【TDS】ジュール・ヴェルヌってどんな人?ウォルトディズニーやミステリアスアイランドとの関係を徹底解説!
19世紀に活躍したフランスの小説家ジュール・ヴェルヌ。実はディズニーシーのとあるエリアや大人気アトラクションにとてもゆかりのある人物なんです。今回は、ジュール・ヴェルヌのプロフィールから、ディズニーとの関係まで徹底的に解説します!
こんにちは。ディズニーリゾート大好き2歳と4歳の2児のママTommyです。
みなさんは、フランスの小説家「ジュール・ヴェルヌ」をご存知でしょうか?
名前だけ聞くと馴染みのない方もいるかもしれませんが、実は、ディズニーと深い関係がある人物なんですよ。
今回は、ジュール・ヴェルヌとはいったいどんな人物なのか、ディズニーとの関係も紹介します。
・ジュール・ヴェルヌ:代表作
・ジュール・ヴェルヌ:ウォルト・ディズニーとの関係
・ジュール・ヴェルヌ:ミステリアスアイランドの概要
- 【アトラクション】センター・オブ・ジ・アース
- 【アトラクション】海底2万マイル
- 【ショップ】ノーチラスギフト
- 【レストラン】ヴォルケイニア・レストラン
- 【レストラン】ノーチラスギャレー
・ジュール・ヴェルヌ:パリディズニーではノーチラス号に入れる!?
ジュール・ヴェルヌとは?
ジュール・ガブリエル・ヴェルヌは、1828年2月8日生まれの、フランスの小説家です。
科学的な空想に基づいたフィクション(サイエンス・フィクション)のジャンルを開拓し、「SFの父」と呼ばれています。
フランス西部ペイ・ド・ラ・ロワール地方のナントで生まれ、ロワール川の中洲の1つ、フェイド島で幼少期を過ごしたそうです。
当時交易が盛んであったナントは、異国情緒あふれる港町でもありました。
人里離れた島での暮らしと、ナントを訪れる船乗りたちの冒険がヴェルヌの想像力と冒険心を掻き立てたようです。
彼の幼い頃の夢は、海の英雄になることだったとか。
そんなヴェルヌの父ピエールは弁護士で、きっちりした性格だったそうです。
自宅から事務所までの徒歩数を知っていたり、望遠鏡で教会の時計の時刻を確認して行動したりしていた逸話もあるそうです。
ヴェルヌの父親の性格は、彼の作品の登場人物にも影響を及ぼし、受け継がれています。
母のソフィーは船乗りの家系で、竜巻のようと例えられるほどの想像力の持ち主だったそう。
ヴェルヌの想像力の豊かさは、母親譲りなのかもしれませんね。
ジュール・ヴェルヌ:代表作
SFの父と称される、ヴェルヌの代表作は以下のとおりです。
タイトルだけでもワクワクしてしまうテーマばかりですよね!
数百年前にフィクション作品として発表していたものが、現代になり一部が実現したところもまた、ヴェルヌの作品の魅力でしょう。
また、タイトルを見て気づいた方もいるかもしれませんが、『地底探検』『海底二万哩』『神秘の島』の3作品は、東京ディズニーシー内のアトラクションにも反映されています。
・『海底二万里』ネモ船長の秘密!意外な過去も?研究室も調査してみた
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ジュール・ヴェルヌ:ウォルト・ディズニーとの関係
1901年生まれのウォルト・ディズニーと、1905年に亡くなっているジュール・ヴェルヌ。
ヴェルヌは、ウォルトが3歳のころに亡くなっているので、直接的な関係はありません。
しかし、ウォルトがヴェルヌの作品をとても愛し、尊敬していたことは、2人の名言からも伺うことができます。
ジュール・ヴェルヌは「人間に想像できるものは、人間がかならず実現できる」との名言を残しています。
対してウォルトも以下の「ディズニーランドは永遠に完成しない。この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける」と言っています。
ヴェルヌの小説から近未来の科学的な想像力を得ていたウォルトは、想像力の成せるパワーを重要視していたことは明らかです。
ウォルトの精神が息づいている世界中のディズニーワールドは、今後もたくさんの想像力のなかから新しい冒険や夢を、私たちゲストに与えてくれるでしょう。
ジュール・ヴェルヌ:ミステリアスアイランドの概要
ディズニーシーにある「ミステリアスアイランド」は、先述した代表作からわかるとおり、ジュール・ヴェルヌの小説をテーマにしたエリアです。
エリア名「ミステリアスアイランド」とは、日本語に訳すと「神秘の島」を意味します。
『海底二万哩』と『神秘の島』に登場するネモ船長が築いた秘密基地との設定があるミステリアスアイランドは、小さなエリアながら、ジュール・ヴェルヌの世界観がぎゅっと詰まったエリアなんですよ。
さっそく、ミステリアスアイランド内にある施設との関係を見てみましょう。
・【TDS】ミステリアスアイランド徹底解説!合言葉やバックグラウンドストーリーまとめ!
【アトラクション】センター・オブ・ジ・アース
センター・オブ・ジ・アースは、ディズニーシーのシンボルとも言える「プロメテウス火山内部の地底探検」をモチーフにしたアトラクションです。
映画「地底探検」の原作を元に製作されましたが、アトラクションは原作とは若干異なる部分があります。
ゲストは、ネモ船長の研究室のある「マグマ・サンクタム」から、「テラヴェーター」と呼ばれるエレベーターで地中800mまで降りて、地底走行車に乗って地底世界を探検します。
見たことのない植物や生物の観察をしていると、突然、火山活動が発生!
