『塔の上のラプンツェル』の歌を一挙紹介!名曲揃いの主題歌&挿入歌!
ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』の歌をご紹介。パークのショーやパレードでもお馴染みの「輝く未来」や、映画序盤でラプンツェルが歌う「自由への扉」など、『塔の上のラプンツェル』にはさまざまな楽曲が登場します。本記事では、映画内で流れる歌を映画のシーンや動画とあわせて解説。皆さんはどの歌がお気に入りですか?
こんにちは!
ラプンツェルのような綺麗な長い髪に憧れる、かなざわまゆです。
2010年公開のディズニー映画『塔の上のラプンツェル』は、作中で歌われる楽曲の数々も魅力のひとつ。
ディズニーパークのショーやパレードで使用されることも多く、「あの曲の名前なんだっけ?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
今回は、映画『塔の上のラプンツェル』の歌を、曲が流れるシーンや動画とあわせて解説します。
数ある名曲の中から、お気に入りの歌を見つけてみてはいかがでしょうか。
・『塔の上のラプンツェル』の歌①:自由への扉(When Will My Life Begin?)
・『塔の上のラプンツェル』の歌②:お母様はあなたの味方(Mother Knows Best)
・『塔の上のラプンツェル』の歌③:自由への扉~リプライズ版~(When Will My Life Begin?)
・『塔の上のラプンツェル』の歌④:誰にでも夢はある(I've Got a Dream)
・『塔の上のラプンツェル』の歌⑤:魔法の花(Prologue)
・『塔の上のラプンツェル』の歌⑥:輝く未来(I See the Light)
・『塔の上のラプンツェル』の歌⑦:お母様はあなたの味方~リプライズ版~(Mother Knows Best)
・『塔の上のラプンツェル』の歌⑧:サムシング・ザット・アイ・ウォント(Something That I Want)
・『塔の上のラプンツェル』のストーリー
『塔の上のラプンツェル』の歌:作詞・作曲・歌っているのは誰?
映画『塔の上のラプンツェル』には、グレイス・ポッターが手掛ける主題歌のほかに、5つの挿入歌が使用されています。
明るくポップな曲から壮大なバラードまで、映画を華やかに彩る名曲がたくさん登場しますよ♪
『塔の上のラプンツェル』中で流れる楽曲たちは、「美女と野獣」や「アラジン」など数多くのディズニー音楽を手掛けてきた「アラン・メンケン」が作曲。
「リトルマーメイド」を始めとし、ディズニー作品に詞を提供している「グレン・スレイタ―」が作詞を務めています。
また、主人公・ラプンツェルの日本語吹き替えを務めたのは、タレントや歌手として幅広く活動する「中川翔子」。
歌唱シーンのみ、舞台やミュージカルで活躍中の女優「小此木麻里」が務めました。
そのほか、ひょんなことからラプンツェルと旅をすることになった「フリン・ライダー」の声を、俳優・声優の「畠中洋」が担当。
ラプンツェルの育て親「ゴーテル」の声を、元宝塚歌劇団月組トップスターの「剣幸」が務めています。
『塔の上のラプンツェル』の歌①:自由への扉(When Will My Life Begin?)
ここからは、実際に『塔の上のラプンツェル』で流れる歌を動画とあわせてチェックしていきましょう!
