映画『インサイド・ヘッド』あらすじ&ネタバレ!キャラクター、声優キャスト、トリビアも♪
2015年公開のディズニーピクサー映画『インサイドヘッド』をご紹介します♪インサイドヘッドのあらすじやみどころをまとめました!また、登場キャラクターや声優キャストも詳しく紹介します。インサイドヘッドには、驚きのトリビアもあるんです♪原題「Inside Out(インサイドアウト)」との違いや、映画に登場するホーンテッドマンションの曲、感情たちのモデルなど、知るともっと映画を楽しめます。インサイドヘッドのキャラクターがパークに登場したイベントなども振り返りますよ!
こんにちは!ディズニー大好きみーこです。
今回は、ピクサー映画『インサイドヘッド』をご紹介します!
"ピクサー史上最も泣ける"映画と言われている、人の感情をテーマにした物語です。
ディズニーファンからも支持されるインサイドヘッドは、アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞しています。
主人公少女ライリーの頭の中にいるヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ5つの感情が繰り広げる冒険と1人の少女の成長を描いたストーリー。
ピクサーが独創的なアイディアで贈る「感情の物語」を徹底解説してきます♪
◎2024年夏公開の続編情報
・映画『インサイド・ヘッド2』のあらすじをネタバレ解説!登場キャラクターも
・インサイドヘッド:物語のあらすじ(ネタバレあり)
- ●ライリーの中に生まれた5つの感情
- ●ライリーの感情が崩れる出来事
- ●ライリーの危機と新たな登場キャラ(以下ネタバレあり)
- ●カナシミとヨロコビの関係に変化が
・インサイドヘッド:キャラクター紹介&豪華声優キャスト
- ●ライリー/伊集院茉衣
- ●ヨロコビ/竹内結子
- ●カナシミ/大竹しのぶ
- ●ムカムカ/小松由佳
- ●イカリ/浦山迅
- ●ビビリ/落合弘治
- ●ビンボン/佐藤二郎
・インサイドヘッド:原題と邦題の意味を知ると面白い!
・インサイドヘッド:感情キャラクターにはモデルがいる
・インサイドヘッド:映画の中で人気アトラクションのBGMが使われている?
・インサイドヘッド:ディズニーシーのイベントに登場!
・インサイドヘッド:海外ディズニーではグリーティングも
インサイドヘッド:どんな映画?
『インサイドヘッド』は2015年6月19日(金)にアメリカで公開され、同年7月18日(土)に日本で公開となったディズニーピクサー映画です。
第88回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したことでも話題になった3D作品です。
映画の舞台となるのは11歳の少女ライリーの頭の中。
ライリーの頭の中に存在するヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミ5つの感情たちが、彼女を幸せにするため心と行動をコントロールしていく物語となっています。
この奇想天外な物語は、『モンスターズ・インク』の監督でおなじみのピート・ドクターと、『カールじいさんの空飛ぶ家』のロニー・デル・カルメンが共同監督を務めました。
インサイドヘッド:物語のあらすじ(ネタバレあり)
まずはインサイドヘッドのあらすじからご紹介しましょう。
ネタバレを含んでいるためまだ映画を見ていないという方はご注意ください!
