【ジブリ映画】『ハウルの動く城』完全ガイド!あらすじ、主要キャラと声優、原作、公開年、興行収入まとめ

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    『ハウルの動く城』は、宮崎駿監督が手掛けた長編アニメーションで2004年に公開されました。魔法をかけられ、老婆に変身してしまった少女ソフィーと人を本気で愛することができない魔法使いのハウルが出会い旅をする物語です。この記事では、『ハウルの動く城』について、あらすじ、原作情報、主要キャラクターと声優、海外での評価、興行収入、音楽、公開年、ジブリにとってどんな作品かといった基本情報をまとめています!

    引用元:公式サイト

    こんにちは、Reneです。
    今回はジブリ映画『ハウルの動く城』の完全ガイドをお届けします。

    『ハウルの動く城』といえば、スタジオジブリ作品の興行収入ランキングで『千と千尋の神隠し』に続く2位の記録を残しています。
    ファンタジー要素にジブリ飯など、ジブリらしさ全開で高い人気を誇る作品ですよね。

    また、声優も名だたる豪華俳優たちがこぞって参加しているところも注目されました。
    魔法が絡んでいることもあり、老婆になったソフィーが途中若返ったり、カカシが最後は元の姿に戻ったりと、作品にちりばめられたいつくもの謎も魅力です。

    この記事では映画『ハウルの動く城』の気になるトピックをまとめていきます。

    ハウルの動く城:あらすじ

    『ハウルの動く城』あらすじ
    出典:公式サイト
    『ハウルの動く城』あらすじ

    魔法が存在する国の小さな街に住むソフィー。
    彼女は、両親の残した古い帽子屋を継いで静かに暮らしていました。

    ある日、ソフィーは兵隊2人に絡まれ困っているところを魔法使いのハウルに助けられます。
    ハウルは、女性のハートを奪う悪い魔法使いとして街の女性たちから恐れられていました。
    しかし、ハウルはソフィーのハートを奪うことはなく、家まで送り届け、来た道を帰って行きました。

    その晩、帽子屋に1人の魔法使いがやってきます。
    その魔法使いは、「荒地の魔女」と呼ばれる女で、ハウルの心臓を狙う恐ろしい存在でした。
    ハウルの手がかりが掴めなかった荒地の魔女は、魔法を使ってソフィーを90歳の老婆に変身させてしまいます。

    姿が変わり街に居られなくなったソフィーは、魔法を解く方法を探す旅に出ます。
    その道中、見つけたのは大きなハウルの動く城でした。

    老婆の姿になってハウルと再会したソフィー。
    掃除をするという理由で城に住むことになり、ハウル、弟子のマルクル、火の悪魔のカルシファーと一緒に城での生活が始まります。

    自分を愛せないソフィーと本気で人を愛したことがないハウルは、互いに好意を寄せるようになり……。

    ▼結末・ネタバレまで含んだ詳しいあらすじはこちらで!
    【ジブリ】映画『ハウルの動く城』のあらすじ紹介!ネタバレあり、キャラ紹介とトリビアも

    ハウルの動く城:主要キャラクターと声優

    次に『ハウルの動く城』の主要キャラクターと、声を務めた声優を紹介します。
    他のジブリ作品に出演している方もいますので、関連についても見ていきましょう。

    ハウル(声優:木村拓哉)

    ハウル(声優:木村拓哉)
    出典:公式サイト
    ハウル(声優:木村拓哉)

    ハウルは物語の主人公で、魔法使いの少年です。
    美貌と魔法使いとしての高い能力を持ち合わせているものの、美しさに執着していたり、精神的に不安定な部分も垣間みえます。
    本気で愛することを知らず、町中の若い女性の心臓(ハート)を食べる魔法使いとして人々から敬遠されています。

    ハウルを演じたのは、俳優・タレント・歌手として幅広く活動している木村拓哉さん。
    ジブリアニメきってのイケメンキャラにピッタリのキャスティングで話題になりました。

    ソフィー(声優:倍賞千恵子)

    ソフィー(声優:倍賞千恵子)
    出典:公式サイト
    ソフィー(声優:倍賞千恵子)

    ヒロイン・ソフィーは世の中の流行に乗ることができず、古びた帽子屋の跡をついでいる18歳の少女。
    18歳の姿では内気で自分を卑下してばかりですが、荒地の魔女によって90歳の老婆の姿に変えられてからは、見違えるように肝の座った芯の強い女性へと成長していきます。

    演じたのは俳優の倍賞千恵子さん。
    収録当時63歳だった倍賞さんですが、18歳と90歳、どちらのソフィーの声も担当しています。

    荒地の魔女(声優:美輪明宏)

    荒地の魔女(声優:美輪明宏)
    出典:公式サイト
    荒地の魔女(声優:美輪明宏)

    荒地の魔女はハウルに心を奪われてから、ハウルの心臓を探して付き纏います。
    ハウル同様に悪魔と取引をしたことで、魔法を人のため、世のためでなく、自分のためばかりに乱用するようになります。
    ハウルと一緒にいたソフィーのもとを訪れ、90歳の老婆へと変えてしまうのも荒地の魔女ですね。

