ディズニー初のプリンセス『白雪姫』の歌全曲まとめ!名曲たちをまるごとご紹介!
『白雪姫』は1937年にアメリカで公開されたディズニー作品史上初のディズニープリンセスであり、世界初のカラーの長編アニメーション映画でもあります。中でも楽曲は名曲が揃っており、誰しもが聞いたことのある曲がいくつもあります。今回はディズニー初のプリンセス、『白雪姫』の名曲をまるごと解説します。
こんにちは、ディズニーの名曲たちは小さい頃から常に傍にあった、ワーママのぴょこです。
『白雪姫』をご存じない方は少ないのではないでしょうか?
それもそのはず、『白雪姫』はディズニー初のプリンセス、世界初のカラーの長編アニメーション映画として数々の偉業を達成したディズニー作品です。
挿入歌である「ハイ・ホー」や「いつか王子様が」は幾度となくカバーされたり様々な場所で使われている不動の名曲です。
今回は『白雪姫』の紹介と「ハイ・ホー」と「いつか王子様が」を含めた『白雪姫』で使われている楽曲をまるごとご紹介します。
・『白雪姫』の歌①:私の願い(I'm Wishing)
・『白雪姫』の歌②:ワン・ソング(One Song)
・『白雪姫』の歌③:歌とほほえみと(With a Smile and a Song)
・『白雪姫』の歌④:口笛ふいて働こう(Whistle While You Work)
・『白雪姫』の歌⑤:ハイ・ホー(Heigh-Ho)
・『白雪姫』の歌⑥:ブラドル・アドル・アム・ダム(Blludle-Uddle-Um-Dum)
・『白雪姫』の歌⑦:小人達のヨーデル(The Dwarfs' Yodel Song (The Silly Song))
・『白雪姫』の歌⑧:いつか王子様が(Someday My Prince Will Come)
『白雪姫』:あらすじ
白雪姫はお城に暮らす美しいプリンセスでしたが、自分の美貌が世界で一番と信じている継母の女王にひどい扱いを受けていました。
ある日、女王は魔法の鏡に向かって「世界で一番美しいのは誰か」問いました。
すると魔法の鏡は「世界で一番美しいのは白雪姫です」と答えました。
その答えに怒った女王は手下の狩人を使って白雪姫を殺そうと心臓を持ち帰るよう指示します。
しかし、白雪姫の美しさと哀れさを感じた狩人は白雪姫を逃がし、豚の心臓を女王に差しだします。
白雪姫は逃げた先で7人の小人と出会い、一緒に暮らし始めます。
白雪姫と7人の小人は歌を歌ったり踊ったり、時折動物たちと会話をしながら毎日楽しく暮らします。
時は流れ、白雪姫と7人の小人が暮らす小屋にリンゴ売りの老婆が訪れ、そのリンゴを口にした白雪姫は死んでしまいました。
実は白雪姫が食べたリンゴは毒リンゴで、リンゴ売りの老婆は魔法で姿を変えた女王だったのです。
白雪姫の死に悲しむ小人たちの前に白雪姫を昔お城で見て恋に落ちた王子様が白雪姫を探しにやってきます。
王子様は死んだ白雪姫を見てキスをすると、白雪姫は目を覚まして王子様と恋に落ち、7人の小人と別れを告げて王子様の王国に帰って幸せに暮らします。
・【白雪姫】ディズニー初のプリンセス!プロフィール&グッズまとめ!トリビアや豆知識・会える場所も!
『白雪姫』の歌①:私の願い(I'm Wishing)
この曲は白雪姫が継母によって任されたお城で掃除や井戸で水汲みをしている時、鳥たちに向かって歌っているシーンに使われました。
白雪姫は願いを叶える井戸として、夢を叶えてくれると話します。
歌っていると井戸からこだまが聞こえて、白雪姫と一緒に歌い始めます。
「誰か愛してよ、来てよ、今、胸が震えるわ」と女王にいじめられて下働きのような扱いから抜け出したいと思う白雪姫の心情を歌っています。
「誰か愛してよ」と愛されることを望んでいます。
白雪姫は継母である女王から愛してもらえず、妬まれていたほどだったので非常に愛に飢えていることが分かります。
早くこの現状から抜け出して、誰かに愛されたい。
そして、幸せになりたいという気持ちが伝わってきますね。
その姿を王子様が見て、白雪姫の美貌と愛の歌に感動します。
そして、王子様は白雪姫の前に現れると歌を歌いながら、愛をささやきます。
白雪姫も最初はびっくりして逃げてしまいますが、王子様の愛の唄に聞きほれてしまいます。
しかし、その様子をお城の一室から見ていた女王は怒り心頭でした。
『白雪姫』の歌②:ワン・ソング(One Song)
白雪姫の歌に感動した王子様が、逃げる白雪姫に逃げないでとささやくところから始まります。
「驚いた?待って、逃げないで、頼むから」と白雪姫を引き留めようとします。
白雪姫は驚いて逃げてしまいますが、その後も「今ついに君に会えた」、「君のために胸をときめかせ。まごころをつなげよう」と白雪姫に出会えたことがどれだけすばらしいかを表現しており、愛をささやきます。
白雪姫は王子様の歌にうっとりとして、恥ずかしがりながらもどんどんと王子様に心を奪われてしまいます。
『白雪姫』の歌③:歌とほほえみと(With a Smile and a Song)
とても短い歌ですが、白雪姫が動物たちに語りながら歌う歌です。
困ったことを相談し、困ったときはどうしたらいいのかを動物たちに尋ねます。
そうすると鳥たちが歌うことを提案します。
鳥たちは白雪姫と共に心の赴くままに歌い始め、その様子を見ていた動物たちはこぞって白雪姫の周りに集まってきます。
