【2019】海遊館の徹底解説!コンセプトから動物・体感エリア・ツアー・イベントまで!
海遊館について徹底解説!海遊館のコンセプトから、飼育している動物、飼育している動物に触って楽しめる体感エリア、ガイドが案内してくれるガイドツアーや、従業員が働くバックヤードに入れるバックヤードツアー、その他各種開催イベントについてわかります!
皆さん、こんにちは!最近、キーボードをもっと質の良いものに変えようと思っているIkumaです!
大阪市と言えば、日本でも有数の大都市。
そして美味しい物や吉本の劇場など、見所が沢山ある観光地でもあります。
その際、忘れてはいけないのが海遊館の存在です!
動物の飼育数、水槽面積などは日本でも有数の水族館であり、毎年200万人以上という多くの観光客で賑わう水族館となっています。
今回はそんな海遊館の詳細についてご説明します。
海遊館のコンセプト
多くの人から好評を博している海遊館。
そんな海遊館を支えているのが「すべてのものは、つながっている」というコンセプトです。
このコンセプトは「地球とそこに生きるすべての生き物は、互いに作用しあう、ひとつの生命体である」という考えから成り立っており、海遊館の基本的な考えになっています。
水族館なのにとっても学術的ですね……!
そしてこのコンセプト通りの活動が行われているので「環太平洋火山帯」です。
西はオーストラリアから日本列島付近を通ってアラスカまで、東は北アメリカからチリの最南端まで、太平洋の周辺を覆うように続く火山帯のこと。
この火山帯の活発な活動によって、現在の太平洋の自然環境が形成され、多種多様な動物たちが育まれることになったのです。
海遊館ではその環太平洋火山帯に住む「環太平洋生命体」を意識して表現。
“日本の森”をテーマにした展示から始まり、その後は自然界の水の流れに従いつつ、太平洋の海に住む生命体達を展示しています。
海遊館:動物たち
そんな太平洋は世界の海の中で最も広大な面積を持ち、多くの動物たちが生息しています。
もちろん太平洋をモチーフにした海遊館でも、多数の動物たち飼育されています。
ここではそんな海遊館に飼育されている動物たちを見て行きましょう
ジンベイザメ
海遊館の目玉になっているのが、サメの中でも最も大きい種類であるこのジンベイザメです。
ジンベイザメは日本の近海に訪れる場合もあり、初夏から秋にかけて回遊を行います。
その際、体の背面の模様が甚兵衛羽織を羽織っているかのように見えたため、この名が付けられました。
平均でも10~12m、場合によってはさらに大きく成長する場合もあるそうです。
しかしサメという名前に反して、性格は温厚でおとなしく、小さな甲殻類やプランクトンを主食に生活しています。
現在海遊館で飼育されているジンベイザメは、高知県付近の漁業の網に迷い込んできた所を保護された物。
海遊館の研究施設で各種健康状態をチェックした後、海遊館に飼育されました。
展示区画は海遊館の中でも最大級の水槽が使われている「太平洋」となっています!
コツメカワウソ
日本の森林を再現し、水辺や渓流に住む動物たちを展示しているのが「日本の森」。
ここで飼育されているのは、日本を含めた東アジアなどの広範囲で飼育されている哺乳類のコツメカワウソです。
名前の由来は指に小さなツメがあることからで、他のカワウソの中でも最も小さい種類です。
愛らしい顔つきを見ていると癒やされますよ~!
エトピリカ
太平洋で、最も北端に位置している列島が「アリューシャン列島」。
アラスカの近くにあり、当然ながらとっても寒ーい場所です!
海遊館で飼育されている「エトピリカ」はそのアリューシャン列島に生息している海鳥の仲間であり、日本でほとんど見られない貴重な鳥です。
体は黒い羽で覆われていますが、顔周りの羽は鮮やかで可愛らしい鳥ですよ!
カリフォルニアアシカ
海遊館ではアメリカ領内のカリフォルニア周辺にある海「モンタレー海」の気候を再現した水槽があります。
そしてこの水槽に飼育されているのがカリフォルニアアシカという種類のアシカです。
可愛らしい顔つきで、水槽内を泳ぎ回る様子はとっても癒やされますよ!
