スターウォーズで人気のかわいい「R2D2」!声の真相や魅力とは?
「スター・ウォーズ」シリーズのマスコット的存在であるR2-D2。コロコロ丸いフォルムと、ドロイドでありながら可愛いらしくもガッツのあるキャラクターが人気。C-3POとのコンビも絶妙で、グッズも広く展開されています。ここでは、そんなR2-D2について、詳しくご紹介します。
こんにちは、「スター・ウォーズ」は、人間の言語を話さないキャラクターが特に好きなわさおです!
R2-D2は「話さない」キャラクターでも1、2を争う人気キャラクターですよね。
2015年に「スター・ウォーズ7 フォースの覚醒」が公開され、「スター・ウォーズ」は今や誰もが認めるディズニー作品。
今後、「覚醒したフォース」がどのように物語を盛り上げてくれるのか楽しみですね!
この時を越えて愛され続けている「スター・ウォーズ」シリーズ。
全作品全てに登場するキャラクターとは誰でしょうか?
それは、人間につくられ、人間の手助けをするドロイド(ロボット)2台。
みなさんもご存知、C-3POとR2-D2のコンビです。
今回は、2台のうち、女子人気も高いR2-D2について詳しく見ていきましょう。
R2-D2とは
R2-D2は、「スター・ウォーズ」シリーズに登場するキャラクター。
宇宙船のパイロットの補助をするアストロメク・ドロイド。
身長丈の低い丸く白いボディに青いラインが印象的。
見た目のかわいらしさから、女子や子どもからの人気も厚く「スター・ウォーズ」のキャラクターのうち最も関連商品が販売されたキャラクターでもあります。
もともとは、新三部作ヒロインであるパドメ・アミダラの故郷、ナブーの王室専用機用のドロイド。
高度な電子頭脳を持っており、人語を理解でき、命令に従って行動が取れる有能なドロイドです。
宇宙船の操縦や機械修理、暗号の解読やホログラム映像の録画再生など、さまざまな機能を兼ね添えています。
耐久性も抜群で、宇宙空間から灼熱の砂漠、極寒の雪原や水中まで、どこにでも適応できます。
人間の言葉や他のドロイドの言語を理解できるものの、自身は機械音しか発せません。
しかし、その機械音は場面によりバリエーション豊かで、機械仕掛けのボディを持ちながら、人間のような感情表現を見せることも。
物怖じせず敵に向かっていく勇敢さやいじらしいキャラクターも彼(?)の人気の理由でしょう。
C-3POは全てのエピソードで会話シーンのある仲良しコンビ。
彼に対しては、(視聴者には何と言ったか分からないものの)怒らせるような毒舌っぷりを見せていますが、基本的に忠誠心のある素直なドロイドです。
“全ての歴史を知る者”新三部作
エピソード6まで全てに登場するR2-D2。
R2の活躍を時系列で追ってみましょう。
◆「スター・ウォーズエピソード1 ファントム・メナス」
R2-D2はもともと、ナブー王室の宇宙船用ドロイド。
敵の攻撃の中、宇宙船を修理した功績が気に入られ、アミダラ女王の個人的な所有物となり、ジェダイ騎士である若きオビ=ワン・ケノービとその師、クワイ=ガン・ジン、アミダラらと行動を共にすることに。
アナキン・スカイウォーカーの故郷、タトゥイーンを訪れた際、C-3POと初対面を果たすのもこのエピソード。
アナキン少年につくられた制作過程の3POに対し「君は裸だ」と指摘するなど、すでに名コンビぶりを見せています。
戦闘中はアナキンが偶然乗り込んだバトルシップで大活躍。
「チビ助」ながら、共和国の平和を取り戻すのに一役買いました。
◆「スター・ウォーズエピソード2 クローン戦争」
成長したアナキンとパドメが再会するエピソード2。
冒頭からパドメの側に控えるR2は本作でも大活躍します。
命を狙われるパドメの寝室の警護を任されるなど、女王から絶対の信頼を得る存在となっています。
その後、R2はパドメの護衛として付いたアナキンに同行。
再びタトゥイーンに訪れ、C3POとの再会を果たします。
前作では少し他人行儀だった2台も、今回はより親しげなコンビネーションを見せてくれました。