「自由への扉」は映画序盤で流れる歌で、ラプンツェルが自身の暮らしを歌っています。
明るいメロディーと伸びやかな歌声から、ラプンツェルが変わらない毎日をポジティブに過ごそうとしているのが感じられるのではないでしょうか。
しかし、後半になると楽曲は明るい雰囲気から少しずつ変化していきます。
「同じ本を読み返して」「こんな暮らしいつまで続くの」などの歌詞からは、ラプンツェルが今の生活に飽き飽きしているのが読み取れますね。
自由を求め、外の世界へ憧れを抱くラプンツェルの心情が伝わってくるようです。
『塔の上のラプンツェル』の歌②:お母様はあなたの味方(Mother Knows Best)
18歳の誕生日前日、ラプンツェルは思い切ってゴーテルに「外に出てあの光を近くで見たい」と伝えます。
しかし、そんなラプンツェルの願いもむなしく、ゴーテルはラプンツェルが外に出ることを許しません。
そして、ラプンツェルに向かって「外の世界は危険」と歌いながら教え込みます。
実は、ラプンツェルは王国のプリンセス。
ラプンツェルの出産時に病気になってしまったお妃が、ケガや病気を治す力を持った「金色の花」を水に浮かべて口にしたことで、ラプンツェルは花が持つ魔法の力を髪に宿していました。
ゴーテルは魔法の力を独り占めしようと幼いラプンツェルを奪った老婆で、ラプンツェルの本当の母親ではありません。
ラプンツェルの誕生日に空に現れる光も、実は王様とお妃が「ラプンツェルが帰ってくるように」と毎年飛ばしているものだったのです。
この事実は映画冒頭で視聴者に語られますが、ラプンツェルは18年間真実を知らずに育てられてきました。
歌の中で「あなたの味方」と繰り返すゴーテル。
しかし、ゴーテルがラプンツェルを外に出さないのは、実際は自分のためでしかありません。
どこか危険な雰囲気をまとうこの楽曲には、そんなゴーテルの本性が垣間見えます。
・【ゴーテル】プロフィールまとめ!ラプンツェルの母親?性格や声優についても!
『塔の上のラプンツェル』の歌③:自由への扉~リプライズ版~(When Will My Life Begin?)
フリンとともに、空飛ぶ光の場所へ向かうことになったラプンツェル。
ラプンツェルが初めて塔の外へ出る際には、「自由への扉」のリプライズ版が歌われています。
曲調が冒頭のものよりも壮大さを感じられる楽曲に変化しており、新しい世界へ足を踏み出したラプンツェルの気持ちを表現しているようですね!
歌詞では、ラプンツェルが抱く知らない世界への不安、自由を知った喜びが描かれています。
歌いながら水に触れたり、思いっきり走ったりと、思う存分動き回るラプンツェルの姿も印象的ですね♪
『塔の上のラプンツェル』の歌④:誰にでも夢はある(I've Got a Dream)
「誰にでも夢はある」は、ラプンツェルとフリンが訪れた荒くれ者たちの酒場「かわいいアヒルの子」で歌われる楽曲です。
一見、怖くて近寄りがたい見た目の荒くれ者たち。
しかし、荒くれ者たちはみんな純粋な夢を持っています。
ポップな演奏にあわせて語られるのは、「ピアニスト」「インテリアデザイナー」などそれぞれが抱く夢。
経歴や外見に関係なく、「誰だって好きなように夢を描いていいんだよ」というメッセージが込められているようですね。
自由に夢を語るこの歌を聞いて、勇気をもらえる方も多いのではないでしょうか。
『塔の上のラプンツェル』の歌⑤:魔法の花(Prologue)
荒くれ者たちの歌を聞きながら、楽しい時を過ごしていたラプンツェルとフリン。
しかし、ティアラを盗んだフリンを追っていた衛兵に、2人は姿を目撃されてしまいます。
衛兵たちから逃げる中で、自身の髪の秘密をフリンに打ち明けるラプンツェル。
「魔法の花」は、ラプンツェルが魔法の力でフリンのケガを治す際に歌われる曲です。
1分程度の短い楽曲ですが、歌とともにラプンツェルの髪が黄金色に輝き、フリンの傷を癒すシーンは印象的。
ラプンツェルが持つ魔法の力を象徴する歌ですね!
