【ディズニー】ディズニーの救世主!6代目CEOボブ・アイガーを徹底解説!
ディズニーの救世主とも言われている、ウォルト・ディズニー・カンパニー6代目CEOのボブ・アイガー。彼の経歴から功績まで、詳しくご紹介します!
こんにちは。ディズニーリゾート大好き2歳と4歳の2児のママTommyです。
みなさん、「ディズニーの救世主」と呼ばれるウォルト・ディズニー・カンパニー6代目CEO、ボブ・アイガーをご存知でしょうか。
今回は、ディズニーの低迷期を救い、ディズニーの更なる発展に貢献したボブ・アイガーについてご紹介したいと思います。
・ボブ・アイガーの功績①:ピクサー・アニメーション・スタジオの買収
・ボブ・アイガーの功績②:マーベル・エンターテイメントの買収
・ボブ・アイガーの功績③:ルーカスフィルムの買収
・ボブ・アイガーの功績④:上海ディズニーリゾートのオープン
・2023年以降のディズニーの展開
ボブ・アイガーについて
ロバート・アレン・アイガーは、1951年2月10日生まれ、ニューヨーク出身の、ウォルト・ディズニー・カンパニー6代目CEOです。
「ボブ・アイガー」という愛称で親しまれています。
ボブ・アイガーは、1973年に、イサカ・カレッジのロイ・H・パーク・スクール・オブ・コミュニケーションでテレビとラジオの理学士号を取得し、優秀な成績で卒業しています。
そして、1974年、ボブ・アイガーはアメリカン放送(ABC)に入社しました。
下働きから始まったキャリアは、1989年にはABCエンターテイメントの責任者、1994年にはABCの親会社であるキャピタル・シティ/ABCのCOO(社長兼最高執行責任者)にまで登りつめました。
1995年にウォルト・ディズニー・カンパニーがキャピタル・シティ/ABCを買収し、ABC社と改名され、アイガーは1999年まで会長を務めました。
その後、ウォルト・ディズニー・インターナショナルの社長に任命されたアイガーは、翌年2000年にウォルト・ディズニー・カンパニーのCOOに任命され、当時CEOであったマイケル・アイズナーの下で働くことになりました。
当時のCEOであったアイズナーと、取締役員でありウォルトの血縁者であるロイ・E・ディズニーは、方向性やスタイルの相違から関係が悪化していくことになります。
アニメーション映画部門を軽視したことによる質の低下、テーマパーク事業における事業展開の弱さなどを挽回すべく、ウォルト・ディズニー・カンパニーは「セーブ・ディズニー」と呼ばれるキャンペーンを立ち上げました。
2005年、低迷したディズニーブランドを再起させるために、ボブ・アイガーがCEOに任命されました。
その後、ボブ・アイガーは2020年までCEOを務め、一度退任しましたが、2022年に再度CEOに就任しました。
ボブ・アイガーの功績①:ピクサー・アニメーション・スタジオの買収
前任CEOのアイズナーは、強烈な個性の持ち主であったため、同じように個性の強かったピクサーのCEOスティーブ・ジョブズと激しく対立してしまい、劣悪な関係が続いていました。
これを長年問題視していたウォルト・ディズニー・カンパニーの意向を汲んだアイガーは、すぐにジョブズとの関係を修復し、2006年1月24日にピクサーの買収を発表しました。
その後、ピクサーは「トイ・ストーリー」シリーズや、「カーズ」シリーズと言った人気作品の続編だけでなく、「リメンバー・ミー」など新しい作品でも大ヒット作を生み出し続けていますよね。
ウォルトの甥であるロイ・E・ディズニーは、ピクサーとの関係修復と買収をうけ、ボブ・アイガーのCEOとしてのビジョンを称賛すると同時に支持する声明を発表しました。
ピクサーを取り込むことによりディズニーが映画アニメーション界において圧倒的なリーダー的地位を築けた点で、ボブ・アイガーを評価したのです。
ボブ・アイガーの功績②:マーベル・エンターテイメントの買収
2009年、ボブ・アイガーは、ディズニーがマーベル・エンターテイメントとその関連資産を買収したことを発表しました。
ディズニーは、それまで、キッズ向けの作品を得意としてきました。
ディズニーが生み出した映画作品やキャラクターは、子どもやファミリー、女性に人気があり圧倒的なブランド力がありました。
一方で、青少年および男性向けの作品やコンテンツには弱いという傾向にあったんですよ。
