【タワー・オブ・テラー】恐怖のストーリーを解説!シリキ・ウトゥンドゥとは?
東京ディズニーリゾート最恐のアトラクション「タワー・オブ・テラー」のストーリーのご紹介!アトラクションのバックグラウンドストーリーや呪いの偶像『シリキ・ウトゥンドゥ』についてもわかりやすく解説します。毎年春の季節には、怖さや落下の回数が増える「タワー・オブ・テラー:Level13 ”シャドウ・オブ・シリキ”」が実施されます。背景を知っておくことで、よりアトラクションを楽しめますよ!
こんにちは!ディズニー大好き1児のママのひまわりです。
みなさんは、ディズニーの絶叫系アトラクションは得意でしょうか?
東京ディズニーリゾートで最も怖いと言われている「タワー・オブ・テラー」は大人気のアトラクション。
筆者も大好きで空いている時はループしてしまうほど!
今回は、そんな「タワー・オブ・テラー」のストーリーについてわかりやすくご紹介したいと思います。
・タワー・オブ・テラーのストーリー
・シリキ・ウトゥンドゥとは
・タワー・オブ・テラーの高さに
・タワー・オブ・テラーはどれくらい怖い?
・タワー・オブ・テラー期間限定のスペシャルバージョン
タワー・オブ・テラーとは
タワー・オブ・テラーは、東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントに位置するアトラクションです。
東京ディズニーリゾートで唯一のフリーフォールタイプで、一番怖いアトラクションとしてもよ知られています。
好き嫌いが極端に分かれるアトラクションですが、絶叫系好きにはたまらないですよ。
途中に怖いキャラクターが出てくる箇所や、暗い部分も多いのでお子さんと利用する場合はご注意ください。
また、タワー・オブ・テラーは、ただ単純に絶叫マシンを楽しむだけでなく、バックグラウンドストーリーが存在します。
アトラクションを利用する前にストーリーを知っているとより一層楽しむことができますよ。
・【待ち時間情報も】タワー・オブ・テラーの概要・混雑攻略まとめ
タワー・オブ・テラーのストーリー
現在は「タワー・オブ・テラー」と呼ばれている建物ですが、実はもともとは「ホテルハイタワー」と言う名の豪華なホテルでした。
かつてはニューヨークで最も美しいと言われていたこのホテルが、なぜタワー・オブ・テラー(恐怖のホテル)と呼ばれるようになったのでしょうか?
そのタワー・オブ・テラーのバックグラウンドストーリーについてご紹介します。
場所はアメリカ・ニューヨーク
大富豪のハリソン・ハイタワー三世は、ニューヨークに「ホテルハイタワー」と呼ばれる豪華なホテルを建設。
そのホテルにはハリソン・ハイタワー三世の趣味で世界中から集められた骨董品や美術品のコレクションが多く並んでいます。
そのコレクションの一部にするためハリソン・ハイタワー三世は、アフリカのコンゴ川流域に住むムトゥンドゥ族という部族から『シリキ・ウトゥンドゥ』という奇妙な偶像を強奪してしまったのです。
呪いの偶像とも呼ばれる『シリキ・ウトゥンドゥ』を持ち帰ったハリソン・ハイタワー三世は、自身がオーナーを務めるホテルハイタワーでお披露目パーティーを行います。
その際、記者から呪いについての質問がありますが「呪いなど馬鹿馬鹿しい」とまったく信じていません。
あろうことか、決して破ってはいけないとされている偶像を取り扱うルールもことごとく破る始末。
パーティーも終わりが近づいた頃ハリソン・ハイタワー三世は、ホテルの最上階にある自分の部屋に『シリキ・ウトゥンドゥ』を飾ろうとエレベーターに乗り込みます。
エレベーターの中で吸っていたタバコを『シリキ・ウトゥンドゥ』に押し付けたその時、深夜0時ちょうどにホテルは停電。
緑色の光がエレベーターを包み込むとハリソン・ハイタワー三世の叫び声が響き渡り、制御不能になったエレベーターは1階まで落下してしまいます。
すぐさまエレベーターを確認しますが、不思議なことに、ハリソン・ハイタワー三世の姿はどこにもありません。
落下したエレベーターの中に残されていたのは、ハリソン・ハイタワー三世がかぶっていたトルコ風の帽子と呪いの偶像『シリキ・ウトゥンドゥ』だけ・・・。
結局、ハリソン・ハイタワー三世は見つからず謎の失踪を遂げています。
呼び名がタワー・オブ・テラーに
この事件以来、ホテルハイタワーは閉鎖され、ニューヨーク市民からは「タワー・オブ・テラー(恐怖のホテル)」と呼ばれるようになりました。
しかし、閉鎖から13年の時が経ち1912年、一時は取り壊しも検討されていたホテルですが、ニューヨーク保存協会は歴史的価値が高いとホテルハイタワーの改修工事を行います。
ホテルの修復後、ニューヨーク保存協会による見学ツアーが開催されることとなりました。
そこで、私たちゲストは、このツアーの参加者としてホテルに関する説明を受けながらホテルの中を見学します。
最後は、業務用のエレベーターで最上階のハリソン・ハイタワー三世の部屋へ向かうのです。
恐怖の体験が待っているとは知らずに…。
シリキ・ウトゥンドゥとは
タワー・オブ・テラーのストーリーの中にもたびたび登場し、急いで言おうとすると噛みそうになってしまう『シリキ・ウトゥンドゥ』という名前。
呪いの偶像と言われているけれど一体何なのか気になりますよね?