「嵐のふく夜も じっとだいていれば やがて朝がくる 歌を歌い ほほえむとき 苦しみは消えて 日が輝く」
など、とても優しい白雪姫の歌にウサギやリス、トナカイなど様々な動物たちが白雪姫の歌に聞きほれてしまいます。
『白雪姫』の歌④:口笛ふいて働こう(Whistle While You Work)
白雪姫が動物たちと一緒に7人の小人たちがいない間にお掃除や皿洗いを提案します。
「そうじのコツを 口笛を明るく吹き鳴らして。 たちまちきれい。てきぱき働けばいい気分。このほうき いとしい人と ダンスを踊るつもり」
というフレーズで、掃除のコツは口笛を明るく吹くこと、てきぱき働くことと話しています。
動物たちは白雪姫の言う通り、お皿を水で洗ったり、お花を花瓶に入れてお水を入れたりします。
時折ズルしてしまう動物たちに歌いながら優しく注意する白雪姫としっかり注意を聞いててきぱきと働く動物たちを見ることができます。
トナカイは白雪姫から預かった洗濯物を洗い場に持っていくために洗濯物を吊るしながら動物たちを連れて外へ。
外ではアライグマたちを中心に動物たちが洋服を洗っています。
鳥たちは洗われた洗濯物を干して、玄関の掃除をしている白雪姫の掃除が終わるのを待っています。
『白雪姫』の歌⑤:ハイ・ホー(Heigh-Ho)
「口笛を元気に吹き鳴らし、足取りも軽く胸を張って、輝く空には小鳥も歌うよ~」という歌詞から始まるとっても明るい歌です。
ハイ・ホーは『白雪姫』の中でも特に有名な歌で、映画のシーンは分からなくても1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
7人の小人たちが仕事に行く時に歌う歌です。
楽しく歌いながら白雪姫に喜んでもらおうと毎日がんばっている姿が見られます。
7人の小人たちは仕事ごとが大好きで、歌を歌いながら明るく過ごす姿がとてもかわいいですよね。
実はこのハイ・ホーという歌は、原語版の歌詞と、旧日本語版歌詞、新日本語版歌詞の3つの歌詞が存在することをご存じでしたか?
3つの歌詞でも原語版は「やれやれ、仕事場から家に帰ろう」という意味でしたが、その後は「仕事が好き」から「声を揃えてみんなで楽しく」と次々に変化していきました。
・【七人の小人】白雪姫に登場する小人たちの名前や性格は?あの名曲の歌詞紹介も!
『白雪姫』の歌⑥:ブラドル・アドル・アム・ダム(Blludle-Uddle-Um-Dum)
「それ行くぞ~」から始まる陽気な歌で、7人の小人たちが手を洗ったり顔を洗う姿を表現した歌です。
顔を洗い、石鹸を泡立ててどこもかしこも洗います。
耳に水がいっぱい入って一生懸命水を出そうとする者やヒゲにたっぷり水を含んでヒゲを絞っているもの、また顔や手を洗わず1人で見守っているものなど本当に個性的な小人たちの様子が伺えます。
「バシャバシャやって ゴシゴシやって きれいにしよう がんばれがんばれ その調子」と最後は体をピカピカにして完成です♪
『白雪姫』の歌⑦:小人達のヨーデル(The Dwarfs' Yodel Song (The Silly Song))
「ダンスは好きなら踊らないとね! 足はバタバタ 下手くそダンス!メロディも歌詞もチンプンカンプン」
と、7人の小人たちがピアノやギターなどの楽器を鳴らしながら踊り、白雪姫に歌と踊りをプレゼントします。
みんな自分の得意な楽器を鳴らしながら、歌を歌いますが彼らの音楽の才能を知ることができますよ♡
陽気な歌と踊りに白雪姫もご機嫌になり、小人たちと一緒に歌い、踊り始めます。
その様子は動物たちも窓辺からそっと見守っています♪
『白雪姫』の歌⑧:いつか王子様が(Someday My Prince Will Come)
『白雪姫』の中で、ハイ・ホーと同じぐらい有名な曲で、白雪姫の心情がつづられています。
いつか王子様が私を見つけ出して、お城へ連れていってくれる、いつか必ず幸せになる。
とこしえの愛の鐘が鳴り響くと歌っています。
白雪姫は題名の通り、いつか王子様が自分を見つけ出してお城へ連れていってくれる、いつか必ず幸せになると信じて歌っています。
白雪姫は7人の小人と暖炉の火を囲んでおり、白雪姫は7人の小人たちに歌い始めます。
白雪姫の歌声が大好きな7人の小人はうっとりと聞いています。
この歌はアメリカ映画協会により、映画史上最も偉大な100曲の19位に選ばれたこともあり、世界的に人気なことが伺えます。
「いつか王子様が」よりランキングが高いディズニーソングは映画『ピノキオ』の「星に願いを」のみなんですよ♡
日本では、浜崎あゆみや青山テルマ、JUJUなどがカバーしたことでも有名で海外でも幾度もカバーされています。
日本語版が聞いてみたいという方はカバー曲を聞いてみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
懐かしい名曲の数々をご紹介しましたが、思い出の楽曲やお気に入りはありましたか?
『白雪姫』には今もなお大切に歌い続けられている楽曲ばかりです。
白雪姫が歌う歌は愛を表現する歌が多く、7人の小人が歌う曲はコミカルで楽しい気分になる明るい歌が多いです。
ぜひ『白雪姫』の音楽を聴きながら、ディズニーの世界観に浸ってくださいね♪
キャステルの記事に テーマパークの最新情報をお届けします |