スタジオジブリの映画監督一覧!作品ごとの監督とプロフィールを紹介
スタジオジブリの映画監督といえば、宮崎駿や高畑勲のイメージが強いですが、実は2名以外にも数名の映画監督が作品を制作しています。「耳をすませば」「猫の恩返し」「ゲド戦記」「借りぐらしのアリエッティ」などの作品は誰がメガホンを握っているのでしょうか。この記事では、スタジオジブリ作品の映画監督をまとめて紹介していきます。
こんにちは、Reneです。
スタジオジブリは、日本国内にとどまることなく、世界中で愛され高く評価されるアニメーション映画を数多く生み出してきました。
そんなスタジオジブリの顔となる映画監督といえば、宮崎駿と高畑勲です。
しかし、彼ら以外にもスタジオジブリ映画を手がけた映画監督がいます。
宮崎駿氏の息子、宮崎吾朗氏もジブリで長編を2本監督していますよね。
この記事では、ジブリ作品ごとの映画監督を紹介します。
映画監督それぞれの簡単なプロフィールも紹介していくので、ぜひ見ていってください。
・スタジオジブリの映画監督のプロフィール
- ◆宮崎駿
- ◆高畑勲
- ◆望月智充
- ◆近藤喜文
- ◆百瀬義行
- ◆森田宏幸
- ◆米林宏昌
- ◆宮崎吾郎
- ◆山下明彦
スタジオジブリ作品と映画監督の一覧
まずは、過去のスタジオジブリ作品と映画監督の一覧を見ていきましょう。
ここでは、「長編アニメーション映画」「三鷹の森ジブリ美術館 映像展示上映短編集」「短編作品」「テレビスペシャル」を公開年順にまとめています。
作品名(公開年) | 監督名 |
---|---|
風の谷のナウシカ(1984) | 宮崎駿 |
天空の城ラピュタ(1986) | 宮崎駿 |
となりのトトロ(1988) | 宮崎駿 |
火垂るの墓(1988) | 高畑勲 |
魔女の宅急便(1989) | 宮崎駿 |
おもひでぽろぽろ(1991) | 高畑勲 |
紅の豚(1992) | 宮崎駿 |
海がきこえる(1993) | 望月智充 |
平成狸合戦ぽんぽこ(1994) | 高畑勲 |
耳をすませば(1995) | 近藤喜文 |
On Your Mark(1995) | 宮崎駿 |
もののけ姫(197) | 宮崎駿 |
ホーホケキョととなりの山田くん(1999) | 宮崎駿 |
ギブリーズ(2000) | 百瀬義行 |
千と千尋の神隠し(2001) | 宮崎駿 |
くじらとり(2001) | 宮崎駿 |
猫の恩返し(2002) | 森田宏幸 |
ギブリーズepisode2(2002) | 百瀬義行 |
コロの大さんぽ(2002) | 宮崎駿 |
めいとねこバス(2002) | 宮崎駿 |
ハウルの動く城(2004) | 宮崎駿 |
ゲド戦記(2006) | 宮崎吾郎 |
水グモもんもん(2006) | 宮崎駿 |
星をかった日(2006) | 宮崎駿 |
やどさがし(2006) | 宮崎駿 |
崖の上のポニョ(2008) | 宮崎駿 |
借りぐらしのアリエッティ(2010) | 米林宏昌 |
ちゅうずもう(2010) | 山下明彦 |
パン種とタマゴ姫(2010) | 宮崎駿 |
コクリコ坂から(2011) | 宮崎吾郎 |
たからさがし(2011) | 宮崎駿 |
風たちぬ(2013) | 宮崎駿 |
かぐや姫の物語(2013) | 高畑勲 |
思い出のマーニー(2014) | 米林宏昌 |
アーヤと魔女 | 宮崎吾郎 |
君たちはどう生きるか(2023) | 宮崎駿 |
こうしてみると圧倒的に宮崎駿監督作品が多いですが、それ以外の監督の作品も数年に1本は発表されていることがわかります。
それではそれぞれの監督について、次の項目で紹介しましょう。
スタジオジブリの映画監督のプロフィール
ここからはスタジオジブリ作品を制作した映画監督9名のプロフィールを見ていきましょう。
重鎮から若手まで、多くの監督が作品を手掛けています。
◆宮崎駿
宮崎駿監督は、『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』などジブリ映画の代表作を数多く手がけています。
スタジオジブリは、『風の谷のナウシカ』が成功を収めたことをきっかけに設立されたため、宮崎駿監督は、スタジオジブリの生みの親と言える存在です。
◆高畑勲
高畑勲監督は、『火垂るの墓』『おもひでぽろぽろ』『かぐや姫の物語』などを手がけ、宮崎駿監督に並んでジブリ映画を牽引しました。
2018年に惜しくも亡くなられていますが、映画監督として、宮崎駿と数多くの名作を世に残してくれた存在です。
◆望月智充
望月智充監督は、スタジオジブリのスペシャルテレビアニメ『海がきこえる』を手がけました。
アニメーションの映画監督のほかに、演出家・脚本家としても活躍の場を広げています。
◆近藤喜文
近藤喜文監督は、『耳をすませば』を手がけました。
宮崎駿監督、高畑勲監督から絶対的な信頼を寄せられているアニメーターとして、スタジオジブリに貢献しましたが、1998年に47歳の若さで急逝しました。
◆百瀬義行
百瀬義行監督は、スタジオジブリの短編集を手がけました。
アニメーターとして以外には、演出家、イラストレーターなどマルチな活動が盛んなクリエーターで、アニメーションCMなども多く制作しています。
◆森田宏幸
森田宏幸監督は、『猫の恩返し』を手がけました。
高畑勲監督の『ホーホケキョとなりの山田くん』の原画制作に携わったことがきっかけで、スタジオジブリ作品の監督に抜擢されます。
◆米林宏昌
米林宏昌監督は、『借りぐらしのアリエッティ』と『思い出のマーニー』を手がけました。
『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』など複数のジブリ作品で、アニメーター・原画マンとして携わったのち、スタジオジブリを離れて、アニメーション制作に励んでいます。
◆宮崎吾郎
宮崎吾郎監督は、『ゲド戦記』や『コクリコ坂から』などを手がけていて、宮崎駿監督の実の息子でもあります。
『アーヤと魔女」でスタジオジブリから初めての3DCGアニメーションに挑戦し、大きな話題を集めました。
◆山下明彦
山下明彦監督は、スタジオジブリの短編アニメーションを手がけました。
『千と千尋の神隠し』からスタジオジブリの原画マンとして参加し、『ハウルの動く城』では作画監督まで務めるなど、ジブリ作品に大きく貢献しています。
まとめ
この記事では、スタジオジブリの映画監督一覧をまとめました。
スタジオジブリには、9人の映画監督がいることが分かります。
今後ここにどんな顔ぶれが加わるのか、楽しみですね。
監督ごとに作画や世界観は大きく異なるため、ぜひ見比べて鑑賞してみてください。
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