映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』をネタバレ解説!ティチャラの遺志を継ぐのは誰?
MCU映画『ブラックパンサー』の続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』!ティチャラを亡くした悲しみを胸に再び立ち上がるワカンダの民。そして、王の遺志を継ぐ新たなブラックパンサーは誰?『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の感動のストーリーについて、あらすじをネタバレありで徹底解説していきます!
みなさん、こんにちは!
ディズニー大好き、映画オタクのきーももです♡
今回ご紹介するのは、マーベル映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』です。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、2018年に公開された『ブラックパンサー』の続編です。
『ブラックパンサー』は、全世界で記録的な大ヒットとなり、社会現象を巻き起こしました。
続編が期待される中での主演チャドウィック・ボーズマンの死には、マーベルファンのみならず、多くの映画ファンが悲しみにくれたことでしょう。
「もうブラックパンサーを観ることはできない」と誰もが考えていましたが、ワカンダの民は再び立ち上がり、私たちに希望の物語を届けてくれました。
涙なしでは観られない、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の感動のストーリーについて、あらすじをネタバレありで徹底解説していきます!
登場人物や、『ブラックパンサー』の基礎知識も紹介するので、まだ観ていない方はぜひ参考にしてくださいね♡
・ブラックパンサーの押さえておきたい基礎知識
- ◆2つの顔を持つヒーロー
- ◆超金属「ヴィブラニウム」
- ◆世界の一員となった「ワカンダ」
・映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の登場人物・キャスト
- シュリ
- オコエ
- ラモンダ
- ネイモア
- リリ・ウィリアムズ/アイアンハート
- ナキア
・映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のあらすじ(ネタバレあり)
- あらすじ①:ブラックパンサーの死
- あらすじ②:海の帝国タロカン
- あらすじ③:タロカンの戦士
- あらすじ④:タロカンとワカンダの共闘
- あらすじ⑤:母の死
- あらすじ⑥:新たなブラックパンサー
- あらすじ⑦:家族
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』作品情報
ブラックパンサーの押さえておきたい基礎知識
まだブラックパンサーシリーズを観たことがない方に向けて、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』を見る前に「ここだけは押えておきたいポイント」をご紹介します!
◆2つの顔を持つヒーロー
「ブラックパンサー」は、高度文明国’’ワカンダ’’の2つの顔を持つヒーローです。
普段はワカンダを束ねる王として民を守り、国に危機が及んだときにはヒーロー「ブラックパンサー」として戦います。
これは、ワカンダの国王となった者に受け継がれている使命なんです。
◆超金属「ヴィブラニウム」
世界を変えるほどの力を持つ超金属「ヴィブラニウム」の産地である王国ワカンダは、悪用を防ぐため、長年ヴィブラニウムの存在を隠し続けてきました。
ところが、ヴィブラニウムの存在が公になり、強大な力を持つヴィブラニウムを巡る国内外での戦いが勃発します。
◆世界の一員となった「ワカンダ」
国に関する情報を守り続けてきたワカンダですが、世界各国の団結のため、国内の技術や文化を他国に公開する「開国宣言」をします。
ワカンダの先進技術は、平和のために正しく使われるのでしょうか?
・【ワカンダって何?】超文明国家の謎を解明!ブラックパンサーやヴィブラニウムとの関係は?
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の登場人物・キャスト
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』あらすじを解説する前に、まずは、登場人物とキャストをご紹介します。
シュリ
シュリはワカンダの王女であり、天才科学者でもあります。
家族を愛し、明るく活発な性格ですが、兄ティチャラの死を誰よりも重く受け止め、未だに立ち直れずにいるようです。
オコエ
オコエは、ワカンダ国王の親衛隊「ドーラミラージュ」の隊長です。
ラモンダ
ラモンダはワカンダの女王。
夫に続き息子ティチャラも失ってしまいました。
喪失感を抱えながらも、決して弱さを見せず、どんな状況でも国や国民を愛する心を忘れません。
ネイモア
ネイモアは海の帝国を率いる謎の王。
ワカンダでした作られないと思われていた、ヴィブラニウム製の鎧を装着しています。
・【ブラックパンサー2のヴィラン】実写版ネイモアはどんなキャラクター?
