【スターウォーズ解説】「ヨーダ」を徹底分析!プロフィール、設定、登場作品、演じた人、名言まとめ
映画「スターウォーズ」に登場するキャラクター、ヨーダを徹底解説!緑色の肌に小柄な身体を持つヨーダ。「スター・ウォーズ」を観たことがない人でもその名が知られている人気キャラクターです。小さな身体ながら強さと思慮深さを兼ね添え、史上最強のジェダイとしてた尊敬されるヨーダはどのように生まれたのか?プロフィールや設定、登場作品、名言をまとめてご紹介していきます。
こんにちは、「スター・ウォーズ」キャラクターの中でもヨーダとジャージャー・ビンクスがお気に入りのわさおです!
誰もが知ってるスター・ウォーズのキャラクター「ヨーダ」。
マスター・ヨーダの凄さは、多くの「スター・ウォーズ」ファンを沸かせました。
ヨーダが初登場した旧三部作では、「実は凄くて強い人」というギャップから一躍人気キャラクターに。
新三部作では、旧三部作では見られなかった、ヨーダの派手なアクションとライトセーバーさばきに、世界中が興奮。
まさに、「スター・ウォーズシリーズになくてはならぬキャラクター」です。
今回は、新三部作から旧三部作まで、生ける伝説である「マスター・ヨーダ」の魅力と活躍、詳しいプロフィール、名台詞まで一挙にご紹介していきます!
・ヨーダのプロフィール
・ヨーダはこうして作られた
・エピソード別・ヨーダの活躍
- 「スター・ウォーズエピソード1 ファントム・メナス」
- 「スター・ウォーズエピソード2 クローン戦争」
- 「スター・ウォーズエピソード3 シスの逆襲」
- 「スター・ウォーズエピソード5 帝国の逆襲」
- 「スター・ウォーズエピソード6 ジェダイの帰還」
- 「スター・ウォーズエピソード7 フォースの覚醒」
- 「スター・ウォーズエピソード8 最後のジェダイ」
・なかなか複雑な師弟関係…ヨーダの弟子とは
・ヨーダの名言
- ◆May the force be with you. (フォースと共にあらんことを。)
- ◆Try not, Do or do not. There is no try. (やってみるではない、やるかやらぬかだ。試しなどいらぬ。)
- ◆Don't think, feel...(考えるな、感じろ)
ヨーダとは
ヨーダは、「スター・ウォーズ」シリーズに登場するエイリアンキャラクターです。
生ける伝説と称されるジェダイ・マスターであり、ジェダイ評議会の長にしてジェダイ・オーダーの(ジェダイ騎士団)の指導者であるグランド・マスター。
小柄な身体にシワのある緑の肌が特徴的です。
銀河系最高の剣士であり、ライトセーバーの剣術やフォースの力を駆使した戦闘においても史上最強のジェダイ騎士と言われます。
旧三部作の公開当初から、その独特のキャラクターと見た目からは想像できない強さに、大人気キャラクターとなりました。
現在でもヨーダグッズはたくさん登場しており、ダース・ベイダーやC-3PO、R2-D2などのキャラクターと並んで「スター・ウォーズ代表キャラクター」となっています。
ヨーダのプロフィール
まずはヨーダの基本プロフィールを見ていきましょう。
ヨーダは、出身地や種族名は明かされていません。
身長は66cmとかなり小柄。
短い白髪を蓄えた緑色の肌の種族で、「スター・ウォーズエピソード1」でジェダイ評議員として登場するヤドルという女性と同じ種族とされています。
全エピソードに渡り、質素な衣服を纏い、杖をついていますが、脚力は格段に発達しています。
ライトセーバー戦では、アタールという縦横無尽に跳ね回る体術を駆使して戦います。
これは、フォースを自らに対して用いることで高齢による身体の衰えをカバーしてなせる技のようです。
ライトセーバーの色は緑。
しかし、ヨーダがライトセーバーを使って戦う姿はむしろレアで、ライトセーバーを使わずとも十分に戦闘可能であるため、劇中でライトセーバーを握るシーンは2、3回ほど。
「エピソード2/クローンの攻撃」でドゥークー伯爵と対峙した際、約数十年振りにライトセーバーを握ったとされています。
絶対的なフォースを操る術とライトセーバー術、経験値により、ジェダイ騎士団の長として、共和国の平和の守護者たちを支援、指導しています。
フォースの力は約9世紀を生きた晩年になっても衰えず、大型の戦闘機を持ち上げて弟子のルーク・スカイウォーカーを驚かせました。
ヨーダはこうして作られた
ヨーダは、旧三部作ではマペットを使用して撮影されていました。
「スター・ウォーズ」のヨーダはラテックスの皮膚を持つリアルな人形キャラクターの原型となりました。
英語版のヨーダの声は、マペットヨーダを操るフランク・オズ本人が担当しています。
エピソード1では、パペットを一部で使用、続くエピソード2、3では、全てCGが使用され、フランク・オズは声のみの出演となりました。
エピソード2、3のヨーダの激しい戦闘シーンは、CGならではのものでした。
