【ネタバレ】実写版『白雪姫』のあらすじ、アニメ版との違い、キャスト、主題歌まとめ！2025年3月公開の話題作

こんにちは。ディズニーリゾート大好き4歳と6歳の2児のママTommyです。

今回は、2025年3月20日(木)公開のディズニー実写映画『白雪姫』のあらすじをネタバレありでご紹介♡
キャストや吹き替え声優、主題歌についてもご紹介します。

ディズニーアニメーションの名作映画として名高い『白雪姫』は、どのような形で実写化されたのでしょうか？

ディズニー実写映画『白雪姫』：あらすじ（ネタバレなし）

(C)Disney

実写版『白雪姫』（2025）

純粋な心を持つ白雪姫は、邪悪な女王に支配された王国を、かつてのように人々が幸せに暮らせる、希望に満ちた場所に戻したいと願っていました。

女王は白雪姫の内面的な美しさに嫉妬し、白雪姫の命を狙います。
しかし、白雪姫は不思議な森で出会った7人の小人たちや、城の外の世界へと連れ出してくれた青年ジョナサンと力を合わせ、素晴らしい奇跡を起こします。

以上のあらすじからも分かるように、大まかな流れはアニメーション映画『白雪姫』をベースにしているものの、ストーリー展開や登場人物に違いがあります。

ディズニー実写映画『白雪姫』：あらすじ（ネタバレあり）

ここからは、実写版『白雪姫』のあらすじを、ネタバレありで詳しく見ていきましょう。
きっとアニメ版との違いに驚くことでしょう！

※以下には、重要シーンや結末などのネタバレが含まれます。

①邪悪な女王が白雪姫の父王を追い出す

白雪姫の父である王は、「1人1人が持っているものを分け合うことでより大きな恵を得られる」という考えの下、国民と王族が助け合い、平和に国を治めていました。
しかし、ある時、妻を亡くした王の元に邪悪な女王が現れ、王を追い出してしまいます。

女王が執着しているのは、永続する「美しさ」と「権力」。
美しければ何でもしてよい、美しければ権力でも何でも手に入るという考えの持ち主です。
魔法の鏡に「世界で1番美しいのは誰？」と尋ね、「女王だ」と答えてもらうことに満足しています。

そんな女王は少女の白雪姫を召使いにし、城に閉じ込めてしまいます。

②葛藤する白雪姫

美しく成長した白雪姫。
圧政と貧困に苦しみ、分け合う精神を忘れてしまった国民の現状を憂いています。

ある日、白雪姫は、青年・ジョナサンが城の食糧を盗んでいる現場に遭遇。
ジョナサンは兵士に捕まってしまい、女王の裁きを受けることになりました。

白雪姫は女王に恐る恐る、国民に食糧を分け与えた方が良い、ジョナサンにも寛大な裁きをしてほしいと言います。
しかし女王は、美しいがすぐに枯れてしまうバラと永遠の美しさを持つ宝石を比べ、「現実はそれほど甘くない」と一蹴します。

白雪姫は、「私には勇気がない、奇跡を願っているだけ、なりたい自分になれたらと夢見ているだけで実際には何も変われない」と思い悩みます。

女王の命令により、城門に腕を縛り付けられて寒空にさらされてしまったジョナサン。
白雪姫は勇気を出して腕を縛る縄を解き、ジョナサンを逃がすことに成功します。
しかし、その一部始終を女王に見られていたのでした…。

③狩人に殺されそうになる白雪姫

女王は忠実な僕の狩人に、白雪姫をリンゴを摘む名目で森に連れて行って殺してしまえと命令します。

城の外に出てリンゴ摘みを楽しむ白雪姫。
白雪姫はリンゴを1つ狩人に分け与えます。
その優しさに心打たれた狩人は、白雪姫を森に逃すことに。

④7人の小人が登場

森を彷徨った白雪姫が優しい動物たちに導かれてたどりついたのは、7人の小人が暮らす家。
「ハイ・ホー」の名曲を歌いながら鉱山を発掘する小人たちは、帰宅後に白雪姫に出会います。

小人たちの家で一時を過ごすことになった白雪姫でしたが、小人たちは互いの話を聞かず揉め事ばかりで、家の中がめちゃくちゃに。
特に小人の1人の「おとぼけ」は話をすることさえ怖いようで、一言もしゃべりません。

白雪姫はそんな小人たちに「喧嘩していても家は綺麗にならない」と言い、口笛を明るく吹きながら楽しく掃除をすることを教え、小人たちの心を掴みます。

⑤盗賊たちとの出会い

盗賊たちが父王の名の下に森で活動していることを聞いた白雪姫は、盗賊たちを見つけて父王の行方を尋ねようと小人たちの家を出発します。
無事に盗賊たちに会えたものの、親分はあのジョナサン！

