【ビッグ5】ハリウッド映画の5大配給会社を解説！ディズニーやユニバーサル、ソニーなど！代表作やトリビアも！

こんにちは！
映画が好きなないんです。

今回はハリウッド映画の配給会社で「ビッグ5」と呼ばれている配給会社についてご紹介！

それぞれの配給会社の特徴や、どのような代表作品を手掛けているのかなど、知っておけば映画の世界とディズニー／USJといったテーマパークが面白くなるような情報が満載です。
ぜひチェックしてみてください☆

そもそも映画の「配給会社」とは

映画の配給会社とは

映画の配給会社とは、映画の制作と興行を結びつけるための役割をしている会社です。
映画を公開するためには「配給」の契約が必要不可欠であるため、世界中の色々な場所で上映したいと考えている場合は配給会社が大きく関わることになります。

中でもハリウッド映画の配給会社で「ビッグ5」と呼ばれている5つの配給会社は、映画業界において非常に重要な存在です。
多くの映画制作会社がこのビッグ5の傘下に加わることで、世界各国で映画を公開することができているんですよ♪

映画が完成した後にそれをスムーズに公開できるのは、この配給経路がしっかり整えられているからなんですね！

ハリウッド映画の配給会社ビッグ5

ハリウッド映画の配給会社ビッグ5

ビッグ5は「ソニー・ピクチャーズ」を除いてハリウッドの黄金時代から活動している歴史のある映画配給会社です。
ハリウッド映画の歴史と共に、ビッグ5と呼ばれる配給会社は移り変わってきました。

現在ハリウッド映画の配給会社ビッグ5は以下の5つの会社を指しますよ。

映画が始まる前に配給会社のロゴが出たりするので、いくつかは名前を聞いたことがあるという人も多いでしょう♪

そんなビッグ5は、それぞれ自分たちの会社の中に色々な部門を持っています。
例えばピクサー（ディズニー傘下）やイルミネーション（ユニバーサル傘下）のように3DCGに力を入れている部門もあれば、実写作品の制作に徹する部門などもありますよ。

配給会社の中の部門から観る映画を決めるというのもおすすめです☆

ハリウッド映画の配給会社ビッグ5：ウォルト・ディズニー・スタジオ

ウォルト・ディズニー・スタジオ

ウォルト・ディズニー・スタジオは現在最も勢力が大きい制作・配給会社と言っても過言ではない会社です。
ピクサーやマーベル・スタジオなどをはじめとして、ルーカスフィルムや20世紀フォックスなども買収してどんどん大きくなっています！

ウォルト・ディズニー・スタジオが製作・配給した映画は、誰もが一度は耳にしたことがあるような作品ばかりで、世界中で大人気☆
中でも『美女と野獣』や『アナと雪の女王』などの『ディズニー』映画は老若男女問わず世界中から愛されていますよね♪

ウォルト・ディズニー・スタジオは多くの制作部門を買収しており、多彩なジャンルの映画を世に送り出しています！

ハリウッド映画の配給会社ビッグ5：ソニー・ピクチャーズ

ソニー・ピクチャーズ

ソニー・ピクチャーズはアメリカのカリフォルニアに本社があって、ソニーの系列企業であるソニー・エンターテインメントの完全子会社となっています。
昔はヒット映画を出すことができずにあまり有名ではない配給会社でしたが、最近ではビッグ5に入るほど急成長しています！

ソニー・ピクチャーズが勢いを増したきっかけは、当時ビッグ5として名高かったコロンビア映画を買収したことが大きな要因です。
自分たちの傘下に大手の映画制作会社を入れることで、配給会社としての地位の飛躍へと繋がったというわけですね♪

ハリウッド映画の配給会社ビッグ5：パラマウント・ピクチャーズ

パラマウント・ピクチャーズ

パラマウント・ピクチャーズは設立したときから興行的にも結果をしっかりと残している配給会社です。
アメリカの映画史上初めて制作・配給・興行を一括して行なった会社で、映画界をけん引してきたと言える存在です☆