    演じたのはタレント、歌手、著述家として活躍する美輪明宏さん。
    『もののけ姫』では山犬・モロの君を演じました。
    荒地の魔女のキャラクターデザインも、美輪さん本人にインスパイアされているそうですよ。

    カルシファー(声優:我修院達也)

    カルシファー(声優:我修院達也)
    出典:公式サイト
    カルシファー(声優:我修院達也)

    カルシファーはハウルと契約を交わした火の悪魔。
    ハウルから心臓をもらった代わりにハウルの城を動かすエンジンのような仕事をしています。おしゃべりで自惚れ屋な一面を持っています。

    演じたのは俳優やシンガーとして幅広く活躍する我修院達也さん。
    『千と千尋の神隠し』では青蛙/カオナシの声も担当しています。

    マルクル(声優:神木隆之介)

    マルクル(声優:神木隆之介)
    出典:公式サイト
    マルクル(声優:神木隆之介)

    マルクルはハウルの弟子の少年です。
    街の人と交流するときは、髭とマントを被り長老風の魔法使いの姿でいます。

    しかし、城の中では赤毛でよく食べる本来の小さな男の子の姿をしています。
    おませな性格をしながらも、城に転がり込んできたソフィーには懐いています。

    演じたのは俳優の神木隆之介さん。
    『千と千尋の神隠し』では坊役を、『借りぐらしのアリエッティ』では翔役を担当しています。

    ▼ハウルの動く城の声優とキャスティングの裏側についてはこちら!
    【ジブリ映画】『ハウルの動く城』声優まとめ!ハウル役にキムタクが抜擢された理由は?あらすじ・トリビアも

    ハウルの動く城:原作との違い

    魔法使いハウルと火の悪魔
    出典:公式サイト
    魔法使いハウルと火の悪魔

    スタジオジブリの作品は、宮崎監督が原作・脚本を手掛けたものと、原作者が別にいるものを脚色して映画化したものとがあります。
    『ハウルの動く城』は後者で、イギリス人作家”ダイアナ・ウィン・ジョーンズ”による小説「魔法使い ハウルと火の悪魔」が原作となっています。

    ジョーンズは、ジブリによる映像化において「ハウルの性格は変えないで欲しい」という注文だけつけていたとのことです。完成した作品には満足していたそう。

    では、ここで簡単に原作小説と映画の相違点をご紹介します。

    ソフィーは命を吹き込む魔法が使える

    物語の終盤でカルシファーのもつハウルの心臓を戻すシーンですが、原作では、ソフィーの魔法によって2人の命が助かります。
    また、ソフィーはカカシのカブにも命を吹き込んでいます。

    サリマンは男でハウルの師匠ではなく同級生

    宮殿にてソフィーと火花を散らし、ハウルも恐れる師匠サリマンですが、原作小説では男性役として登場します。
    それも、ハウルの師匠ではなく、ハウルの同級生としてです。
    ちなみに、荒地の魔女を追って消息不明になっています。

    国同士の戦争は完全な宮崎駿による脚色

    ジョーンズの描く原作小説では、一切戦争シーンは登場しません。
    映画では、城の玄関にかかっているダイアルのうち、黒色が戦場を示していましたが、原作小説では、ウェールズを示します。
    ジョーンズがイギリス出身ということもあり、イギリスが舞台になっているようですよね。

    宮崎監督が戦争シーンを描いたのは「戦火の恋」を描くためだったとのことです。
    ハウルの強い戦争への嫌悪から、ソフィーとの出会い愛を知ったハウルが守るために出陣を決意する様子など、戦争の無意味さと残酷さを見事に描かれていました。
    恋愛模様以外にも宮崎監督自身の戦争反対の思いが込められているようにも受け取れますね。

    ハウルの動く城:海外での評価

    ハウルの動く城
    出典:公式サイト
    ハウルの動く城

    「ハウルの動く城」といえば、原作がイギリス人作家のダイアナ・ウィン・ジョーンズによるものであることからも海外から認知の高いジブリ作品ではないでしょうか。
    実際に海外の視聴者たちの間でどのように評価されているのかをまとめてみました。

    今回参考にしたサイトは、英語圏でユーザー数が1位の映画批評サイト「IMDb」とプロの批評家と一般人がそれぞれ辛口に映画を批評する「Rotten Tomato(ロッテントマト)」の2つです。

    実際にあるレビューを引用しながらご紹介します。

    ※2020年1月時点でのレビューを参考にしています。
    評価点数やレビューに変動がある場合があります。

    IMDb  10点満点中8.2点(レビュー件数331,690)

    まず、英語圏でのユーザー数がトップの王道映画批評サイト「IMDb」では、30万人以上のレビューがありました。
    この数だけでも十分に海外での認知が高いことが伺えます。

    ちなみに海外で根強い人気を誇る日本の映画監督・黒澤明の作品でレビュー数が一番多かったのは「七人の侍」で313,940レビューでした。
    このように比較してみてもいかに「ハウルの動く城」が海外で認知されているかがわかります。