分け合うことが大切だと言う白雪姫にジョナサンは、「世間知らずなプリンセス」と馬鹿にします。
そんなことをしているうちに女王からの追手に見つかり、ジョナサンは白雪姫を逃がそうとしますが、白雪姫は共に戦うことを選びます。

そんな白雪姫に心惹かれるジョナサン。
ところが、城の兵が白雪姫を狙って放った矢をジョナサンが代わって受けてしまい、ジョナサンは瀕死の重傷を追います。

⑥白雪姫とジョナサンが両思いに

白雪姫は、7人の小人の1人「先生」に怪我の手当をしてもらおうと考え、ジョナサンを小人たちの家に運びます。

人間を信用しない小人たちと反発する盗賊たちの仲を取りもった白雪姫のおかげで、ジョナサンは怪我から回復。
すっかり元気になったジョナサンや盗賊の仲間たちを交えて、小人たちの家でパーティーが開かれます。

そのパーティーで自分の恋心に気がついた白雪姫とジョナサンは、互いに気持ちを伝え合って両思いになりました♡

⑦女王の魔の手が白雪姫に迫る

ジョナサンが女王に捕まってしまい、小人たちも仕事で留守にしている最中、邪悪な魔法で老婆に扮した女王が小人たちの家にいる白雪姫の元を訪れます。
ジョナサンを助けに行こうとする白雪姫を手助けしたいと、リンゴを手渡す老婆。
しかし、このリンゴには永遠の眠りにつかせる毒が仕掛けてあり、解毒方法は愛する人からのキスだけ…。

そんな毒リンゴを口にしてしまう白雪姫。
薄れゆく意識の中、父王を殺したという女王の声が耳に入ったのでした。

⑧ジョナサンのキスで白雪姫が生き返る

倒れている白雪姫を発見した小人たちは、白雪姫を岩の上に寝かせ、何日もその死を悼んでいる様子。
そこへ、必死の思いで城の牢から脱出したジョナサンが現れます。

横たわる白雪姫にそっとキスをするジョナサン。
愛する人からのキスにより、白雪姫は目を覚まします。

そして白雪姫は、探していた父王が亡き今、自分が女王から国を取り戻そうと決意！
もう願うだけにはしない、恐れず勇気を持って女王に挑むことを心に決めるのでした。

⑨白雪姫VS女王

城下町に1人で現れた白雪姫。
真っ直ぐに前を見つめ、城に向かってゆっくりと歩みを進めます。
もう奇跡を願っているだけの白雪姫ではなくなり、現実に行動を起こせる人に成長したことが歌われます。

そんな真摯な姿に胸を打たれた国民たちを従え、女王と対峙する白雪姫。
女王に、「国を返して、ここを去り二度と戻らないで」と告げます。

もちろん女王は拒否し、「去ることを望むならこの短剣で私を刺せ」と難題を突きつけます。
女王を刺し殺すことはできず兵士たちに捕らわれてしまう白雪姫でしたが、その時、白雪姫が兵士たちの名前を呼びます。

それどころか、その兵士の元の職業、奥さんの名前、どんな善いことをしていたか…、白雪姫は全てを覚えていたのでした。
そんな白雪姫に感激した兵士たちは、白雪姫を捕らえる腕を放し、女王に立ち向かいます。

誰一人味方がいなくなった女王は自身で白雪姫を殺そうとしますが、もう少しのところで盗賊の1人が放った矢が腕に刺さり、目的を遂げることはできませんでした。

⑩女王の最期

女王が城内に逃げ帰ると、魔法の鏡が女王に「あなたの美しさは皮膚の上だけ、心の美しい白雪姫には敵わない」と告げます。

激怒して魔法の鏡を割る女王でしたが、鏡の破片は宙をゆっくりと舞うだけ…。
激しい風が起こって炭のように真っ黒になった女王が鏡の中に吸い込まれると、破片も集まっていき元のキレイな鏡の姿に元どおり。

邪悪な女王は去り、白雪姫が新たに女王となって平和に国を治めるのでした。

ディズニー実写映画『白雪姫』：アニメ版との違い

ここからは、実写版とアニメーション映画の大きな違いに着目してみましょう。

違い(1)白雪姫の名前の由来

アニメーション映画の白雪姫の名前の由来は、「肌が雪のように白く美しいから」でした。
しかし、今回の実写版では、「雪のように純粋な心を持つから」「吹雪の日に生まれたから」白雪姫と呼ばれているという設定に変更になっています。

変更の理由は、白雪姫を演じるレイチェル・ゼグラーがラテン系アメリカ人で、アニメーション映画の白雪姫と肌の色が違うからとも言われていますが、現代の社会背景やディズニーが伝えたいメッセージも理由の一つでしょう。

