「ポニョ、そうすけ好き!」崖の上のポニョの名言まとめ!場面と一緒にセリフを深掘り!
2008年公開で宮崎駿監督が脚本・監督を担当した「崖の上のポニョ」には、かわいい名言から心に沁みる名言までたくさんの名言が登場しています。宗介に助けられたことをきっかけに誕生した「ポニョ、そうすけ好き!」などの誰もが知るものから、意外と忘れてしまっている隠れ名言まで一挙ご紹介!「崖の上のポニョ」を思い出しながら、名言を見ていきましょう!
こんにちは、Reneです。
2008年公開の「崖の上のポニョ」は、魚の子・ポニョが人間の少年・宗介と出会い、恋をする冒険と人間ドラマの長編アニメーション映画です。
日本にとどまらず世界的に認知されているスタジオジブリの宮崎駿監督が原作・脚本・監督を務めていることもあり、独創的かつ幻想的な世界観が広がっています。
何度見ても楽しめる「崖の上のポニョ」ですが、魅力的なキャラクターが多数登場していて、心に残る名言も飛び交っています。
中でも人気のセリフ「ポニョ、そうすけ好き!」は、本編を観たことがない人でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
この記事では、「ポニョ、そうすけ好き!」のセリフの深掘りをしながら、そのほかの名台詞も振り返っていきます。
それでは早速見ていきましょう!
・崖の上のポニョの名言:「僕が守ってあげるからね」
・崖の上のポニョの名言:リサ「宗介さ、運命っていうのがあるんだよ。辛くても、運命は変えられないんだよ」
・崖の上のポニョの名言:「いい?宗介とポニョ。どんなに不思議で嬉しくて驚いていても、今は落ち着くの」
・崖の上のポニョの名言:「ポニョを人間にしてしまえばいいのよ」
・崖の上のポニョの名言:「わたしたちみんな、宗介ちゃんとポニョの味方だからね」
・崖の上のポニョの名言:「僕、お魚のポニョも、半魚人のポニョも、人間のポニョも、みんな好きだよ」
・崖の上のポニョの名言:「みなさん、世界の綻びは閉じられました」
・崖の上のポニョの名言:「ポニョをよろしく頼む」
崖の上のポニョの名言:「ポニョ、そうすけ好き!」
「崖の上のポニョ」の本編で登場する数あるセリフの中で一番有名なのが「ポニョ、そうすけ好き!」ですね。
本編序盤、空き瓶にハマってしまったポニョを見つけた宗介は、すかさず助けの手を差し伸べました。
その際、宗介は空き瓶の割れ目で指を切ってしまいます。
しかし、ポニョがペロリと舐めると、あっという間に傷は治ってしまうのです。
さらに、宗介の血を舐めたことでポニョは魚の子から人間の子に変わり始めていて、ほんの少しであれば人間の言葉も話せるようになりました。
自分を助けてくれた宗介のことが好きになったポニョは、自分の知っている数少ない人間の言葉を使って、父親・フジモトに自分の気持ちを打ち明けます。
つまり、「ポニョ、そうすけ好き!ポニョ、人間になる!」というセリフは、フジモトに向けられたものになるのですが、人間嫌いのフジモトは、絶句。
地上より海の方が絶対的に良いと考えるフジモトですが、ポニョの宗介への気持ちは膨れ上がるばかりで、人間の言葉を操るだけでなく、手足まで生えてくるように。
愛の力の凄まじさを感じさせてくれるワンシーンでした。
ちなみに、このセリフは、2019年の「崖の上のポニョ」地上波放送時に行われた「名セリフdeキター!」で2位に選ばれています。
「ポニョ、そうすけ好き!ポニョ、人間になるー!」に78万6085票も入ったんですよ♪
崖の上のポニョの名言:「僕が守ってあげるからね」
バケツの中にポニョを入れて保育園へと連れて行く宗介がポニョに投げかける言葉です。
リサが運転する車中、宗介はポニョに名前をつけます。
見た目がポニョっとしているため「ポニョ」と名づけるのですが、ポニョはその名前を気に入った様子で喜びます。
「僕が守ってあげるからね」というセリフからは、宗介のポニョへの愛情や、優しくて正義感あふれる性格が感じられますね。
・【ジブリ】映画『崖の上のポニョ』に登場する”宗介”を徹底解説!年齢、本名、家族構成、その後など
崖の上のポニョの名言:リサ「宗介さ、運命っていうのがあるんだよ。辛くても、運命は変えられないんだよ」
宗介はポニョをバケツに入れて、保育園などにも連れて行っていたのですが、ある日、ポニョはフジモトによって海へと戻されてしまいます。
このセリフは、ポニョと過ごした短い時間を惜しむ宗介に、リサが投げかけた言葉です。
突如いなくなってしまったポニョは、もともと海で暮らしていた魚の子です。
生き物は、それぞれ住むべき場所があり、ポニョは住むべき場所に戻っただけだよと慰めます。
変えられない運命もあるのだという現実を5歳児の宗介にしっかりと教えるリサ。
宗介を子供扱いせず、ひとりの人間として対等に話をする姿勢を見せています。
・【崖の上のポニョ】宗介の母リサを徹底解説!最後のセリフや死亡説、宗介が呼び捨てする理由などを考察!
