【鈴木敏夫とジブリ展】岩手展が2023年4月7日からスタート!展示内容・チケット情報・見どころを紹介!
スタジオジブリを支える重要人物、鈴木敏夫プロデューサーの仕事にフォーカスした「鈴木敏夫とジブリ展」を解説! 全国4か所を巡回する展覧会は、2023年4月から岩手会場での開催がスタートします。この記事では岩手会場の開催期間や見どころ、グッズ情報をまとめました。岩手の後は福岡会場へ巡回予定ですよ。
こんにちは、Reneです。
スタジオジブリを語る上で、宮崎駿・高畑勲・久石譲と並び、欠かせない存在の鈴木敏夫プロデューサー。
株式会社スタジオジブリの代表取締役にもなっていて、ジブリ好きであれば一度は鈴木敏夫プロデューサーの名前を聞いたことがあるかと思います。
「鈴木敏夫とジブリ展」は、スタジオジブリ作品を支えてきた鈴木敏夫という人物に焦点を当てた展覧会です。
全国4都市で開催され、3番目の開催地である岩手会場での展示が2023年4月からスタートします。
貴重なジブリ関連資料が見られるとあって、東北地方在住のジブリファンは必見です。
それでは、2023年開催の「鈴木敏夫とジブリ展」について詳しく見ていきましょう。
- ◆岩手会場の開催情報
・鈴木敏夫とジブリ展:チケット情報
・鈴木敏夫とジブリ展:鈴木敏夫プロデューサーとは
・鈴木敏夫とジブリ展:見どころ
- 鈴木敏夫とジブリ展の見どころ①:鈴木敏夫を作った8,800冊の巨大本棚
- 鈴木敏夫とジブリ展の見どころ②:名場面と名台詞を書いた吊り文字
- 鈴木敏夫とジブリ展の見どころ③:鈴木敏夫の半生を辿る展示
・鈴木敏夫とジブリ展:グッズ
- ◆バルス 扇子(天空の城ラピュタ)
- ◆一筆箋(となりのトトロ)
- ◆湯呑み(千と千尋の神隠し)
- ◆目覚まし時計(天空の城ラピュタ)
- ◆バルス 手ぬぐい(天空の城ラピュタ)
- ◆カオナシ フェイスパック(千と千尋の神隠し)
鈴木敏夫とジブリ展:展覧概要
鈴木敏夫とジブリ展は、「ここに来れば、ジブチがもう一度見たくなる」をテーマとし、宮崎駿監督が「ジブリの湯婆婆」と呼ぶ鈴木敏夫プロデューサーの軌跡を辿る展覧会です。
鈴木敏夫プロデューサーという存在を作り上げたのは8,800冊にのぼる書籍だそうで、その書籍とスタジオジブリ誕生の秘密を一度に楽しめます。
本展の開催地とスケジュールは以下の通りです。
◆岩手会場の開催情報
2023年に開催が決定している岩手会場の詳細は次の通りです。
今回は、岩手県で開催されるということで、普段は遠くて展示会に行けない東北在住のジブリファンもアクセスしやすくなります。
鈴木敏夫とジブリ展:チケット情報
鈴木敏夫とジブリ展(岩手展)のチケット情報をまとめました。
チケットは、「通常チケット」と「特典付きチケット」の2種類あります。
日時指定となっているので、事前購入をおすすめします。
なお、前売り券に残りがある場合のみ当日券が販売されます。
土日祝などは当日券が出ない可能性が高いので、事前に買っておくようにしましょう。
まず、日時指定チケットを購入するためにこちらのサイトから予約をします。
その後、特典付きのチケットを購入希望の場合、こちらのサイトから特別引換券を別途予約します。
特典は、岩手開催を記念して、鈴木敏夫プロデューサーが書く宮沢賢治「雨ニモマケズ」をデザインしたオリジナル手ぬぐいです。
数量限定の品のため、ぜひ早めに購入しましょう。
鈴木敏夫とジブリ展:鈴木敏夫プロデューサーとは
鈴木敏夫プロデューサーは、メディア露出も多いため、スタジオジブリの人という認識を持っている人は多いでしょう。
ただ、鈴木敏夫プロデューサーがスタジオジブリにどれだけ貢献しているかということを理解している人は少ないのではないでしょうか。
実は、スタジオジブリのプロデューサーになる前までは、週刊誌記者をしていた鈴木敏夫。
気難しい宮崎駿監督とも多くの議論を交わす間柄で、より良い作品を作るためには容赦なく口出しをすることも惜しみません。
スタジオジブリの代表作『となりのトトロ』は、宮崎駿監督による脚本・監督で知られていますが、
1番最初に『となりのトトロ』を作ろうと発案したのは、鈴木敏夫プロデューサーだったそうです。
鈴木敏夫プロデューサーは過去に、『となりのトトロ』発案について語ったことがあります。
この一連のやり取りだけでも、異才を放つが扱いづらい宮崎駿と根気よく向き合った鈴木敏夫プロデューサーなくして、『となりのトトロ』という名作は、誕生しなかったことが分かります。
さらに、宮崎駿監督は、『となりのトトロ』のエンドロールに、サツキとメイの暮らす田舎町が土地開発され、高層マンションが立ち並ぶ情景を描こうとしました。
それは、宮崎駿監督なりの痛烈なメッセージだったのですが、それを鈴木敏夫プロデューサーは断固拒否。
ノスタルジックで、たとえあの時代を生きていない若者でも「懐かしさ」を感じさせてくれるハートフルな世界観を優先したいと、真正面からぶつかります。
結果として、宮崎駿監督が折れて、高層ビルが描かれるエンドロールが流れることはありませんでした。
このように、映画監督たちとも対等に向き合い、作品作りに大きく貢献している鈴木敏夫プロデューサー。
活躍ぶりは、探れば探るほど出てきます。あなたも、鈴木敏夫という人物に興味が湧いてきませんか?
