【ディズニー映画って何?】制作スタジオの歴史を紐解きながらディズニー映画の定義を深掘り!
一口に「ディズニー映画」といっても、「どの作品がディズニー映画なの?」と疑問に思ったことはありませんか?実は「ディズニー映画」の定義はとても複雑で、その経緯や歴史など様々なストーリーがあるんです♡今回は、ディズニー映画の誕生から今日に至るまでの歴史を解説しならが、「ディズニー映画」の定義を深掘りします。これを読めばディズニー映画がもっと好きになること間違いなしです♡
皆さん、こんにちは!
ディズニー大好き、映画オタクのきーももです♡
今回は、「ディズニー映画って何?」という疑問にスポットを当て、皆さんがまだ知らないディズニー映画をめぐる制作スタジオの歴史をご紹介したいと思います。
お気に入りの作品が実は「ディズニー映画」だった!なんて発見もあるかもしれません♡
ディズニーがもっと好きになる、コアなファン向けの内容になってあるので、ぜひ参考にしてみて下さいね!
・ウォルト・ディズニー・カンパニーの映画事業部門=ウォルト・ディズニー・スタジオ
・ウォルト・ディズニー・スタジオに属する7つの映画スタジオ
- ①ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
- ②ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
- ③ピクサー・アニメーション・スタジオ
- ④マーベル・スタジオ
- ⑤ルーカス・フィルム
- ⑥20世紀スタジオ
- ⑦サーチライト・ピクチャーズ
・結局ディズニー映画って何?
・ディズニー映画なら「Disney+(ディズニープラス)」
「ディズニー映画」とは?
「ディズニー映画」と言われて、皆さんはどんな作品を思い浮かべますか?
不朽の名作アニメーション『白雪姫』や『シンデレラ』はもちろん、『トイストーリー』などのピクサー作品を思い浮かべる人も多いかもしれません。
「ディズニープラス」を利用している方は、「ディズニープラスで配信中の映画は全てディズニー映画なんじゃない?」と思っているのではないでしょうか?
実は「ディズニー映画」には様々な種類があり、その定義もとても複雑なんです。
一般的にはウォルト・ディズニー・カンパニーで制作された映画を「ディズニー映画」と呼ぶことが多いです。
しかし、ウォルト・ディズニー・カンパニーは複数の事業を行っていて、所有する子会社が昔よりも増えたため、「ディズニー映画」の概念が複雑になっているんです。
ウォルト・ディズニー・カンパニーの映画事業部門=ウォルト・ディズニー・スタジオ
ディズニー映画とは何かを知るために、まず、「ウォルト・ディズニー・カンパニー」の構造を理解してきましょう。
「ウォルト・ディズニー・カンパニー」は、皆さんご存知ウォルト・ディズニーと兄のロイ・ディズニーによって1923年に設立された会社です。
当初は「ディズニー・ブラザーズ・カートゥーン・スタジオ」や「ウォルト・ディズニー・プロダクション」という名称で運営されていましたが、1986年に正式に「ウォルト・ディズニー・カンパニー」の名がつけられました。
ウォルト・ディズニー・カンパニーには、主に4つの事業部門があります。
以上の4つの部門が、ウォルト・ディズニー・カンパニーのメインの事業となります。
その中の映画事業部門は「ウォルト・ディズニー・スタジオ」と呼ばれており、ウォルト・ディズニー・スタジオで制作される映画こそが「ディズニー映画」と呼ばれる映画なんです。
ウォルト・ディズニー・スタジオに属する7つの映画スタジオ
ウォルト・ディズニー・カンパニーの映画事業部門であるウォルト・ディズニー・スタジオ(略称:WDS)は、ハリウッド5大映画スタジオ「ビッグ5」のうちの1つ。
そして、ウォルト・ディズニー・スタジオは、様々な映画スタジオを、子会社として所有しています。
よく目にすることの多い、ウォルト・ディズニー・スタジオ所属の映画スタジオは以下の7つです。
ウォルト・ディズニー・スタジオが持つ子会社の数は膨大で、全てご紹介するのは難しいので、皆さんがよく目にするメインの子会社7つをご紹介します。
①ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
1923年の「ウォルト・ディズニー・カンパニー」設立時は、アニメーション作品と実写作品を「ウォルト・ディズニー・プロダクション」としてまとめて制作していました。
しかし、1983年にスタジオ部門を再編成した際、アニメーション作品は「ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ」、実写作品は「ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ」と、制作スタジオが分けられることになりました。
②ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
ディズニー映画を語る上で欠かせない「ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ(略称:WDAS)」は、主に長編アニメーション作品を担当しています。