1930年代に一度は破産宣告を受けたり、1940年代には独占禁止法違反の判決を受けたりと、紆余曲折を経ながら現在もビッグ5の一角として映画界の重要企業として人気作品を手掛けています。
パラマウント・ピクチャーズの映画は世界中でコアなファンが多く、不朽の名作を数多く生み出しています。

ハリウッド映画の配給会社ビッグ5：ユニバーサル・ピクチャーズ

ユニバーサル・ピクチャーズ

ユニバーサル・ピクチャーズはユニバーサル・シティ・スタジオとも言われています。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどもこちらのユニバーサル・ピクチャーズが元になっているテーマパークですね♪

興行的に大成功している作品のことをブロックバスター映画といいますが、ユニバーサル・ピクチャーズはこのブロックバスター映画の先駆者と言われています。
当時の映画文化を発展させるにはユニバーサル・ピクチャーズは欠かせない存在だったというわけです！

また、ユニバーサル・ピクチャーズは現在のビッグ5の中で一番古いスタジオとなっています。
ビッグ5以外のアメリカの映画スタジオでは5番目に古い映画スタジオということもあって、映画の歴史そのものとも言える存在です☆

・ユニバーサルピクチャーズってどんな会社？ユニバとの関係・代表映画・キャラクターを解説！

ハリウッド映画の配給会社ビッグ5：ワーナー・ブラザース

ワーナー・ブラザース

ワーナー・ブラザースはマーベルと並ぶ2大アメコミ出版社のDCコミックス部門があります。
DCコミックスが原作となっている映画は、ワーナー・ブラザースが制作と配給を行なっていますよ☆

いろいろな映画作品を手掛けていますが、中でも『ハリポタ』シリーズは世界的にもとても有名ですよね！

また、ワーナー・ブラザースの名前の由来は、創設者であるワーナー4兄弟から取られているというのが兄弟愛を感じてとても微笑ましいですね♪

ハリウッド映画の配給会社ビッグ5：トリビア

トリビア

現在は5つの配給会社を指す「ビッグ5」という言葉。
実は、2019年頃まではビッグ5ではなく、ビッグ6と呼ばれていました。

かつて5つの会社と勢力を争っていたのが、『ターミネーター』シリーズなどでおなじみの20世紀FOXです。！

ところが、2019年3月にウォルト・ディズニー・スタジオが20世紀フォックスを買収するというビッグニュースが飛び込んできます。
当時はかなりの最大手だった20世紀フォックスがウォルト・ディズニー・スタジオの傘下に入ったことで、映画業界の均衡は大きく揺れ動きました。

この事件により、ビッグ6がビッグ5に変わってしまったのです！
そして、興行収入や知名度において頭ひとつ抜けることとなったディズニーは、一気に映画業界のトップに躍り出ることになります。

映画会社が今のビッグ5に買収されたり傘下に入ることで、どんどんとビッグ5の立場が強固なものになっていき、現在の形になったんですね！

ハリウッド映画の配給会社ビッグ5の重要性

ハリウッド映画の配給会社ビッグ5の重要性

現在のビッグ5の担う大きな役割として、毎年数百本の映画を映画を見る文化がある国際市場に配給しているという部分があります。

というのも、ビッグ5以外の映画会社は、十分な配給ネットワークを持ち合わせていません。
ビッグ5に配給されることなく、世界中の劇場で映画が上映されることはほぼ不可能であるとも言われているんですよ。

だからこそ、強固な配給ネットワークを持つビッグ5こそが、映画業界の発展に大きく寄与しているというわけです！

世界中の映画を世界中の人々が観ることができるのは、ビッグ5のおかげなんですね☆

まとめ

今回は映画配給会社で、ビッグ5と呼ばれている配給会社を紹介していきました。

ビッグ5はその名前に負けないほど有名な映画を数多く作り出していて、映画をあまり見ない人でも一度は耳にしたことがある作品を出しています。

配給会社によって作る映画のジャンルが違うことが多いので、ぜひ自分の好きな映画を見つけたらその配給会社の作品も見てみてください。
きっと素敵な映画に巡り会えるはずです。

▼ビッグ5の一角「ユニバーサル・ピクチャーズ」の歴史も！
・ユニバーサルピクチャーズってどんな会社？ユニバとの関係・代表映画・キャラクターを解説！