映画『ピノキオ』の曲まとめ!挿入歌全5曲をご紹介!あの有名楽曲も実はピノキオソング?!
1940年(日本では1952年)公開の映画『ピノキオ』の挿入歌全5曲をご紹介!ディズニーを代表するあの有名楽曲も『ピノキオ』の主題歌ってご存知でしたか?挿入歌の数自体は他作品に比べると少ないのですが、魅力的な曲が詰まっています!今回は動画も交えながら『ピノキオ』の楽曲の魅力に迫っていきたいと思います♪
こんにちは!前回のインパでピノキオに念願のサインを書いてもらいました、るんにゃんです!
『ピノキオ』は大ヒットした『白雪姫』の次作にあたります。
アメリカでは1940年に、日本では1952年に公開された歴史ある作品です。
今回は『ピノキオ』の挿入歌全5曲を、動画を交えながらご紹介します♪
ディズニーではお馴染みのあの楽曲も実は『ピノキオ』の曲なんです!
『ピノキオ』の歌&曲:映画のストーリー
『ピノキオ』の原作は、カルロ・コッローディの童話『ピノッキオの冒険』。
童話と言っても内容は社会風刺小説で、ディズニーらしい夢のある物語ではありません。
ウォルトはストーリー作りに悩んだといいます。
原作とは異なる部分も多いため、ディズニーの『ピノキオ』とコッローディの『ピノッキオの冒険』は別の作品と言っても過言ではないかもしれません。
原作の内容はかなり過激で残酷です。
ウォルトは長い歳月をかけて、この夢と希望に満ちた冒険物語を描いたのでしょう。
また、東京ディズニーランドにも「ピノキオの冒険旅行」というアトラクションがあります!
パークオープンから長年愛され続けているんですよ。
『ピノキオ』の歌&曲
ピノキオの挿入歌(歌詞があるもの)は全部で5曲と少なめです。
実は『ピノキオ』は公開当初、ヒットには至りませんでした。
しかしながら、主題歌でもある「星に願いを」が第13回アカデミー賞で歌曲賞を受賞します。
また、アメリカ映画協会による”映画史に置ける偉大な歌100選”でも第7位に入るなど、楽曲が高く評価されました。
今ではディズニーミュージックとしてだけでなく、1曲の音楽として世界中で愛される楽曲となりました。
そんな「星に願いを」ですが、ディズニー映画を見る方なら必ず聞いたことがあるはずなんです。
どの場面で流れているか分かりましたか?
本編に入る前、お城とディズニーのロゴが映し出されるあのオープニングシーン!
もちろん全ての映画ではないのですが、多くはこのシーンで「星に願いを」が流れているんですよ♪
ディズニー映画を観る時は、ぜひオープニングで耳をすましてみてくださいね。
それでは、ディズニーを代表する名曲を生み出した名作、映画『ピノキオ』の楽曲に迫っていきましょう!
『ピノキオ』の歌&曲:①「星に願いを」[“When You Wish Upon a Star”]
ディズニーファンなら誰もが知る名曲中の名曲。
作曲はディズニー・レジェンドでもあるリー・ハーライン。
『白雪姫』の楽曲も手がけています。
歌っているのはコオロギのジミニー・クリケット。
『ピノキオ』以外の作品にも登場しているので、ご存知の方も多いかと思います!
さすがはコオロギ、歌と口笛が上手なキャラクターです。
英語版(字幕版)では歌唱パートでの声優の差し替えはなく、ジミニーの声を担当したクリフ・エドワーズが歌っています。
※日本語吹き替え版は3パターンあり、内1959年公開版と1983年公開版では、声優とは別の人が歌唱しています。
様々なアーティストがカバー楽曲を発表しているので、お気に入りのアーティストさんも歌っているかもしれませんね♪
『ピノキオ』の歌&曲:②「リトル・ウッドゥン・ヘッド」[“Little Wooden Head”]
ゼペットがあやつり人形のピノキオを躍らせながら歌います。
ピノキオへの愛が詰まった1曲です。
曲中ではゼペットの飼い猫であるフィガロと、金魚のクレオも登場しますよ♡
特にフィガロは人気のキャラクターですよね!
ミニーマウスの代表作『子ねこのフィガロ』にも登場しています。
『ピノキオ』の歌&曲:③「困ったときには口笛を」[“Give a Little Whistle”]
ジミニーが動けるようになったピノキオに「困ったときは口笛を吹いて私を呼ぶんだよ」と教える歌。
「私はいつでも君のそばに」と歌うジミニー。
ブルー・フェアリーにピノキオの両親を任された彼は、いつもピノキオを正しく導いてくれます。
コッローディの『ピノッキオの冒険』にもコオロギのキャラクターは登場しますが、名前はありません。
そして原作では、残酷な話ですが、コオロギはピノキオに殺される運命にあります…。
死んで幽霊になってからも、コオロギは度々ピノキオに忠告をしに来るのですが、ピノキオはその忠告を受け入れません。
結果としてピノキオは悪役であるキツネとネコに騙されてしまいます。
ストーリーは違えど、原作でも『ピノキオ』でもコオロギはピノキオを支える役目を担っているんですね。
『ピノキオ』の歌&曲:④「ハイ・ディドゥル・ディー・ディー」[“Hi-Diddle-Dee-Dee”]
とても陽気なメロディですよね!
ピノキオを挟むように歩いているのはキツネのファウルフェローとネコのギデオン。
作中でファウルフェローは”正直ジョン”と名乗りますが、全くの嘘。
彼らは詐欺師。
このシーンでは。ピノキオを騙して人形一座の親方・ストロンボリに売り飛ばそうとしています。
だからわざと陽気なメロディを奏でて、ピノキオを勧誘しているんです。
ちなみにタイトルの”Diddle”は直訳すると「騙す」という意味。
ただし、”Diddle”という音は響きやリズムが良いので、深い意味がない、という可能性もあります。
『ピノキオ』の歌&曲:⑤「もう糸はいらない」[“I’ve Got No Stirings”]
ファウルフェローとギデオンに騙され、人形一座に売り飛ばされてしまったピノキオ。
この曲は、ストロンボリの人形劇に出演した時にピノキオが歌う曲です。
様々なあやつり人形と共に軽快なメロディを奏でます。
ピノキオの歌声が可愛いですね♡
糸が無い人形として一座のスターになるピノキオ。
この曲でも登場する他のあやつり人形たちにはハッキリと糸が描かれていて、表情もないのが分かると思います。
この後のストーリーは東京ディズニーランドの『ピノキオの冒険旅行』で体感することができますよ!
『ピノキオ』の歌&曲:ショーでも使われている
1998年、東京ディズニーランド15th・キャッスルショー”ビバ!マジック”というショーがありました。
そのテーマソングでもある「マジカルモーメント」では、「星に願いを」も流れます。
ゼペットのセリフも入っているんですね♡
1月〜2月に開催されていたスペシャルプログラム「バレンタイン・ナイト」でも「マジカルモーメント」が使用されています。
「バレンタイン・ナイト」とは、普段は「ビッグバンド・ビート」を上演しているブロードウェイ・ミュージックシアターで行われていたバレンタイン限定の特別コンサート。
ここ数年は公演されていないプログラムですが、今でも人気のプログラムです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は映画『ピノキオ』の挿入歌全5曲をご紹介しました。
有名な「星に願いを」はピノキオの主題歌だったんですね。
英語の歌詞と日本語の歌詞では少しニュアンスも違ってきますから、得意な方はぜひご自身で翻訳してみてください♪
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