タワー･オブ･テラー「シリキ・ウトゥンドゥ」の秘密！グッズとレベル13情報も！

こんにちは！ディズニーシーに行ったら必ずタワー・オブ・テラーに乗るあやなです。

ディズニーシーのアトラクションの中でも1、2を争うほど大人気のアトラクション「タワー・オブ・テラー」。
そこには「シリキ・ウトゥンドゥ」という呪いの偶像が登場します。

実は、タワー・オブ・テラーの物語のカギとなるシリキ・ウトゥンドゥには、とても恐ろしい秘密があるんですよ。

今回は、謎に包まれた呪いの偶像、シリキ・ウトゥンドゥの正体とその秘密にせまります。
これを読めば、タワー・オブ・テラーをより楽しめるようになるかも？！

あわせてシリキ・ウトゥンドゥのグッズ情報などもご紹介するので、参考にしてみてくださいね♪

タワー・オブ・テラーのストーリー

タワー・オブ・テラーのストーリーをおさらい

まずは、シリキ・ウトゥンドゥが登場するアトラクション「タワー・オブ・テラー」のストーリーをおさらいしていきましょう。

全ては1899年に始まった…

舞台は大富豪で探検家のハリソン・ハイタワー3世が建設し、オーナーを務めていた「ホテルハイタワー」。
ハイタワー三世は大のコレクション好きで、世界中を探検しては様々な骨董品を集めてホテルに持ち帰っていました。

1899年、彼はコンゴ川流域に住むムトゥンドゥ族から“呪いの偶像”と呼ばれる「シリキ・ウトゥンドゥ」を半強奪的に手に入れます。
そして1899年12月31日、ホテルハイタワーにて、記者を読んでシリキ・ウトゥンドゥのお披露目パーティーが開かれました。

ある記者が「ハイタワーさん、それは呪いの偶像だと言われていますが？」と質問すると、ハイタワー3世は「ばかばかしい」と言ってシリキ・ウトゥンドゥをばかにしました。

パーティー後、ハイタワー3世がホテルの最上階にある自室に戻ろうと、シリキ・ウトゥンドゥと共にエレベーターに乗り込むと…
深夜0時ちょうどにホテルが停電し、緑の光がエレベーターを包み込んだと同時にハイタワー三世の悲鳴が響き渡りました。

エレベーターは1階まで落下し、シリキ・ウトゥンドゥを残してハイタワー3世は姿を消していました。
その後ホテルハイタワーは「恐怖のホテル（タワー・オブ・テラー）」、人々におそれられるようになったのです。

恐怖がよみがえる!!

ハイタワー3世の事件以降、ホテルハイタワーは閉鎖されていました。
しかし、1912年ニューヨーク市保存協会は「建築物の歴史的価値が高い」という理由からホテルの改修工事を行い、ホテルのツアーを開催します。

ゲストはツアーの参加者となり、ホテル内を見学後業務用エレベーターに乗り込みハイタワー3世の部屋があるホテルの最上階に向かいます。
恐怖が待ち受けているとは知らずに…。

アトラクションについてのおさらいはできましたでしょうか？
みなさんがタワー・オブ・テラーでエレベーターに乗ることになった背景には、こんなストーリーがあったんですね。

シリキ・ウトゥンドゥの正体と秘密

シリキ・ウトゥンドゥの正体と秘密とは？

それでは、アトラクション「タワー・オブ・テラー」についておさらいしたところで、本題のシリキ・ウトゥンドゥの正体と秘密についてご紹介していきます。

「シリキ・ウトゥンドゥ」の意味

シリキ・ウトゥンドゥはコンゴ川に住むムトゥンドゥ族が祀っていた偶像で、部族の言葉（スワヒリ語）で「災いを信じよ」という意味です。
所有する者を攻撃しようとする者に対して恐ろしい呪いをかけると言われています。

守らなければ呪われる？！8つの掟

シリキ・ウトゥンドゥを扱う際には、守らなければならない8つの掟があります。
これを守らないとシリキ・ウトゥンドゥに不快感を与え、呪いをかけられてしまうのです。

こんなに掟があったら、守るのが大変そうですね。
実際ハイタワー3世もこれらの掟をやぶったために呪いをかけられてしまったわけですが…。

お披露目パーティーでシリキ・ウトゥンドゥをばかにしていましたし、シリキ・ウトゥンドゥをニューヨークまで運んでくる際にも木の箱で完全に囲ってしまっていたらしいのです。
さらに、ハイタワー3世が消える直前、エレベーターに乗る際にシリキ・ウトゥンドゥにたばこを押し付けたというエピソードもあります。

