白雪姫の実写版『白雪姫と鏡の女王』あらすじ&登場キャラクター
名作『白雪姫』を実写化した『白雪姫と鏡の女王』についてご紹介!魔女役にジュリア・ロバーツを迎えた新しいタイプの『白雪姫』です。実は、題材に似合わず全米初のコメディ要素の多い白雪姫。そんな本作『白雪姫と鏡の女王』のストーリーやキャラクター、魅力についてまとめました。
こんにちは、パロディコメディが好きすぎて、休日は「サタデー・ナイト・ライブ」(アメリカのコメディ番組)を観て過ごすわさおです!
『白雪姫と鏡の女王』は、そんなコメディ好きにはたまらない作品。
もちろん、原作の『白雪姫』ファンもディズニーアニメ『白雪姫』ファンにも嬉しい「らしさ」を残した作品ですが、今までとは一味違います。
『白雪姫と鏡の女王』は、全く新しいタイプの「笑える」白雪姫です。
これに出会えるのは、『白雪姫と鏡の女王』だけでしょう。
今回は、そんな『白雪姫と鏡の女王』について、ストーリーや豪華キャストの紹介、見どころについてご紹介していきます。
・ディズニーアニメ『白雪姫』
・『白雪姫と鏡の女王』ストーリー
・あのジュリア・ロバーツが悪役に
・全米初の『白雪姫』コメディ
・『白雪姫と鏡の女王』の深い描写にも注目
・白雪姫の成長が見られるのは『白雪姫と鏡の女王』だけ
・『白雪姫と鏡の女王』あわせて観たい映画
・ディズニー映画なら「Disney+(ディズニープラス)」
『白雪姫と鏡の女王』とは
『白雪姫と鏡の女王』は、2012年3月に公開されたアメリカ映画。
グリム童話である『白雪姫』を題材とした映画作品。
しかし、原作よりもコメディ要素が多く、原作やディズニーとは一味も二味も違う「白雪姫」を見ることができる作品です。
人気作品の実写映画であり、世界的女優であるジュリア・ロバーツがヴィランの女王を演じることで注目を集めました。
原作はもちろん、ディズニーアニメの『白雪姫』が好きな人にも違った楽しみを提供できる作品。
家族や友達と楽しみたい映画となっています。
ディズニーアニメ『白雪姫』
白雪姫といえば、多くの人がディズニーアニメを思い浮かべるのではないでしょうか?
ディズニーにおける『白雪姫』では、美しい少女・白雪姫が継母の女王に追われて小人に助けられ、王子と出会うまでが描かれました。
公開は1937年。
世界初のカラー長編アニメーション映画作品であり、ディズニー長編アニメとしても第1作目という歴史的価値ある作品です。
白雪姫は初代ディズニープリンセスとして、世代を超えて愛されています。
『白雪姫と鏡の女王』ストーリー
『白雪姫と鏡の女王』は、ストーリーもそのキャラクターも、原作やディズニーアニメとは大きく異なります。
舞台は、Once Upon a Time、とある王国。
継母である女王によって城に幽閉(ゆうへい)されながら育った白雪姫は、外の世界への憧れを抱き育ちます。
ある日、城から抜け出した白雪姫は、他国の王子と不思議な出会いを果たし、その後訪れた王国の人々の貧しさを目の当たりにして愕然(がくぜん)とします。
城下の人々が苦しい生活を強いられていることにショックを受けながら、白雪姫は城で開催されたに仮面舞踏会でアルコットと再会。
互いに惹かれ合う2人であったものの、王子の国の財産を狙う女王は、自分の計画の邪魔になりそうな側近に、白雪姫を森へ連れて行き殺すように命令します。
難を逃れた白雪姫は、森の中で7人の小人と出会い、剣術や護身術などを学んでいきます。
果たして彼女は、貧しい暮らしを強いられている国民を救うために、魔術を駆使する女王を倒すことができるのでしょうか。
あのジュリア・ロバーツが悪役に
『白雪姫と鏡の女王』で最も注目すべきは、名女優ジュリア・ロバーツが邪悪な女王にふんしている点です。
ジュリア・ロバーツが演じる女王は強欲で派手好き。
自身の贅沢のために王国民に苦しい生活を強いるような暴君です。
これを、世界的な大女優が、キャリア初の悪女でありながら実に見事に演じ切きました。
ただ、本作での女王は、ディズニーや原作などの「ただただ怖い」というキャラクターとは異なり、コメディ要素の多い点も手伝って、どこか憎めないキャラクターとなっています。
例えば、美容のために虫やヘビやフンを使ったエステシーンは、女王の美へのこだわりながら思わず笑ってしまうシーン。
唇をふっくらさせるためか、蜂に唇を刺させるというどこかコミカルな女王のキャラクター性が表れています。
『白雪姫と鏡の女王』では女王は積極的で暗さを感じさせず、その様子がキャラクターをさらに魅力的にみせています。
その他のキャストも非常に豪華。
『ミッシングID』のリリー・コリンズ、『J・エドガー』のアーミー・ハマーが、主人公の白雪姫と王子を演じました。
アクションやユーモアを交えてポップに描かれた「白雪姫」の中で、視聴者に新たなキャラクター像を見せてくれます。
全米初の『白雪姫』コメディ
『白雪姫と鏡の女王』は、原作やディズニーアニメにないポップな世界観で「白雪姫」を描いた作品。
