ディズニーの暗黒期とはどんな時代?暗黒期到来の理由から復活のきっかけまで解説
ディズニー史上で暗黒期と呼ばれる期間が存在していることを知っていますか?なぜ暗黒期と呼ばれているのでしょうか?暗黒期を乗り越えることができたのはなぜか?ディズニーの暗黒期にまつわる様々な秘密を紐解いていきましょう。暗黒期に作られた作品の中からおすすめの作品も紹介します。
こんにちは!
ディズニー大好き、ワーママのぴょこです。
今回皆さんにご紹介するのは、ディズニーの暗黒期についてです。
そんな時代があったの?と思った方も多いのではないでしょうか。
実は、ある理由からディズニーでは暗黒期と呼ばれる時代が存在したのです。
しかも2度あると言われています。
ディズニーの暗黒期にまつわる情報をまとめてみましたので一緒にチェックしていきましょう。
・ディズニーの暗黒期①【1980年代】ウォルトディズニー死去・スタッフ退職
- ◆【1989年〜】ディズニールネサンス到来
・ディズニーの暗黒期②【2000年代】ピクサーの人気爆発・ディズニー失速
- ◆【2010年〜】2度目の暗黒期は新時代のプリンセスが救う
・ディズニー暗黒期に制作されたおすすめ作品
- 『オリビアちゃんの大冒険』(1986年)
- 『ロジャー・ラビット』(1988年)
- 『アトランティス 失われた帝国』(2001年)
- 『プリンセスと魔法のキス』(2009年)
・ディズニー映画なら「Disney+(ディズニープラス)」
ディズニーの始まり
ディズニーは、元々アニメーターだったウォルト・ディズニーがのちのウォルト・ディズニー・カンパニーとなる「ディズニー・ブラザース・カートゥーン・スタジオ」を兄のロイ・ディズニーと共に立ち上げたことで始まりました。
そして、会社が成長するとともにアニメ会社として知られるようになります。
しかし、会社が成長していくと共に誕生したキャラクター「オズワルド」が配給先の管理下に置かれたことで、社員の退職が続き、破産寸前まで追い込まれます。
その窮地を救ったのが、新たなキャラクター「ミッキーマウス」!
ミッキーマウスの誕生によって会社は持ち直し、ディズニーは更なる進化を遂げることとなったのです。
ディズニーの暗黒期①【1980年代】ウォルトディズニー死去・スタッフ退職
ディズニーは『白雪姫』や『シンデレラ』『不思議の国のアリス』『ピーターパン』『眠れる森の美女』などの名作を生み出していきます。
しかし、1966年12月15日、ウォルト・ディズニーが病気によりこの世を去ってしまいました。
そして、1930年代から1970年代の名作アニメーションを作り上げたディズニー最高のアニメーターである9人「ナイン・オールド・メン」が、『きつねと猟犬』(1981年)の完成を前にディズニーから去っていきました。
ここから、ディズニーの1回目の暗黒期が始まります。
絶対的なリーダーとその脇を固めるナイン・オールド・メンが去ったことで、ディズニーのアニメーション制作は一気に失速したと言われています。
『コルドロン』(1985年) 、『オリビアちゃんの大冒険』(1986年)、『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』(1988年)といった作品を公開するも、ヒット作に恵まれることはありませんでした。
◆【1989年〜】ディズニールネサンス到来
1989年11月15日、『リトル・マーメイド』が公開されるとまたたくまに大ヒット!
暗黒期突入から約8年の月日が経っていました。
『リトル・マーメイド』を皮切りに、
・『ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!』(1990年)
・『美女と野獣』(1991年)
・『アラジン』(1992年)
・『ライオン・キング』(1994年)
・『ポカホンタス (映画)』(1995年)
・『ノートルダムの鐘』(1996年)
・『ヘラクレス』(1997年)
・『ムーラン』(1998年)
・『ターザン』(1999年)
の10作品がいずれもブレイク♪
アカデミー賞を受賞したり、最高世界興収を得たりと飛ぶ鳥を落とす勢いで売れていきました。
ディズニーの暗黒期②【2000年代】ピクサーの人気爆発・ディズニー失速
1995年、ピクサー・アニメーション・スタジオと共同制作したフルCGアニメーション『トイ・ストーリー』が公開されるやいなや、大ブレイク!
