アントマン3に登場するモードックって何者?MCU初登場のヴィランを徹底解説!
『アントマン&ワスプ クアントマニア(アントマン3)』に登場し、1度見たら忘れられない超ド級のインパクトを残した「モードック」。原作コミックファンの間では人気のモードックですが、今回のMCU映画初登場シーンに度肝を抜かれた方も多いのでは!?そんな愛すべきヴィラン「モードック」を徹底解剖!正体やキャラ設定を紹介します!
みなさん、こんにちは!
マーベル作品が大好きな映画オタク、きーももです♡
今回紹介するのは、2023年公開のMCU映画『アントマン&ワスプ クアントマニア(アントマン3)』に登場し、そのインパクト抜群のビジュアルが話題となっているキャラクター「モードック」です。
ゴールドに輝く大きな顔、そしてその中には…!?
実は、モードックは原作コミックでは既に人気のキャラクターなのですが、『アントマン&ワスプ クアントマニア(アントマン3)』では原作コミックとは違ったキャラ設定で描かれていたんです。
原作コミック版と映画版の違いや、モードックの正体など皆さんの気になる疑問にお答えします!
・モードック:原作コミックでの活躍
・モードック:『アントマン&ワスプ クアントマニア』でのキャラクター設定
・モードック:『アントマン&ワスプ クアントマニア』でのモードックの正体
・モードック:『アントマン&ワスプ クアントマニア』での活躍・最期
・モードック:マーベルファンが登場を待ち望んでいたヴィラン!?
- ◆『アイアンマン3』(2013)
- ◆『エージェント・オブ・シールド シーズン4~5』(2017~2018)
・モードック:モードックが主人公のアニメーション作品がある!?
モードック:原作コミックでのキャラクター設定
はじめに、原作コミックで描かれている「モードック」のキャラクターについて紹介します。
モードックのコミックス初登場は、1967年刊行の「Tales of Suspense #93」。
正しい表記は「M.O.D.O.K.」となります。
これは「殺人のために設計された可動式有機体」(Mental Organism Designed Only for Killing)の略だそう。
巨大な頭に小さな身体が特徴のキャラクターですが、もともとは「ジョージ・タールトン」と名のある人間でした。
彼は、父が設立した秘密結社「AIM」の研究員だったんです。
高い頭脳を持っていた彼は組織と協力し、無限の秘密を秘めた「コズミックキューブ」を人工的に作り出すことに成功しました。
ところが、コズミックキューブの分析のために高度なコンピューターが必要となった最高責任者のライル・ゲッツは、頭の良い研究員ジョージ・タールトンに突然変異誘発剤を浴びせ、超人的な知能とサイキック能力を持つ生命体’’M.O.D.O.K.’’に改造してしまいます。
モードックは、それまで以上の知能と能力を手に入れ、ライルを殺害。
その後、悪の秘密結社AIMのリーダーとしてマーベルヒーローたちの前に立ちはだかりました。
超人的な頭脳を持ったため頭部が極度に巨大化し、移動するための装置「ドゥームズデイ・チェア」に座っています。
この椅子にはミサイルなどの化学兵器が搭載されているそうですよ。
モードック:原作コミックでの活躍
特徴的なビジュアルから、マーベルヴィランのなかでも愛すべきキャラクターとして人気のモードック。
原作コミックでは、アイアンマンやネイモアとも戦っているんです。
ときにはバッキーを再現したロボットでキャプテン・アメリカを精神的に追い詰めようとしたり、ハルクの彼女に大量のガンマ線を浴びせ怪物にしてしまうなど、頭脳が高いがゆえの無慈悲な戦い方をする場合もあります。
最終的に、モードックは現実改変能力を手に入れたアマデウス・チョにより元の姿である「ジョージ・タールトン」に戻りますが、記憶をなくし逮捕されてしまいます。
その後はクローンである「M.O.D.O.K.スペリオル(Superior)」が組織を支配しているようです。
モードック:『アントマン&ワスプ クアントマニア』でのキャラクター設定
続いて、『アントマン&ワスプ クアントマニア』に登場した「モードック」を紹介します。
原作コミックとは異なる描き方がされた『アントマン&ワスプ クアントマニア』のモードック。
原作では大きな頭に小さな身体というビジュアルで、素顔を見せていました。
しかし『アントマン&ワスプ クアントマニア』では金色の身体に合わせた金ピカのマスクをした状態で登場します。
マスクの下に隠された、モードックの正体とは…?