『シリキ・ウトゥンドゥ』とは、アフリカのコンゴ川流域に住むムトゥンドゥ族という部族に祀られていた偶像です。
部族の言葉(スワヒリ語)で「災いを信じよ」という意味があります。
また、『シリキ・ウトゥンドゥ』の呪いを信じなかった者や取り扱いの掟を守らなかった者にはおそろしい呪いがかけられるとも言われています。
その掟とは…?
この8つの掟をやぶってしまうと『シリキ・ウトゥンドゥ』の呪いがかけられてしまうというわけです。
よって、記者会見で『シリキ・ウトゥンドゥ』の呪いを信じず馬鹿にしてエレベーターの中でタバコの火を押し付けたハリソン・ハイタワー三世は呪われてしまいました。
しかしながら、この掟を忠実に守っていたとしても『シリキ・ウトゥンドゥ』を手に入れた時点で呪いから逃れられない運命は確定していたようです。
それは『シリキ・ウトゥンドゥ』を所持している部族には初めは幸福が訪れるのですが、徐々に災いが起こるようになります。
最悪の場合は、部族が地球上から消えてしまうと言われていたからです。
・タワー・オブ・テラー「シリキ・ウトゥンドゥ」の秘密!グッズと2018年Level13最新情報
タワー・オブ・テラーの高さに
みなさんは、アメリカンウォーターフロントにそびえ立つ「タワー・オブ・テラー」の高さをご存知でしょうか?
14階建てで59メートルあり、東京ディズニーリゾートの中で一番高い建物とされています。
ちなみに、東京ディズニーランドのシンボルでもあるシンデレラ城は51メートル、東京ディズニーシーのプロメテウス火山も51メートルです。
しかし、なぜキリの良い60メートルにしなかったのか疑問に思う方もいますよね?
実は、59メートルにした理由には航空法が関係しているんです。
航空法第51条では高さ60メートル以上の建物には航空障害灯の設置が義務付けられています。
あまり聞きなれない航空障害灯とは、夜間に飛行する航空機に建物の存在を示すための赤、または白いライトのことです。
このライトをつけてしまうと「タワー・オブ・テラー」のイメージを損ねてしまいます。
なので高さが59メートルになったというわけです。
タワー・オブ・テラーはどれくらい怖い?
「タワー・オブ・テラー」は東京ディズニーリゾートで一番怖いと言われているアトラクションです。
フリーフォールタイプのアトラクションなので、落ちるときの浮遊感が苦手な方には正直キツイ部分があります。
ジェットコースターなどの絶叫系は好きだけれど「タワー・オブ・テラー」だけは無理と言う方は多いですね。
逆に、筆者の友人には、東京ディズニーランドの「ビッグサンダー・マウンテン」は苦手で「タワー・オブ・テラー」は大好きという逆パターンもいます。
また、「タワー・オブ・テラー」には絶叫マシンの怖さとは別に、前で述べたようなホラー的な要素もあるため、怖いと言われることが多いようです。
身長制限は102cmなので、子供も4、5歳になればクリアすると思いますが、『シリキ・ウトゥンドゥ』の説明のときなど、暗い中で怖い演出があったりと泣き出してしまうお子さんもいるので注意してくださいね。
絶叫系アトラクションが得意なお子さんでもホラー要素で怖がってしまうことがよくあります。
タワー・オブ・テラー期間限定のスペシャルバージョン
2012年から始まり、今や恒例となりつつある期間限定のスペシャルバージョンがあります。
それは、春のキャンパスデーパスポートに重ねた1月~3月の間に行われる「タワー・オブ・テラー:Level13 ”シャドウ・オブ・シリキ”」です。
通常バージョンの時とは異なるのは、落下回数と演出。
不規則な動きの急上昇と急降下が通常バージョンよりも多く、不意打ちでの落下もあります。
いつもとは違う動きにドキドキしながらいつもより浮遊感も楽しめますよ。
演出の部分では、アトラクション乗車前のステンドグラスに呪いの偶像『シリキ・ウトゥンドゥ』が映ったり、ライド中に迫ってきたり通常にはない演出が盛りだくさんです。
また、落下の衝突音やワイヤーが切れる音などが聞こえてくるので、音でより恐怖を感じることになります。
苦手な方はスペシャルバージョン時期の利用は絶対避けた方が良いでしょう。
また、混雑状況としては期間限定のスペシャルバージョンというだけあってスタンバイ列は伸びる傾向にあります。
その中でも1月であれば、2月3月に比べると待ち時間は短めです。
学生さんが春休みに入ると「春キャン」で来園する学生のゲストが増えるため、その前に利用するのが良いかもしれませんね。
また、「タワー・オブ・テラー」はスタンバイパス対象アトラクションです。
スタンバイパス発券中はそれを取得した方した乗れないので注意してください。
・タワー・オブ・テラー LEVEL13"シャドウ・オブ・シリキ"徹底解説
まとめ
いかがでしたでしょうか?
東京ディズニーリゾート最恐のアトラクション「タワー・オブ・テラー」のストーリーのご紹介をしました。
バックグラウンドストーリーを知ってから利用すると新たな発見もあって違った楽しみができると思います。
ぜひ、東京ディズニーシーへ遊びに行ってみてくださいね!
キャステルの記事に テーマパークの最新情報をお届けします |