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    ディズニー映画ピノキオの原作とは?100年以上前に書かれた「ピノッキオの冒険」

    • 野良

      野良

    ディズニーに詳しくない方でもほとんどの方が知っているであろうディズニー映画「ピノキオ」の原作をご紹介します。ピノキオの原作は「ピノッキオの冒険」という作品で、100年以上も前に書かれたものなんです。ディズニー映画のピノキオとの共通点や違いを楽しんでみてください。

    ディズニー映画ピノキオの原作とは?100年以上前に書かれた「ピノッキオの冒険」

    こんにちは!常に星に願いをかけ続けています、野良です。

    今回は、誰もが知っている「ピノキオ」の原作についてご紹介していきます。
    ピノキオ自体は知っているけど、原作も知っているという方はなかなか多くはないはず。

    ディズニー映画と原作はどれほど異なるものなのでしょうか?

    ピノキオの原作は100年以上前の1881年に登場

    ピノキオのフロート

    ディズニー映画『ピノキオ』の原作は、イタリアのカルロ・コッローディが書いた『ピノッキオの冒険』。

    物語は、ひとつの木ぎれから始まります。
    話すことのできる木ぎれです。

    大工のアントニオ親方がみつけたしゃべる木ぎれは、彼の友人であるジェペットに進呈されます。

    ディズニー映画と異なり、ジェペットはとてもおこりっぽい性格です。
    冒頭からケンカをやらかすほどわんぱくなじいさんなのです。

    ジェペットは、その話す木ぎれを使って操り人形を作り、ピノッキオと名付けました。
    この人形がくせものでした。

    ジェペットじいさんが目をつくったそばから、その目玉は動き始め、ジェペットじいさんを見つめます。

    鼻を削ればにょきにょきのびてしまい、削って短くするのに一苦労。
    口はつくり始めたそばから笑い出し、じいさんをからかう始末!

    手を作ればジェペットのかつらをはぎとってしまい、足を作ればじいさんを蹴とばし、ようやく作り終わって歩き方を教えてやれば、家の外に飛び出して巡査につかまるピノッキオ。

    じいさんが家に帰ろうと手を引けば地面にひっくり返っててこでも動かなくなり、周囲にはいつのまにか人だかりが。
    結局、「あのおこりんぼのジェペット爺さんのことだ、虐待しているんじゃないか」というあらぬ疑いをかけられ、ジェペットが牢屋に連行されることに!?

    ピノキオの原作ではジミニー・クリケットは登場後すぐに殺害

    キツネの正直者ジョンと猫のギデオン

    さて、ジェペットが捕まった直後家に帰ったピノッキオは、壁に張り付いたコオロギと出会います。
    このコオロギはディズニー映画ではジミニー・クリケットという名前で登場し、ピノキオを正しい方向へ連れていこうと奮闘しますね。
    いわば、善の象徴です。

    ものを言うコオロギは、お父さんにそむかないこと、学校へ行くことを忠告しますが、怒ったピノッキオは近くにあった木槌を投げつけ、そのコオロギを殺してしまいます。

    その後諸事情によって足をなくしてしまったピノッキオは、帰ってきたジェペットに助けてもらいます。

    しかも、彼が朝ご飯にしようと思っていたナシをもらってたいらげ、「学校に行きたい」と言い出します。
    喜んだジェペットは、教科書を買うために自分の上着を売ってお金を作ります。

    しかし、ピノッキオはその教科書を、なんと人形芝居を観るために売ってしまいます。
    …もうなんと言って良いのか…。

    そこで、同じ人形の兄弟に出会ったピノッキオは、感激のあまり劇を中止させてしまいます。
    そして、人形つかいに燃やされそうに!

    しかし、悪そうに見えた人形つかいは、父親のジェペットが貧乏人であるということを聞いてあわれに思い、ピノッキオに金貨五枚をあたえます。

    大喜びで金貨をにぎりしめるピノッキオでしたが、帰り道で「足を一本なくしたキツネと目の見えないネコ」に出会い、その金貨をだましとられてしまいます。
    これが、ディズニー映画では正直者ジョンとネコのギデオンにあたるわけです。

    2人についていく途中、またもやものをいうコオロギの亡霊があらわれて「引き返しなさい」と忠告をしますが、ピノッキオは聞き入れません。

    結局追いはぎにあったピノッキオは刺されて殺され…そうになりますが、堅い木でできていたため、逆にナイフが折れてしまいます。

    しばり首になってつるされたピノッキオは、ルリ色の髪の仙女(映画ではブルーフェアリーの役どころです)に命を助られますが、彼女に嘘をついたので鼻が伸びてしまいます。
    この鼻が伸びるシーンは、「ピノキオといえばこれ!」というほど有名なので、みなさんご存知かと思います。

