『ジュラシック・パーク』に登場するラプトルについて紹介！特徴や生態など

こんにちは！
映画好きなないんです。

今回は『ジュラシック・パーク』シリーズに登場するラプトルについて詳しく紹介していきます！

ラプトルは『ジュラシック』シリーズ全作品に登場する人気の恐竜！

ラプトルが各シリーズでの活躍や、モデルとなった恐竜、USJでラプトルに会える場所など詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください！

映画『ジュラシック・パーク』とは？

出典：公式サイト

食事をするティラノサウルス

『ジュラシック・パーク』は1993年にスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化した恐竜映画のシリーズです。

『ジュラシック・ワールド』も含め、全6作品で構成される『ジュラシック』シリーズ。
様々な恐竜が人間に襲いかかってくる唯一無二のスリル感は、恐竜好きにもたまらない映画となっていますよ☆

また、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）のジュラシック・パーク・エリアでもラプトルに会うことが出来ます！
ラプトルを見られる場所も解説していくので、これからユニバに行かれる方はぜひチェックしてみてください♪

・『ジュラシック・パーク＆ワールド』シリーズ6作品の繋がり＆あらすじ解説！時系列やUSJとの関係も！

ラプトル：概要

出典：公式サイト

ラプトル

『ジュラシック』シリーズ全作品に登場する恐竜として「ラプトル」の名が挙がります。
ラプトルは群れで狩りをする肉食恐竜で、持ち前の狩りのスキルと凶暴な性格で、主人公たちをパニックに陥れます。

小柄な体格をしていますが、頭蓋骨が大きく鋭い鉤爪を持っています。
全長は約2.07メートル、推定体重は最大でも15キログラム程度だと考えられていますよ。

最近の研究では、実はヴェロキ・ラプトルには羽毛があった可能性が非常に高いというデータも出ていて、恐竜の見た目について様々な議論が繰り広げられています。

今後さらに研究が進めば、私達の想像とは異なるラプトルの姿が見えてくるかもしれませんね！

◆ラプトルのモデルは？架空の恐竜だった!？

原作小説『ジュラシック・パーク』では、ラプトルのモデルとなっているのは「ヴェロキ・ラプトル」とされています。
「ヴェロキ・ラプトル」は、約8,000万年前の白亜紀後期に東アジアの大陸に生息していたと言われいてる小型肉食恐竜ですよ！

ただし、映画のラプトルの容姿は、「デイノニクス」という約1億1,500万年前の白亜紀前期に生息していた別の恐竜がモデルとなっています。

2種類のモデル恐竜の特徴を兼ね備えているのが、『ジュラシック』シリーズにおける「ラプトル」という存在なんですよ♪

ラプトル：映画『ジュラシック』シリーズでの活躍

ジュラシック・ワールド

全6作品に及ぶ『ジュラシック』シリーズでは、ラプトルが何度も登場します。
ここでは、ラプトルが各作品でどのような活躍をしていたのかを紹介していきます！

『ジュラシック・パーク』でのラプトル登場シーン

ジュラシック・パークでは凶暴で恐ろしい恐竜として登場しました。
人間の命を常に狙っていて、もしかしたら登場人物が食べられてしまうかもという緊張感を持って見ていた人も少なくないと思います。

・映画『ジュラシック・パーク』あらすじ・結末をネタバレ解説！シリーズ第1作目の見どころを紹介！

『ジュラシック・パーク2／ロスト・ワールド』でのラプトル登場シーン

前作から引き続き、映画ではラプトルの獰猛さが描かれていました。
しかし、怖さがありながらも建物にぶつかってしまうシーンなどお茶目な一面を見ることができて、怖さの中にラプトルの可愛さを感じることができる作品となっています☆

・【シリーズ第2作】『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』あらすじネタバレ解説！登場人物＆みどころ！

