SF映画『E.T.』の魅力を徹底解説！あらすじ・登場人物・キャストも！スピルバーグ監督の思い出の作品！

こんにちは！
映画が好きなないんです。

今回は自転車で少年が空を飛ぶシーンが有名なSF映画『E.T.』についてまとめて紹介します。

『E.T.』の作品概要や、登場人物、あらすじなど、映画鑑賞の前後に知っておきたい情報が満載です☆

本作の魅力もたっぷり解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

『E.T.』：作品概要

出典：公式サイト

E.T.の絵本

『E.T.』は1982年に公開されたSF映画！
制作と配給は「ユニバーサル・ピクチャーズ」が行っています。

映画『E.T.』といえば、公開当時の世界興行収入ランキング1位を記録し、モンスター級の大ヒット作品として有名です！
80年代を代表する名作で、現在も世界中で愛されるロングセラー映画ですよ。

◆『E.T.』の豪華な制作陣

本作の映画監督としてメガホンをとったのは『ジョーズ』や『ジュラシック・パーク』など、ユニバーサル・ピクチャーズの数々の名作を手掛けてきた「スティーヴン・スピルバーグ」！

物語に登場する迷子の宇宙人「E.T.」 は、スピルバーグ監督が自身の両親が離婚した後に作った「架空の友人」を元にしているという面白いエピソードもあります。
辛い経験をした時に想像したスピルバーグ監督の世界から映画ができるというのは驚きですね！

そして、『E.T.』の脚本は、メリッサ・マシスンが担当しました。
彼女は英語版の『崖の上のポニョ』や『ワイルド・ブラック/少年の黒い馬』の脚本などを歴任しています。

スピルバーグ監督とマシスンは1980年に出会い、当時失敗に終わっていた『Night Skies』という異星人が登場する作品から、『E.T.』という新たな物語を創り上げていきました。

『E.T.』は約1000万ドルという比較的低予算で制作されたにも関わらず、「興行収入3億ドル超え」という空前の大ヒットを記録！
1977年に公開された『スター・ウォーズ』を超え、公開当時の歴代興行収入ランキングで1位になりました。

ちなみに、『E.T.』の記録が破られたのは1993年に公開された『ジュラシック・パーク』！
こちらもスピルバーグ監督の作品ですね◎

自らが制作した最高記録をさらに塗り替えたスピルバーグ監督の偉業には感服です！

『E.T.』：登場人物

E.T.の20周年キーチェーン

E.T.には色々なキャラクターが登場します。
中でも物語を楽しむためには絶対に知っておきたいキャラクターを紹介していきます！

①エリオット

エリオットはE.T.に出会い、一緒に自分の部屋で暮らすことを決意する少年です。
E.T.と一緒に生活をしていくことで、エリオットとE.T.がお互いの感情がリンクするようになっていきます。

②E.T.

E.T.は地球の調査をしにきた宇宙人です。
元々はE.T.の仲間も一緒に宇宙船に乗って地球へやってきましたが一匹だけ取り残されてしまいます。

その後、人間の少年「エリオット」と出会い、一緒に生活をして絆を深めていきます。
普段は首を引っ込めていて身長がとても低いように見えますが、首を伸ばした時にはエリオットと同じ身長程まで伸びることができます☆

体毛が一切なく、頭や目が非常に大きくて歩き方が独特なのが宇宙人らしさをより一層引き立てています。

③メアリー

メアリーはエリオットの母親です。
別の女性と不倫していた夫がメキシコへと姿を消して以降、エリオット達3兄弟をたった1人で育てています。

シングルマザーとしての重圧と苦悩を背負いながらも、陽気に振る舞う人想いな性格の持ち主ですよ。

登場人物の中でもE.T.の存在を知るのが遅く、初めてE.T.と対面した際には病気にかかっており、大きなショックを受けます。
メアリーもまた、E.T.が宇宙に帰れるように協力してくれる心強い味方です。

④マイケル

マイケルはエリオットの兄です。
E.T.の存在にとても驚いていましたが、宇宙人という存在を素直に受け止めることができます。

E.T.のために作戦を色々と考えて行動することができる、根っからのお兄ちゃんキャラクターです！
E.T.が通信機を作った時にはハロウィンの仮装をうまく使って円滑にE.T.が移動できるように工夫したり、E.T.が行方不明になった時には自転車でE.T.を探し回ったりと、とても面倒見が良くて頼れる存在ですよ☆