マンボウ
実はフグの仲間であるマンボウ。
特製水槽ではそのマンボウが悠々と泳ぎ回る姿を眺められます。
体が弱いとよくいわれるマンボウですが、この海遊館では寄生虫の除去もしっかりしているので、飼育されている種類はとっても元気!
胸ビレや背ビレも使って、ガシガシ泳ぐ姿をマンボウの姿を楽しんで下さい!
オウサマペンギン
2019年春に公開される予定なのが「南極大陸」というエリア。
そしてこのエリアに展示されるのがオウサマペンギンです。
オウサマペンギンはペンギンの中で2番目に大きくなる種類で、この海遊館でもそのペンギン達がすくすく育って行く姿を観察できます。
海遊館:新体感エリア
海遊館の中でも、動物を特に近い距離で観察できるのが「新体感エリア」。
3つのエリア事にそれぞれ異なった生物を飼育しています。
北極圏ゾーン
寒い流氷が浮かぶ北極海がイメージされたエリアです。
ここでは頭の上から見上げ、観察する水槽が配置されています。
中に飼育されているのは真っ白でフワフワした姿が印象的なワモンアザラシ。
運が良いと、頭上からワモンアザラシがこちらに向かって微笑みかけてくれますよ!
また水槽のアクリルパネルが胸元までの高さしかない所もあります。
ワモンアザラシの動く音や質感を目に焼き付けてみて下さい!
フォークランド諸島
フォークランド諸島は、南米の近くに存在する島々。
南極からも近く、大変寒くなっています。
そのフォークランド諸島をイメージしたエリアでは、眉のような黄色い毛が生えたイワトビペンギンが飼育されています。
ここの水槽は腰までしかないために、ペンギン達の鳴き声や泳ぎをダイレクトに見られますよ!
楽しそうなペンギンの様子をじっくり楽しんで下さい!
モルディブ諸島ゾーン
インド洋に浮かぶモルディブ諸島をテーマにした新体感エリアがこちら!
ここではサメやエイなどに実際に触れて、その感触を確かめられるようになっています。
「サメ肌が本当にザラザラなのか?」「ヌルヌルしているエイ肌」など色々な疑問を実際に触れて体験してみましょう!
海遊館:エサやり
そんな魅力的な動物たちを飼育する海遊館では、館内で動物たちにエサやりを行う場面を見たりもできます。
ジンベイザメ
超巨大なジンベイザメですが、海遊館内ではジンベイザメにエサをやっている姿を見たりできます。
この時にジンベイザメが見せるのが立ち泳ぎの姿です。
エサやりの時間になると、水面からジンベイザメが口を突き出してスクッと立ち泳ぎする姿はジンベイザメの大きさがわかって圧巻ですよ!
普段与えている食事はサクラエビなどの小エビなど。
これをジンベイザメの体調に合わせ、1日に約8kg程度与えるそうです。
ジンベイザメの大きさから考えると、結構控えめな量ですね。
マンボウ
マンボウについても、公開でエサやりが行われています。
体が弱いこともあって、そのエサやりには力が入っています。
海にいるマンボウはクラゲやイカ等のやわらかい生き物を中心に食事をしています。
そのため海遊館では、代用食としてエビとイカをミンチして、ビタミン剤などを混ぜた特製肉団子を作っています。
そのエサを与える際にも水槽内に投げ入れるのではなく、実際にダイバーが水の中に入って手渡しで渡しています。
そしてマンボウの健康状態をチェックしつつ、与える食事量などを決めているのです。
カピパラ
「エクアドル熱帯雨林」というエリアで飼育されているカピパラ。
世界最大のげっ歯類で、成長すると1m以上の大きさになります。
エサには草類を中心に与えられるよう。
モグモグと草を食べるカピバラの姿に癒されちゃいましょう!
アナハマグマ
アライグマの仲間であるアナハマグマ。
中米の海をイメージした「パナマ湾」で飼育されています。
こちらのアナハマグマもエサやりが行われており、食欲旺盛なアナハマグマ達の姿をみられますよ!
海遊館:イベント
海遊館ではエサやりだけでなく、各種のイベントなども行っています。
普段は従業員しか入れない所を見学するバックヤードツアーなど、どれも参加したい物ばかりです!
ガイドツアー
ガイドの方が海遊館を案内してくれるのがガイドツアー。
ガイドツアーには「海獣」をテーマにした「Aコース」と、「魚類」をテーマにした「Bコース」があります。
ツアー時間は1時間となっており、道中では15分間のバックヤードツアーなど、ボリュームたっぷりになっています!