『塔の上のラプンツェル』の歌⑥:輝く未来(I See the Light)
ラプンツェルから髪の秘密を聞いたフリンは、自身も本名が「ユージーン・フィッツハーバート」で、「フリン・ライダー」は子どもの頃に憧れた本の登場人物からとった名前だと話します。
ラプンツェルは「ユージーン・フィッツハーバート」の名前を気に入り、2人は急速に距離を縮めていくのでした。
・塔の上のラプンツェル「フリン・ライダー」徹底解説!本名はユージーン!ディズニー1番のイケメン
そして、ラプンツェルが夢に見ていた運命の時が訪れます。
「輝く未来」は、ラプンツェルがずっと願っていた「空を飛ぶ光」を間近で見届けるシーンで流れる曲。
ラプンツェルとフリンのデュエット曲で、1番をラプンツェルが、2番をフリンがメインで歌っています。
想いが通じ合った2人が、光に包まれたボートの上で歌うこのシーンはとてもロマンチック。
『塔の上のラプンツェル』を代表する名曲で、ラプンツェルと言えばこの歌を想像する方も多いのではないでしょうか。
2人の幸せな気持ちが詰まった歌とともに、無数のランタンが空に浮かび上がる幻想的な映像も見どころです。
・ラプンツェルの名シーンのモデル!世界にランタンフェスティバルはいくつある?
『塔の上のラプンツェル』の歌⑦:お母様はあなたの味方~リプライズ版~(Mother Knows Best)
無事に空飛ぶ光を見届けた2人。
しかし、その後フリンは衛兵に捕まってしまい、ラプンツェルもゴーテルによって塔へ連れ戻されてしまいます。
そんな映画の後半で歌われるのが、「お母様はあなたの味方」のリプライズ版。
「お前は騙されている」「泣いて悔やんでも遅いのよ」などの歌詞からは、ゴーテルの身勝手さが伝わってきます。
言いつけを破り、勝手に塔から出たラプンツェルに対して、ゴーテルが強い怒りを抱いているのがわかりますね。
『塔の上のラプンツェル』の歌⑧:サムシング・ザット・アイ・ウォント(Something That I Want)
最後に紹介するのは、『塔の上のラプンツェル』の主題歌「Something That I Want」。
歌っているのは、アメリカ出身のシンガーソングライター「Grace Potter(グレイス・ポッター)」です。
真っ直ぐに突き抜けるような歌声が、自分の夢に向かって行動するラプンツェルの姿に重なります。
「Something that I want(私が望んでいるもの)」というタイトルや歌詞も、「自由に生きていきたい」というラプンツェルの心情を表しているようですね。
『塔の上のラプンツェル』のストーリー
『塔の上のラプンツェル』は、アメリカで2010年、日本で2011年に公開されたディズニー映画です。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの長編作品第50作目を飾る、記念すべき作品です。
『塔の上のラプンツェル』の原作は、グリム童話の「ラプンツェル(髪長姫)」。
原作と同じように、映画の主人公「ラプンツェル」は長い髪を持ち、森の中にそびえる高い塔の上で暮らしています。
ラプンツェルは母親の「ゴーテル」から「外の世界は恐ろしい」と言われて育ち、18年間1度も塔の外へ出たことがありません。
しかし、ラプンツェルには「毎年自分の誕生日に空に打ちあがる無数の光を近くで見たい」という夢がありました。
そして、ラプンツェルが18歳の誕生日を迎える前日。
大泥棒の「フリン・ライダー」は、泥棒仲間と一緒にお城から盗んだティアラを独り占めしようと、森の中へ逃げ込んでいました。
偶然見つけた塔の中にフリンは忍び込みますが、油断した隙にラプンツェルによってフライパンで殴られ、気絶させられてしまいます。
フリンが眠っている隙にティアラを奪ったラプンツェルは、目覚めたフリンに対して「自分を光が見える場所へ連れて行ってくれたらティアラを返す」と交渉します。
フリンはしぶしぶラプンツェルを光の場所まで案内すると決め、ラプンツェルは初めて外の世界へ足を踏み出すのでした。
▼映画『塔の上のラプンツェル』のストーリーの続きは
・【塔の上のラプンツェルのあらすじ】ストーリー&感想まとめ!
まとめ
映画『塔の上のラプンツェル』の主題歌&挿入歌を紹介しました。
『塔の上のラプンツェル』はディズニープリンセス作品としては初の3Dで描かれており、中盤のランタンのシーンを代表に映像美を楽しめる作品。
映画中に流れる曲の数々も、そんな美しいシーンたちを華やかに彩っています。
ぜひ主題歌や挿入歌にも注目しながら、『塔の上のラプンツェル』を鑑賞してみてくださいね。
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