映画『プリンセスと魔法のキス』あらすじ&ネタバレ!ディズニー初の黒人プリンセスの物語♪
ディズニー映画『プリンセスと魔法のキス』のあらすじや登場人物を紹介します。本作は、主人公も王子様もカエルの姿という斬新なディズニー作品です。主人公のティアナは、これまでにない黒人のプリンセスです。自分のレストランを持つことを夢見る、努力家のプリンセスが印象的な映画です。ここでは、そんな『プリンセスと魔法のキス』について、詳しくご紹介していきます。
こんにちは、カエルには絶対キスできないわさおです。
映画『プリンセスと魔法のキス』は、カエルの王子様にキスしたら自分もカエルになってしまったという斬新なストーリー。
これまでのディズニー映画とは一味違う、初の黒人プリンセスが登場した作品です。
ヒロインのティアナには夢があり、「努力しないと、願ってるだけじゃ叶わない」と考えています。
非常に現実的で向上心のある女性を描いた、新しいディズニー映画となっています♪
今回は、『プリンセスと魔法のキス』のあらすじや登場人物を紹介します!
・『プリンセスと魔法のキス』:あらすじ
・『プリンセスと魔法のキス』:登場人物
- ◆ティアナ
- ◆ナヴィーン
- ◆ドクター・ファシリエ
- ◆レイ(レイモンド)
- ◆ルイス
- ◆シャーロット
- ◆ママ・オーディ
- ◆ローレンス
・『プリンセスと魔法のキス』:初の黒人プリンセス!
・『プリンセスと魔法のキス』:努力主義のヒロインに注目!
『プリンセスと魔法のキス』とは
『プリンセスと魔法のキス』は、2009年に公開されたディズニー長編アニメーション映画です。
日本での公開は、翌年の2010年3月6日でした。
原作は、2002年に発表された「カエルになったお姫様」。
さらに、グリム童話の「かえるの王さま」をパロディとして使用しています。
『プリンセスと魔法のキス』:あらすじ
舞台は、ニューオーリンズのフレンチ・クオーター。
幼いティアナは親友のシャーロットとお話を聞いています。
シャーロットはお金持ちのお嬢様で、ティアナの母は彼女のドレスを作る職人でした。
シャーロットが好きな物語は、カエルの姿になった王子をプリンセスが魔法のキスで元の姿に戻すというもの。
目を輝かせるシャーロットとは対照的に、ティアナは「カエルにキスするなんて!」と拒否反応。
時は流れ、2人はティーンエイジャーになりました。
ティアナは自分のレストランをもつという夢を叶えるため、ウエイトレスとして働いています。
友達の誘いも断り、コツコツとお金を貯める日々。
レストランをもつという夢は、ティアナと亡くなった父親の2人の夢でした。
ある日、ナヴィーン王子がニューオーリンズを訪れることになり、シャーロットの家は舞踏会を開きます。
料理人として参加していたティアナですが、レストラン開業のために借りようとしていた物件が他の人に取られたと言われてしまいます。
交渉を試みるも失敗し、ティアナはドレスを汚すほど散々な目に。
シャーロットのドレスを借りて着替えると、ティアナをプリンセスだと勘違いしたカエルが話しかけてきます。
このカエルは、ナヴィーン王子が魔術師ファシリエに呪いをかけられた姿だというのです。
魔法のキスで呪いを解いてほしいというカエルに、ティアナはしぶしぶキスをします。
しかしなんと、ナヴィーン王子が人間に戻るどころかティアナまでカエルになってしまったのです!
森へ逃げた二人は、ワニのルイスと蛍のレイモンドの力を借りて、魔法を解けるママ・オーディに会いに行きます。
蛍のレイモンドは、一等星をメスの蛍だと勘違いし、エヴァンジェリーンという名前をつけ恋をしています。
ママ・オーディの元へたどり着きわけを話すと、夜の12時までにシャーロットにキスして貰うことで人間に戻れるというのです。
一行はシャーロットの元に戻りますが、ナヴィーン王子はティアナへの特別な気持ちに気づきます。
ナヴィーン王子はティアナにプロポーズすることを決めますが、そこでファシリエの影に捕らえられてしまいます。
レイモンドがプロポーズのことをティアナにバラすと、彼女も同じ気持ちだと大喜び!