⑤ガーティ

ガーティはエリオットの妹で、幼稚園に通っています。
E.T.と出会ったときは思わず絶叫するほど驚いていましたが、ガーティとE.T.はすぐに仲良くなります♪

ガーティがプレゼントしたお花を自分の宇宙船に持って行ったりと、最初に絶叫した関係とは思えないほど絆を深めているのがとても微笑ましいです。

⑥キーズ

キーズは宇宙船や異星人の調査を行っている人物です。
宇宙船が着陸したということで、その宇宙船や森の中を調査していてエリオットとE.T.の存在を掴みます。
エリオットの家に盗聴器をしかけたり、家族が総出で家を開けている時にはこっそりとエリオットの家に忍び込んで調査をしたりと自分の目的を果たすためには何でもしてしまう性格です。

『E.T.』：キャスト＆吹き替え声優

ずっと友だちE.T.サンデー

E.T.はDVD版とBlu-ray版で吹き替え声優が違います。
主要人物の俳優や吹き替え声優がどうなっているのか要チェックです！

『E.T.』：あらすじ

E.T.のグッズ

ある日、地球の森に宇宙船が着陸するところから物語は始まります。
宇宙船の中からぞろぞろと何体もの宇宙人が出てきて、地球の植物を観察してサンプルを採集していきます。

宇宙人は目的を果たしてから帰ろうとしますが、その中でも一体だけが地球に取り残されてしまいます。
全く未知の土地に残された宇宙人が少年のエリオットと出会い共に絆を深めていきます。

宇宙人の話をマイケルの友達に話すと「エキストラ・テレストリアルだな」と言われて、Extraの「E」、Terrestrialの「T」の頭文字を取ってE.T.と呼ぶようになりました。
そんなE.T.が宇宙に帰ることができるように、エリオットと家族が協力して奮闘していきます！

『E.T.』：受賞歴

E.T.

E.Tは当時の映画史上最大の興行収入を得た作品ということで、映画としてのクオリティが非常に高い作品です。
全体的に見ても素晴らしい作品ですが、中でも注目ポイントがあります。

それはアカデミー賞を受賞している部分です。
映画を見る時にはこの受賞している部分に注目して見てみると、より一層E.T.の面白さや深みにハマっていくこと間違いなしです！

E.T.がアカデミー賞で受賞した部門は「作曲賞」「視覚効果賞」「音響賞」「音響編集賞」の4部門で受賞しています。
E.T.を本当にそこにいるのかと思うように作られている「視覚効果」に加え、「音」もまた、この映画の魅力が詰め込まれたポイントといえるでしょう☆

E.T.はどのシーンをとっても、挿入曲や環境音が非常に素晴らしいです！
映画を見る時には映像だけではなく、音にも注目してみてくださいね♪

さらに、E.T.は2002年にショットや視覚効果、シーンの追加などが行われています。
今見れば当時よりもグレードアップしたE.T.を見ることができるので、要チェックですよ！

『E.T.』：実は続編があった！？

不朽の名作の『E.T.』ですが、実は2019年に続編が公開されています。
映画としての続編ではなく、約4分間のCMとして作られていて、37年ぶりにE.T.とエリオットが再会する未来が描かれています。

長い歳月を経てまた2人が会う未来を見られるのは、非常に感慨深いですね♪

本CMで成長したエリオットを演じているのは、かつて少年エリオット役を担当した俳優「ヘンリー・トーマス」！
続編としてのリアリティを際立たせる粋なキャスティングです☆

『E.T.』を見た後にこの続編を見れば、さらに感動すること間違いなし！
映画鑑賞の前後にぜひ観ておくとよいでしょう◎

『E.T.』：視聴できるサービス

出典：公式サイト

E.T.のぬいぐるみ

E.T.は現在、5種類の動画配信サービスで配信されています。
自分がサブスクをしているサイトがある場合はぜひ見てみてください☆

まとめ

今回は映画『E.T.』についてまとめて紹介しました。
『E.T.』は少年と宇宙人の絆を感じることができる作品で、とても温かい気持ちになることができます。

また2019年に続編となるCMも公開されているので、『E.T.』鑑賞後にぜひ観てみるといいですよ♪

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