バトルドロイドとジェダイ騎士・クローンらの大戦の際、R2-D2はC-3POと交換されることになります。
こうして、R2は正式にスカイウォーカーの所有となりました。
◆「スター・ウォーズエピソード3 シスの復讐」
アナキン・スカイウォーカーがどのように暗黒卿ダース・ベイダーとなったのかが描かれた三部作の完結編。
冒頭からR2はジェダイ・スターファイターに同乗し、アナキンの戦闘をサポートしています。
ここでも、戦闘中にスターファイターに寄生して攻撃してきたドロイドに対し、「ただじゃやられない」ガッツを見せてくれます。
敵地でもオビ=ワンらを助けるために機械操作をしたり、迫り来る敵にオイルを放った後、火を付けて撃退したりど大活躍。
その後、アナキンが共和国から孤立し、裏切りを行うまでの一部始終を目撃しています。
ダークサイドに堕ちたアナキンを、彼はどのように見ていたのでしょうか。
最終的に主人を失ったR2は、3POと共に旧三部作ヒロイン、レイア・オーガナの故郷となるオルデラン王室の手に渡ります。
大勢が死に、ラストでC-3POの記憶が消去されたことで、R2は本作中数少ない"全ての歴史を知るキャラクター"となりました。
C-3POの良き相棒 旧三部作
R2-D2初登場からエピソードの完結まで描かれている旧三部作。
R2-D2はC-3POとセットで出演することが多くなります。
そんな名コンビぶりを時系列で見ていきましょう。
◆「スター・ウォーズエピソード4 新たなる希望」
シリーズ第1作目のエピソード4では、冒頭からR2-D2が大活躍。
C-3POとR2-D2は惑星オルデランの王女レイア・オーガナから反乱軍の存亡に関わる重大な使命を与えられます。
砂漠の惑星タトゥイーンに漂着した2台は主人公ルーク・スカイウォーカーと出会い、レイア姫の危険をかつてのジェダイ騎士オビ=ワンに知らせます。
全てはそこから始まったのです。
R2-D2がいなければ、ルークとレイア姫が会うことはなかったかもしれません。
さらに言えば、「新たなる希望」が発起することもなかったでしょう。
◆「スター・ウォーズエピソード5 帝国の逆襲」
主人公ルークとダース・ベイダーの関係性が明らかになるエピソード5。
R2-D2は、ルークとともに年老いたヨーダの下を訪れます。
この頃のルークとR2の関係は主従というよりは親友のようで、ルークはR2の言いたいことをかなり理解しています。
賞金稼ぎのハン・ソロとチューバッカの関係性に近いものが感じられますね。
今作でも3POとのコンビの相性は抜群。
ルークやレイア姫のピンチを助ける際のC3POの変わり身の早さに多くの視聴者が笑ってしまったことでしょう。
◆「スター・ウォーズエピソード6 ジェダイの帰還」
帝国軍と反乱軍の最終決戦が描かれたシリーズ完結編。
途絶えていたジェダイが復活し、暗黒面に堕ちた者がジェダイとして自身を取り戻した「帰還」が描かれています。
R2も反乱軍の一員として勇敢な姿を見せてくれました。
あまりの勇敢さにC3POに咎められるほどです。
R2-D2の飲み物を運ぶボーイ姿が見られるのはこのエピソードだけ。
さらに、これまでどんな敵にも怯まない強さと強運に恵まれた彼が、珍しく敵に撃たれて不能になってしまうシーンもあり、R2好きにとってレアシーンの多いエピソードでもあります。
最後まで波乱万丈なドロイドの活躍をぜひお楽しみください!
シリーズ完結の30年後、R2-D2は?
「スター・ウォーズエピソード6」の30年後が舞台の「スター・ウォーズエピソード7 フォースの覚醒」では、主人であるルークの失踪以降、何年もの間スリープモードとなっています。
レジスタンスの基地で保管されていたものの、同じアストロメク・ドロイドのBB-8がルークの居場所を示す地図の断片のデータを再生したことでスリープモードから復帰しています。
マスコットキャラクターとして人気の高いBB-8とR2-D2、2台の掛け合いにも注目です。
R2-D2の魅力その1: とにかくかわいい!
