映画『インサイド・ヘッド2』のあらすじをネタバレ解説!登場キャラクターも
2024年8月1日公開のピクサー映画『インサイド・ヘッド2』のネタバレあらすじを解説!今作で初登場した登場キャラクターもご紹介します♪
こんにちは。ディズニーリゾート大好き4歳と5歳の2児のママTommyです。
今回は、2024年8月1日に公開されたピクサー映画『インサイド・ヘッド2』のあらすじをネタバレ解説!
『インサイド・ヘッド2』が描くのは、前作から2年後のライリーの頭の中の感情たちの奮闘!
自己肯定感や成長がテーマになった奥深いストーリーになっています。
そんな映画『インサイド・ヘッド2』のストーリーを、ネタバレありで詳しく紹介します。
- ◆ライリー
- ◆ヨロコビ
- ◆カナシミ
- ◆ビビリ
- ◆ムカムカ
- ◆イカリ
- ◆シンパイ
- ◆イイナー
- ◆ダリィ
- ◆ハズカシ
・インサイドヘッド2:あらすじ(ネタバレあり)
- あらすじ①:前作から2年後のライリーと頭の中のキャラクターたち
- あらすじ②:信念の泉と自分らしさの花
- あらすじ③:本格的な思春期の到来と新たな感情たちの登場
- あらすじ④:ライリーの夏休み
- あらすじ⑤:ホッケーキャンプとシンパイの奮闘
- あらすじ⑥:感情の混乱と本当に大切なこと
・インサイドヘッド2:筆者の感想
インサイドヘッド2:登場キャラクター
まずは、映画『インサイド・ヘッド2』に登場するキャラクターをご紹介します。
◆ライリー
インサイドヘッドシリーズに登場するキャラクターたちは皆、このライリーという女の子の頭の中に住んでいます。
前作『インサイド・ヘッド』で11歳だったライリーは、今作では13歳となっています。
大好きなアイスホッケーを続けながら、友達たちと楽しいスクールライフを送っていますよ♪
今作『インサイド・ヘッド2』では、大好きな「アイスホッケー」と「進路」が、ストーリーの重要なポイントになっています。
◆ヨロコビ
「ヨロコビ」は、ライリーが産まれた時に最初に生まれた感情です。
ライリーの頭の中の感情のリーダーであり、司令塔となっています。
名前の通り明るくて喜びに溢れた性格で、「ライリーが笑顔でいるためにはネガティブなことは排除すべき」と思いやすい傾向にあります。
◆カナシミ
「カナシミ」は、ヨロコビと同じく、ライリーが産まれた時に生まれた感情です。
ネガティブ思考で、すぐに悲観的になり涙する性格。
ヨロコビとは正反対であるため、前作ではヨロコビから疎まれてしまいますが、人間は悲しいことをしっかり悲しいと受け止めることも大切であるとわかり、ヨロコビたちと信頼関係を築くことができました。
◆ビビリ
「ビビリ」は、ライリーが小さい頃からある感情。
とても臆病な性格ですが、それ故に「もしも」の時の対策を考えるのがとても得意です。
今作『インサイド・ヘッド2』では、その対策がみんなを救ってくれるシーンもあるんですよ!
◆ムカムカ
「ムカムカ」も、ライリーが小さい頃からある感情。
嫌いなものを回避してライリーを危険から守ってくれます。
ダサいものが許せない性格で、ライリーが学校で浮いてしまわないように敏感に流行や情報を察知したりと、ライリー想いの優しい一面があります。
◆イカリ
「イカリ」も、ライリーが小さい頃からある感情。
名前の通り怒りの感情を持っていて、怒りっぽい性格です。
焚き付けられるとすぐにカッとなってしまい、感情に任せた行動を取ってしまうこともありますが、ライリーや仲間想いの熱い性格の持ち主でもあります。
◆シンパイ
「シンパイ」は、今作で新たに現れた感情です。
先のことを考えては不安になり、最悪の結末を回避するために行動します。
早とちりしてしまいがちで、空回りしてしまうことも多い性格。
今作の新しい感情の中で、中心的な存在になっています。
◆イイナー
「イイナー」も、今作で新たに現れた感情。
キラキラとした目で、他の人のことを「いいなー」と羨む性格です。
◆ダリィ
「ダリィ」も、今作初登場の感情です。
いつも無気力で、ソファに寝転がっています。
スマートフォンを片時も離さず、全てのことを手元にあるスマートフォンで解決しようとします。
◆ハズカシ
「ハズカシ」も、今作初登場の感情。
恥ずかしがり屋でお喋りも苦手な性格です。
すごく恥ずかしくなった時は、フードのヒモをギュッとしめて、顔を隠そうとします。
インサイドヘッド2:あらすじ(ネタバレあり)
それでは、映画『インサイド・ヘッド2』のあらすじをネタバレありでご紹介します!