『ジュラシック・パーク3』でのラプトル登場シーン

今作でもラプトルは人間を襲う恐竜として登場します。
今までと違うところは、ラプトルが鳴き声でコミュニケーションを取っていたというところです。

また、特にファン人気の高いシーンとして、人間に盗まれた卵を取り返すために奮闘する母親ラプトルの登場シーンがあります。

主人公たちが卵を返すなり、人間に背を向けて帰っていくというラプトルの理性的な一面も垣間見ることができるのが『ジュラシック・パーク3』の魅力です。

・【シリーズ第3作】映画『ジュラシック・パークⅢ』を徹底解説！あらすじ＆登場人物も！監督は交代!？

『ジュラシック・ワールド』でのラプトル登場シーン

ジュラシック・ワールドではラプトルとオーウェンの信頼関係を見ることができます！
オーウェンがラプトルを相手に両手を広げて静止しているシーンは映画界屈指の名シーンです☆

・映画『ジュラシック・ワールド』のあらすじ&登場人物！シリーズ第4作目のみどころは？

『ジュラシック・ワールド／炎の王国』でのラプトル登場シーン

今作ではラプトルの新種であるインドミナス・ラプトルが登場します。
軍事運用目的に品種改良をされて生み出されたラプトルは従来よりも進化しています。

例えば銃のレーザーで狙いを定めると音響シグナルで攻撃するというサイバーチックな習性を持っています。
人間の私利私欲のためにどんどんと進化していく恐竜はとても恐ろしいですね！

オーウェンたちのピンチには、ラプトルのブルーも助けに来てくれますよ♪

・『ジュラシック・ワールド2／炎の王国』のあらすじ&登場人物！シリーズ第5作目の最新作！

『ジュラシック・ワールド3／新たなる支配者』でのラプトル登場シーン

『ジュラシック』シリーズ完結編となる今作では、オーウェンやクレアだけでなく、かつて『ジュラシック・パーク』に登場し、ラプトルと戦ってきた3人の博士たちがカムバック♪

ラプトルのブルーは子供を産んで母親になったのですが、子供が突如人間に捕獲されてしまい…！

・【7/29(金)〜】完結編『ジュラシック・ワールド3／新たなる支配者』最新情報！あらすじや登場人物も！

映画『ジュラシック・ワールド』に登場するラプトル4姉妹

出典：公式サイト

ジュラシック・ワールド：ラプトル４姉妹

映画『ジュラシック・ワールド』では、主人公のオーウェンが4匹のラプトルを見事に飼いならしています。

赤ちゃんの頃からオーウェンに大事に育てられた「ラプトル4姉妹」は、
肉食恐竜らしい獰猛さと、オーウェンへの従順さの両方を兼ね備えた、シリーズを象徴する恐竜となっていますよ。

ラプトル4姉妹①：ブルー

ブルーは『ジュラシック・ワールド』シリーズに登場するラプトル四姉妹の長女で、群れのサブリーダーのような存在です。
恐竜と人間という別種族でありながらもオーウェンに対してはとても従順で、頭の切れる賢いラプトルですよ☆

『ジュラシック・ワールド』シリーズの中でも特に登場シーンが多く、シリーズの「影の主役」といっても過言ではない恐竜です。

ラプトル4姉妹②：デルタ

デルタはブルーの頼れる右腕です♪
ブルーが困っていたら助けたりと仲間思いな性格をしていますが、映画ではたくさんの人間を食べてしまっていた描写もありました。

人間からすると恐怖心を持ってしまいますね！

ラプトル4姉妹③：エコー

エコーはラプトル四姉妹の中で一番凶暴な性格をしています。

エコーの体にある傷は、かつてブルーとリーダー争いをしたときに出来た傷です！
肉食恐竜らしい獰猛さをしていて、怖さとかっこよさの両方を持っています♪

ラプトル4姉妹④：チャリー

チャリーはラプトル四姉妹の末っ子です。
ラプトルの中でもおとなしい性格をしていてます。
他の姉妹達が人間を襲うようになった時でもチャリーだけはオーウェンの声を聞いて冷静な一面を見せてくれました。