リリ・ウィリアムズ/アイアンハート
リリ・ウィリアムズ(アイアンハート)は、19歳の天才発明家。
MITの頭脳明晰な学生ですが、その天才的な頭脳のせいでトラブルを起こすことも。
ナキア
ナキアはワカンダ史上最高のスパイ。
ティチャラの最愛の人でもありました。
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のあらすじ(ネタバレあり)
それでは、映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のあらすじを、ネタバレありで徹底解説していきます。
なお、映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、2020年8月に亡くなったチャドウィック・ボーズマンと、作中でのティチャラをリンクさせた追悼映画になっています。
※ここから先は物語の《ネタバレ》が含まれます。
まだ映画を見ていない方は注意してください!
あらすじ①:ブラックパンサーの死
国民を愛し、国を守り続けてきたワカンダ国王ティチャラの命が尽きようとしていました。
妹のシュリは、天才的な頭脳と科学技術を駆使して、兄を助ける可能性のあるハート型ハーブの複製を試みます。
しかし、その複製の成功をまたず、ティチャラはこの世を去りました。
ティチャラの死は瞬く間に世界中に知れ渡ります。
世界各国の勢力は王の不在につけこみ、ワカンダにしかない超金属「ヴィブラニウム」を狙い始めるのでした。
ティチャラの跡を継いで女王となったラモンダは、ワカンダと国民を守るため、国連本部で抗議をします。
そして、兄を救えなかったことを悔やむシュリは、今まで以上にラボでの研究に打ち込みます。
「ブラックパンサーは過去の遺産」とハーブの再生は諦め、新たに軍用スーツの開発に注力しているようです。
ティチャラの死から1年。
シュリはラモンダにで喪服を燃やす儀式を勧めれられますが、兄の死から立ち直れずにいるシュリは「私が燃やしたいのは服じゃなくて世界よ」と反発します。
すると水辺から、足首に羽を生やした謎の男「ネイモア」が現れました。
あらすじ②:海の帝国タロカン
ネイモアが王として君臨する海の帝国タロカンには、実はヴィブラニウムが存在していました。
しかし、ティチャラが開国したことにより、ヴィブラニウム探知機が開発され、タロカンにあるヴィブラニウムの存在が明かされてしまいました。
過去のワカンダのように世界から隠れた国であるタロカンは、ワカンダが開国したことにより国の存在が脅かされているとして、ワカンダとの戦いを示唆してきます。
戦いを防ぐためのネイモアからの条件は「探知機を開発した者を捕まえること」。
その条件をのんだシュリとオコエは、情報収集のためCIAのロスのもとを訪れます。
ネイモアが置いていった探知機は、手作りのパーツが使われていてシュリも感心するほどの出来でした。
情報漏洩に慎重なロスでしたが、シュリたちに圧され開発者の名前と所在地を明かします。
開発者はケンブリッジに住む19歳の大学生リリ。
リリは、教授に無理だと言われた反骨精神で探知機を作ったそう。
シュリはそれに驚きつつも、危険が迫っているとして、リリにワカンダに来るよう説得します。
あらすじ③:タロカンの戦士
シュリたちの行動を嗅ぎつけたFBIに追われながらも、ワカンダに向かおうとするシュリたち3人。
シュリはバイク、オコエはリリが改造した車、リリは自らが開発したアーマースーツ「アイアンハート」を装着し、逃走しますがFBIに行く手を阻まれてしまいます。
そこへ、青い顔をした戦士たちが現れました。
彼らはネイモアの右腕的存在のタロカンの戦士。
オコエは必死に戦いますが、シュリとリリが彼らに連れ去られてしまいました。
シュリを守れなかったオコエに女王ラモンダは激怒。
ドーラミラージュの職を解くのでした。
事件現場に落ちていたキモヨビーズを使ってラモンダに連絡したCIAのロスは、今回の一件はワカンダのせいだと疑っているとリークします。
ラモンダは国と家族を守るため、ハイチに向かい、ワカンダ最高のスパイでありティチャラの恋人であったナキアに力を借りようとするのでした。
あらすじ④:タロカンとワカンダの共闘
