元キャストが伝授!ディズニーの人気コスチュームTOP5!衣装と職種を解説
東京ディズニーリゾートで働くキャストの中で、特に人気の高いキャストのコスチュームと仕事内容をランキング形式で5つご紹介します。その他にも、ディズニールックと言われる身だしなみに関するディズニーキャスト独自のルールも、元キャストの筆者が教えちゃいます☆
こんにちは!元ディズニシーキャストのなおやです!
みなさんは、東京ディズニーリゾートで働くキャストのことをどれくらい知っていますか?
アトラクションの案内や説明をしてくれるアトラクションキャストや、園内の掃除を担当しているカストーディアルキャストなどなど・・・
実に個性豊かな衣装に身を包んだキャストによって、ディズニーの世界観が型t作られていると言っても過言ではありません。
今回は、東京ディズニーリゾートで働くキャストのコスチュームの中で人気のあるものを、その仕事内容と共にランキング形式で5個紹介していきます。
オンステージとバックステージ
東京ディズニーリゾートでは、パークを青空を背景にした巨大なステージであると考えています。
見るものすべてがショーであり、お客様はショーに参加していただくゲスト、東京ディズニーリゾートで働く従業員をショーを演じるキャストと呼んでいます。
この「ステージ」ですが、普段パークに遊びに来ていただいた際に、ゲストのみなさんが接している「オンステージ」と、みなさんからは見ることができない「バックステージ」があります。
「バックステージ」にも、たくさんのキャストがいて、双方が連携することで、毎日の東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの運営が成り立っています。
ディズニーキャストコスチュームにも身だしなみがある:ディズニールック
一般的にはあまり知られていませんが、ディズニーキャストには、「ディズニールック」という独自の身だしなみの基準があり、キャストはこれを徹底しています。
特に女性の話になりますが、メイクやアクセサリー、ネイルはOKであるものの、制限があります。
また、メガネを着用する際にはフレームはシンプルなもの、色は黒や茶、紺などが推奨されています。
他にも禁止されている髪型などがあります。
もし、キャストとして働きたいと思い応募する際は、応募前に公式サイトをチェックしましょう。
ディズニーキャストのコスチューム人気ランキングTOP5
それでは、いよいよ各ディズニーキャストのコスチュームと、その職種の紹介を紹介していきたいと思います!
第5位:ゲストコントロールキャスト
ゲストに、パレードやショーを気持ちよくご覧いただくため、鑑賞エリアへご案内・誘導・安全確保をするお仕事です。
夏と冬でコスチュームが変わるのが特徴的ですね。
夏は半袖シャツに帽子、冬になると長めのトレンチコートでゲストをご案内します。
パレードやショーを楽しむゲストを最も間近で見ることができ、ゲストの笑顔に触れることができる素敵なお仕事ですね。
パレードやショーなど、ゲストが1箇所に集中する時間帯はゲストコントロールの存在なしではまとまりがつきません。
鑑賞エリアにロープを張るなど、ゲストが安全に鑑賞できるよう通路の確保など迅速に行います。
ちなみに、ゲストコントロールは略してゲスコンとも呼ばれます。
1日に何万人ものゲストがインパークするディズニーパーク内。
そんな大勢のゲストの誘導は大変な仕事ですね。
第4位:ガイドツアーキャスト
ガイドツアーキャストとは、数名のご家族単位から、数十名のゲストと一緒に園内を回り、東京ディズニーリゾートの魅力や情報を紹介するキャストのことです。
白い手袋に黒のポンチョスタイルや半袖シャツにベストというどこか上品さを漂わせているのがガイドツアーキャストのコスチュームの特徴です。
ガイドツアーを通じて、ゲストと長く触れ合うキャストのため、パークに関する知識が最も必要とされるキャストかもしれませんね。
他にも、最近では外国からの観光客のゲストも増えているため、語学力が必要になる場合や、ガイドツアーという空間の中でツアーにお申込みいただいたゲストに満足いただくためのホスピタリティなど、要求されることは他のキャストに比べ多いかもしれません。
しかし、その分ゲストに満足いただけた際の充実感は最も大きいかもしれませんね。
また、ツアーガイドではツアーガイドキャストが普段聞くことのできないような裏話をして聞かせてくれます。
いつもと違った視点でディズニーを見ることができますね。
ツアーガイドにたくさん質問して、ディズニーのレアな情報をゲットしましょう。
第3位:マーチャンダイズキャスト
第3位にランクインしたのは、マーチャンダイズキャスト。
アトラクションキャストと同じように担当するエリアやショップによってコスチュームが多彩なことも人気の理由です。
マーチャンダイズキャストとは、ショップで商品の陳列・補充、レジ打ちなどを行うキャストのこと。
1日に数万人ものゲストが訪れる東京ディズニーリゾートでは商品が毎日飛ぶように売れます。
常に補充をしなければならず、補充のスピード感が重要となってきます。
夜のパレードが終わる頃、ショップ内はお土産を買うゲストで身動きがまったくとれないほど混雑します。
そんな大混雑の中、スムーズに商品を補充するのは至難の業。満員電車の中を商品が入った大きな段ボール箱を持って移動するようなものです。
忙しい時間帯は、商品補充もレジ打ちもフル稼働します。
そんな忙しい中でも笑顔を絶やさないキャストの人達はすばらしいですね。
第2位:カストーディアルキャスト
第1位と僅差で第2位になったのは、ディズニーリゾート内を箒とちりとりを片手に、歩きながらゴミを片付けたり、掃いたりする、いわば園内を綺麗に清潔に維持する目的を持ったカストーディアルキャスト!