モードック:『アントマン&ワスプ クアントマニア』でのモードックの正体
以下は『アントマン&ワスプ クアントマニア』のネタバレが含まれます!
まだ見ていない方は注意してくださいね。
『アントマン&ワスプ クアントマニア』に登場したモードックの正体は『アントマン』でピム博士の会社を引き継いだ「ダレン・クロス」でした。
兵器としてより優れたスーツを開発しようとしていたダレン。
作中ではアントマンとなったスコットに対抗し、自身もスーツを着用して「イエロージャケット」となり戦いました。
最終的には、イエロージャケットのスーツのなかに入り込んだスコットによって、スーツを破壊され極限まで縮小を続け、消滅したように思われていました。
しかし、実際は縮小を続けたことで量子世界に迷い込み、瀕死の状態になっていたところを征服者カーンに発見され、モードックの姿へと改造されていたようです。
▼ダレン・クロスが登場する映画『アントマン』をチェック
・映画『アントマン』のあらすじをネタバレありで徹底解説!身長1.5cmのお父さんヒーローが大活躍!
モードック:『アントマン&ワスプ クアントマニア』での活躍・最期
『アントマン&ワスプ クアントマニア』でのモードックは、征服者カーンの手下として、量子世界に迷い込んだスコットや娘のキャシーをカーンの元へ連行。
自身の野望を砕いたスコットやピム博士に恨みを抱いているようでした。
ただ、モードックとしての姿は気に入っているようで原作コミックの設定に近い’’頭脳派’’な部分が見えたように思います。
作品の終盤ではキャシーの言葉に改心し、征服者カーンを倒すために自らを犠牲にします。
最終的にはスコットたちに看取られて亡くなりました。
▼『アントマン&ワスプ クアントマニア』のあらすじをチェック
・『アントマン&ワスプ クアントマニア』のあらすじをネタバレ解説!登場人物&キャスト情報も
モードック:マーベルファンが登場を待ち望んでいたヴィラン!?
原作コミックと映画版で異なる描き方がされたモードックですが、実は以前からMCU参戦の予定が何度もあったのだそう。
そのため、過去のMCU作品にはモードック関連のシーンが多数登場しているんです。
◆『アイアンマン3』(2013)
ガイ・ピアース演じる実業家・キリアンが経営している企業の名前が「AIM」でした。
原作コミックではモードックを生み出し、現在はモードックが支配する組織であることから、ついに登場か!?とファンはざわつきました。
・MCU映画『アイアンマン3』のあらすじをネタバレありで徹底解説!アベンジャーズとのつながりは?
◆『エージェント・オブ・シールド シーズン4~5』(2017~2018)
作中のヴィランであるアントン・イワノフのコードネームは、モードックのクローンである「モードック・スペリオル」(Superior)と同じスペリアー(Superior)。
これは、偶然ではなくドラマ製作総指揮者の1人が、アントン・イワノフをモードックに変身させる予定だったそう。
しかし、製作途中でマーベルからNGが出たため断念したのだとか。
もしかするとこのときには『アントマン&ワスプ クアントマニア』にモードックが登場することが決まっていたのかもしれませんね。
モードック:モードックが主人公のアニメーション作品がある!?
『アントマン&ワスプ クアントマニア』でMCU初登場したモードックですが、実は彼が主人公のアニメーション作品があるのをご存知ですか?
タイトルは「Marvel’s M.O.D.O.K.」。
原作コミックや映画版とは少し異なる、スーパーパパで、スーパーボスで、スーパーヴィランなモードックの姿が見られるかも!
一生懸命頑張るモードックの姿は、超頭脳のヴィランとはかけ離れていて、クスッと笑えてしまうアニメシリーズです。
1話30分程度で、シーズン1全10話。
ディズニープラスで配信されているので、気になる方はチェックしてみてくださいね!
◎Disney+(ディズニープラス)で『Marvel’s M.O.D.O.K』をチェック
まとめ
『アントマン&ワスプ クアントマニア』に登場したモードックを紹介しました。
ヴィランでありながら、特徴的な見た目とちょっぴり愛嬌があり、ファンに愛されるキャラクターである点にも納得ですよね。
原作コミックではクローンも登場しているので、もしかするとまたMCUで違った姿のモードックが見られる日が来るかもしれません!
筆者は、今度は味方として登場して欲しいなと楽しみにしています。
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