【ワカンダって何?】超文明国家の謎を解明!ブラックパンサーやヴィブラニウムとの関係は?
映画『ブラックパンサー』に登場する「ワカンダ」とは一体何かご存じですか?「ワカンダ」という国は、地図には載っているのに誰もたどり着けない幻の黄金郷。ブラックパンサーや希少鉱石「ヴィブラニウム」など数多くの謎が隠されている国なんです。そんな謎の王国ワカンダを映画オタクの筆者が徹底解説!この記事を読めば、ワカンダに隠された謎が全て解ける…かも!?
みなさん、こんなちは!
マーベル大好き、映画オタクのきーももです♡
突然ですが、みなさん「ワカンダ」という国をご存知ですか?
マーベル好きの方であれば「ブラックパンサーに出てくる王国でしょ!」「ヴィブラニウムが採れる国だよね!」と、もちろん知っていると思うのですが、実はワカンダにはまだまだ沢山の知られざる謎が隠されているんです。
・ワカンダはどこにある?
・ワカンダのモデルとなった国は?
・ワカンダとブラックパンサーの関係は?
など、意外と知らないことがありませんか?
今回はそんな謎多き王国「ワカンダ」を徹底解説!
2022年11月公開の映画『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』を観る前に、「ワカンダ」についてより深く知っておきたいですよね!
まだ『ブラックパンサー』を観たことがない方も、ぜひ参考にしてみてくださいね♡
▼シリーズ2作目の『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』は2022年11月公開
・【マーベル映画】続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の最新情報!あらすじ・キャスト・公開日まとめ!
・ワカンダはどこにある?
・ワカンダの民族と文化
- ◆ワカンダの言語
- ◆ワカンダの部族
- ◆ドーラ・ミラージュ
・ワカンダで採れる「ヴィブラニウム」とは?
- ◆ヴィブラニウムの性質
- ◆ヴィブラニウムは何に使われている?
- ◆ワカンダの技術やヴィブラニウムを使った独自ツール
- ◆ヴィブラニウムを狙う者たち
・ブラックパンサーとワカンダの関係は?
・ディズニー映画なら「Disney+(ディズニープラス)」
ワカンダとは?
ワカンダは、マーベル・コミックおよびMCUに登場する架空の国。
MCU映画の第18作目『ブラックパンサー』、そして2022年11月公開の『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』の舞台となっている国です。
ワカンダはアフリカ大陸に存在するとされていますが、その実態を知る者はほとんどいません。
というのも、国全体が熱帯雨林のホログラムで覆われていて、他の国々からは、文明が全く発達していないジャングルに見えるのです。
「Wakanda(ワカンダ)」という国名の語源は、スー族(アメリカに先住するインディアン部族)の《Wakanda》《Wakonda》《Waconda》と呼ばれる’’神’’にインスピレーションを受けたとする説や、ケニアのカンバ族の《Akamba》《Wakamba》を由来とする説、コンゴ語で’’家族’’を意味する《Kamda》を由来とする説などがあります。
作中で描かれるワカンダは、アフリカ先住民の国々の中でも主要国とされているので、様々な国の言葉や文化、風習などを組み合わせて作られているのかもしれません。
ワカンダはどこにある?
ワカンダがアフリカ大陸に存在する国だということは分かりましたが、アフリカ大陸のどこにあるのか詳しく知りたいですよね!
実は、MCU作品の中でワカンダの場所について描かれているシーンがいくつがあるんです。
それは、『アイアンマン2』のポストクレジットで、ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)とトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr)がアベンジャーズ計画について話している場面。
ここで、トニーの後ろにあるモニターにアフリカ大陸の地図が映りこみます。
真ん中辺りに丸く囲われたエリアがあるのですが、このエリアがワカンダなんです。
『アイアンマン2』が公開された2010年には、『ブラックパンサー』の映画公開やMCU作品への登場は全く発表されていませんでした。
そのため、まさかこれがワカンダの場所で、後にMCUにブラックパンサーが登場することになるとは誰も思っていませんでしたよね。
さらに詳しい場所は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で明かされています。
ソコヴィア協定について伝えるニュース内にワカンダの場所を記した略図が出てくるんですよ。
それによると、ワカンダの場所はトゥルカナ湖の北端で、エチオピア、南スーダン、ウガンダ、ケニアに隣接する地点だということが分かります。