また開館15分前から行けるなら、90分かけてゆっくりと海遊館を見て回る「プレミアムガイドツアー」に参加するのもオススメです。
もし海遊館の近隣に宿泊する予定なら、こちらへの参加も考えてみてはいかがでしょうか?
バックヤードツアー
海遊館の裏側をメインに巡るのがバックヤードツアー。
ガイドツアーの時より多くのバックヤードを歩き回れます。
例えば動物たちのエサを準備する調餌室を見学できたり、動物の世話をする飼育係の裏話を聞いたりもできるなど、色々と興味深いツアーになっています。
夜の海遊館
また夕方5時以降に海遊館に入場すると、昼とはまた趣が異なった物になります。
まず海遊館外観にライトアップが行われ、館内BGMが昼間よりゆったりしたのに変化します。
さらに館の時間に合わせ、照明も薄暗いものに変化。
ロマンティックな雰囲気になります。
もちろん海遊館に飼育されている動物達も、夜ということで眠ったりする個体が出てきます。
普段は元気なペンギンやアシカ、ジンベイザメなどが、夜にはどんな生活をしているのか、ぜひチェックしてみてください!
コスプレダイバー
海遊館の清掃作業やエサやりなどの際に作業する時に働くのがダイバー。
そのダイバーたちがコスプレをして、水槽の中に入る時があるのです。
例えばクリスマスの時付近なら、サンタの格好をした「サンタダイバー」となって海遊館の水槽を清掃します!
お願いすれば記念撮影などにも応じてくれます!
また節分の期間中に現れるのが「オニさんダイバー」。
それぞれ赤鬼と青鬼という鬼の格好をしながら業務を行い、記念撮影にも応じます。
複数の水槽に出現するので、写真など撮影したい場合は焦らず見学しましょう!
ぎゅぎゅっとキュート
そして海遊館5Fでは「ぎゅぎゅっとキュート」という期間展を行っています。
ここでは熱帯魚などが飼育されており、水槽は正面の他に両横からでも見学可能です。
時間帯によってライトの色も変わったりもするので、とっても楽しいですよ!
海遊館:売店ショップ
海遊館内には売店ショップがいくつかあります。
海遊館オフィシャルショップ
海遊館内には専用のオフィシャルショップがあります。
ここではジンベイザメの形をしたバッグ「ショルダーバック ジンベイザメ」や、マンボウやカピパラなどがペットボトルキャップの上に座っているように見える「座・海遊館」など、様々なアイテムを購入できます。
海遊館エントランスビル内の3Fにあるので、ぜひ帰りに寄ってみてください!
カフェ マーメイド
「カフェ マーメイド」は海遊館4Fにあるカフェテリアです。
カフェテリアの窓からは海が直接見えるようになっているので、見晴らしは抜群です!
またメニューの方も海遊館にちなんだ種類があります!
例えば「ジンベエソフト」は普通のバニラアイスとラムネ味のアイスがハーフ&ハーフになっており、色合いがジンベイザメを表しています。
海遊館:チケット料金
海遊館のチケット料金は一日券と年間パスポートが存在しています。
一日チケットなら大人2,300円、年間パスポートなら大人5,000円です。
年に3回以上利用できそうな機会があるなら、年間パスポートを購入するのがオススメです!
他の施設とのお得なセット券もあるので、その後の予定も鑑みて、安いチケットを探してみてください!
・【2023】海遊館チケット料金まとめ!1日券・バックヤード見学チケット・他施設セット券など!年パスは廃止!
海遊館:アクセス方法
最後に海遊館へのアクセス方法をご紹介します。
海遊館は、
①:車
②:電車
③:バス
などでアクセスができます。
遠方から人におすすめなのが「OSAKA海遊きっぷ」。
海遊館の入場チケットと大阪シティバスや、私鉄の乗り放題券を合わせて購入できます!
・【海遊館のアクセス方法】電車・車・バス・フェリー別!海遊館チケットセット券がお得!
まとめ
いかがだったでしょうか?
海遊館のまとめ情報でした!
日本でも人気のある水族館だけに、行ってみたら絶対楽しいはず!
関西に行く機会があれば、ぜひ一度行ってみてくださいね♪
キャステルの記事に テーマパークの最新情報をお届けします |