日本語吹き替えは、キャストが度々変更されているものの、劇場公開版・専属契約は、故・永井一郎氏。
「サザエさん」の波平で知られる名優です。
そしてエピソード8で再登場した際は、多田野曜平氏が吹き替えを担当しています。
エピソード別・ヨーダの活躍
1999年から、前作へ繋ぐ物語となる新三部作が公開されました。
この三部作では、帝国で悪の化身として恐れられたダース・ベイダーがどのように悪の道を歩んだのかが描かれています。
ヨーダは、共和国の平和の守護者・ジェダイ騎士団をまとめるジェダイ評議会の一員かつ彼らを指導するグランド・マスターとして登場。
「スター・ウォーズエピソード1 ファントム・メナス」
タトゥーイーンの奴隷の少年、アナキン・スカイウォーカーが、ジェダイとなるきっかけを描いた本作。
古の予言にある「選ばれし者」の可能性を秘めた少年アナキンは、ジェダイの素質を十分に持つとして、ジェダイ評議会に連れてこられます。
ジェダイと初めて対面したヨーダは、ジェダイの修行を始めるには年を取り過ぎているという判断を下し、アナキンの曇った未来が十分に予見出来ず、危険が伴うと判断。
しかし、ナブーの戦いにてアナキンの活躍を知った評議会は後に彼の訓練に賛成するように。
さらに、亡き師クワイ=ガン・ジンにアナキンの後を託されたオビ=ワン・ケノービの強い想いもあり、ヨーダも総意に押されてアナキンをジェダイ見習いにすることに同意したした。
この結果、「見えざる脅威」を暗黒の時代へ導くことになるとは、この時ジェダイ騎士団の誰も思っても見なかったのでしょう。
「スター・ウォーズエピソード2 クローン戦争」
シリーズ中でヨーダの派手なアクションを拝める初めてのエピソード。
パダワン(ジェダイ見習い)の青年に成長したアナキン・スカイウォーカーと、惑星ナブーの美しき女王、パドメ・アミダラが再会し、愛を育む本エピソード。
このエピソードでは、ヨーダの予想通り、若きパダワンであるアナキンの周囲に不穏な風が吹き始めます。
アナキンは母の死により怒りに呑まれ自身を見失ってしまいます。
アナキンの才能を見出し、タトゥーイーンから連れ出して、ナブーでの戦いの中でフォースと一体となった亡きクワイ=ガン・ジンも、声でアナキンを制止しますが、その声は届くことはありませんでした。
ヨーダはこのとき、アナキンの深い悲しみを感じ、彼の行く末を危惧する発言をしています。
ヨーダはこのエピソードで、かつての弟子ドゥークー伯爵と再会。
アクロバットなライトセーバー戦と、彼の力の強さを象徴するフォースを駆使した戦いを見せてくれます。
また、旧三部作では絶対に拝めない、ジェダイ見習いの子どもたちに指導する貴重なシーンも。
「スター・ウォーズエピソード3 シスの逆襲」
アナキンがダークサイドの暗黒卿、ダース・シディアスにそそのかされ、ダース・ベイダーが誕生する瞬間を描いた本作。
銀河の平和と秩序の維持に800年を捧げたヨーダでしたが、彼でさえ、ダース・シディアスの正体を暴き、その野望を阻止することはでにませんでした。
ダース・ベイダーとなったアナキンとエピソード2では味方であったクローン・トルーパーの反乱によって多くのジェダイが死にゆく中、ヨーダはウーキー族のチューバッカらの助けによって難を逃れ、シディアスに一騎討ちを挑みます。
ここでも、激しいライトセーバーの戦いやフォースの力を駆使した戦いが展開されます。
しかし、ダークサイドの力を得た暗黒卿の力は強大。
勝ち目が無いと悟ったヨーダは、オルデランのベイル・プレスター・オーガナ議員の助けにより逃げ延びます。
オビ=ワンとベイダー、師弟の激しい戦いが終わり、アナキンの子どもが生まれます。
双子の子どもはルークとレイアと名付けられ、ルークはアナキンの故郷・タトゥーイーンで、レイアはオーガナ議員の故郷・オルデランで育てられることに。
ヨーダは、シディアス率いる帝国軍から逃れるために、未開のジャングルの広がる惑星ダゴバ隠遁生活を送ることになります。
「スター・ウォーズエピソード5 帝国の逆襲」
ルーク・スカイウォーカーを陰ながら見守っていたオビ=ワンが、ルークとともに帝国の魔の手が忍び寄るオルデランのレイア姫を助けようと敵地に向かう「スター・ウォーズエピソード4 新たなる希望」の続編。
ルークは、ベイダーとの戦いでフォースと一体化したオビ=ワンに惑星ダゴバに行くように言われます。
生ける伝説・ヨーダの初登場が、このエピソード。
800年以上をフォースの導き手として後進の育成に努め、ジェダイ評議会で誰よりも深い洞察力により多くのジェダイ達のあるべき方向へと導いたヨーダでしたが、初登場の印象はかなり新三部作とは異なります。
スター・ウォーズエピソード3から約20年、ヨーダは長く孤独な生活を送っていたのでしょうか。
初めて会ったルークに対し、道化のように振る舞う姿は印象的ですね。