実は、トゥルカナ湖の北岸に位置するこのエリアは、実際に「イレミ・トライアングル」と呼ばれていて、ケニア・南スーダン・エチオピアの3カ国がそれぞれ領有権を主張している場所なんです。
国際法上どこの国にも属していないエリアなので、ワカンダのような国が隠れていてもおかしくないと思わせるとてもリアルな設定なんですね。
ワカンダの民族と文化
実在の民俗文化を多数取り入れているワカンダ王国。
コミックスではワカンダには18の異なる部族が暮らしているとされ、信仰している神もいるようです。
◆ワカンダの言語
ワカンダの公用語は、英語とコサ語。
ワカンダ国民のほとんどが英語を話しますが、ワカンダ国内でのみ使われる言語や方言も存在します。
もう1つの公用語である「コサ語」は実在の言語で、南アフリカではズールー語についで2番目によく使われている言語だと言います。
英語はアフリカ訛りで、文字は独自の象形文字を使用しています。
ワカンダの護衛部隊「ドーラ・ミラージュ」は王と話す時や仲間同士の会話には、ワカンダでは滅多に使われない「ハウサ方言」を使います。
◆ワカンダの部族
ワカンダの国民は、
・ゴールデン族(王族)
・ボーダー族(国境)
・リバー族(川)
・マーチャント族(商人)
・マイニング族(鉱山)
・ジャバリ族
の6つの部族に分けられます。
部族ごとに物事に対する見方が異なり各々の方針がありますが、ボーダー族・リバー族・マーチャント族・マイニング族は初代ブラックパンサーの統治下で統一され、バーストと呼ばれる守護神の黒豹を信仰しています。
彼らは挨拶や敬意を表す際に、拳を握った両腕を体の前にクロスしながら「ワカンダ・フォーエバー」と言い、母国を讃えます。
それぞれの部族について詳しくみていきましょう。
ゴールデン族
イメージカラー:黒・紫
ワカンダの頂点に立ち、統率する部族。王族。
『ブラックパンサー』の主人公のティ・チャラや彼の家族がここに属します。
ボーダー族
イメージカラー:青
ワカンダの国境を警備し、他国からの侵入を防ぐことを使命とする部族。
男性は刈り上げで、女性は現代的なアップヘアをしています。
族長はウカビはティ・チャラの親友です。
リバー族
イメージカラー:緑
ワカンダの河川を取り仕切る使命を持つ部族。
族長は下唇に円盤を埋めているのが特徴で、ティ・チャラの元恋人であるナキアもここに属します。
マーチャント族
イメージカラー:紫
ワカンダの貿易や衣服・工芸品の製造を行う部族です。
マイニング族
イメージカラー:赤
ヴィブラニウムと、その鉱床であるグランド・マウンドの管理・採掘を行う部族。
髪に赤土を塗っているのが特徴です。
ジャバリ族
初代ブラックパンサーの統治による統一を唯一拒否し、ワカンダの人里離れた山奥で暮らしてきた部族です。
族長のエムバクは独自の文化を築き、英語とイボ語の方言を言語としています。
自らヴィブラニウムの使用を断ち、自然主義を表す毛皮と木を主な資源として活かすなど、他の部族とは異なる点が多くあります。
◆ドーラ・ミラージュ
ワカンダ王国の代表的な文化として「ドーラ・ミラージュ」の存在は欠かせません。
ティ・チャラの護衛部隊であるドーラ・ミラージュは、アメリカのシークレットサービスや、ネイビーシールズに相当する特殊部隊です。
メンバーは全て女性で、ワカンダ内の全部族から優れた女性兵士のみが選ばれます。
装備は王室の威厳と戦いやすさを兼ね備えていて、首につけられたリングは階級を表しています。
ビーズで飾られた甲冑は、ドーラの兵士たちが自分の娘へと受け継いでいる家族のお守りのような役割を果たしているそうです。
そして、ドーラ・ミラージュの中でも更に能力の優れた精鋭部隊は「ミッドナイト・エンジェルス」と呼ばれています。
男性の助けを必要としない強い女性キャラクター「ドーラ・ミラージュ」は、『ブラックパンサー』のみならず、映画界に大きな影響を与えたと言えるでしょう。
ワカンダで採れる「ヴィブラニウム」とは?
ワカンダは、表向きは、農牧業が盛んで古来の文化と歴史を有する発展途上国です。
しかし、実際のところは世界を崩壊させるほどのパワーをを持つ希少鉱石「ヴィブラニウム」の唯一の採掘地であり、世界で最も発展した高度なテクノロジーを持つ国。
「ヴィブラニウム」は、太古の昔にワカンダに隕石として落下した希少鉱石のこと。
ワカンダの人々はヴィブラニウムのことを「イシポ(贈り物)」と呼び、様々な研究を進めて最先端の科学技術や高度な医療技術などの文明を発達させてきましたが、その情報を他国に漏らすことなく秘密を守ってきました。
◆ヴィブラニウムの性質
ダイヤモンドより硬く、ウランより大きなエネルギーを放出するヴィブラニウムは、単に硬くて強いだけでなく、受けた衝撃=エネルギーを吸収し、それを貯め込んで放出することもできるんです。
また、そのエネルギーは治癒力を高める力もあります。
ワカンダにはヴィブラニウムの影響を受けたハート型のハーブが存在し、そのエキスを飲むと超人的な身体能力を得ることができます。
ブラックパンサーが持つ身体能力はスーツだけでなく、このハーブの力もあって肉体も強化されていたんですね。
◆ヴィブラニウムは何に使われている?
