「アニメージュとジブリ展」が愛知と鹿児島へ巡回決定!開催概要、チケット、見どころ、ARを使ったコラボイベントについて解説

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    1970年代末〜1980年代のアニメージュで紹介されたアニメーションを4つのエリアと展示物で振り返りジブリの原点を追求する「アニメージュとジブリ展」。すでに日本各所で巡回されて話題になっていましたが、2023年は愛知と鹿児島に上陸します。この記事では、愛知と鹿児島の「アニメージュとジブリ展」の最新情報をお伝えします。

    こんにちは、Reneです。

    2023年、「アニメージュとジブリ展」が愛知県と鹿児島県で巡回することが決まりました。
    すでに東京、大阪、福岡を筆頭に日本各所で巡回していますが、スタジオジブリの歴史がわかる展示会として人気を集めています。

    愛知県会場は2023年4月22日〜2023年6月11日、鹿児島県会場は2023年8月10日〜2023年10月1日と発表されているので、近隣の方はぜひこの機会に訪れてみてください。

    この記事では、2023年に巡回する「アニメージュとジブリ展」の開催概要、チケット、見所、イベントについて解説します。

    参考にしてみてください。

    「アニメージュとジブリ展」とは?

    ジジと映画ポスター
    ジジと映画ポスター

    「アニメージュとジブリ展」は、1978年の創刊当時から1980年代に日本で大人気だったサブカル雑誌「アニメージュ」に焦点を当てています。
    『風の谷のナウシカ』の原作マンガが連載されていたのも、この「アニメージュ」でした。

    「アニメ」という言葉すら浸透していない時代、1979年に「機動戦士ガンダム」の登場が大衆にアニメという新たな娯楽を提供しました。
    これをきっかけに日本国内ではアニメブーム期へと突入。

    当時、スタジオジブリを支える鈴木敏夫プロデューサーは、宮崎駿監督と高畑勲監督の才能を見出します。
    『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』の映画制作に向けて舵を切り、アニメの誕生、アニメーション映画ができるまでの軌跡を追った展示となっています。

    過去の巡回記録

    「アニメージュとジブリ展」は、2021年4月に東京展からスタートし、日本各所を巡回しています。
    過去の開催記録をまとめました。

    すでに8箇所を巡回していますが、各巡回地によって限定展示もあるようです。

    「アニメージュとジブリ展」の展覧会概要

    ネコバスの巨大展示
    ネコバスの巨大展示

    続いて今後開催予定の「アニメージュとジブリ展」の概要について解説します。
    現在、開催が決定しているのは2か所です。

    愛知県会場(2023年4月22日〜2023年6月11日)

    開催期間 2023年4月22日(土)〜2023年6月11日(日)
    会場 松坂屋美術館(松坂屋名古屋店南館7階)
    住所 〒460-8430 名古屋市中区栄三丁目16番1号 松坂屋 名古屋店 南館 7F
    チケット料金(前売り) 一般:1,500円(1,400円)
    中高生:1,000円(900円)
    小学生:600円(500円)
    開館時間 10:00〜18:00(最終入場は16:30)
    主催 中京テレビ放送、松坂屋美術館、中日新聞社
    企画制作 ニュートラルコーポレーション
    企画協力 スタジオジブリ、三鷹の森ジブリ美術館
    協力 徳間書店、マクセル、特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構
    後援 名古屋市

    鹿児島会場(2023年8月10日〜2023年10月1日)

    開催期間 2023年8月10日(木)〜2023年10月1日(日)
    会場 鹿児島県歴史・美術センター黎明館
    住所 〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町7−2
    開催時間 9:00〜18:00(入館は17:30まで/初日は10:00開場)
    チケット料金(前売り) 一般:1,500円(1,300円)
    中高生:1,000円(800円)
    小学生:800円(600円)

    「アニメージュとジブリ展」の見どころ

    次に「アニメージュとジブリ展」の見どころをまとめてみていきましょう。
    貴重な資料の数々は必見ですよ。

    テレビ漫画からアニメブームへ

    映画ポスター
    映画ポスター

    1970年後半から日本を熱狂させた第一次アニメブームで人気だった映画ポスター、アニメグッズ、セル画コレクションが壁一面に展示されています。

    当時、アニメという言葉が浸透しておらず「テレビ漫画」と一括りにされていたほどマイナーでした。
    そんな時代に、自らの手で同人誌をつくり、ファン同士で熱い交流を交わし、アニメスタジオまで足を運んでクリエーターと交流を深めた若者たちがいました。