しかし、魔法の力でナヴィーン王子に化けた召使がシャーロットにプロポーズするところを目撃し大失恋。
これが呪いによるものだと気付いたレイモンドが魔力を持つネックレスを奪いますが、踏み潰されて致命傷を負います。
魔力を持つネックレスはティアナが奪い返し破壊したので、魔術師ファシリエは退治できました。
ファシリエが見せたレストランの夢も魅力的でしたが、ティアナは本当に大切なのは愛だと気づき躊躇なくネックレスを壊したのです。
レイモンドは助からず、死んでしまいます。
彼が死ぬと、夜空に2つの星が輝きます。
レイモンドはエヴァンジェリーンのそばに行ったのでした。
ティアナと王子は愛を確かめ合い、シャーロットとはキスをせず、2人でカエルのまま生きていくことを決めました。
2人が結婚式でキスをすると、なんと2人とも人間の姿に!
ナヴィーン王子と結婚したティアナは「プリンセス」なので、魔法を解く資格があったのです。
2人はティアナの夢だったレストランを作り上げ、幸せに暮らしました。
『プリンセスと魔法のキス』:登場人物
◆ティアナ
料理が得意な黒人の少女。
生真面目な性格。
亡き父に代わり自分のレストランを持つことが夢。
ナヴィーンに頼まれてカエルの姿の彼にキスしたことで、自分もカエルの姿になってしまいます。
◆ナヴィーン
カエルに姿を変えられた王子。
性格はティアナと反対で、楽天的でお調子者。
無責任で怠け者な面もあり、ティアナとたびたび衝突するものの…。
◆ドクター・ファシリエ
秘術を操り、ナヴィーンをカエルに変えた人物。
彼の影は別の意思を持っており、自由に動き回ることができます。
◆レイ(レイモンド)
ニューオーリンズの川辺に住むホタル。
ママ・オーディにティアナ達を会わせるための手助けをします。
◆ルイス
楽天的な性格でナヴィーンと意気投合する巨大なワニ。
ジャズの演奏が得意で、いつか人間に混じって演奏するのが夢。
◆シャーロット
ティアナの親友の、白人のお嬢様。
ワガママな面もありますが、友達思いの心優しい性格です。
◆ママ・オーディ
およそ200歳で、盲目の尼僧。
カエルに変えられた魔法を解くため、ティアナとナヴィーンは彼女の元を訪れます。
◆ローレンス
主人にこき使われる生活に辟易するナヴィーンの召使い。
ナヴィーン王子に化けさせられ、シャーロットを口説こうとします。
『プリンセスと魔法のキス』:初の黒人プリンセス!
この映画で注目されたのは、ヒロインの肌の色。
ディズニーアニメ映画の中で、黒人のプリンセスはこれが初めて!
初のアフリカ系アメリカンのディズニープリンセス作品として、賞賛されています。
その一方で、アメリカではナイーブな問題がたくさん存在します。
ディズニー側は当初、ティアナの名前を、Maddy(マディー)にしようとしましたが、「マミー」と聞こえるため変更せざるを得なくなりました。
その後Addy(アディー)も候補に上がるものの、典型的なアメリカ黒人奴隷の名前のようだと却下。
ティアナに変えられることになりました。
こんなティアナに対し、「当時あった人種差別などを描いていない」と映画批判する黒人社会の人々もいます。
やはり肌の色は、いつでも様々な批評にさらされるようです。
『プリンセスと魔法のキス』:努力主義のヒロインに注目!
ティアナは、これまでのディズニー作品のヒロインたちと大きく異なります。
それは、「彼女の夢が王子様と結婚することでないこと」。
このことは、制作サイドも強調するところであり、従来のディズニーヒロインが辿ってきた「恋愛・結婚=幸せ」という図式をくつがえすものです。
さらに、ティアナは「星に願いをかけるだけじゃ夢は叶わない。努力しないと」という考えの持ち主。
今までもより主体的なヒロインです。
今までのディズニーヒロインらしからぬ現実的な物言いに驚かされたディズニーファンはたくさんいます。
「待ってるだけじゃない」ヒロインのひたむきな生き方は、私たちに大切なことを教えてくれることでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、『プリンセスと魔法のキス』のあらすじや登場人物を紹介しました。
ティアナは肌の色も性格も、今までにないプリンセスです。
新しいディズニーのプリンセスや、予想外のハッピーエンドにあっと驚くこと間違いなし!
絶対におすすめの映画作品です♪
キャステルの記事に テーマパークの最新情報をお届けします |