ディズニーの「熱キャン」って何?熱キャンが起こる理由や基準を解説!
ディズニーリゾートの「熱キャン」について解説します!ディズニーリゾートでは気温が高いのを理由にショーやパレードが中止されることがあり、通称「熱キャン」と呼ばれています。本記事では熱キャンはなぜ起こるのか、熱キャンの基準を解説。あわせて、夏場のパークでできる熱中症対策もまとめました!ぜひチェックして、気温の高い夏のパークでも安全に楽しんでくださいね♪
こんにちは!
夏もパークで思いっきり遊びたい、かなざわまゆです。
夏のディズニーリゾートについて最近耳にするようになったのが、「熱キャン」という言葉。
「熱キャンって何?」「熱キャンってどうなったら起こるの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?
今回はディズニーリゾートにおける「熱キャン」とは何か、熱キャンが起こる理由を解説します!
- 熱キャンが起こりやすい時期
- 過去の熱キャン:2023年7月
・熱キャンになる基準は?
・パークで行っている熱キャン・熱中症対策
- ◆パレード・ショーを夕方に開催
- ◆パラソル・送風機の設置
・個人でできる熱キャン・熱中症対策
- パレードやショーは朝か夕方の時間帯で見る
- 暑さ対策グッズを持って行く
- 水分・塩分補給を忘れない
ディズニーの熱キャンとは?
「熱キャン」とは、高い気温のためショーやパレードが中止(キャンセル)になることです。
ディズニーリゾートのショーやパレードは、当日の気象条件から実施の可否を判断しています。
気温以外にも「雨」や「風」を理由に中止される場合があり、これらは通称「雨キャン」(雨のため中止)、「風キャン」(強風のため中止)などと呼ばれていますよ。
・【ディズニー】ショー&パレード中止の理由とは?雨キャン・風キャン・熱キャン!
熱キャンが起こりやすい時期
「熱キャン」が起こりやすいのは、主に7月~8月の夏場。
パークのショーやパレードは屋外で行われるものが多く、気温の高い日は熱中症のリスクが高まります。
鑑賞しているゲストはもちろん、日差しの強い中で体を動かすダンサー・パフォーマーは特に危険が伴いますよね。
ショーやパレードが中止になってしまうのは残念ですが、「熱キャン」はキャスト・ゲスト双方の安全を考慮しての判断ということを心にとめておきましょう。
ちなみに、「熱キャン」以外に「熱バ」や「熱キャングリ」などの言葉も存在します。
「熱バ」はパレードやショーの内容を一部変更して(特別バージョンで)行うこと。
「熱キャングリ」は中止となったパレードやショーの代わりに、キャラクターグリーティングを行うことを指します。
どちらも完全なショーやパレードではありませんが、通常通り実施されていたら見られない貴重なバージョン。
捉え方によっては、見られたらラッキーと言えるかもしれませんね♪
過去の熱キャン:2023年7月
2023年7月中旬の千葉県は、最高気温35℃や36℃を記録。
2023年7月17日(月)に、「ハーモニー・イン・カラー」「ダッフィー&ファンのスマイル&ファン」「ジャンボリミッキー!レッツ・ダンス!」などのプログラムが熱キャンになりました。
この2023年7月17日(月)は、ショーやパレードだけでなく、屋外アトラクションである「ヴェネツィアン・ゴンドラ」や、屋外開催のグリーティングも熱キャンになりました!
熱キャンになる基準は?
ショーやパレードが熱キャンになる基準は、公式には明かされていません。
ただし、過去の実施状況を参考にすると「気温が30℃以上かつ風が全くない日は熱キャンになりやすい」と言われています。
確実に熱キャンを避ける方法はありませんが、当日の気温や風の状態をチェックしてパークを訪れるといいかもしれません。
パークで行っている熱キャン・熱中症対策
6月時点から高い気温の日が多く、猛暑と言われている2023年。
「せっかくパークを訪れても、パレードやショーが熱キャンになってしまったら…」と思うと行きづらいですよね。
実は、パークでは熱キャンが発生しないような対策や、ゲストの安全を考慮した熱中症対策がしっかりと行われています。
以下で紹介していきますので、安心して夏のパークを楽しんできてくださいね!