ヨーダはオビ=ワンの頼みで、生涯の最後の務めとして、ルークをジェダイとして鍛えることを決意します。
このときも、ヨーダは「ルークは怒りっぽい」と修行させることをためらっています。
しかも、ルークは危機に陥るレイア姫やハン・ソロを助けるため、ヨーダの制止も聞かず、修行を中断してダゴバを去ります。
「スター・ウォーズエピソード6 ジェダイの帰還」
帝国軍と反乱軍の長きに渡る戦いに終止符が打たれる本エピソード。
ヨーダはこのエピソードで、病で亡くなります。
ちなみに、長く続くスター・ウォーズシリーズの作中で、戦死ではなく病気・寿命で亡くなるジェダイはヨーダだけ。
それだけ戦いを切り抜ける技とフォースを使って未来を読む力を持っていたということでしょう。
死してフォースと一体化した彼は、霊体となってなおルークをサポートし続けました。
やがてエンドアの戦いでルークはベイダーに打ち勝ちます。
このとき、ダース・ベイダーはアナキン・スカイウォーカーの心を取り戻し、帝国軍皇帝・シディアスを滅ぼします。
こうして、ルークとアナキンは「選ばれし者」の予言を成就させることとなりました。
「アナキンが選ばれし者の素質を秘める」というのは、彼と彼の息子が暗黒卿を倒し平和をもたらすということだったのかもしれません。
この戦いが終わった祝賀会の中、フォースと一体化したヨーダとオビ=ワン、アナキンがルークを見守っています。
新三部作公開後はこのシーンが差し替えられており、アナキンは若かりし頃の姿に、クワイ=ガンらも登場しています。
「スター・ウォーズエピソード7 フォースの覚醒」
2015年公開の「フォースの覚醒」では、ヨーダは声のみの出演。
主人公レイがルークのライトセーバーに触れてフラッシュバックを体感する際に、ヨーダの声がします。
「スター・ウォーズエピソード8 最後のジェダイ」
2017年公開の「最後のジェダイ」では、スクリーンにヨーダの姿がカムバック!
レイをジェダイとして育てることに迷うルークの前に霊体となって現れ、かつての弟子を叱咤激励します。
ヨーダは肉体を失ってもなお、ジェダイたちの行く末を見守り続けているのです。
なかなか複雑な師弟関係…ヨーダの弟子とは
ジェダイもシスも師匠1人に弟子(パダワン)1人と決まっているようですが、その中身はかなり複雑です。
共和国時代のヨーダの主な弟子は、ジェダイ評議員のメイス・ウィンドゥ、キ=アディ=ムンディらがいる他、ダークサイドに堕ちてエピソード2に再会を果たすドゥークゥー伯爵も彼の弟子でした。
ちなみに、オビ=ワン・ケノービの亡き師匠、クワイ=ガン・ジンは、実はドゥークゥー伯爵の弟子。
したがってオビ=ワンはヨーダのひ孫弟子ということになり、そのためか直接の師弟関係は無いものの、作中では師弟のような関係性を見せてくれることもあります。
さらに、オリジナル・トリロジーでは、ルーク・スカイウォーカーがオビ=ワンの弟子入りをした後、ヨーダの弟子にもなっています。
この他にもかなり複雑な師弟関係がジェダイ騎士団・シスの中で繰り広げられています。
ヨーダの名言
900年もの時を生きた伝説のジェダイ、ヨーダ。
ここで、ヨーダが放つ、屈指の名台詞を見ていきましょう。
◆May the force be with you. (フォースと共にあらんことを。)
ヨーダだけでなく、ジェダイの間で交わされるセリフ。
作中では、「good luck」のように使われています。
ヨーダも多くのジェダイ騎士たちに贈った言葉。
ラインのスタンプには、ヨーダのスタンプとともにこの言葉がそえられているものも。
◆Try not, Do or do not. There is no try. (やってみるではない、やるかやらぬかだ。試しなどいらぬ。)
ルークがフォースの力を使うときに「やってみる」と言った際、ヨーダが応えた言葉。
できるかどうか分からないという自己の疑念を捨て、「やる」という意志こそが重要だと私たちに教えてくれます。
◆Don't think, feel...(考えるな、感じろ)
有名な格言ですね。
修行を付けているルークに対しての助言です。
新三部作でも、エピソード2でヨーダは同じ言葉を吐いています。
また、エピソード1で彼の孫弟子であるクワイ=ガンも同じことを言っています。
力や技だけでなく、名台詞も弟子たちに受け継がれていくのかもしれませんね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
マスター・ヨーダは平和の守護者、ジェダイ騎士として800年を捧げた思慮深い人物。
彼の格言は数多く、そのキャラクターは時を超えて愛されています。
ぜひ、「スター・ウォーズ」を観る際は、彼の活躍にも注目してみてください。
May the force be with you!
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