ディズニーランド会員制のクラブ33。店内の様子と入店方法!年会費やJCBによる入り方も
東京ディズニーランドの会員制レストラン「クラブ33」。会員以外のゲストは入店すらできない、秘密のヴェールに包まれたクラブ33の店内、メニューをご紹介。クラブ33への入店方法や会員になるための情報についても詳しく解説します。
こんにちは。ディズニーマニアの二ノ瀬です。
東京ディズニーランドで唯一アルコールが飲める高級フレンチ店があることをご存じですか?
その名も「クラブ33」。
会員のみが入店できる「クラブ33」は、近年知名度が上がりつつあります。
数年前までは一部のゲストにしか知られていなかった「クラブ33」。
一般人にとっては憧れの存在である「クラブ33」の店内、メニューを写真つきでご紹介。
また、現実的な入店方法についても解説します。
クラブ33とは
「クラブ33」は公式サイトにも、マップにも記載されていません。
公表されていない会員限定のレストランであり、現在は会員を募集すらしていない特別な場所です。
会員は東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド、オフィシャルスポンサーらの重役もしくは、大株主のみ。
実は、ゲストがもっとも往来するエリアに入口が設けられています。
ワールドバザールのマジックショップと三井住友銀行の隣に、扉があります。
店名の看板はおろか、人の気配すらしません。
あるのはインターホンのボタンのみ。
存在を知らない方にとっては、ワールドバザールの装飾にしか思わないでしょう。
「クラブ33」の予約者がインターホンを押すと、その重厚な扉が開かれます。
扉を抜けると、高級ホテルのロビーか豪華客船のラウンジを思わせるエントランスが広がります。
ゆったりと落ち着いた雰囲気が広がり、ソファや椅子は驚くほどフカフカですよ。
ここで、上着や、男性であれば帽子も脱ぎましょう。
フランスの作法に基づいた接客がされますので、女性は帽子を着用したままでも問題ありません。
上着は「クラブ33」のイメージカラーである緑色のコスチュームに身を包んだキャストが、預かってくれますよ。
「クラブ33」は1階と2階に分かれており、1階がエントランス、2階がレストランの構造です。
雰囲気としては、「東京ディズニーランドホテル」のコンシェルジュあるいはスイートクラスの宿泊者が利用できる、「マーセリンサロン」に近いです。
テーブルに案内されるまでは、エントランスか2階のラウンジで待つことに。
ほとんどの場合、すぐに2階へ通されるはず。
お土産として購入できるグッズが、棚に並んでいます。
こうした記念品を眺めながら、キャストの案内を待つ方が多いです。
時間帯によりますが、入店からテーブルへの案内はさほど時間がかかりません。
食事をしてからゆっくり選ぶのも楽しいですよ。
「クラブ33」では、アルコールメニューが提供されています。
豪華なバーカウンターは、東京ディズニーランドにいることを忘れてしまうほど。
ワインリストが用意されており、その品揃えは「マゼランズ」なみ。
ちなみに東京ディズニーシーには、会員限定のレストランは存在していません。
少し意外ですよね。
というのも、「クラブ33」は開園当初に、企業の重役や著名人を接待するために用意されたレストランだからです。
東京ディズニーランドの建設に多大な協力をした、近隣の漁師達に対しても感謝のため「クラブ33」に招待されました。
後からつくられた東京ディズニーシーには、VIPをもてなすための会員限定レストランは必要なかったのでしょう。
「クラブ33」は東京ディズニーランドの店舗を含め、世界中に3店舗。
1つめはカリフォルニアの「ディズニーランド」。
2つめは「上海ディズニーランド」です。
「上海ディズニーランド」は2016年に開業したばかりです。
そのため、カリフォルニア以外で「クラブ33」があるのは、長い間日本のみでした。
そんなクラブ33がフロリダにある「ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)」にもオープンするそうです。
各パークにクラブ33ができるようで、合計4店舗がオープンということになります。
また、WDWのクラブ33は、メールをすると入会の案内などが来るようなので、招待制ではないと予想されます。
クラブ33の特徴
何度か記述している通り、東京ディズニーランドでは「クラブ33」でのみアルコールが提供されています。
メニューはコースのみで、本格フレンチメニューが楽しめますよ。
最大の特徴は、シンデレラ城を真向かいに眺めることができる立地。
ふだんは窓がカーテンで閉じられているのですが、夜のショーやパレードの開催時間に限り、カーテンが開けられます。
「ホームストア」の真上に「クラブ33」があるので、気になる方はショーの開催中に窓を見上げてみましょう。
店内がよく見えるはずですよ!
しかし、ショーが終了されるやいなや、外への干渉を防ぐためにカーテンはすぐ閉じられてしまいます。
1日数組限定で予約できるバースデープランでは、個室でミッキーにお祝いしてもらえます。
ミッキーを独り占めできるなんて、とても贅沢な時間ですよね♪
「クラブ33」の入店権利を手に入れるだけでなく、1日で限定されているバースデープランも予約するとなると、非常に難易度が高い!
体験できた方は、一生の思い出に残るはず。
クラブ33に入店するには?
「クラブ33」が会員を募集することは滅多にありません。
募集期間に運よく申し込めたとしても、莫大な年会費と入会費がかかります。
現在は、
・会員に予約してもらう
・オフィシャルスポンサーの社員特典を利用する
・オフィシャルスポンサーから接待を受ける立場になる
といった手段になってしまいますが…2019年までは個人でも入店権利を得ることはできました。
まず、JCB THE CLASSホルダーになることが最低条件。
JCB THE CLASSは、JCBのいわゆる“ブラックカード”を指します。
・年会費5万円以上
・クレジット使用額が年間100万円以上
・年収が約2,000万円以上
などなど、ブラックカードなだけあり審査基準の時点で、一般人からすれば目が回りそうですよね。
しかも、JCB THE CLASSホルダーだから確実に「クラブ33」へ入店できるとは限りません。
近年は「クラブ33」の予約権利が抽選応募になっていますし、仮に予約権利を得られても人数やプランの変更が不可能でした。
なお、2019年7月の予約利用者をもってJCB THE CLASSのメンバーズセレクションの抽選応募も終了となりました。
2019年3月のメンバーズセレクションにて、終了が発表されました。
そのため、現在もっとも現実的なのは、「会員に予約してもらう」という方法でしょう。
コネクションを活用できる方は、ここぞという記念日やプロポーズの日に予約すると、大事な方に喜ばれるはずですよ!
クラブ33のメニュー
各テーブルにはキャストが最低1名つきます。
代表者の後ろにキャストが待機するので、予約者にとってはその光景が見えづらいかもしれません。
フレンチコースが提供されるレストランなだけあり、テーブルのほとんどでワインが頼まれます。
きめ細やかなタイミングでグラスにワインが注がれていく様子は、まるで『美女と野獣』のよう。
もちろんグラスワインもオーダーできますよ。
テーブルにメニューが運ばれると、キャストがメニューの詳細を教えてくれます。
その時々によりメニューが異なるので、一期一会の出会いになるはず。
クラブ33の記念品
「クラブ33」利用者しか手に入らない記念品がプレゼントされ、お土産品を購入することができますよ。
値段は「グランドエンポーリアム」と比べ物にならないほど高級ですが、ディズニーファンならどれも欲しくなってしまうであろうラインナップです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「クラブ33」の利用条件は年々厳しくなっています。
にもかかわらず、知名度が上がり続けているため予約者数は上昇する一方!
予算は1人あたり¥20,000ほど。
こんなに特別な空間で食事できたら素敵ですよね。
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