時速75kmで走る地底走行車が、プロメテウス火山の頂上から急降下するアトラクションです。
アトラクションのキューライン(待機列)では、原作に登場するものによく似た地底世界の風景画や、研究の様子を見て周ることができます。
アトラクションを待っている時間も、冒険心がくすぐられる作りなんですよ!
アトラクション休止期間中は、不定期で、テラヴェーター直前までのキューラインを見学できるツアー「マグマ・サンクタムツアー」が開催される場合があります。
アトラクションに並んでいる間は、通りすがりにしか見られないネモ船長の研究室ですが、ツアーに参加すると、じっくり見ることができるでしょう。
ツアーの詳細は、近くのキャストに問い合わせてみてくださいね。
・【TDS】センター・オブ・ジ・アースの怖さを軽減する方法!ディズニーシー最速アトラクション!
【アトラクション】海底2万マイル
ミステリアスアイランドにある2つのアトラクションのうちの1つ「海底2万マイル」は、名前のとおり「海底二万哩」がテーマです。
ネモ船長が開発した小型潜水艦ネプチューン号に、志願クルー(ゲスト)が乗り込み、海底世界を探検できます。
海底に生息する生物や、沈没船など、さまざまなものを観察できますが、浮上直前にクラーケンに襲われコントロールを失い、未知の世界へ迷い込んでしまいます。
海底2万マイルは、映画化もされていて、キューラインでは映画「海底二万哩」に登場する小道具や、ジェームズ・メイソンが演じたネモ船長の肖像画が飾られています。
海底2万マイルは、原作を元に製作された映画「海底二万哩」をモチーフにしていますが、センター・オブ・ジ・アースと同様に、原作とは若干内容が異なる部分があります。
海底2万マイルは比較的空いていて、キューラインが伸びることは少ないです。
祝日や大型連休で人が多く、キューラインが伸びているときは、奥まで見ることができるため、チェックしてみてくださいね!
・【混雑対策&待ち時間】海底2万マイル攻略!仕組み&トリビアも!隠れニモとアリエルがいる?
【ショップ】ノーチラスギフト
ノーチラスギフトは、グッズや傘、ホッカイロなど、パークで使うグッズが充実しているショップです。
「海底二万哩」にはノーチラス号と呼ばれる潜水艦が出てきますが、ノーチラスギフトはその修理工場との設定があります。
屋根の上に設置されている電波探知機により、ネモ船長の飛行機が着陸できるとされています。
肝心のノーチラス号は、海底2万マイル沿いの海上に停泊していますよ。
ミステリアスアイランドを通る際は、ぜひチェックしてくださいね!
・【TDS】ネモ船長ゆかりのお土産ショップ、ノーチラスギフトを紹介!身に着けグッズや便利アイテムも
【レストラン】ヴォルケイニア・レストラン
ヴォルケイニア・レストランは「プロメテウス火山による地熱を利用した地熱発電所で、地下の蒸気を利用して調理をしている」との設定があるレストランです。
ボリュームのあるさまざまな中華料理が楽しめますよ!
火山の熱々の蒸気で蒸した点心は、たしかに美味しそうだなと思ってしまいますよね。
・【中華】ヴォルケイニア・レストランのメニュー&トリビア!ディズニーシーの火山の地熱で作る炒飯や酢豚など!
【レストラン】ノーチラスギャレー
ディズニーシーの人気メニューの1つ、ギョウザドッグやアルコールが楽しめるレストランです。
「ノーチラスギャレー」は、ノーチラスギフトの地下に位置していて、ノーチラス号のクルー炊事室との設定があります。
ノーチラスギャレーから見える「ノーチラス号」の整備に忙しいクルーのために、正面に炊事室が設けられたんだとか。
クルーに向けられたアナウンスも流れているので、食事中もディズニーの世界観にたっぷりと浸ることができますよ♪
・【ノーチラスギャレー】餃子ドッグのお店!メニュー&場所を徹底解説!トリビアも!
ジュール・ヴェルヌ:パリディズニーではノーチラス号に入れる!?
東京ディズニーシーでは、海底2万マイルに登場する「ノーチラス号」の中に入ることはできません。
しかし、ディズニーランドパリには、ノーチラス号のなかを散策できるアトラクションがあります!
こちらは、映画『海底二万哩』をモチーフにしていて、かなり再現度の高い造りなんだとか。
艦内では、地図や書類が広げられた机や、ネモ船長の寝室など映画に出てくるシーンが再現されているようですよ。
ディズニーランドパリを訪れる際は、映画『海底二万哩』で予習してからアトラクションを体験すると感動が倍増するかもしれません♪
・【比較】ディズニーランド・パリ旅行!ツアー利用と個人手配の予算・チケット・ホテル・飛行機
まとめ
いかがでしたしょうか。
ミステリアスアイランドには、ジュール・ヴェルヌの作品の世界観がギュッと詰まっていましたね。
関連する映画を鑑賞したあとに、ミステリアスアイランドを訪れれば、楽しさが倍増するかもしれません!
本記事をきっかけに、鑑賞してみてくださいね♪
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