◆パレード・ショーを夕方に開催
熱キャンが起こりやすい夏場は、パレードやショーが夕方からの開催に変更されています。
例えば、ランドの昼のパレード「ハーモニー・イン・カラー」。
2023年6月まで毎日15:45に開催されていましたが、7~8月は夕方17:00からに変更されています。
また、屋外のショー「ジャンボリミッキー!レッツ・ダンス!」も、すべての公演が16:00以降の開催に変更されました。
気温が落ち着く夕方から開催することで、熱キャンを回避するような仕組みが取られていますよ。
◆パラソル・送風機の設置
パレードやショー以外に、パークの施設でも熱中症対策が見られます。
例えば、園内の至る所にはパラソルが設置されており、日陰で休めるようになっていますよ。
外での待機時間が長くなりがちなアトラクションも、Qラインに扇風機やミストシャワーを設置して気軽にクールダウンできるようになっています。
パークでは屋外で過ごす時間が多いので、適宜涼しい場所で休憩をとりながら楽しんでくださいね!
個人でできる熱キャン・熱中症対策
パークでもさまざまな対策がとられていますが、熱中症対策は個人それぞれが意識することも重要。
ここからは、個人でできる熱キャン・熱中症対策を紹介します!
パレードやショーは朝か夕方の時間帯で見る
パレードやショーが朝から夕方にかけて複数回行われるなら、朝1番か夕方の時間帯で見るのがおすすめ。
1日で最も気温が高くなるのは14時前後のため、昼間の時間帯は熱キャンになる確率が高いからです。
気温が落ち着いている朝や夕方なら、待つのも苦痛に感じづらく、熱中症対策にもなりますよ。
ちなみに、実は9月以降も熱キャンには注意が必要です。
特に9月~10月に開催されるハロウィーン限定のパレードやショーは、残暑が厳しく過去に熱キャンになったケースも多々ありました。
秋以降も油断せず、昼間の時間帯を避けて鑑賞してみてくださいね!
暑さ対策グッズを持って行く
気温が高い日にパークに行くなら、暑さ対策グッズを持って行きましょう。
具体的には「日傘」「フード付きタオル」「冷却シート」「ミニ扇風機」などがおすすめです。
パークでもディズニーデザインのものが販売されているので、自分へのお土産も兼ねてチェックするのもいいかもしれません♪
水分・塩分補給を忘れない
最後に、最も重要な熱中症対策は「水分・塩分補給」です。
パークへ行く際は水やスポーツドリンク、塩分タブレットなどを必ず持って行きましょう。
暑い日は飲み物もすぐに温くなってしまうので、凍らせたペットボトルを持って行くのもおすすめ。
喉が渇いたら飲むのではなく、定期的に1口ずつ飲むように心がけてくださいね。
また、飲み物がなくなってしまっても、パークのワゴンや自販機で購入できるので心配はいりません。
水分・塩分補給を忘れずに、暑い中でも思いっきりパークを楽しんでくださいね!
▼熱中症対策についてはこちらの記事もあわせてチェックしてみてください
・【2024】夏ディズニーの服装!暑さ対策&持ち物まとめ!熱中症予防と濡れ対策!
まとめ
ディズニーの「熱キャン」とは何か、熱キャンになる基準や熱中症対策を紹介しました。
「熱キャン」とは気温が高い日にショーやパレードが中止になることで、ゲストやキャストの安全を考えての判断です。
熱キャンになってしまうと残念ですが、代わりにグリーティングなどが行われる場合もあるのでチェックしてみてくださいね!
2熱中症対策を万全にして、夏のパークを楽しんでください!
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