    Rotten Tomato専門家 87%フレッシュ(レビュー件数181)

    英語圏で使われている映画批評サイトの中でもプロの批評家だけが投稿できるRotten Tomatoの専門家枠では、驚異の87%(満足度)を記録しています。
    60%を超えれば高評価と言われているこのサイトで、87%はかなり高いスコアです。

    Rotten Tomato一般視聴者 93%フレッシュ(レビュー件数255,760)

    Rotten Tomatoで一般視聴者のレビュー数は20万件越えと、IMDbに劣らず驚異的な数字となっています。
    そして総合評価が90%超えとなっていることから海外からも十分に高い評価を受けていることがわかります。

    ハウルの動く城:オリジナル公開年と興行収入成績

    千と千尋の神隠しのモデルとなった道後温泉本館
    千と千尋の神隠しのモデルとなった道後温泉本館

    ハウルの動く城の公開年や興行収入成績は以下の通りです。
    公開当時、映画館でリピートした人も多かったのではないでしょうか。

    『ハウルの動く城』は公開から2日で観客動員数110万人を突破する異例の記録を残します。
    スタジオジブリ作品の中での興行収入ランキングは、『千と千尋の神隠し』(写真)に続く歴代2位です。
    ちなみに3位は『となりのトトロ』です。

    テレビ放送履歴

    劇場上映のあと、6回のテレビ放送がありました。
    初回のテレビ放送となった2006年7月21日の視聴率は32.9%と、お茶の間での人気も高いことがわかりました。

    ハウルの動く城:トリビア

    ハウルとソフィー
    出典:公式サイト
    ハウルとソフィー

    最後に、『ハウルの動く城』に関するトリビアを2つ紹介します。
    これを踏まえて映画を観ると新しい発見があるかもしれません。

    ①なぜ、ソフィーは老婆の呪いが解ける瞬間がある?

    『ハウルの動く城』を見ていて、荒地の魔女の魔法によって老婆に変えられてしまったはずのソフィーが度々若返るシーンがあるのに疑問を抱いた人は多いのではないでしょうか。
    本編では、呪いの仕組みが語られることはありません。

    しかし、ソフィーの若返るタイミングには規則性があるのです。
    それは「自己暗示」です。

    実は、荒地の魔女の呪いは、かけられてからしばらくすると解けていたんだとか。
    しかし、それに気づくことなく、ソフィーは老婆の姿で過ごしています。
    そこには、ソフィーの弱い心や自分を愛しきれていない部分に問題があったのです。

    そもそも注目したいのは、老婆になってからのソフィーの言動です。
    18歳のソフィーは、華やかに着飾る街の人々と距離をとり、素朴な服を纏い、古びた帽子屋を長女だからという理由だけで継いでいます。
    冒険的なことは一切せず、存在感を消すかのような暮らしをしていますよね。

    それが一転、荒地の魔女によって老婆にされたソフィーは、簡単に帽子屋を飛び出し旅に出ます。
    ハウルの家に上がるなり、物を物色し、部屋を掃除し、やりたい放題。
    世話焼きなおばあちゃんとして積極的に自分のやりたいことをこなしていきます。

    ハウルがブロンドヘアを失ったときは、自分の抱える劣等感を真正面からぶつけます。
    こんなこと、18歳のソフィーからは想像がつきません。

    老婆の姿になり、自分に正直に生きるための殻を破ったソフィーは、徐々に自信を身につけていきます。
    すると、自分の素直な気持ちに気付けるようになり、その瞬間に、ソフィーは本当の姿を取り戻していたのでした。

    ソフィーが若返るとき、それはいつも真実の思いを打ち明けている瞬間です。
    ぜひ、注目してみてください。

    ②ヒットの秘訣は宣伝をしなかったから!?

    『千と千尋の神隠し』が記録的ヒットとなったスタジオジブリですが、その理由について宮崎監督は「作品がいいからか?もしくは宣伝効果か?」とスタッフに聞いて回ったことがあるそうです。
    その際、たったひとり鈴木敏夫プロデューサーの補佐をしていた石井明彦氏のみが「宣伝です」と回答。
    それがトラウマになった宮崎駿は、「ハウルは宣伝しないでやろう」とぼやきはじめます。

    たまたまその時期、スタジオジブリの製作陣たちが多忙を極めていたことも一因にはあるようですが、結果的に『ハウルの動く城』は公開前にほとんど情報解禁なし。
    たった15秒の予告ではのっそりと城が動き、キャッチコピーは「この城が動く。」とだけつけられています。

    すでに知名度の高いスタジオジブリの最新作の情報がいつまで経っても掴めないこともあり、人々の関心はマックスに。
    その結果、公開初期においては『千と千尋の神隠し』の人気を上回るほどの動員数を集めた逸話が残っています。

    まとめ

    宮崎駿による大人気アニメーション映画「ハウルの動く城」についての基本情報をご紹介しました。
    知れば知るほど、新たな発見がある不朽の名作、細かい登場キャラクターにも注目して鑑賞してみてください!

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