R2の魅力といえば、そのかわいいらしさ。
背丈の低いそのフォルムは丸っこくて、どこか愛嬌があります。
主人に忠実で、後を追ってコロコロ付いていく様子や、時に勇敢に主人を支援する様子が愛されています。
機械音しか発さないものの、状況によってその表現はバリエーション豊か。
危険が迫ると甲高い音、落ち込むような場面では小さく低い音など、「何となく感情が分かる」ような音程で、R2の心情を察することができます。
そのためか、アナキンやルークは機械を通さなくてもかなりR2と意思の疎通ができていました。
そんなバリエーション豊かな感情表現ともとれる「声」も彼の人気の秘訣でしょう。
この「声」が彼に人間のようなキャラクターを植えつけ、さらに人気者にしています。
忠誠心のある素直なキャラクターというだけでなく、誤ってオーバーヒートしてしまうそそっかしい面、C3POを怒らせるようなことを言ったり危機的状況でわざわざ主人の低い生存確率を計算して伝えたりとデリカシーのない面、敵地に乗り込むのにはしゃぐ茶目っ気たっぷりの一面もみせてくれます。
R2-D2の魅力その2: 意外と超高性能
R2は実はかなり高性能なドロイド。
もともと王室専用機のためのドロイドというエリートである点も頷けます。
高度な人工知能は人間や他のドロイドの言語を理解できます。
主な仕事は、宇宙船やバトルシップなどでパイロットを補佐するコックピットの役割や、宇宙船修理。
普段は三本足に装備されたキャタピラで移動、無重力の宇宙空間でも脚部を船体に吸着させて自在に移動できます。
ただし、定期的に充電が必要なようです。
戦闘シーンでも、装備したスタンガンや消火器の煙で追手を退けるなど、肉対戦で活躍することもたびたびあります。
R2-D2にはキャストがいた!?
シリーズ第1作目「スター・ウォーズ」では、アメリカの小人病の俳優、ケニー・ベイカーがR2の中に入り、操作をしていました。
そのため、R2-D2役はケニー・ベイカーとしてエンドロールに登場。
その後の「スター・ウォーズエピソード5 帝国の逆襲」以降はラジコンが使用され、ベイカーが演じたのはR2が歩く数シーンのみとなりました。
さらに、新3部作ではR2型のロボットがつくられ、ベイカーは名前だけの出演となっています。
R2の音声は赤ちゃんの声真似!?
R2のキャラクターを決定づけ、人気キャラクターとして確立したR2の「声」。
電子音による機械語は、スタッフが冗談で発した赤ちゃん言葉がヒントになっているというのが、「スター・ウォーズ」ファンの間の定説。
R2の声は、シンセサイザーの電子音と、音響監督による赤ちゃんの声真似を混ぜたものだそうです。
赤ちゃんの声色が混ざっているのなら、彼のかわいらしさにも頷けますね。
R2-D2に会うなら東京ディズニーランドへ!
かわいいR2-D2に会いたい人は、ディズニーランドへどうぞ!
東京ディズニーランドの「スター・ツアーズ:ザコンティニューアドベンチャー」では、R2やC3POと「スター・ウォーズ」で登場した惑星の旅を楽しむことができます。
スター・ツアーズでも2台の掛け合いは健在!
しかも、アトラクション前に等身大の彼らを見ることができるのです。
R2の愛嬌たっぷりのフォルムを拝むなら、東京ディズニーランドへ!
まとめ
いかがでしたか?
R2は機械ながら、見た目のかわいいさで人気のキャラクター。
かわいいだけでなく、困難な状況でも相手に立ち向かう勇敢な姿、主人の命令に従うために奔走するけなげな姿がかっこいいギャップのあるキャラクターでもあります。
グッズもたくさん発売された「スター・ウォーズ」シリーズのマスコット的存在。
C3POとのコンビ、アナキンやルークとの主従関係も見ていて飽きないものです。
シリーズを観たことない人も、きっとR2を好きになるはず!
ぜひ、「スター・ウォーズ」シリーズを観る際は、勇敢な「チビ助」R2-D2の活躍にも注目して見てくださいね!
キャステルの記事に テーマパークの最新情報をお届けします |