    なぜ、雑誌「アニメージュ」が誕生したのか、商業アニメ専門誌が成功した理由を深掘りします。

    歴史を変えたガンダム

    ガンプラ
    ガンプラ

    雑誌「アニメージュ」は、1979年4月から放送開始したテレビアニメ「機動戦士ガンダム」に着目し、雑誌を通して全面的な支援をおこないました。

    時代を超えて日本国内には熱烈な「機動戦士ガンダム」のファンが多数いますが、どのようにこの作品は誕生したのでしょうか。
    富野喜幸監督、美術・デザインに携わったスタッフ、声優たちの生の声をかき集め、どのように作られたのか制作の裏側を徹底調査しています。

    また、当時のアニメージュが「機動戦士ガンダム」の大ヒットをどのように捉え、ファンがどのように感じていたのかを制作資料で振り返ることができます。
    また、テレビアニメに劣らぬ人気をもつガンプラ(ガンダムのプラモデル)にも注目し、名シーンを立体で表現したジオラマの展示もあります。

    拡大するアニメージュ

    当時を再現した一室
    当時を再現した一室

    「機動戦士ガンダム」の誕生は、多くの若いクリエイターを生み出すきっかけとなりました。

    スタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫は、より若い人材を制作スタッフに投入しようと、アニメファンと同世代のアルバイトスタッフを募集します。
    アニメージュをきっかけにファン同士、ファンとクリエイターが交流する機会が着実に増え続け、レコード、ビデオ、出版物など多方面に広がりました。

    当時、鈴木敏夫がとくにこだわりを持っていた雑誌の表紙と付録をまとめて展示されたものをみることができます。
    当時のファンにとっては懐かしく、当時を知らない人にとっては憧れを感じることでしょう。

    1冊の雑誌から映画が誕生

    ナウシカの等身大模型
    ナウシカの等身大模型

    鈴木敏夫プロデューサーは、アニメージュの制作を進める中で、のちにスタジオジブリとして活躍する宮崎駿監督と高畑勲監督と出会います。

    1981年8月、鈴木敏夫プロデューサーの強い意向で、アニメージュは31ページにわたる宮崎駿監督の特集を組みます。
    それをきっかけに始まった鈴木敏夫プロデューサーと宮崎駿監督、高畑勲監督の交流、1984年公開の『風の谷のナウシカ』誕生の秘話を振り返っています。

    今まで公開されてこなかった貴重なレイアウト、原画、美術ボードなどの資料が惜しみなく公開されているので注目です。
    ジブリファンであればご存知の通り、『風の谷のナウシカ』が製作されたタイミングではスタジオジブリは誕生していませんでした。

    では、なぜ『風の谷のナウシカ』が製作されたのか、雑誌が映像制作を始めた理由には何があるのかについて深掘りしています。

    【愛知展示】コラボイベントを開催

    XRCity
    出典:公式サイト
    XRCity

    松坂屋美術館(愛知展示)では、来場者が体験型で「アニメージュとジブリ展」を堪能できるように、オリジナルARコンテンツを楽しめます。

    すでに東京展示と大阪展示でも開催されていたのですが、「XR City」のアプリをダウンロードすると、記念写真が撮れたり、360度パノラマビューを楽しめたりします。

    「アニメージュとジブリ展」のみで購入できる限定グッズあり

    箱入りぬいぐるみ 王蟲(風の谷のナウシカ)
    出典:公式サイト
    箱入りぬいぐるみ 王蟲(風の谷のナウシカ)

    「アニメージュとジブリ展」では、本展示のみで購入できる限定グッズが販売されています。
    ハンカチ、フリーカップ、ぬいぐるみ、トートバッグなど、ユニークなデザインのグッズが取り揃えられているのでぜひみてください。

    来場者限定に公開されるパスコードを使えば、後日 公式ショップから購入することも可能です。
    実際にモノを見て、買いそびれたグッズがあればオンラインをチェックしてみてください

    まとめ

    この記事では、2023年に愛知と鹿児島で巡回予定の「アニメージュとジブリ展」について解説しました。

    すでに日本各所で巡回している「アニメージュとジブリ展」。
    主要都市以外でも開催されるため、普段はジブリ関連の展示に行けていない方でもいきやすいのではないでしょうか。

    スタジオジブリの誕生は、1つの雑誌がきっかけということで、スタジオジブリの誕生秘話を知るよい機会です。
    ぜひ、ジブリファンの方は足を運んでみてください。

    「アニメージュとジブリ展」が愛知と鹿児島へ巡回決定!開催概要、チケット、見どころ、ARを使ったコラボイベントについて解説

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