アニメーション映画『白雪姫』が公開されたのは1930年代。
2025年現在は、美しさの評価において、外見だけではなく内面の美しさにも重きが置かれており、現代の感覚に近づけるために名前の由来を変更したとも言えるでしょう。

実写版『白雪姫』は、雪のように純粋な心を持つ白雪姫と外見の美しさに執着している女王を対比させ、「内面の美しさもとても大事なんだ」というメッセージを伝えてくれています。

違い(2)王子様は迎えに来ない！自らヒーローになる

アニメーション映画の『白雪姫』では、王子様（プリンス・チャーミング）が現れ、白雪姫を毒リンゴから救い、目覚めさせてくれます。

しかし、実写版『白雪姫』には、王子様が登場しませんし、そもそも白雪姫が王子様を求めていません。
アニメーション映画で歌われた「いつか王子様」が実写版で使用されていないことからも、王子様を必要としない白雪姫の姿勢が感じられます。

代わりに登場するのは、実写版オリジナルキャラクターの青年「ジョナサン」。
白雪姫を助けてくれて外の世界へいざなってくれる運命の人で、映画中盤で白雪姫の恋人になります。
ただ、王家の血をひく王子様ではなく、元役者の盗賊の親分です。

そして、実写版の白雪姫は、ジョナサンに助けてもらうばかりではなく、女王が荒廃させてしまった王国のために自ら立ち上がります◎
アニメーション映画とは違い、白雪姫自身がヒーローとして描かれていますよ。

ディズニー実写映画『白雪姫』：キャスト・吹き替え声優

実写版『白雪姫』のキャストや吹き替え声優は？

そんな注目の実写版『白雪姫』を手がけるのは『アメイジング・スパイダーマン』シリーズや『(500)日のサマー』など、数々のヒット作を生み出してきたマーク・ウェブ監督！
マーク・ウェブ監督率いる実写版『白雪姫』のキャストや吹き替え声優をチェックしていきましょう。

白雪姫（レイチェル・ゼグラー/吹替：吉柳咲良）

主人公の白雪姫を演じるのは、アメリカの女優であり歌手であるレイチェル・ゼグラー！
ミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストーリー』に約3万人の中から主人公マリア役に抜擢されるほどの実力の持ち主です。

実写版『白雪姫』の歌唱シーンでも、芯のある澄んだ歌声を披露してくれており、白雪姫の心情を見事に歌い上げています。

白雪姫の吹き替えを担当するのは、吉柳咲良さんです。
2017年から2022年まで、ミュージカル『ピーターパン』でピーターパン役を務めた実力者です。

女王（ガル・ガドット/吹替：月城かな）

女王を演じるのは、DC映画『ワンダーウーマン』シリーズのワンダーウーマンの印象が強いガル・ガドット。
美しく強いイメージがある彼女ですが、今回はヴィラン役。
白雪姫と対峙するキャラクターとして存分に魅力を発揮しています。

ちなみに、ガル・ガドットはディズニー映画『シュガー・ラッシュ・オンライン』でヴァネロペが憧れるシャンクスの声優も務めているんですよ！

女王の吹き替えを担当するのは月城かなとさんです。
元宝塚歌劇団月組のトップスターということで、大音量でその美声を聞けるのが楽しみなところです！

ジョナサン（アンドリュー・バーナップ/吹替：河野純喜）

ジョナサンを演じるアンドリュー・バーナップは、2021年に名だたる名優をおさえてトニー賞主演男優賞に輝いた期待の新星！

ジョナサンの吹き替えを担当するのは河野純喜さんです。
アイドルグループJO1のメンバーで、言語版のアンドリュー・バーナップと共にフレッシュな演技や歌唱力が発揮されています。

おこりんぼ（マーティン・クレバ/吹替：津田篤宏）

おこりんぼを演じるのは、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの小柄な海賊マーティ役で有名なマーティン・クレバ。

吹き替えを担当するのは津田篤宏さんです。
お笑いコンビ・ダイアンのメンバーである津田さんが吹替を担当するということで、おこりんぼでありながらも、もしかしたら面白いのでは？と期待せずにはいられないですよね。

ごきげん（ジョージ・サラザール/吹替：小島よしお）

小人のごきげんの吹き替えを務めるのは、お笑いタレントの小島よしおさんです。
「そんなの関係ねぇ」や「オッパッピー」でお茶の間を笑いの渦に巻き込んできた小島よしおさんは、いつも笑顔で朗らかなごきげん役にぴったりですよね。

ディズニー実写映画『白雪姫』：主題歌

実写版『白雪姫』はミュージカル映画ということで、ディズニーミュージックを思う存分味わえる映画になっています。

主題歌は、白雪姫を演じるレイチェル・ゼグラーが歌う「Waiting on a Wish」。
王国の今を憂いている白雪姫の「変わりたいのに、変われずにいる葛藤」を歌ったナンバーになっています。