●ライリーの中に生まれた5つの感情
アメリカのミネソタ州に住む仲良し夫婦の間に、ライリーというかわいい少女が誕生しました。
ライリーの誕生とともに、彼女の心の中にも感情が生まれていきます。
産まれてきたライリーは両親の姿を見て、はじめてヨロコビという感情が芽生えました。
さらに成長とともにライリーは5つのベースとなる感情、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリが生まれます。
これらの感情達がライリーの頭の中にある「司令室」で協力し合って1人の人物を作り上げていくのです。
ライリーがその日に感じた感情はそれぞれの感情を表した色のボールになって彼女の頭の中に蓄積されます。
ヨロコビは黄色、カナシミは青色、ムカムカは緑色、イカリは赤色、ビビリは紫色とそれぞれ特徴的な色を持っていました。
ライリーの5つの感情達の中でも1番初めにライリーの中に生まれた笑顔にする役割のヨロコビがリーダーを務めていました。
ヨロコビの目的は、ライリーの頭の中で蓄積される全てのボールをヨロコビの色である黄色にすることなのです。
●ライリーの感情が崩れる出来事
ライリーを幸せにするために奮闘するヨロコビですが、感情の1つであるカナシミは難しい存在でした。
ネガティブなカナシミはライリーのヨロコビとは真逆に彼女を悲しい気持ちにさせてしまうのです。
それまでヨロコビの力によって何があっても幸せに過ごしてきたライリーですが、彼女に突然試練が訪れます。
ライリーの父親が独立し会社をつくるため、生まれ育ったミネソタ州を離れサンフランシスコに引っ越すことになったのです。
しかし、新しい家はボロボロな上に手違いによって荷物が届かないなど、ライリーは引っ越し初日から散々な目に合ってしまいます。
どんな事態が起こってもヨロコビの奮闘で明るく振る舞ってきたライリーでしたが、初登校の日の自己紹介でカナシミがライリーの記憶を司るボールに触ってしまい彼女はクラスメイトの前で号泣してしまいました。
ヨロコビは急いでカナシミを引き離そうとしますが、2人は誤ってボールを整理するチューブに吸い込まれ司令室から吹き飛ばされてしまったのです。
●ライリーの危機と新たな登場キャラ(以下ネタバレあり)
ライリーを幸せに導く役目のヨロコビが司令塔からいなくなってしまい、残されたイカリ、ビビリ、ムカムカはヨロコビの代わりにライリーを助けようと奮起します。
しかし彼らだけでは物事が上手く進まず、ライリーは新しいクラスメイトやかつての親友、両親とも距離が出来てしまうのでした。
そしていよいよライリーという人物をつくるための大切な機能「おふざけの島」「ホッケーの島」「友達の島」が停止してしまいます。
その頃、司令部から飛ばされたヨロコビとカナシミはライリーの感情を記憶する記憶貯蔵庫にいました。
ヨロコビは司令部に戻るためにカナシミと協力しながら広い記憶貯蔵庫を歩いていると、ピンク色の像の姿をした生物に遭遇します。
この生物はかつてライリーが想像上で作り上げた友達ビンボンだったのです。
2人は司令部までの道を知っているというビンボンの案内の元先に進んでいきます。
●カナシミとヨロコビの関係に変化が
どれだけ頑張ってもライリーの現状が変わらないことに痺れを切らしたイカリは、彼女の生まれ故郷であるミネソタ州に戻れば全て解決すると考えます。
そしてイカリはライリーに家出させることを思いつきます。
そんな感情達によってライリーは行動を起こし、こっそり母親のクレジットカードを盗み夜行バスに乗り込むのでした。
その頃、ヨロコビはカナシミの存在を理解しはじめていました。
ヨロコビはカナシミが正反対な存在だと思っていましたが、カナシミがあるおかげでヨロコビがあることに初めて気づくのです。
2人はビンボンの命をかけた手助けによって無事に司令部に戻ることができました。
その時、ライリーの感情を任されたのがこれまで厄介な存在だったカナシミでした。
カナシミはライリーにこれまで言えなかった気持ちを両親に告白させると、ライリーの涙ながらの訴えを見た家族は彼女の気持ちを理解することができたのです。
自分の感情と素直に向き合ったライリーは家族とも仲直り。
新しい環境にも徐々に慣れ、再び彼女の感情の島を取り戻し幸せな生活を送りました。
インサイドヘッド:キャラクター紹介&豪華声優キャスト
インサイドヘッドに登場するメインキャラクターの紹介をしながら、日本語吹き替え声優を演じた豪華キャストをご紹介します♪
原語版ではライリーの父親の声優を本作の監督であるピート・ドクターが務めたことでも話題になりました。
●ライリー/伊集院茉衣
主人公ライリーはアイスホッケーが得意な11歳の優しい女の子です。
父親の仕事の都合で、自然に囲まれたミネソタの生活から都会サンフランシスコへ引っ越したことをきっかけに情緒不安定になってしまいます。
そんなライリーの声を演じたのは、ミュージカル『アニー』でテシー役に抜擢された伊集院茉衣さん。
純粋で透明感のある声はかわいらしいライリーにぴったりですね♡
●ヨロコビ/竹内結子
ヨロコビはライリーの5つの感情のリーダーで、本作のもう1人の主人公です。
ライリーを幸せに導くため主導するポジティブでハッピーな感情です。
そんなヨロコビの声を演じたのは、『いま、会いにいきます』や『ランチの女王』など様々な映画やドラマ、舞台で活躍する女優の竹内結子さんです。
竹内さんのまわりをハッピーな気分にさせるような元気いっぱいの声はヨロコビにぴったり♪
●カナシミ/大竹しのぶ
カナシミはとてもネガティブな性格で、まわりのムードも暗くしてしまう感情です。
そんなカナシミの声を演じたのは、映画や舞台、ドラマなどで活躍する実力派女優の大竹しのぶさんです。
どこかミステリアスな大竹さんは謎に包まれたカナシミのイメージそのままですね!
