【まだ見ぬ世界へ】実写版リトルマーメイドでエリック王子が歌う新曲を解説！

皆さん、こんにちは！
ディズニー大好き、映画オタクのきーももです♡

今回ご紹介するのは、2023年6月9日公開の実写版映画『リトル・マーメイド』に登場する新曲「まだ見ぬ世界へ」です。

この「まだ見ぬ世界へ」を歌うのはエリック王子！
アニメ版映画では歌唱シーンがなかったエリック王子が歌うということ、さらに実写版映画のために新たに制作された楽曲ということもあり、多くのディズニー好き・映画ファンに注目されています。

そんな「まだ見ぬ世界へ」はどんな楽曲？
作曲家は？歌詞の意味は？など、気になる疑問を徹底解説していきます！

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リトルマーメイド「まだ見ぬ世界へ」はどんな曲？

実写版『リトル・マーメイド』の新曲「まだ見ぬ世界へ」は、エリック王子がアリエルに向けて歌うラブソングです。

実は、アニメ版『リトル・マーメイド』には、エリック王子の歌唱シーンはありませんでした。
そのため、「まだ見ぬ世界へ」は、リトルマーメイド史上初のエリック王子が歌う曲なんです！

アリエルの歌声を聴いたエリック王子は、その歌声の主が分からないながらも歌声に魅了され、その声の主を探し続けます。
この楽曲を聴くと、そんな一途な思いや諦めない強さを感じることができます。

さらに、「まだ見ぬ世界へ」では、深海の世界に憧れるエリック王子の気持ち、エリック王子の夢や希望、これから進んでいく人生の道筋についても歌われています。

実写版『リトル・マーメイド』のストーリー上、欠かすことのできない大切な楽曲となっていますよ♪

リトルマーメイド「まだ見ぬ世界へ」の作曲家・作詞家は？

(C)Disney

アラン・メンケン氏

「まだ見ぬ世界へ」の作詞・作曲を務めたのは、ディズニー映画音楽の巨匠アラン・メンケンと『ミラベルと魔法だらけの家』の挿入歌「秘密のブルーノ」を大ヒットに導いたヒットメーカー、リン＝マニュエル・ミランダです。
ディズニー映画に欠かせない2人が共同製作した楽曲なんですよ。

多くのディズニーファンに愛されるアニメ映画『リトル・マーメイド』を実写化するにあたって、製作総指揮を務めたジェフ・シルヴァーは’’ノスタルジー’’と’’フレッシュさ’’を両立させる楽曲が必要だと考えたそう。

そこで、これまで数多くのディズニー映画音楽を手懸けてきた大御所アラン・メンケンとフレッシュな才能を持つリン＝マニュエル・ミランダのコラボが実現したそうです♪

このコラボにより、実写版『リトル・マーメイド』では、今まで私たちが見たことも、聞いたこともないハーモニーや音楽の効果をたくさん感じることができます。
皆さんも、ディズニー映画における音楽の重要性を実感するのではないでしょうか。

リトルマーメイド「まだ見ぬ世界へ」を歌っている人は誰？

(C)Disney

海宝直人さん（右から2番目）

英語版「まだ見ぬ世界へ」はエリック王子を演じたジョナ・ハウアー＝キングが、日本語吹替版の「まだ見ぬ世界へ」はエリック王子の日本語吹替を務めた海宝直人さんが歌っています。

リトルマーメイド「まだ見ぬ世界へ」が歌われるシーンは？

(C)Disney

実写版リトルマーメイド

続いて、実写版『リトル・マーメイド』で「まだ見ぬ世界へ」が歌われるシーンについて解説します！
※実写版『リトル・マーメイド』のネタバレが含まれるのでご注意ください。

新曲「まだ見ぬ世界へ」は、エリック王子が自分を助けてくれた美しい歌声の女性を探し求めているシーンで歌われています。
この時には、エリック王子はまだ、歌声の主がアリエルだと言うことを知りません。

ただ、エリック王子は、広い海に魅了されているのと同じくらい、自分を助けてくれた謎の女性の歌声の虜（とりこ）になっていました。
愛する海と美しい歌声の主に対して歌われる「まだ見ぬ世界へ」は、歌声の主を探すこのシーンにぴったり◎