鈴木敏夫とジブリ展:見どころ
鈴木敏夫とジブリ展は、2019年に1度開催されたことがあり、2022年に東京、2023年に岩手に戻ってくることになりました。
展示品の数が2019年開催時よりも大幅に増え、内容もバージョンアップしているので、過去の展覧会に行った人も楽しめること間違いなしです。
新たな展示として登場するのは、「巨大本棚」と「大型空間」の2つです。この2つの新しい展示について、詳しく見ていきましょう!
鈴木敏夫とジブリ展の見どころ①:鈴木敏夫を作った8,800冊の巨大本棚
鈴木敏夫プロデューサーは、幼少期から多くの映画・本・漫画に触れてきたと話します。
鈴木敏夫とジブリ展では、多くの芸術の中から「書籍」に焦点を当て、鈴木敏夫プロデューサーがどのような影響を受けて、自身の思考術へ繋げたかが深掘りされています。
展示されるのは、8,800冊の書籍。
直接目で見ると圧巻の巨大本棚は、「れんが屋」と呼ばれる鈴木慧プロデューサーの隠れ家をモチーフに構成されました。
「れんが屋」に迷い込んだような空間に仕上がっていて、本好きでなくても好奇心が刺激されること間違いなしです。
鈴木敏夫とジブリ展の見どころ②:名場面と名台詞を書いた吊り文字
『崖の上のポニョ』『もののけ姫』『となりのトトロ』などスタジオジブリの作品で登場する名台詞を鈴木敏夫が直筆で書いたものを吊り文字にして展示しています。
スタジオジブリ作品を見たことがある方なら、すぐに「あの場面だ!」と思い出せること間違いなしの名シーンばかりが厳選されました。
ぜひお気に入りのセリフが展示されているかチェックしてみてください。
鈴木敏夫とジブリ展の見どころ③:鈴木敏夫の半生を辿る展示
本展では、スタジオジブリの歴史の中でも欠かせない存在である「鈴木敏夫」に焦点を当てていて、いかにスタジオジブリに貢献したかがわかるでしょう。
宮崎駿監督や高畑勲監督とともに交わした何気ない会話からスタジオジブリ作品が誕生することも多いようで、スタジオジブリの日常も垣間見える展示に仕上がっているようです。
また、スタジオジブリといえばたくさんの主題歌が大ヒットを記録しています。
映画本編よりも先に、主題歌をヒットさせて、結果的に映画の認知度を高めるという宣伝方法は、鈴木敏夫プロデューサー特有の手法だったのです。
鈴木敏夫プロデューサーによる主題歌の広告手法のおかげもあって、「ジブリの曲だ!」となる音楽がたくさんありますよね。
このようにアニメーション映画制作のすぐ隣で、さまざまなサポートを続けてきた鈴木敏夫プロデューサーの足跡を辿ることができるのが魅力です。
鈴木敏夫とジブリ展:グッズ
鈴木敏夫とジブリ展の岩手展に関するグッズ情報は、まだ公開されていませんが、開催記念のポップアップで販売されていたオリジナルグッズを紹介します。
鈴木敏夫とジブリ展の元になったと言われている「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」のオリジナルグッズが揃っています。
◆バルス 扇子(天空の城ラピュタ)
『天空の城ラピュタ』の名台詞である「バルス!」とシータが身につけている飛行石がデザインされています。
価格:1,500円(税別)
◆一筆箋(となりのトトロ)
まっくろくろすけがデザインされた一筆箋で、ちょっとした手紙を残したい時にかわいくて使いやすいでしょう。
価格:850円(税別)
◆湯呑み(千と千尋の神隠し)
『千と千尋の神隠し』で登場する名台詞が書かれた湯呑みです。
一口飲んだ後に、ふと息をついて作品のセリフを読むと、湯屋が脳裏に浮かぶこと間違いなしです。
価格:1,000円(税別)
◆目覚まし時計(天空の城ラピュタ)
『天空の城ラピュタ』で登場する女海賊ドーラの名台詞がデザインされた目覚まし時計です。
朝寝坊しやすい方におすすめです。
価格:2,500円(税別)
◆バルス 手ぬぐい(天空の城ラピュタ)
『天空の城ラピュタ』の名台詞「バルス!」がデザインされた手ぬぐいです。
価格:1,200円(税別)
◆カオナシ フェイスパック(千と千尋の神隠し)
『千と千尋の神隠し』で登場するカオナシになれちゃうフェイスパックです。
カオナシのフェイスパックをつけて、家族や友人の前に現れるとびっくりされること間違いなしです。
価格:750円(税別)
まとめ
この記事では、2023年4月7日から岩手県にて開催予定の「鈴木敏夫とジブリ展」について紹介しました。
東京で展示されていたものが岩手県で観覧できるということで、ぜひ東北在住の方はチェックしてみてください。
数量限定で鈴木敏夫プロデューサーのデザインしたオリジナルグッズ付きのチケットも販売されています。
本展が終了すると非売品グッズになり、二度と購入するチャンスがなくなるため、お見逃しなく。
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