あらすじ①:前作から2年後のライリーと頭の中のキャラクターたち
『インサイド・ヘッド2』の舞台は、前作『インサイド・ヘッド』から2年後。
ライリーは13歳になりました。
ライリーは小さい頃から大好きだったアイスホッケーを通じて、ブリーとグレイスという親友ができ、楽しいスクールライフを送っていました。
ライリーが小さい頃からその成長を見守ってきた、ヨロコビ、カナシミ、ビビリ、ムカムカ、イカリたちも、ライリーと共に新しい環境で、ライリーが幸せであることを願いながらその成長を見守っています。
ライリーの頭の中のリーダーは、現在もヨロコビ。
ヨロコビは、ライリーの幸せのために「ライリー保護システム」を開発しました。
「ライリー保護システム」とは、嫌だったこと、恥ずかしかったことなどネガティブな思い出を記憶の外れに飛ばし、ライリーの心を守るシステムのこと。
ヨロコビが、何がライリーにとってネガティブな思い出になるのかを選んで「ライリー保護システム」へと送り込んでいました。
それによって、ライリーは「自分は優しくていい人」「自分が大好き」という自己肯定感を保つことができ、自信を持って毎日楽しく過ごせているようです。
あらすじ②:信念の泉と自分らしさの花
ライリーの頭の中は日々成長をしています。
例えば、前作にも登場した性格の島も大きな変貌を遂げています!
前作にあった「おふざけの島」、「ホッケーの島」、「家族の島」、「友情の島」は13歳になった現在もありますが、「友情の島」は前作よりもはるかに大きくなっています。
また、「家族の島」が小さくなってしまっていたり、新たに「異性(男の子)の島」などがあったりと、ライリーが“思春期“に入りつつある心情が描かれています。
また、“信念の泉“と“自分らしさの花“というものが新たに登場!
“信念の泉“は、ライリーの頭の中の奥深く、つまり“潜在意識“と言えるライリーの核になる部分にあります。
今までの経験の中でも特に印象深い経験により、ライリーの信念が築かれる神聖な場所となっています。
ヨロコビは、この信念の泉にポジティブな経験だけを選んで、ライリーの信念を築いていました。
信念の泉に浮かべられた経験は光り輝く糸となって天高く伸びていき、その糸たちは複雑に絡み合い、“自分らしさの花“を司令室で咲かせるのでした。
この“自分らしさの花“は、ライリーの性格の核とも言えるもの。
ヨロコビによって作り出されたライリーの“自分らしさの花“は青く美しく輝き、「私はいい人」、「私は勇敢」などポジティブな気持ちで溢れているのでした。
あらすじ③:本格的な思春期の到来と新たな感情たちの登場
13歳になったライリーは、本格的な“思春期“を迎えます。
ある日突然、司令部に設備スタッフが襲来!
突然のことに驚きを隠せないヨロコビたちでしたが、スタッフたちは今まで使われていたライリーの感情コントロールシステムを全て撤去し、新たなシステムを導入して嵐のように去っていきました。
理解しきれないでいるヨロコビたちの元に、今度は新たな感情たちが登場します。
新たにやってきたのは、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシの4人。
新たな感情たちのリーダーはシンパイのようで、シンパイはあっという間にヨロコビを押し除けて、ライリーの頭の中で中心的な存在になろうとするのでした。
あらすじ④:ライリーの夏休み
ライリーの住むサンフランシスコの学校制度では、14歳から高校生になります。
つまり、ライリーは来年から高校生。
どこの高校へ進むのか、進路に迷う年になっていました。
そんな中、ライリーは親友のブリー、グレイスと共に、アイスホッケーの強豪校・ファイヤーホークスの監督から、夏休みのホッケーキャンプに誘われました。
憧れのファイヤーホークスで、親友たちとアイスホッケーが続けられるかもしれないということで、ライリーは大喜びでした。
そんな中で現れた新たな感情たち。
この感情たちは、ヨロコビたち感情だけでなく、ライリーも混乱させていくのです。
ホッケーキャンプ当日。
お父さんの運転で親友たちとファイヤーホークスへ向かうライリー。
その車内でライリーは、ブリーとグレイスはファイヤーホークスへの入学を目指しておらず、別の高校への進学を考えていることを告げられるのでした。
ショックを受けたライリーは、不安や悲しさの混じった複雑な気持ちを抱えてしまうのでした。
あらすじ⑤:ホッケーキャンプとシンパイの奮闘
一方、ライリーの頭の中は、新しい感情のシンパイが牛耳っていました。