この「Waiting on a Wish」を手掛けたのは、ソングライターデュオであるペンジ・パセクとジャスティン・ポール。
大ヒット映画『ラ・ラ・ランド』や『グレイテストショーマン』、実写版『アラジン』の挿入歌「スピーチレス」を担当した実力のある作曲家チームです！

ペンジ・パセクとジャスティン・ポールは、主題歌のほかに、実写版『白雪姫』の数々の挿入歌も手掛けました！
アニメーション映画の「口笛を吹いて働こう」や「ハイ・ホー」も使われているので、白雪姫の代表曲も新曲も楽しめるラインナップになっています。

これまでに制作された実写版『白雪姫』

邪悪な女王 イーヴィル・クイーン

白雪姫の実写化は、これまでにも、ディズニー以外の手によって多数行われてきましたが、その中でも注目の3作品をご紹介します。

作品によってストーリーはもちろん、白雪姫や他のキャラクターの描き方が異なるので、比較しながら観るのも面白いかもしれません！

■映画『白雪姫と鏡の女王』(2012)

世界中で愛されてきたグリム童話を、まったく新しい解釈とアイデアで描いたエンターテインメント作品。

自ら運命を切り開いていく行動的な白雪姫と、全てを手に入れたい超ワガママ女王の対決が描かれます。

美しい衣装やアクロバティックなアクションにも注目です！

あらすじ

幼い頃に両親を亡くし、義理の母である女王によってお城に閉じ込められていた白雪姫。

18歳の誕生日にお城を抜け出した白雪姫が村へ向かうと、そこはかつて父親と来た村とは様子が違っていました。

女王のワガママな贅沢暮らしのせいで、村人は貧困で悩んでいたのでした。

そんな時、たまたまこの国に来ていたアルコット王子に出会います。

そして、彼にこの国の状況を打破して欲しいとお願いしようとしますが、女王にみつかりお城を追い出されてしまいました。

怪物がいるとされる森に追放されてしまった白雪姫でしたが、彼女はそこで7人の小人に出会います。

・白雪姫の実写版『白雪姫と鏡の女王』あらすじ＆登場キャラクター

■映画『スノーホワイト』(2012)

グリム童話『白雪姫』を大胆にアレンジし、白雪姫と女王が激しい戦いを繰り広げるアドベンチャー作品。

戦術とサバイバル術を身につけ、これまでのイメージ覆す斬新かつスタイリッシュな白雪姫に注目です！

あらすじ

とある王国の王と王妃の間に生まれた子供は、雪のように美しく真っ白な肌をしていたことから’’スノーホワイト’’と名付けられます。

一家は仲睦まじく生活していましたが、スノーホワイトが幼い頃に王妃が事故によって亡くなってしまいます。

大きなショックを受けた王でしたが、ラヴェンナという美女に出会い、彼女を新たな王妃として迎えることを決めました。

しかし、結婚式の夜に王はラヴェンナによって殺されてしまい…。

■ドラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』(2011)

誰もが知っている「昔々あるところに…」の物語には、誰も知らない秘密が隠されていました。

白雪姫や赤ずきん、ピノキオなどおとぎ話の主人公たちが登場しますが、私たちが知っている姿とは少し異なるようです。

おとぎ話のキャラクターが記憶をなくし、現代に生きる様子に注目です！

あらすじ

悪の女王・レジーナは憎き白雪姫への復習を果たすため、魔法の森に暮らす全ての人々から《幸せを奪う呪い》を発動させ、プリンセスや王子、妖精から小人まで、全ての住人を現実世界へと送ってしまいました。

おとぎの国の住人たちがたどり着いたのは、アメリカの架空の街《ストーリーブルック》。

そこには魔法もなければ、おとぎ話のようなハッピーエンドもありません。

なぜなら、人々はレジーナの呪いによって本来の自分を忘れ、別人としての人生を歩むことになってしまったからです。

時が経ち、28年後のボストン。
孤児として育ったエマの前に、自分の息子だと言うヘンリーが現れ「ストーリーブルックに来て欲しい」と伝えます。

彼が持つ本によれば、エマは白雪姫とチャーミング王子の一人娘で、この恐ろしい呪いを解くことができる唯一の人物・救世主だと言うのです。

そして、ヘンリーに導かれるままエマは《ストーリーブルック》に足を踏み入れるのでした。

まとめ

実写版『白雪姫』の最新情報をご紹介しましたが、参考になりましたか？
公開前に過去の実写作品や、アニメ映画『白雪姫』をもう1度見直してみるのもいいかもしれません！

・【白雪姫の原作】ディズニー映画との違いは？本当は怖い白雪姫の原作まとめ！内容とストーリーを完全ガイド！