ブラックパンサーの特殊スーツはもちろんのこと、キャプテン・アメリカの盾やアイアンマンの装甲にも使われているヴィブラニウム。
受けた衝撃を吸収し、貯め込んで放出するため、相手から攻撃を受ければ受けるほどスーツや盾にエネルギーが貯まり、それを一気に相手に放つことができるんです。
ヴィブラニウムで作られたブラックパンサーのスーツは、弾丸を寄せつけず、高いところから飛び降りてもブーツがその衝撃を吸収するため、身に付けている本人は無傷。
『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』で、高いビルのエレベーターから飛び降りたキャプテンが盾を先に地面に叩きつけて脱出するシーンがありましたが、これもヴィブラニウムの衝撃吸収の特性を利用していたんですね。
ワカンダでは、ブラックパンサーのスーツはもちろん、衣装・装飾品・街・武器・乗り物など一般の国民の日用品から、専門職に就く人の特殊なツールにまでヴィブラニウムを加工して取り込んでいるため、地球上のあらゆる物よりも、遥かに高性能な発明品が多数生み出されています。
◆ワカンダの技術やヴィブラニウムを使った独自ツール
ワカンダの最先端テクノロジーを駆使した独自のツールの多くは、国王ティ・チャラの妹であるシュリによって生み出されています。
シュリはマーベルキャラクターの中でもトップレベルの頭脳の持ち主とされていて、2022年11月公開の『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』でも活躍するのではと噂されています。
そんなシュリが作った高性能ツールをいくつか紹介します。
キモヨビーズ
ワカンダでは、ブレスレットとして身につけられているヴィブラニウム製のビーズ。
高性能の通信機能を持つほか、医療機器としても使用することができます。
ガントレット
強力なエネルギーブラストを発する銃型の武器。
スニーカー
ヴィブラニウムを利用し振動を吸収するスニーカーで、足音を消すことができます。
作中でシュリは「パパが昔見てたアメリカの映画」からアイデアを貰ったと話していて、ファンの間では『バックトゥーザフューチャーPart2』に登場する、自動で靴紐を調整するスニーカーではないかと言われているんですよ!
ロイヤル・タロン・ファイター
王家専属の飛行艇で、ヴィブラニウムの特性を応用したハイテク機。
他にもワカンダには、戦闘機のような見た目をした「タロン・ファイター」や、生体模倣技術を駆使してトンボのように見える「ドラゴン・フライヤー」などの航空機が存在します。
◆ヴィブラニウムを狙う者たち
ティ・チャラが国王に就任する26年前に、密売人のユリシーズ・クロウによってヴィブラニウム250kgが盗まれました。
しかし、ワカンダの「グランド・マウンド」と呼ばれる、ヴィブラニウム採掘現場から見れば250kgは微々たるもの。
盗んだクロウ本人も、「ワカンダ国民が建国から数千年かけて鉱床を採掘しても、未だに表面をかすった程度に過ぎない」と話していて、ワカンダには今でも膨大な量のヴィブラニウムの鉱石が存在しているといいます。
ブラックパンサーとワカンダの関係は?
ワカンダの国王となる者は、国の守護者ブラックパンサーも兼任します。
歴代の国王たちはヴィブラニウムが悪の手に渡ることのないよう、国王として国を治めると同時に、守護者であるブラックパンサーを兼任し、ワカンダ王国の秘密を守ってきたんですよ。
ヴィブラニウムや先進技術をはじめとしたワカンダの資産の盗難や悪用を想定し、大昔から国自体の存在を他の国に漏らさないようにしてきたワカンダ王国は、他国の動向を知り、遅れを取らないために世界中にスパイを派遣し国際的動向を探り続けてきました。
しかし、2016年に国王ティ・チャカ(ティ・チャラの父)がテロ攻撃に巻き込まれ、命を落とします。
それに伴い、息子であるティ・チャラが王位を継承しますが、ワカンダと因縁を持つキルモンガーによる王位強奪や国の内乱など前代未聞の事態が立て続けに起こり、これを機に新国王となったティ・チャラは、ワカンダ王国を全世界に開国することを決意しました。
▼開国までの経緯についてはこちらをチェック!
・映画『ブラックパンサー』をネタバレありで徹底解説!キャストや見どころもご紹介!
まとめ
映画『ブラックパンサー』に登場する架空の国・ワカンダについて紹介しましたが、参考になりましたか?
ワカンダの文化や部族については映画を観ただけでは分からない部分もあるので、詳しく知ってから再度見直すと新たな発見があって更に面白いと思います。
ヴィブラニウムを使った独自の武器やツールにも注目してみてくださいね!
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