比較的おっとりとしているところが末っ子感が出ていてとても可愛いですね☆

映画のラプトルと学説のラプトルは違う？

出典：公式サイト

ラプトル

ジュラシック・パークの映画ではラプトルは群れを作って仲間達と協力して狩りをしていました。
しかし、アメリカにあるウィスコンシン大学の研究チームによると「実はラプトルのモデルになっている恐竜のデイノニクスは群れで狩りを行っていなかった」という研究結果が出ているそうです。

恐竜の世界はいまだに分からないことが多く、今までの常識が覆ることも珍しくありません。

かつてはデイノニクスといえば、「群れを作って自分よりも強い生物を飼ってきた」と考えられていました。
映画『ジュラシック・パーク』の制作時には、その論を元にラプトルが作られていたんですね♪

ちなみに、『ジュラシック・ワールド3／新たなる支配者』では、恐竜に鳥のような毛が生えていたとする「羽毛恐竜説」が取り入れられた恐竜が登場します。

CGの技術が発達したことで細部まで表現できるということもありますが、羽毛恐竜の理論は1990年代以降からだんだんと研究されてきたものです。

時代に合わせて新しい研究データを取り組んでパワーアップするジュラシック・パークに目が離せませんね☆

USJでラプトルと会える場所

『ジュラシック・パーク』シリーズに登場するラプトル

ユニバではジュラシック・パーク・エリアでラプトルに会うことができます。
全部で3箇所で会うことができるので、ユニバに遊びに行った時にはぜひ足を運んでみてください！
本当に映画の中に来たかのような世界観はヤミツキになること間違いなしです♪

◆マイ・フレンド・ダイナソー

ヴェロキ・ラプトルについて

ジュラシック・パークエリアでは、恐竜のグリーティングショー「マイ・フレンド・ダイナソー」が行われています。
屋外のストリートで開催されるショーで、超リアルな恐竜たちが手を伸ばせば触れるくらい近くまでやってきます！

注目の恐竜といえばやはりラプトルでしょう。
鳴き声や仕草なども映画そのまま！

ジュラシック・パーク・エリアのスタッフが独自のシステムを利用して完全管理しているので、襲われることはありません♪

安心してかっこいいラプトルの姿を近くで見ることができますよ◎

・【2022】マイフレンドダイナソーを解説！開催場所、会える恐竜の種類、鑑賞時の注意まとめ

◆ジュラシック・パーク・ザ・ライド

ジュラシック・パーク・ザ・ライド

「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」は、ボートに乗ってジュラシック・パークを探検することができるアトラクションです。
現代に蘇った色々な恐竜たちを見ることができるのが子供にも人気です♪

途中、肉食恐竜エリアに入っていくのですが、たくさんのラプトルが恐ろしい目でこちらを見つめてきます…。

そして、最後にはT-レックスから逃げるために約26mも下へと急落下！

恐竜の大きさや恐ろしさを目の前で体感できるアトラクションとなっていますよ♪

・【USJ】ジュラシックパークザライド攻略法！怖い？濡れる？待ち時間やお土産、写真も！

◆ジュラシック・アウトフィッターズ

ジュラシック・アウトフィッターズ

ジュラシック・パークエリアのグッズショップといえば、ジュラシック・アウトフィッターズ！
恐竜に関する様々なグッズやお土産が売っているので、恐竜好きにはたまらないショップになっていますよ！

檻の中に閉じ込められているラプトル

そして、このお店の中にはなんと生きたラプトルが捕らえられています！
金網一枚で囲まれたスペースに、とてもリアルに動く恐竜がいるので、初めて見る人はとても驚いたりしていますよ。

特に子供に人気があって、釘づけになっている方も多いので、ぜひお店に入ったら「ラプトルの檻」を探してみてくださいね。

まとめ

今回は『ジュラシック・パーク』シリーズに登場するラプトルについて紹介していきました。
ラプトルは凶暴な性格でありながらもオーウェンと仲良しな一面を見せたりと可愛さも秘めています。
知れば知るほど魅力的な恐竜なので、映画を見るときはぜひラプトルに注目してみてください。