ブラックを交えない朗らかなコメディで、思わずクスッとしてしまうシーンがたくさんです。
「吊るされた王子」
「戦う白雪姫」
「謎の仮面舞踏会」
「ガラが悪すぎる小人たち」
「まさかの王子が犬に…?」
と、箇条書きすれば知らない人はついつい気になってしまうシーンが満載です。
鉄板のコミカルさに加え、計算された繰り返しギャグも織り込まれていて、コメディ作品好きにはたまらない内容となっています。
アメリカのバラエティ番組やパロディコメディが好きな人におすすめ。
『白雪姫と鏡の女王』の深い描写にも注目
笑いの多い『白雪姫と鏡の女王』ですが、白雪姫コメディという点だけに価値を留めてはいないのがさすがなところ。
アカデミー賞受賞歴のあるハリウッド女優、ジュリア・ロバーツだけに焦点を合わせるのではなく、リリー・コリンズ演じる白雪姫や、アーミー・ハマー演じる王子、果ては王子の従者や小人たち、城の使用人や町長に至るまで、誰もがキャラクターとして魅力的です。
特に注目したいのは、英題が『Mirror Mirror』である通り、鏡の表現。
既存の白雪姫では、鏡は女王の部屋にかけられており、そこに何者かが映って女王に言葉を返すというものでした。
しかし、本作では女王が「Mirror, mirror, on the wall.(鏡よ鏡、鏡さん)」と呪文を唱えると、女王自身が鏡の世界に入っていくという演出がなされています。
鏡の世界には、水中に立つ草ぶきの一軒家がポツンと存在し、その中にある鏡に鏡の精がいるのです。
この鏡の精は、女王と同じ容姿であり、「私はあなたの影。」という言葉を残しています。
ここに監督の深い描写や勧善懲悪についての思いが込められていますね。
白雪姫の成長が見られるのは『白雪姫と鏡の女王』だけ
原作やディズニーアニメの白雪姫は、暗殺されるがまま、突然現れた王子様とそのまま結婚するというどこか受け身の主人公でした。
もともとの人柄の良さでディズニー版は長く愛されるプリンセスとなりましたが、現代に生きる人々から見ると物足りないヒロインかもしれません。
物語を通しては白雪姫の成長が描かれていません。
しかし、『白雪姫と鏡の女王』の白雪姫は大きく成長していきます。
ディズニーアニメ版に比べて、「『お願い』と言えば助けてあげる」と初対面の王子に言う気の強さも持ち合わせており、より現代的な女性として描かれています。
その成長過程もまた見事。
冒頭のシーンでは、軟禁されている城の寝室に迷い込んできた小鳥に、「何か召しあがる?」などと声をかけてリンゴの種を差し出すおっとりとした様子。
しかし、城下町の民の惨状を知り、命を狙われ、小人たちに遭遇してから、彼女は大きく変化していきます。
小人たちが盗み取った税金を町の人々に返し、それを小人たちの手柄にし、小人たちの下で剣術や武術を教わる白雪姫。
これらは、『白雪姫と鏡の女王』でしか見られない白雪姫でしょう。
しまいには王子と剣を交え、その機転で勝利してしまうほどの戦術を磨いていきます。
さらには、自分1人で戦おうとする勇姿も見られます。
勇ましく自身で歩みを進める姿はまさに「戦う白雪姫」。
今までの白雪姫のイメージは見事に覆りますよ。
『白雪姫と鏡の女王』あわせて観たい映画
『白雪姫と鏡の女王』と同じくおすすめしたい映画が、2014年に公開された『マレフィセント』。
ディズニー製作のダーク・ファンタジー映画で、1959年公開のディズニーのアニメーション映画「眠れる森の美女」のリメイク。
ヴィランズの1人であるマレフィセントの視点から物語を描き、その役をアンジェリーナ・ジョリーが演じます。
『マレフィセント』は、マレフィセントがオーロラに呪いをかけるに至った理由も描かれ、マレフィセントの心情や物語の結末もディズニーアニメとは大きく異なります。
『白雪姫と鏡の女王』との共通点は、世界的名女優を悪役に据えた点。
「受け身のヒロインが助けにきた王子と結ばれる」というストーリーに終始しない点です。
両作品とも、現代らしいストーリーが好きな人が楽しめる作品となっています。
原作のパロディとしても楽しめるので、メルヒェン好きにもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
『白雪姫と鏡の女王』は、これまでの白雪姫とは異なる白雪姫像を見られる作品。
「白雪姫の成長は描かれないの?」
「小人たちはなぜやすやすと白雪姫を住まわせるの?」
「なぜ白雪姫は警戒心なく毒リンゴ食べちゃうの?」
「王子も白雪姫も会ったばかりでほぼ会話もなく結婚しちゃうの?」
というメルヘンに対する疑問を解決してくれる作品でもあるかもしれません。
個々のキャラクターたちも個性豊かで非常にイキイキしています。
コメディ色が強く思わず笑ってしまうシーンもあれば、「なるほど…」と感心してしまう深い描写もあり。
ぜひ、家族で『白雪姫と鏡の女王』を楽しんでくださいね。
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