ライリーがブリー、グレイスと同じ高校に進学できないことから、早くこのファイヤーホークスで自分の居場所を見つけなければ、ライリーが辛い思いをすると思ったシンパイ。
なりふり構わずに行動し始めます。
シンパイたちは、「ライリーが孤立すること」を恐れていました。
幸運なことに、ファイヤーホークスのエースであるヴァルと顔見知りになることができたライリーは、ブリーとグレイスとホッケーキャンプを楽しむことよりも、ヴァルに認められてチームに入団することに専念することを決めました。
しかし、それにより、ライリーと親友たちとの間に、溝ができてしまします。
また、ライリーの頭の中でも、ヨロコビたちとシンパイたちの間に溝が生まれてしまうのでした。
ヨロコビたちを「いらない存在」と感じたシンパイは、ヨロコビたちを司令部から追い出します。
シンパイは、とにかくファイヤーホークスのメンバーと馴染むこと、ヴァルや監督たちに認められ、ファイヤーホークスに入団するために奮闘します。
そこで、信念の泉に、新たな感情から生まれた経験を浮かべ、新たな自分らしさの花を咲かせようとします。
その自分らしさの花は、オレンジ色でトゲトゲしく、「嫌われたらどうしよう」など不安な感情の入り混じった不安定な花になっていました。
ファイヤーホークスへ入団できる条件は、ファイヤーホークスのエース、ヴァルがホッケーキャンプで決めた3点という得点を上回ること。
この条件を満たすため、ライリーはチームワークなどを無視してまで3点以上得点を挙げることに執着するのでした。
あらすじ⑥:感情の混乱と本当に大切なこと
ブリーとグレイスからは敬遠され、チームワークを乱したことで監督からも指摘を受けてしまったライリーは、混乱と不安から過呼吸を起こしてしまいます。
これはシンパイにとっても大誤算。
暴走する自分らしさの花によって、ライリーの感情を受け止めきれなくなったシンパイは暴走してしまい、誰も止められない状況に陥ります。
一方、司令部を追い出されたヨロコビたちは、司令部に戻るため、ヨロコビが開発した「ライリー保護システム」を使って司令部へと戻ることに成功するのでした。
そしてそれによって、暴走しているシンパイを止めることにも成功しました。
司令部に戻ることに成功したものの、それによって、捨て去ったネガティブな経験たちも司令部へと戻ってきてしまうことに。
そのネガティブな経験たちは信念の泉へと流れ込み、ライリーの自分らしさの花になるべく糸を張るのですが、ヨロコビは必死に阻止しようとします。
しかしヨロコビは、シンパイに向けた「感情が“ライリーらしさ“を決めつけてはいけない」という言葉に、ヨロコビ自身もポジティブな経験だけによって“ライリーらしさ“を勝手に決めつけようとしていたことに気がつきました。
ポジティブな経験だけでなく、ネガティブな経験も、“ライリーらしさ“を作るために必要なものであるのだと、感情たちは気がつくのでした。
様々な経験が信念の泉に浮かび、新しく生まれたあらゆる感情の入り混じった自分らしさの花を、感情たち全員で抱きしめることで、ライリーの過呼吸が治りました。
ライリーは、ホッケーキャンプでの自分の振る舞いをブリーとグレイスに謝罪し、また新たな気持ちでアイスホッケーを楽しめるようになったのでした。
また、感情たちもそれぞれを受け入れて協力しあえるようになりました。
インサイドヘッド2:筆者の感想
ネガティブな経験や気持ちなどは「悪いこと」と捉えてしまい、自分を責めてしまいがちですが、すべての経験や感情は自分が成長するために大切なことであるということを気がつかせてくれる『インサイドヘッド2』。
年齢を重ねるにつれて自己肯定感が低くなることもありますが、ライリーを通して、「ありのままの自分を愛してあげてもいいんだ」という気持ちになれる気がします。
また、今ライリーと同じようにあらゆる感情に押しつぶされそうになっている“思春期“を過ごす方にとっては、良いガイドになりそう。
そして、そのような年頃のお子さんを持つ方にも、「我が子もこういう状態なのかも」というガイドになったり、「自分もそういう時期があったな」と振り返れたり…。
あらゆる世代で違う見方のできる深い映画になっているのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自分の置かれている状況で捉え方が違って見える『インサイドヘッド2』。
自分の頭の中の感情たちはどう思っているんだろう?と考えるのもまた楽しいですよね。
鑑賞後に一緒に観た方と感想を言い合いながら、ぜひ楽しんでみてくださいね♪
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