シリキ・ウトゥンドゥの呪いなど全く信じていなかったハイタワー3世。
これでは呪われても仕方ありませんね…。

しかし、たとえハイタワー3世が掟を守っていたとしてもシリキ・ウトゥンドゥの呪いは免れることができなかったんです。
シリキ・ウトゥンドゥを持つ者には、はじめは幸せが訪れますがだんだんと災いが起こるようになり、ひどい場合は部族丸ごと地上から消えてしまうと言われています。

まさに呪いの偶像。
ハイタワー三世がシリキ・ウトゥンドゥを手に入れた時点で、災いが起こることは確定していたんですね。

知らなかった！シリキ・ウトゥンドゥの5つの秘密

シリキ・ウトゥンドゥには、あまり知られていない5つの秘密があります。
順番にご紹介していきますね。

秘密①：像が作られてから300年以上も経っている?!

ハイタワー三世がシリキ・ウトゥンドゥを強奪したムトゥンドゥ族の周辺の部族の話によると、ハイタワー三世が姿を消した1899年の時点で、シリキ・ウトゥンドゥが作られてから300年以上も経っていたと言われています。

現代からすると400年以上も前。
そんなにも長い時間残っていると考えると、シリキ・ウトゥンドゥの恐ろしいパワーを感じますね。

秘密②：古代の呪術師の霊が宿っている？！

シリキ・ウトゥンドゥには、古代の呪術師「シリキ」の魂が宿っていると言われています。
というのも、シリキ・ウトゥンドゥには呪術師シリキの遺骨または遺体の一部が使われているため。

単なる偶像ではなかったんですね。
シリキ・ウトゥンドゥの呪いは、もしかして呪術師のパワーかも?!

秘密③：部族を転々としてきた呪いの偶像

シリキ・ウトゥンドゥは作られてからハイタワー三世の手に渡るまで、さまざまな部族にたらいまわしにされてきたと言われています。

シリキ・ウトゥンドゥはうまく扱えば部族に幸福が訪れますが、扱い方を間違えると呪いをかけられてしまう恐ろしい偶像。
どの部族もしだいにシリキ・ウトゥンドゥの恐ろしさに気づき、早く手放したがっていたのかもしれませんね。

秘密④：台座・ヤリは後から追加。頭のクギは呪いを引き出すため？！

シリキ・ウトゥンドゥの台座や持っているヤリは最初からあったわけではなく、実は昔所有していた部族が作ったものなんだそうです。
つまり段階的に作られていったというわけですね。

また、シリキ・ウトゥンドゥの頭にはクギのようなものがたくさん刺さっています。
これは呪術師シリキ・ウトゥンドゥの呪いを引き出しやすくするためなんだとか。

秘密⑤：シリキ・ウトゥンドゥは空間を自由に移動できる?!

シリキ・ウトゥンドゥはハイタワー三世の事件以降記者会見場に置かれていますが、私たちが記者会見の録音を聞いた後姿を消してしまいます。
しかし、ゲストがエレベーターに向かうまでに通る「ハイタワー三世の秘密の倉庫」内にある像の口の中から緑の目が光ったり、エレベーター内でもたびたびシリキ・ウトゥンドゥが登場したりします。

どうやらシリキ・ウトゥンドゥは空間を自由に移動できる力があるようです。

みんな気になるシリキ・ウトゥンドゥが消える仕組み

シリキ・ウトゥンドゥってどうやって消えてるの？

タワー・オブ・テラーに乗ったゲストが必ず気になるのが、「シリキ・ウトゥンドゥってどうやって消えてるの？」ということ。
記者会見場で録音を聞いた後、シリキ・ウトゥンドゥは私たちの目の前から姿を消してしまいます。

その流れは、

①シリキ・ウトゥンドゥの目が光る
②シリキ・ウトゥンドゥの周りがキラキラと光り始める
③台座とヤリを残し、シリキ・ウトゥンドゥは姿を消す

というものです。

公式には発表されていませんが、ディズニーマニアの中にはその仕組みを解明した方もいるようです。
みなさんも次回タワー・オブ・テラーに乗る時はよーく目をこらして、シリキ・ウトゥンドゥが消える仕組みを探ってみてくださいね♪

「タワー・オブ・テラー：Level13“シャドウ・オブ・シリキ”」

タワー・オブ・テラー LEVEL13"シャドウ・オブ・シリキ"

タワー・オブ・テラーでは、期間限定で怖さ倍増のタワー・オブ・テラー LEVEL13"シャドウ・オブ・シリキ"が開催されることがあります。

期間は例年1〜3月の春キャンシーズンですが、2021年はコロナの影響で実施されませんでした。

通常のタワー・オブ・テラーより怖さが増すとあって、楽しみにしている方も多いのではないでしょうか？

ここからは、「タワー・オブ・テラー：Level13“シャドウ・オブ・シリキ”」は通常のタワー・オブ・テラーと何が違うのか、そして期間中の混雑具合などをご紹介していきます！