世界初の「カラー長編アニメーション作品」となった『白雪姫』を制作したのが、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオです。
③ピクサー・アニメーション・スタジオ
『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』など数々のヒット作を生み出している「ピクサー」。
もともとは、ルーカスフィルムの1部門として稼働していましたが、1986年にAppleを退社したスティーブ・ジョブズが株を売り払った資金でルーカスフィルムの1部門を買収し、「ピクサー」と名付けたことで「ピクサー」スタジオが誕生しました。
その後、ピクサーのスタッフだったジョン・ラセターの提案で、コンピュータやソフトウェアの販売を始めますが失敗。
赤字続きだったピクサーは、1990年にビゴム・システムという会社に売却され、アニメーション制作会社となりました。
その時に社名も現在の「ピクサー・アニメーション・スタジオ」となります。
1995年には、ディズニーとの共同制作で『トイ・ストーリー』を発表し、2006年にピクサーはディズニーの完全子会社となりました。
④マーベル・スタジオ
化粧品メーカー「レブロン」のCEOが親会社である「マーベル・エンターテイメント」を獲得し、1993年に設立された「マーベル・スタジオ」。
それまでコミック作品をメインに展開していたマーベルが、映画・テレビ業界へ参入するきっかけとなりました。
2015年にウォルト・ディズニー・スタジオの子会社となり、映画のみならず数多くのドラマ作品も制作しています。
マーベル・スタジオは、自社制作映画はもちろん、外部の映画会社と共同制作した作品も多いのが特徴。
特に、ディズニーの子会社になる前に制作された映画や、外部の映画会社と共同制作した作品が、今後MCUに参入することになるのか注目されています。
⑤ルーカス・フィルム
1971年にジョージ・ルーカスが設立した「ルーカス・フィルム」。
ディズニーのアトラクション「キャプテンEO」の映像制作をルーカスフィルムが務めたことで、ディズニーとの繋がりが生まれました。
1987年には「スターツアーズ」、1995年に「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」がディズニーパークにオープン。
2012年、ルーカス・フィルムはウォルト・ディズニー・スタジオの子会社となりました。
⑥20世紀スタジオ
1935年に設立された「20世紀スタジオ」。
旧社名「20世紀フォックス映画」として数多くのヒット作を生み出してきた名門スタジオです。
2019年にウォルト・ディズニー・カンパニーの子会社となり、2020年に社名を「20世紀スタジオ」に変更しました。
⑦サーチライト・ピクチャーズ
1994年に20世紀フォックス(現在の20世紀スタジオ)の子会社として誕生した「フォックス・サーチライト・ピクチャーズ」。
主にインディーズ映画やアート映画の制作・配給・販売を行っています。
2019年にウォルト・ディズニー・カンパニーの子会社となり、2020年に社名が「サーチライト・ピクチャーズ」へと変更されました。
結局ディズニー映画って何?
最後に、「結局ディズニー映画って何?」という疑問にお答えします。
ディズニー映画の範囲は、人によって様々ですが、最も狭い定義は、「ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ」と「ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ」が制作した映画がディズニー映画であるという定義です。
個人的には「ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ」、「ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ」「ピクサー・スタジオ」制作の映画をディズニー映画として認識しています。
最も広い定義だと、「ディズニー映画=ウォルト・ディズニー・スタジオ制作の映画全て」ということになるでしょう。
この定義は広すぎる気もしますが、「マーベルスタジオ」や「ルーカスフィルム」制作の映画もディズニー映画、という捉え方が感覚に合うという方もいると思います。
このように、ディズニー映画の定義は様々。
いくつものスタジオがディズニーの子会社として存在するため、「ディズニー映画」と言っても様々なジャンルのものがあるということが、分かっていただけたかと思います。
まとめ
ディズニー映画の歴史についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
ディズニープラスでは多くの「ディズニー映画」が配信されています。
ジャンルを問わず様々な作品を楽しむことができるので、お気に入りを見つけてみて下さいね♡
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