人は、生きて行く中で、別れや悲しみなどの避けることのできない辛い運命に対峙することがあります。
そんな時に思い出すとグッと心に響く名言といえるでしょう。
崖の上のポニョの名言:「いい?宗介とポニョ。どんなに不思議で嬉しくて驚いていても、今は落ち着くの」
ポニョが解放した海の魔法によって宗介たちの暮らす街は大嵐に見舞われます。
危険が迫りながらもリサの大胆なドライブテクニックによって、無事に丘の上の家に帰宅することができた宗介とリサ。
そんなふたりの前に人間の姿になったポニョが現れます。
魚の姿だったはずのポニョが人間の女の子の姿をしているので、リサは驚きますが、宗介とポニョは、再会できたことに喜び、興奮して家中を走り回ります。
そんな2人を落ち着かせるため、リサがポニョと宗介に投げかける言葉です。
ただ、「静かにしなさい!」というのではなく、子どもたちの気持ちに一度共感してあげてから、「こうしよう!」と提案できるのは、母親の鑑ですよね。
崖の上のポニョの名言:「ポニョを人間にしてしまえばいいのよ」
ポニョは、怪我をした宗介の血を舐め、さらにフジモトの開発する生命の水を浴びたことで、強力な魔力を手に入れ、人間になります。
しかし、この魔力によって地球の重力に異常が生じ、月が地球に接近したり、人工衛星が落ちたり、地球全体が危機に陥ります。
フジモトは、この危機的状況を乗り越えるためには、ポニョが魚に戻って海で生活するべきだと考えます。
そんな中、グランマンマーレは、地球を救い、ポニョも幸せになれる唯一の方法をフジモトに提案します。
その際のグランマンマーレが発した言葉が、「ポニョを人間にしてしまえばいいのよ」というセリフ。
自分の子どものためを思って真剣に悩む2人からは、出した答えは違えども、大きな愛情を感じられます。
崖の上のポニョの名言:「わたしたちみんな、宗介ちゃんとポニョの味方だからね」
リサが働いている老人ホーム「ひまわり園」のおばあちゃんたちは、いつも宗介のことを可愛がっていました。
そんなおばあちゃんたちの愛情は、宗介が大好きなポニョに対しても真っ直ぐ向けられます。
明るく真っ直ぐに大切に思ってくれる人たちが味方についてくれれば、宗介もポニョも安心ですよね。
崖の上のポニョの名言:「僕、お魚のポニョも、半魚人のポニョも、人間のポニョも、みんな好きだよ」
ポニョが人間として暮らすためには、ポニョが魚の子であることを知った上で、宗介がポニョのことを変わらず好きであり続ける必要がありました。
宗介の「ポニョが好き」という気持は、ポニョの過去がどうであろうと、ポニョの姿が人間以外であろうと関係ありません。
ポニョの中身に魅力を感じていた宗介は、グランマンマーレから与えられた最後の試練に対して、どんなポニョでも好きだとはっきりと答えます。
真っ直ぐにポニョを好きだと話す宗介を見て、グランマンマーレ納得した表情を見せているのが印象的です。
崖の上のポニョの名言:「みなさん、世界の綻びは閉じられました」
ポニョによって地球に危機が迫っていたのですが、宗介の揺るぎないポニョへの愛情を確認したことで、ポニョは人間になることができます。
今までポニョが使っていた魔法は使えなくなるのですが、代わりに地球の危機も回避できることが分かり、グランマンマーレが人々に言い放つ名言です。
崖の上のポニョの名言:「ポニョをよろしく頼む」
フジモトは、終始イジワルなお父さんに見えていたかもしれません。
しかしそれは、父親なりの愛情でありました。
というのも、フジモトには人間として生きる中で辛い過去があり、強い人間への嫌悪があったのです。
それゆえに、ポニョが人間として陸地で生活することはポニョに良くないと考えていました。
しかし、グランマンマーレとの話し合いや、宗介やリサの優しさ、ポニョの願いを目の当たりにして、ポニョのためになることは何かを思い直します。
そして、フジモトは自分の考えを改め、ポニョを宗介に託すことを決めた時、「ポニョをよろしく頼む」と宗介に伝えたのです。
父親としての愛情が感じられる名言ですね。
まとめ
この記事では、「崖の上のポニョ」の名言についてまとめました。
「崖の上のポニョ」の世界観をパッと思い出せるような言葉から、日常的な生活を送る上で大切にしたい言葉など様々です。
ぜひ、「崖の上のポニョ」を鑑賞する際は、キャラクターたちのセリフにも注目してみてください。
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