『トイ・ストーリー2』(1999年)や『モンスターズ・インク』(2001年)、『ファインディング・ニモ』(2003年)と、ピクサー作品はどれも人気を博します。
しかし、その裏でディズニー作品は失速。
『ファンタジア2000』(2000年) 、『ダイナソー』(2000年)、『ラマになった王様』(2000年) 、『アトランティス 失われた帝国』(2001年)などさまざまなテイストの作品を公開するもヒットせず、ピクサーが得意とするフルCGアニメーションへの転向が進みました。
◆【2010年〜】2度目の暗黒期は新時代のプリンセスが救う
衰退していたディズニーアニメーションでしたが、そんな暗黒期のディズニーを救ったのは、『ラプンツェル』(2010年)の大ブレイク。
『ラプンツェル』は、ディズニー初のフルCGアニメーション作品です。
自分で運命を切り開いていく新たな時代の女性を象徴しているようなラプンツェルの姿を見て、多くの女性ファンが誕生しました。
『ラプンツェル』の大ヒットにより、ディズニーもフルCGアニメーションに力を入れることとなります。
その後、『アナと雪の女王』(2013年)、『ベイマックス』(2014年)、『ズートピア』(2016年)などといった名作も次々に登場。
ディズニーは暗黒期を抜けることに成功し、更なる進化を遂げたのでした。
ディズニー暗黒期に制作されたおすすめ作品
ディズニーの暗黒期について話してきましたが、暗黒期に作られた作品の出来が悪いというわけではありません。
暗黒期と呼ばれる時代に作られた作品はどれも素晴らしい作品です。
中でも筆者おすすめの作品を4つまとめてみましたので、まだ視聴されたことのない人は是非チェックしてみてくださいね。
『オリビアちゃんの大冒険』(1986年)
イギリスのロンドンに住む好奇心旺盛なネズミの女の子「オリビア」にまつわる物語で、冒険と推理が交差する痛快エンターテイメント作品です!
・映画『オリビアちゃんの大冒険』のストーリーやキャラクターまとめ!ネズミ界のシャーロック・ホームズ!?
『ロジャー・ラビット』(1988年)
『ロジャー・ラビット』はアニメーション作品ではありませんが、ディズニーの暗黒期を救うきっかけを作ったといっても過言ではない作品です。
3つのアカデミー賞を受賞し、ハリウッドの巨匠である、スティーブン・スピルバーグがロジャー・ラビットの短編映画3つの製作に協力しました。
アニメキャラクターであるトゥーンが実社会に存在したらとの設定で、トゥーン・タウンで暮らす彼らと人間の関係を描いた実写アニメーション作品ですよ♪
・【待ち時間も】ロジャーラビットのカートゥーンスピン徹底解説!ストーリー&隠れミッキー
『アトランティス 失われた帝国』(2001年)
『アトランティス 失われた帝国』は失われた帝国であるアトランティスを探す物語ですが、ディズニープリンセスの資格があると言われているキャラクターが登場します!
興行収入が低すぎてプリンセスとして認定されなかったといわれていますが、他のプリンセスとはまた違ったキャラクターで、プリンセスらしくとても美しいキャラクターなのでぜひチェックしてみてください。
・【ディズニー映画】『アトランティス 失われた帝国』徹底解説!あらすじ&見どころまとめ!実写化も?
『プリンセスと魔法のキス』(2009年)
アフリカ系初のプリンセスで、本国アメリカで認定されているディズニープリンセス「ティアナ」が主人公の作品です。
ディズニーファンとしては押さえておきたい作品であることはもちろんですが、グリム童話「かえるの王さま」のような物語なので親しみを感じる人も多いのではないでしょうか。
・【プリンセスと魔法のキス】あらすじ&登場人物まとめ!ディズニー映画初の黒人ヒロイン!
まとめ
ディズニー暗黒期についてご紹介しました。
すべてが大ヒットしているイメージの強いディズニーにも、恵まれなかった時代があったのです。
だからといってその時期の作品が悪いわけではなく、素晴らしい作品はいくつもあります。
気になった方は是非、チェックしてみてくださいね。
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