ピクサー映画「カールじいさんの空飛ぶ家」あらすじ・ネタバレ
ピクサー・アニメーション・スタジオが製作した2009年公開のアニメ映画「カールじいさん空を飛ぶ」。一人の年老いた男性カールと、少年・ラッセルがであい、冒険に旅立つ物語。最初は毛嫌いしていたカールが、少年のあたたかさに触れ少しずつ心を開いていく心温まるやさしいお話。ネタバレにご注意ください!
こんにちは!
カールじいさんと一緒に空を飛んで冒険したい、ディズニーだいすき名古屋在住♡花森です。
カールじいさんはですね、冒頭から涙なしじゃ見られない作品なんです。
今回は、カールじいさんと空飛ぶ家を見た方にも、まだ見ていない方にも知ってほしい、カールじいさんと空飛ぶ家の魅力をご紹介していきます!
カールじいさんと空飛ぶ家とは
カールじいさんと空飛ぶ家とは、第82回アカデミー賞にて、アニメーション映画としては1991年の「美女と野獣」以来史上2度目となる、作品賞候補入りを果たした作品です!
これだけでカールじいさんと空飛ぶ家がいかに素晴らしい作品か物語っていますよね。
勇敢な冒険家チャールズ・マンツに憧れる少年カールは冒険好きでマンツに憧れる少女エリーと出会い、意気投合します。
やがて結婚し、伝説の滝「パラダイス・フォール」について語り合い、いつか二人で行こうと約束するも、エリーは病に倒れ、先立ってしまいました。
カールは悲しみに暮れるものの、最愛の妻との約束を果たすべく、旅に出ることを決意。
ひょんなことから知り合った、少年ラッセルとともに、カールは空飛ぶ家を作り、旅にでることにしますが…。
カールじいさん空を飛ぶの登場人物
カールじいさん空飛ぶ家のメインキャラクターをご紹介しましょう♪
◆偏屈もののおじいちゃん:カール・フレドリクセン
無口で頑固な78歳の男性の老人。
エリー(妻)と結婚し幸せに暮らしていたが、病で妻を亡くし1人になると、思い出の詰まった家に執着してしまい頑固な性格になる。
はじめは妻との約束である目的を果たす事のみにこだわり、周囲に冷たく当たっていたが、ラッセルと旅をする内にやさしい自分を取り戻していく。
◆美しく、朗らかな女性:エリー
カールの妻。小さいころ、空き家で冒険の魅力に目覚め始めたカールと出会い仲良くなる。
のちに結婚し、幸せな日々を送っていたが病に倒れてしまう。
息をひきとる直前に子供の頃に大切に作り上げた「わたしの冒険ブック」をカールに託す。
◆おっちょこちょいでお調子者:ラッセル・キム
何事にも興味を示す、ボーイスカウトの男の子。太り気味。
ひょんなことからカールと知り合い、カールの旅立ちの際に家に紛れ込み、いっしょに旅にでることになる。
◆チャールズ・F・マンツ
30年代に活躍した冒険家で子供時代のカールやエリーが憧れていた存在。現在は94歳。
長い間捕まえることができなかった怪物に固執しており、過去の経験から疑心暗鬼になっている。
カールじいさんと空飛ぶ家の見所①<人との関わりの素晴らしさを感じる物語>
カールじいさんの空飛ぶ家というと、どうしても冒険に目がいきがちですが、見所はそこだけではありません!
見所は冒頭にある、カールとエリーの過去シーン。
カールが椅子に座りながらエリーとの記憶を反芻(はんすう)します。
記憶の中で二人は会話もなく淡々と映像が進んでいきますが、その2人の表情はしあわせそのもの。
まるで2人の間に言葉はいらないとでもいうようなシーンの数々。
2人はいつもいっしょで、愛し合っていることがよくわかります。
それだけで、カールじいさんの空飛ぶ家はただ冒険するだけでなく人とのかかわり、ともに生きていくことはいかに素晴らしいことかが描かれている映画です。
最愛の妻を失い、人との関わりを絶っていたカールじいさんは、夢を叶えるためにまた、人と関わっていくのです。
カールじいさんの心境の変化が顕著に現れ、とても人間味ある作品です。
カールじいさんと旅をともにする子どもラッセルも、良い味を出しています!
きっとラッセルがいなかったらこの物語は全然違うものになっていたでしょう。
最初はラッセルはなんかうるさい子どもだなあと思っていたのですが、彼の思いや境遇を知り、次第に愛着が湧いてきてしまいます。
そんな人と人との関わり合い、関係性の変化が、この映画での見所です。
カールじいさんと空飛ぶ家の見所②<いくつになっても冒険心を忘れない>
カールじいさんはお察しの通り、おじいちゃんなんですよね。
おじいちゃんやおばあちゃんが飛んだり跳ねたりなんて、もってのほか!
ディズニー映画の中で老人が主役なんて今までありませんでした。
でも、この作品では歳に関係なく、カールじいさん含め、おじいちゃんたちが大活躍しちゃいます。
そもそも、じいさんと呼ばれる年齢になってから冒険しようなんてなかなかありません。
「余生はゆっくりと暮らそうかな」というのが一般的なおじいちゃん。
でも、カールじいさんは愛する妻の一言で冒険にでてしまうんです。
カールじいさんの行動力、人を愛する想いというのは、いくつになっても大きな力になるんだと思わずにはいられません。
冒険ということで、もちろん危険がつきまといます。
ひとつひとつの危険にも屈せず、冒険を続ける姿勢。
それこそこの作品「カールじいさん空を飛ぶ」この大きな見所のひとつです。
まとめ
いかがでしたか?
カールじいさんの空飛ぶ家はピクサー映画の中でも隠れファンが多く、実はものすごく評判の良いもの。
ポロっと感動してしまい、ハラハラドキドキの冒険ストーリーは何度見ても飽きません。
見てない方はぜひ1度、おじいちゃんの冒険を見届けてみてください。
もう見たという方は、「ラッスル目線」で見てもおもしろいですよ♪
あなたのディズニーライフにハピネスがありますように☆
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