【見本あり】エレクトリカルパレード写真を綺麗に!一眼レフの設定やダンサーのおすすめの撮り方
ディズニーランドの「エレクトリカルパレード」の写真を一眼レフできれいに撮影する設定や、撮影のポイントやコツを伝授!なかなかうまく撮れない夜エレクトリカルパレードをきれいな写真に収めよう!ダンサーもきれいに撮る設定をご紹介。
こんにちは!ディズニーリゾートをこよなく愛するTomoです。
今回は、ディズニーの写真撮影の中でも特に難しいナイトパレード「エレクトリカルパレード」の写真の撮り方についてご紹介します!
夜のショーやパレードは日中と違い、撮り方や設定がわからないという方も多いと思います。
とりあえず撮ってみたけど、暗い写真になってしまったり、ブレてしまったりした経験はありませんか?
暗い写真やブレてしまうのには原因があります。
「エレクトリカルパレード」について、適切なカメラの設定を伝授します。
エレクトリカルパレードの写真がうまく撮影できない原因
オートモードでエレクトリカルパレードを撮影をしている場合、カメラが自動的に光量を確保しようとしてシャッタースピード(SS)かなり遅くしたり、ISO(感度)を無理に引き上げたりしている可能性があります。
シャッタースピードが遅いとブレが起きてしまい、ISOが高すぎる設定になっているとノイズがたくさんの写真になってしまいます。
オートモードの場合は適切な設定ができていないので、ブレやノイズが発生します。
シャッター優先モードで撮影していて暗い写真の場合はシャッタースピードが速すぎる、もしくはISOが低いのどちらかだと思います。
マニュアルモードではシャッタースピード、絞り値(F値)、ISOのバランスを考える必要があります。
これから、エレクトリカルパレードの一眼レフの設定を伝授していきますね。
エレクトリカルパレードのRAWモードででの写真撮影
今回、筆者の写真ではRAWモードで撮影しパソコンで現像処理を行っています。
RAWモードとは、通常カメラ内で撮影時にRAW(生のデータ)からJPEGファイルというデータを圧縮したものを自動的に作り上げています。
RAWモードではカメラ内現像をキャンセルし、すべてのデータが残ったままのデータがSDカードに保存されています。
このため、撮影後に編集や現像を行う際、画像データがすべてそろっている状態なので劣化が起こしにくい傾向にあります。
ただし、データ圧縮がされていないので1つのファイルで25MB前後という巨大データファイルになってしまいます(機種によって異なります)。
現像を自分で行うことでよりきれいな写真が撮れるようになります。
現像に使用するソフトは純正メーカー各社から無料で配布されているものと有料で購入するものがあります(個人的には有料ソフトAdobe Lightroomを利用しています。)
・ニコンの場合は「Capture NX-D」
・キャノンの場合は「Digital Photo Professional」
という名称になっています。
RAWモードが興味ある方は、ぜひRAWモードを使ってみてください。
エレクトリカルパレードの写真撮影の際の設定
ディズニーランドで開催されている人気の「エレクトリカルパレード」をきれいに撮ってみたいですよね♪
エレクトリカルパレードでは被写体によって撮り方が異なります。
①フロート全体を撮影する場合
エレクトリカルパレードのフロートをきれいに撮影するためのポイントは次のとおりです。
もしくはISOオートに設定し上限とISO 6400に設定します。
オートに設定した場合、カメラが設定に応じて自動的にISOを変更してくれます。
メーカーによって設定方法は異なりますが、メインメニュー画面から設定できます。
②キャラクターやダンサーを撮影する場合
エレクトリカルパレードのキャラクターやダンサーをきれいに撮影するためのポイントは次のとおりです。
できればSS1/160くらい確保できているといいですね。
・絞り値(F値)開放(一番低く設定:キットレンズの望遠の場合はF5.6、焦点距離によって変動)
・ISO 3200~6400くらい(上げすぎるとノイズが入りやすい)
全体を撮影する場合を同様にオート設定もアリです。
梅雨の時期は見られないんじゃないかと思う方もいるでしょう。
しかし、雨の日仕様の「ナイトフォール・グロウ」というパレードを開催しています。
ナイトフォール・グロウの撮影も似たような設定で大丈夫だと思います。
エレクトリカルパレードリニューアル後に撮影してきました!
7月11日よりリニューアルしたエレクトリカルパレード・ドリームライツ。
撮影時は
・一眼レフカメラ(通常撮影用)
・ミラーレス一眼カメラ(多重露光撮影用)
・iPhone(動画用)
の3台体制で撮っていたため一眼レフの設定は最初のフロートで設定し、あまりいじりませんでした。
一眼レフカメラは通常撮影に使用していました。
ミッキー、ミニーは難しかったのですが、ドナルドがうまく撮れたかなと思います♪
ダンサーはかなり早い動きをするので、SS1/100ではブレてしまうことが多かったです。
キャラクターやプリンセス、プリンスは手がブレてしまうことがありました。
今回撮影してみて、SS1/100はブレやすいので、シャッタースピードはもう少し早くできることが好ましいでしょう。
フロート単体やキャラクターの動きが止まった瞬間に撮影するのであれば、SS1/100で十分撮影できると思います。
手がブレてしまうことが多かったですが(笑)
ミラーレス一眼では多重露光をメインに撮影していました。
多重露光というのは1枚目の撮影をしたあとに続けて2枚目を撮影し、1枚目の写真の上に2枚目の写真をカメラ内で合成する撮影方法です。
1枚目ではピントを合わせ、2枚目ではわざとピントを合わせずに撮影します。
そうすると、玉ボケがキャラクターやプリンセス、プリンスのまわりにできるという幻想的な写真に仕上がります♪
またF値が低い分ISOを一眼レフより低めに設定できたのがよかったです。
多重露光をしつつ、通常写真も撮影しましたが夜パレードにおいて明るい(絞り値の低い)レンズはかなり役立つことがわかりました!
キットレンズ以外を買うのも1つの手
エレクトリカルパレードの写真撮影は、キットレンズでは暗くて撮影が困難な場合が多々あります。
予算に余裕がある方は明るい(絞り値の低い)レンズを導入することをオススメします。
明るいレンズになるほど基本的には値段が上がってしまう傾向にあります。
明るいレンズを購入したからと言って、いきなり写真がうまくなるというものでもありませんが、明るいレンズの特性を理解するとキットレンズよりきれいな写真が撮れるようになると思います。
エレクトリカルパレードであれば、「単焦点レンズの中望遠(100㎜程度)」で対応できるはずです。
純正ももちろんありますが他社のシグマ、タムロンからも中望遠単焦点レンズは発売されています。
ズームレンズだと純正や他社製品からF2.8通しやF4.0通しのものが発売されています。
望遠ズームレンズのF2.8やF4.0は基本的に高価なものですので、簡単には導入できないですが気になる存在です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の写真はすべてRAW現像を行っています!
設定はアンダー気味(暗く)で撮影してRAW現像で少し明るくするという流れができるといいかもしれません。
設定も重要ですが保存モードによって変化を楽しめます!
RAW現像は難しいかもしれませんが慣れると楽しくなるのでぜひみなさん挑戦してみてください♪
キャステルの記事に テーマパークの最新情報をお届けします |