タロカンの戦士たちに囚われたシュリとリリ。
ネイモアは16世紀から生き長らえてきたミュータントだと言います。
そして「世界を燃やしたい」と話していたシュリに共鳴したネイモアは、ワカンダに地上世界への戦争に加担するよう説得するのでした。
思いは同じだと話すネイモアですが、シュリはワカンダとタロカンの共闘に納得できずにいました。
そこへラモンダの依頼を遂行したナキアが登場。
ラモンダがネイモアを誘き出している間に、シュリとリリを救出します。
しかし、その際にタロカンの護衛が怪我を負って亡くなったことにより、ネイモアは騙されたと知り、ワカンダ襲撃を決意するのでした。
あらすじ⑤:母の死
ワカンダはタロカンの襲撃に備え、全ての水路にバリアを張っていましたが、タロカン勢はバリアを簡単に破って侵入。
洪水のような攻撃を仕掛けてきます。
その攻撃は宮殿にも及び、リリが溺れそうになってしまいました。
リリを救うために手を差し伸べるラモンダでしたが、代わりにラモンダが洪水に巻き込まれ、命を落としてしまいました。
ネイモアは次の襲来は1週間後だと予告し、姿を消します。
最愛の母までも失い、家族がいなくなってしまったシュリ。
しかし、エムバクや他の仲間たちに励まされ、再び立ち上がることに。
諦めていたハーブの再生に成功したシュリは、自らが「ブラックパンサー」となり戦うことを決意します。
そして、オコエたちにはアーマードスーツ「ミッドナイトエンジェル」を着て、共に戦うよう命じるのでした。
あらすじ⑥:新たなブラックパンサー
ブラックパンサーとなったシュリの望みは「ネイモアの死」。
「亡きティチャラや母ラモンダは、それを望んでいないのでは?」と指摘されますが、シュリの意思は固く「大事なのは私の望み」と話し、兵士を率いて大西洋へと向かいます。
ついに始まるタロカンとの戦い。
リリはアップデートしたアイアンハートのスーツで参戦し、シュリと共にネイモアを倒そうとします。
タロカンの王であるネイモアは強大でしたが、ついにネイモアを追い詰めたシュリはトドメを刺そうとします。
しかしその時、シュリにラモンダが「あなたが何者かを示しなさい」と語りかけました。
母ラモンダの声を聞いたシュリは、復讐心を捨て「私たちの復讐に民を巻き込んではいけない」と、ネイモアに降伏させるのでした。
ワカンダとタロカンの戦いは、タロカン勢の降伏により幕を閉じます。
地上の最強国「ワカンダ」と海中の最強国「タロカン」の和平は保たれました。
あらすじ⑦:家族
戦いを終えたシュリは、ブラックパンサー承認の儀式には参加せずハイチに住むナキアの元へ向かっていました。
タロカンとの戦いの前に「生き延びたらあなたの家があるから」と言われていた場所です。
母と兄を思い出し、涙を流すシュリの所へ、ナキアが小さな男の子と手を繋いで現れます。
「私の息子、トゥーサンよ」と紹介するナキア。
シュリはそこで初めて、ティチャラとナキアの間に子供がいたことを知るのです。
ティチャラは、ナキアとその子供に王位の重荷を感じさせないために、ハイチに住まわせる手筈を整えていました。
それはラモンダも了承していたとのこと。
ほっとした表情を見せたシュリに、トゥーサンは「僕の秘密を言わない?」と話しかけます。
頷くシュリに彼は「僕の名前はティチャラ王子だよ」と高らかに告げるのでした。
1人になったと思っていたシュリには、家族がいました。
《ブラックパンサーは帰ってる》のエンドクレジットと共に、物語は幕を閉じます。
まとめ
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のストーリーをネタバレありでご紹介しましたが、参考になりましたか?
チャドウィック・ボーズマンの死により、続編は不可能だと思われていた中でのこの追悼の物語に胸が熱くなりましたよね。
涙なしでは観られない感動作であると同時に、希望や勇気、優しさを教えてくれたような気がします。
新たに登場した「アイアンハート」や「ネイモア」とは、今後どのような繋がりがあるのか、新しいストーリーが描かれるのかなど期待してしまいますね!
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