「まだ見ぬ世界へ」からは、エリック王子の一途な愛や力強い夢、これからの人生についてなど、様々な気持ちが伝わってきます。

筆者はただのラブソングではなく、エリック王子の周りの「愛すべきもの」への純粋な気持ちが歌われているように感じました。

リトルマーメイド「まだ見ぬ世界へ」の歌詞の意味は？

歌詞の意味は？

リトルマーメイド「まだ見ぬ世界へ」の曲の歌詞の意味を掘り下げてみましょう！

◎英語版「まだ見ぬ世界へ」の歌詞

英語版「まだ見ぬ世界へ」のタイトルは「Wild Uncharted Waters」です。
「Wild Uncharted Waters」を直訳すると「未知の海域」。
英語版と日本語版とで、歌詞や意味に違いがあるのかなども注目してくださいね！

英語版「まだ見ぬ世界へ」で印象的なのは、大海原に響き渡るようなジョナ＝ハウアー・キングの歌声です。
曲の前半では、自分がこれから歩んでいく人生に対する不安や、夢に対してもがくような歌詞が続きます。

「All I ever wanted was the open sea and sky freedom from the life I always knew」
（訳：僕がずっと望んでいたもの それは開けた海と空 日常から解き放たれた自由）

エリック王子は、王子として船の上で順風満帆な日常を送っているように見えましたが、「自分の夢はまだ見ぬ世界にある」と言うようなニュアンスに受け取れますよね。

そして、歌声の主（アリエル）と出会った時のことも歌われます。

「I was darkness bound, I had almost drowned till you came around, and you found me」
（訳：闇に縛られ溺れかけていた僕を 君はそこに来て見つけてくれた）

歌声の主（アリエル）と出会ったことは、単純に溺れた自分を救ってくれただけでなく、夢や希望に立ち向かい自由を掴み取る力を与えてくれたと感じさせてくれる歌詞になっています。

歌の後半では、歌声の主と自分の夢、両方に対する愛や決意を感じさせるような歌詞が続きます。

「When your eyes outshine The horizon line and you’re finally real, here beside me」
（訳：君の瞳が水平線よりも明るく輝く時 君が現実の存在となり僕のそばにいてくれる）

「Wild uncharted waters alone, just you and me」
（訳：荒れ狂う未知の海域へと 君と僕2人だけで）

「In uncharted waters come find me again」
（訳：この荒れ狂う未知の海域に 僕をまた見つけに来てほしい）

曲全体を通して、エリックの一途な思いが歌われています。
その一途な思いには、歌声の主（アリエル）に対する思いだけでなく、海やまだ見ぬ世界への気持ちも含まれていることが、歌詞から分かりますね♪

ただのラブストーリーではなく、自分の夢や希望も追い続けるというエリック王子の描かれ方は、実写版ならではだと思います。

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◎日本語版「まだ見ぬ世界へ」の歌詞

日本語版の「まだ見ぬ世界へ」を歌う海宝直人さんの歌声も伸びやかで心地よく、力強さを感じます。
エリックの決意や想いを伝えるのにぴったりな歌声ですよ♪

日本語版「まだ見ぬ世界へ」の歌詞は、
「何も出来ず 時間だけが ただただ過ぎていく」
「途方もない闇の中に 差し込む一筋の光」
「僕の胸を打つ あのメロディ」

のように、アリエルと出会う前の感情とアリエルの歌声を聞いた後の感情が、1つのストーリー仕立てになっています。

英語版よりも分かりやすい歌詞になっていますよ♪

曲の終盤には、
「果てしなく続く世界 2人ならきっと行ける 地図にもない場所だって」
と、歌声の主と今後の人生を共にすると決意したような歌詞もあります。

アリエルとエリック王子のハッピーエンドを願うファンは、この歌詞を聞いてキュンとするのではないでしょうか♡

全体的に英語版よりも日本語版のほうが、愛や希望などが直接的に歌われているように感じました。
皆さんはどちらの歌詞が好きですか？

まとめ

実写版『リトル・マーメイド』で初めて描かれたエリックの歌唱シーンの楽曲「まだ見ぬ世界へ」をご紹介しましたが、参考になりましたか？

ニュアンスは似ているものの、英語版と日本語版で少し歌詞に違いがあって比べてみると面白いですよね。
歌詞の意味がわかるとストーリーがより魅力的に映ると思うので、気になる方は英語版の歌詞を自分なりに和訳してみると良いと思います◎

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