カストーディアルのコスチュームは、上下白で青いバッグを腰に付けているというシンプルなデザインです。
みなさんもよく見かけたことがありますよね。
カストーディアルは日本語で“維持・管理・保持する”という意味です。
ちなみにキャスト同士では略して「カスト」と呼んでいます。
ベテランのカストーディアルキャストの中には、掃き掃除の作業がダンスをしているように見えるほどテキパキと素早くこなしている人もいます。
ゲストの目を楽しませてくれることもありますよ。
また、清掃だけが仕事ではありません。
ディズニーランド内で困っている人の案内をしたり、写真を撮ってあげたり、細やかなサービスも行っているのがこのキャストの特徴です。
広いディズニーリゾート。
清掃すべきところはたくさんありますよね。
大変なのはもちろんですが、一日中パークを歩き回れるため、好きな人にとっては満足度が高いのですね。
また、パーク内のどの職種よりも、一番ゲストと”生きたコミュニケーション”が多いようです。
アトラクションやショップの中に入ったり、ベンチに座っているゲストに話しかけたり、パレードをついでに見たり。
数あるキャストの中でも一番自由な職種ではないでしょうか?
また、カストーディアルキャストの中には凄技を持った人もいます。
音の出るカストーディアルはファンカストーディアルといい、滅多に会えないレアキャラです。
出会えたゲストは超ラッキーですよ。
第1位:アトラクションキャスト
最も人気の高かったコスチュームには、各アトラクションごとに配置されるアトラクションキャストが選ばれました!
各アトラクションにおいて、ゲストへのご案内や誘導・説明などを担当しており、ゲストの方が最も触れ合う機会の多いキャストでもあります。
ディズニーリゾート内にあるアトラクションは数多くあるため、配属先によってコスチュームも仕事の内容も変わります。
しかし、アトラクションキャストの役割はどのアトラクションにおいても同じ、「アトラクションにまつわるストーリー中の役者」になることです。
そのため、その世界観に溶け込めるように実に多彩なコスチュームが多いです。
そして、主な仕事内容としては、アトラクション施設の入り口でゲストの案内をします。
安全かつ的確に誘導し、乗車方法や注意点などアトラクションによって説明やレクチャーを行うのも大切な仕事です。
人気の高い「ジャングルクルーズ」や、「タートル・トーク」といったアトラクションでは、アトラクションキャストは、役者になりきる必要があります。
長いセリフを覚えて臨場感のあるパフォーマンスでゲストを楽しませなくてはなりません。
アトラクションキャストは大変な仕事ですが、その分ゲストの反応も直に見れますので、盛り上げる事に成功すれば、やりがいと自信につながる仕事です。
まとめ
ディズニーリゾートのキャストとして働くのはもちろん楽しいことばかりではありませんし、時給だってそこまで高額ではありません。
しかし、ディズニーキャストにはさまざまな特典があり、それらは、時給には換算できない魅力と言えましょう。
例えば、ディズニーにはキャスト向けのお店があります。
時々セールを開催してくれるので、ディズニー好きにはたまりません。
それから、キャストは移動の際、専用の通路を使いますが、そこでミッキーなどのキャラクターに出会うことも少なくありません。
そんな時はキャストにも優しく接してくれます。
仕事をしていれば、クレームなど嫌なこともいっぱいありますが、それでも、そこはやはり夢と魔法の国。
独特の世界観があり、多くのキャストを魅了していることは間違いないでしょう。
もちろん、筆者もその1人です。
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