通常のタワー・オブ・テラーと何が変わるの？

シャドウ・オブ・シリキのプログラムは期間限定とあって、まだ体験したことがない方も多いはず。
体験したことがあっても、「乗ってみたけど普段とどこが違ったんだろう…？」という方もいるのでは？

「タワー・オブ・テラー：Level13“シャドウ・オブ・シリキ”」で、通常と違うポイントは以下の3つ。

①落ちる回数

通常は3回落ちるのですが、シャドウ・オブ・シリキではそれが7回に増えます。
「え？！ここで？！」というタイミングで落ちるので、ハラハラドキドキが止まりません！

②さまざまな音の演出

シャドウ・オブ・シリキ期間中は、普段にはない音の演出が追加されています。
エレベーターのワイヤーが切れる音やエレベーターが地面に落ちたときの音の演出が増え、ハイタワー三世がエレベーターで体験した恐怖をゲストもリアルに感じることができるようになっています。

③シリキ・ウトゥンドゥの姿を目撃

ゲストがエレベーターに乗り込み、最初に行くのがハイタワー3世の自室。
そこでハイタワー3世がエレベーターに飛ばされ、1階まで落下する場面を見ます。

通常はそこに戻ってくることはありませんが、シャドウ・オブ・シリキでは落下の途中でハイタワー3世の自室に再び到着します。
そこゲストはシリキ・ウトゥンドゥの姿を再び目撃し、落下してしまうのです。

不規則な動きと通常にはない演出で、タワー・オブ・テラーに何回も乗っているという方も楽しめること間違いなしです!

シャドウ・オブ・シリキ期間中の混雑具合

タワー・オブ・テラーの月別平均待ち時間

シャドウ・オブ・シリキ期間中、タワー・オブ・テラーはどれくらい混雑するのでしょうか？
1月～3月のタワー・オブ・テラーのスタンバイの平均待ち時間を見てみると、次のようになっています。

1月は開園時間が短い日が多いためあまり混まないようなので、シャドウ・オブ・シリキを体験したいなら1月がねらい目です！

2月は入試休みがありますし、大学生は春休みに入っている大学も多いので学生の来園者が増え、1月よりも混雑します。
後半は120分を超える待ち時間になることもあります。

3月は入場制限も予想される超混雑時期。
大半の学生が春休みに入り、しかもキャンパスデーパスポート取扱期間とあって平日・休日にかかわらず長い待ち時間が予想されます。
日によっては200分を超えるなんてことも。

シャドウ・オブ・シリキを体験するなら、1月中に行くか、朝一番に並ぶようにしましょう。
ファストパスが発券されている場合は、お昼前にはなくなってしまうので、開園直後に取りに行くのがおすすめですよ！

シリキ・ウトゥンドゥのグッズ

シリキ・ウトゥンドゥのグッズをご紹介

最後に、パークで売られているシリキ・ウトゥンドゥのグッズをご紹介します。
販売されているショップは、タワー・オブ・テラー・メモラビリアなどです。

①ミッキーぬいぐるみトイ　

ミッキーがぶるぶるふるえる！

こちらのミッキーのぬいぐるみはうしろにひもがついており、それを引っ張るとミッキーがぶるぶるとふるえるようになっています。
ミッキーの怖がっている表情がツボですね！

ぜひタワー・オブ・テラーに乗る時に一緒に連れて行ってあげてください☆

②ぬいぐるみストラップ

ちょっとかわいいシリキ・ウトゥンドゥ！

小さめのシリキ・ウトゥンドゥのぬいぐるみストラップ。
普段は怖いシリキ・ウトゥンドゥですが、ぬいぐるみストラップになるとかわいいですね。

③ふせん

友達や自分への忠告に?!

この秋発売されたタワー・オブ・テラーのふせん。
「私の忠告を聞け！」というハイタワー三世の言葉とユニークなデザインで、友達にウケそうですね！

何かを忠告したい時に友達に渡してみるといいかもしれませんよ。

④パペット

インパクト抜群！

シリキ・ウトゥンドゥの大きめパペット。
中に手を入れて、口を動かして遊ぶことができます。

部屋においておけば幸福が訪れる？！

⑤ピンバッジ

暗闇で光るピンバッジ

緑の部分が暗闇で光るピンバッジ。
夜のパークで付けたら目立ちます☆

まとめ

シリキ・ウトゥンドゥについて、謎に包まれた正体や秘密をご紹介してきました。
次回タワー・オブ・テラーに乗る時は、今回の記事の情報を思い出しながら楽しんでいただけると嬉しいです♪