    ピノキオの原作の最後は

    ここまで読むと、このピノキオも憎たらしく見えちゃったりして……いえいえ、続きをどうぞ。

    そこからは紆余曲折あり、ピノッキオは4ヶ月も牢屋に入ったり、友達と大げんかして巡査につかまったり…
    とにかく色々やらかしたのち、遊び暮らしてロバになりかけ、海に放り込まれ、大きなフカにのみこまれ、腹の中でジェペットと再会し…

    つまり、細かいストーリーをのぞいて、大筋はディズニー映画と同じです。
    まあ悪い子です、ピノッキオ。

    そして、親子は同じくフカのおなかにいたマグロに岸までつれていってもらいます。
    その帰りしな、ピノッキオはあのキツネとネコに出会います。

    ネコは目が見えないふりをしすぎて本当に失明してしまい、キツネの方は金銭に困ってしっぽを売り払ってしまっていたという落ちぶれっぷり。

    その後、衰弱したジェペットを助けるため、ピノッキオはがんばって働きます。

    そして、ある日街に行ったとき、あのルリ色の仙女が病気にかかってしまったことを知ります。
    自分の洋服を買おうと思って持ってきたお金を、彼女のためにとあげてしまいます。

    ―――その晩、ピノッキオは仙女の夢を見ました。

    「えらいのね、ピノッキオ!あんたが今までしてきた悪いことを、許してあげましょう」

    目が覚めたとき、ピノッキオは人間の子供になっているのでした。

    【余談】ディズニー映画の原作を知っていると良いことが!?

    少し前、筆者にはどうしても欲しいグッズがありました。
    ピノキオの悪役、キツネの『正直者ジョン』のファンキャップです。

    頭全体を覆うモフモフフォルム。

    「2月の極寒のインで絶対に欲しい!つけたい!」

    とよく分からない欲求に襲われ、ショップに走ったのですが、

    「売り切れで…」

    と申し訳なさそうなキャストさんの一言で撃沈。
    親切なキャストさんが他の店舗に問い合わせてくれたのですが、

    「全て売り切れのようです…」。

    おー、まい、がっ。

    「あきらめが肝心!」と気持ちを入れ替え、「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」に行くと、そこのショップに奇跡的に残っていました!
    無事購入してホクホク顔でつけて歩いていると、前方からご本人の正直者ジョン(サインは『ジョン・ワシントン・ファウルフェロー』)が。

    写真だけでも撮ろう、とカメラを構えると、自分と同じ頭をした筆者に近づき、「(俺がいる……なんでだ?)」と首をかしげるしぐさ。
    しかしこのキャラクター、動作に悪役ならではの色気があります。

    はからずも、グリーティングできてワクワク顔の筆者をじーっと見つめた後、ギュッとファンキャップの口と鼻の部分をつまみ、(口の部分から顔が出ているので、視界が遮られる)そのままズリズリズリ~っと前が見えない筆者をどこかに引きずっていくジョン氏。

    さすが映画で人さらいをつとめているだけあります。

    真っ暗で何が起きているのか分からない筆者を、なんだか風景がよさそうなところまで引きずると「(フフ、こいつ言いなりじゃないか)」と嘲笑うしぐさの後、友人に筆者のカメラを持たせ、写真撮影をお願いしてくれました。

    見ていた友人にのちのち聞いた話では、「キャラグリとは思えないほど、すっげーぞんざいに扱われてたぞ」とのことでした(笑)
    楽しかったです。

    そんな思い出からなんとなくジョンのグッズを見かけたら買うようになったのですが、ある日ショップのキャストさんが声をかけてくれたのです。

    「ファウルフェローがお好きなんですか?」
    「あ、はい」
    「(にっこり)ではご存知でしょうか?実は今日、ピノキオのスクリーンデビューの日なんですよ。彼の誕生日のようなものですね」
    「し……知らなかったー!」
    「おや、すごい偶然ですね!この後もパークをお楽しみください。ファウルフェローに会えるといいですね!会えたらお祝いしてやってください」

    その後会えたジョンでしたが、一緒にいたかわいらしい女性のキャストさんが両手を握りしめて、筆者に

    「ジョンが好きなんですか!?私もです!穴の開いた手袋破れたマントふさふさのしっぽ最高ですよねどれも!?あ、原作はご存知ですかっ!?私、本のピノッキオも好きなんですよー!」

    と息継ぎの間を感じさせない圧倒的なアピールをしてくれたこと、今でも忘れられません。
    彼女は天職についているのでしょう。

    さて、前置きが長くなりました。
    筆者が言いたかったのはつまり、
    「原作を知っているとキャストさんと語れることがあって楽しいぞ」
    ということです。

    まとめ

    ピノキオの像

    いかがでしたか?
    ピノキオの原作は100年以上の作品ということで、もはや古典のような扱いを受ける『ピノッキオの冒険』。
    書店でもオシャレな表紙のものをみないので、手に取ったことがある人は少ないのではないでしょうか?

    しかし、前半の悪行三昧のピノッキオと比例し、美しいハッピーエンドが童話らしく、個人的にとても好きなお話です。

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