しかし、マーベルを買収したことにより、アベンジャーズのアイアンマンなどのアメコミヒーローコンテンツがディズニーの傘下に入ります。
そのことで、男性からの支持が強化されることが期待されました。
実際に、現在、動画配信サービスであるDisney+(ディズニープラス)でマーベル映画作品が観られることは、ディズニーファンだけでなく、映画ファンや男性などにも魅力的な要素のひとつになっていますよね。
上海ディズニーランドなど、海外のディズニーパークでは、マーベルキャラクターとのフリーグリーティングや関連施設なども展開されていて、既存のディズニー支持層以外のゲストもディズニーパークへ足を運ぶきっかけを作っていると言えます。
ボブ・アイガーの功績③:ルーカスフィルムの買収
2012年、ウォルト・ディズニー・カンパニーは、スター・ウォーズシリーズで有名なルーカスフィルムを買収しました。
これによりディズニーは、スター・ウォーズのマルチメディア・フランチャイズと、インディ・ジョーンズシリーズの権利を獲得しました。
こちらもマーベルの買収と同様に、ディズニーが比較的弱かった男性層からの支持を得るのに、とても大きな功績と言えるのではないでしょうか。
しかし、ルーカスフィルム買収後、ジョージ・ルーカスから提案されたスター・ウォーズ続編脚本案を却下し、ルーカスがスター・ウォーズの制作から離れる原因を作ってしまいました。
往年のスター・ウォーズファンには悲しいニュースですよね。
それでも、スター・ウォーズ新シリーズは、20億ドルを上回る興行収入を記録しました。
東京ディズニーランドのアトラクション、スター・ツアーズも新シリーズ要素を取り入れるリニューアルが実施され、スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニューとして幅広い層から人気を得ています。
ボブ・アイガーの功績④:上海ディズニーリゾートのオープン
2016年、ボブ・アイガーは、2016年6月16日に上海ディズニーリゾートがオープンすることを発表しました。
ディズニーランドとしては世界で6番目にオープンした上海ディズニーランドは、世界最大のディズニーランド・パークになりました。
ウォルト・ディズニーの信念をベースに置き西洋風の佇まいを再現しながら、中国らしい要素も取り入れているため、世界中のディズニーファンからも注目されています。
2018年には、上海ディズニーランドに新エリア・トイ・ストーリーランドがオープンし、世界中でニュースになりました。
2019年には、ディズニーアニメーション映画「ズートピア」をテーマとするエリアを開発する計画が発表され、2022年のD23Expoでは、その詳細イメージが発表されました。
正式なオープン日はまだ発表されていませんが、オープンする日が楽しみですよね!
このように、上海ディズニーリゾートをはじめ、ボブ・アイガーがCEO就任時に懸念材料として言われていた「テーマパーク事業における事業展開の弱さ」に関しても、アイガーは積極的に強化し、発展させていると言えるでしょう。
2023年以降のディズニーの展開
ボブ・アイガーは2022年の収支報告の際に、「トイ・ストーリー」、「ズートピア」、「アナと雪の女王」の続編を製作中であると発表しました。
どれも全世界の興行収入が10億ドルを超えた大ヒットを記録した作品ばかりです。
実は2020年にCEOを退任していたアイガー。
コロナ禍であるということも理由に挙げられますが、アイガー退任後に公開された作品の興行収入が振るわず、再び低迷期を迎えていたディズニーアニメーション映画部門。
それを立て直すべく、再びアイガーにCEO就任へのオファーがありました。
アイガーは2年という期間限定であることを条件に、2022年にCEOへ電撃復帰することとなったのです。
電撃復帰して早々に、大ヒット作の続編製作発表となると、ディズニーファンには堪らないニュースですよね!
これからの、ディズニーアニメーション映画部門も目が離せない展開となっています。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
ボブ・アイガーのCEOとしての手腕の凄さを改めて知れたのではないでしょうか。
これからのワクワクするディズニーの発展からも目が離せませんね!
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