「TDR」とは
TDRは、「東京ディズニーリゾート(Tokyo Disney Resort)」の略称。
日本を代表するテーマパーク、TDL(東京ディズニーランド)とTDS(東京ディズニーシー)を中心としたショッピング施設や関連ホテルの総称です。
TDL建設当初から経営・運営はオリエンタルランドが担っていました。
その後オリエンタルランドは、TDLに次ぐ、第2のテーマパークTDSの開園に向けて、テーマパークからテーマリゾートへの転換を目指して、2000年1月に「リゾート宣言」を発表。
その後、TDSの開園、ショッピング施設「イクスピアリ」「ボン・ヴォヤージュ」、またモノレール「ディズニーリゾートライン」など次々にオープン。
TDRの事業はディズニーのテーマリゾートというカラーを残しながら発展しています。
TDLとTDSの違い
TDLとTDSに大きな違いがあるのでしょうか?
もちろん、前述した通りコンセプトやアトラクションなどに違いが見られます。
その他の大きな違いを以下にあげていますので「どっちに行こうか迷う」というときの参考にしてみてください。
◆入場者数
TDLとTDSの入場者数は意外と違います。
かなり違うということでしょうか?
2018年の両パークの来園者数は以下の通り。
TDL/1,790万人
TDS/1,465万人
年間約30万人の差があります。
ただし、ディズニーシーの方が学生や社会人だけのグループ来園が多くなるため、人気アトラクションが混雑する傾向にあります。
したがって、体感的にはTDSの方が混んでいる印象を受けるでしょう。
◆キャラクター
前述した通り、キャラクターも両パークで異なり、TDSではそのエリアによって異なる格好のキャラクターに出会えます。
また、それぞれのパークでしか会えないキャラクターも。
例えば、ダッフィーやシェリーメイなどのキャラクターはシーでしか見られません。
また、アリエルやアラジンはTDLでは限られたショーやパレードのみでしか会えないレアキャラクター。
逆に、TDLではファンタジーランドやトゥーンタウンでディズニープリンセスやミッキーフレンズに遭遇しやすくなっています。
・ディズニーランドで会えるキャラクター一覧!画像付き紹介
・東京ディズニーシーで会えるキャラクター一覧!画像付き紹介
◆アトラクション
アトラクションにも大きな違いがあります。
TDLのアトラクションの数が40、TDSのアトラクションの数は28。
TDLのアトラクションが子どもも楽しめるものが多いのに対し、TDSは本格的な絶叫マシンや新たなアトラクションが多いものです。
グリーティング施設はシーの方が多く、ダッフィーやアリエルなどTDSでしか会えない写真が撮れるスポットが10施設とグリーティングに力を入れているのが分かります。
・ディズニーランドの全アトラクション一覧と平均待ち時間
・ディズニーシーの全アトラクション一覧と平均待ち時間
◆パレード、ショー
アトラクションやキャラクター以外の違いで重要なのはパレードやショー。
TDLでは、シンデレラ城を中心とした広場を囲む道がパレードの中心。
少し離れていても、パレードルートならば鑑賞できるエリアがかなり広いのが嬉しいところ。
また、シンデレラ城を用いたプロジェクションマッピングのショーもTDLメインのショーになりつつあります。
TDSでは、ミッキー広場を正面としたメディテレーニアンハーバーのショーがメイン。
パークに入って最初に目にする大きな海ですが、パーク全体が鑑賞場所になるランドと異なり、シーではメディテレーニアンハーバーの周りの良いところを早くから場所取りしておくことが必要です。
これらを踏まえた上で、「いつ行くのか?」「誰と行くのか?」といった要素からTDL、TDSのどちらに行くか考えましょう。
まあ、どちらに行っても楽しいことには変わりないですけどね!
まとめ
いかがでしたか?
「TDL」「TDS」「TDR」の違いをお分かりいただけたかと思います。
ちなみに、筆者はちゃんと調べるまで「TDR」を「TDL」のスペルミスだと思っていました…
「ディズニーランド」の「L」と「R」で間違えたのかと(笑)
TDLもTDSもディズニーの夢と希望が詰まったリゾート。
どちらに行っても楽しいものですが、一緒に行く相手や何を目的に行くかによって選びたいものですね!
TDRに行ったなら、SNSで「TDL/TDSに行ったよ!」とアピールしてみてください。
ディズニー好き度がワンランクアップした書き込みになりますよ!
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