●ムカムカ/小松由佳
ムカムカは文句が多く、イカリを挑発させることが得意で過保護な性格の感情です。
そんなムカムカの声は、『プラダを着た悪魔』でアン・ハサウェイの吹き替えをはじめ、強気でセクシーなヒロイン役を務める人気声優の小松由佳さんが担当しています。
おしゃれ好きでセレブ気質のムカムカにイメージにぴったりですね。
●イカリ/浦山迅
イカリは1度キレたら誰も手がつけられなくなる、怒りを爆発させる役割を持つ感情です。
そんなイカリの声を演じたのは声優の浦山迅さんです。
『忍たま乱太郎』の学園長などが代表作で、海外ドラマや映画の吹き替えなど数々の人気作品に出演しています。
●ビビリ/落合弘治
ビビリはライリーを守るために危険や恐怖から身を守る役割を果たす感情です。
危険や災難を察知する能力に長けていますが、怖がるあまり一歩前に踏み出せないところが玉にキズ。
そんなビビリの声を演じたのは『セサミストリート』のエルモの声でおなじみのベテラン声優落合弘治さんです。
●ビンボン/佐藤二郎
ビンボンはピンク色の像のようなキャラクターです。
動物好きのライリーが幼い頃に作り出した空想上の友達として登場します。
そんなビンボンの声優を演じたのは、『幼獣マメシバ』や『勇者ヨシヒコ』シリーズ、『銀魂』など数々のドラマや映画に出演する個性派俳優の佐藤二郎さんです。
実は本作が初声優デビューなんですよ!
インサイドヘッド:原題と邦題の意味を知ると面白い!
『インサイドヘッド』の原題は『Inside Out』と言うのですが、これは「裏返し・表裏」という意味があります。
ライリーの頭の中に存在する5つの感情それぞれが他の感情の裏返しであることからこのようなタイトルになったそうです。
先ほどご紹介したあらすじの中や本編中にも、どの部分が「裏返し」になっているのかが描かれているので、その辺りをチェックしてみるとタイトルの意味が分かるので面白いですよ。
一方、邦題の『インサイドヘッド』を直訳すると「頭の内側」という意味になります。
これは5つの感情がライリーの頭の中にあることからそのままタイトルになりました。
インサイドヘッド:感情キャラクターにはモデルがいる
ライリーの頭の中にある5つの感情を表したキャラクターにはそれぞれモデルがあります。
イカリのモデルは耐火レンガ、カナシミは涙、ビビリは神経、ヨロコビは星、ムカムカはライリーが苦手なブロッコリーをモデルにしているんですよ。
そのあたりも注目して見てみてくださいね♪
インサイドヘッド:映画の中で人気アトラクションのBGMが使われている?
『インサイドヘッド』の本編では、ディズニーパークの人気アトラクションでおなじみのある有名な曲が流れているのをご存知でしょうか?
それはライリーが引っ越し先の新しいアパートで悪夢をみるシーンで登場します。
このシーンではディズニーパークでおなじみのアトラクション「ホーンテッドマンション」で流れているバディ・ベイカー作曲の「グリム・グリニング・ゴースト」が使われているんですよ。
ぜひ耳をすまして聴いてみてくださいね!
インサイドヘッド:ディズニーシーのイベントに登場!
ディズニーシーで2018年〜2020年の春に開催された「ピクサー・プレイタイム」に、インサイドヘッドのキャラクターが登場!
ピクサー映画の人気キャラクターたちと一緒にミニゲームで盛り上がるショーなどが開催されました。
『インサイドヘッド』からは、ヨロコビとカナシミの2人が登場しました。
インサイドヘッド:海外ディズニーではグリーティングも
実は、フロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのエプコットでは、ヨロコビとカナシミ2人のグリーティングが行われています。
フォトスポットで一緒に記念撮影が楽しめるのです。
残念ながら日本のパークではレギュラー的に『インサイドヘッド』のキャラクターグリーティングは行われていませんが、スペシャルイベントなどに再び登場する可能性が高いのでチェックしてみてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?
今回はピクサー映画のアカデミー賞作品『インサイドヘッド』をご紹介しました。
本作は人間誰もが持っている感情をテーマにした物語なので幅広い世代で楽しめる内容となっています。
映画を通して心理学も学べるので、その辺りにも触れながら楽しんでみてくださいね☆
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