【ジブリ映画】『思い出のマーニー』の原作情報まとめ!オリジナルの児童文学と映画に相違点はある?

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    2014年公開の米林宏昌監督による長編アニメーション映画『思い出のマーニー』の原作を紹介します。映画を観て、原作について気になった方も多いのではないでしょうか。北海道が舞台になっていたり、日本の少女が主人公だったりしますが、原作の児童文学書はイギリス出身のジョーン・G・ロビンソンによるもの。この記事では、原作文学児童書の作品概要や映画版との相違点などについて詳しくまとめていきます。

    こんにちは、Reneです。
    今回はジブリ映画『思い出のマーニー』の原作についてご紹介します。

    ジブリ映画『思い出のマーニー』は、孤独で心を閉ざした少女が、北海道の湿地にたたずむ古いお屋敷に住む謎の少女と出会うことで、心に希望の光を灯すハートフル映画。
    『借りぐらしのアリエッティ』や『メアリと魔女の花』などのファンタジー要素が色濃く作品に反映されたアニメ映画を多く手掛ける米林宏昌監督による作品です。

    映画を観て杏奈とマーニーの友情に心打たれ、原作を読んでみたいと思った方も多いかと思います。
    この記事では、原作版のあらすじや映画との相違点についてまとめました。

    それでは早速見ていきましょう!

    『思い出のマーニー』の原作:オリジナルはイギリスの児童文学

    「思い出のマーニー」原作(岩波書店)
    出典:公式サイト
    「思い出のマーニー」原作(岩波書店)

    『思い出のマーニー』の原作は、小説です。
    原題は『When Marnie Was There』で、イギリス人作家のジョーン・G・ロビンソンによる児童文学書が原作となっています。

    原作の『When Marnie Was There』は1967年に出版され、25万部以上を売り上げたヒット作品。
    イギリスの児童文学賞「カーネギー賞」にノミネートされたり、イギリスの長寿番組BBC「Jackanory」にてシリーズ化されたりと高い注目を集めた作品です。

    日本では、岩波少年文庫にて上巻・下巻に分かれた日本語訳が出版されています。

    『思い出のマーニー』の原作:あらすじ

    原作のあらすじ
    出典:公式サイト
    原作のあらすじ

    主人公・アンナは、交通事故で両親と死別、祖母が病死してしまい、養女として育てられます。
    内向的なアンナは、いつも自分は「魔法の輪」の外側にいると感じ、友達や養母と打ち解けることができずにいました。

    喘息の療養のために訪れた海辺の街で、湿地屋敷を見つけ、その屋敷に住む少女・マーニーと出会い、自分の居場所を感じるように。

    ある日、2人は風車小屋を訪れます。
    幼い頃に風車小屋に閉じ込められたことをトラウマに思っていたマーニーは、克服するためにアンナと一緒に2階へ登りますが、怖くて降りることができなくなってしまいます。
    雨風も強くなり、小屋で眠ることにした2人ですが、アンナが目を覚ますとマーニーの姿はなく、裏切られたと思い、怒りと悲しみに包まれます。

    その後、湿地屋敷に行くと、突然マーニーから別れの挨拶をされてしまうアンナ。
    マーニーは、小屋に置き去りにするつもりはなかったと釈明し、アンナはマーニーを許し、2人はお互いにかけがえのない存在であったことを打ち明け合います。

    別れからしばらくして、アンナは、湿地屋敷に引っ越してきた少女から、50年以上昔に書かれたマーニーの日記が見つかったことを知らされます。
    それから、湿地屋敷に住んでいたマーニーを知る老婦人のところへ話を聞きに行くと、アンナが養母から聞いていた自身の幼少期と一致する話を聞かされるのでした。

    『思い出のマーニー』の原作:映画と原作の違いは?

    原作と映画版の違いは?
    出典:公式サイト
    原作と映画版の違いは?

    原作に大胆な解釈や脚色を加えることもあるジブリ映画。
    映画版の『思い出のマーニー』ではどんなところが原作と異なるのか、見ていきましょう。

    ①湿地屋敷の場所が違う

    原作では、イギリス・ノーフォークにある海辺の田舎町が物語の舞台となっています。
    一方、ジブリ映画版で舞台となるのは北海道の釧路・根室をモデルにした海辺の田舎町です。

    どちらも湿気の高い自然豊かな田舎町という共通点がありますが、国が変わることで若干の違いが感じられます。

    ②キャラクターの名前が違う

    タイトルにある「マーニー」は共通していますが、主人公は、日本版で「佐々木杏奈」、原作では「アンナ」と表記されています。
    日本でも海外でも共通してつけられる名前のため、日本名に変えることはなかったようですね。

    しかし、その他のキャラクターは日本を舞台にしていることから変更されているようです。
    映画版と原作で名前を比較すると、以下のようになっています。

    杏奈の養母「佐々木頼子」→「ナンシー・プレストン」
    「大岩セツ」→「スーザン・ペグ」
    「大岩清正」→「サム・ペグ」
    「十一」→「ワンタメニー・ウェスト」
    「信子」→「サンドラ」
    「角屋夫人」→「ミセス・スタッブズ」など

    ③マーニーと杏奈の関係が異なる

    ジブリ映画版の方が、マーニーと杏奈の関係がやぼかして描かれています。
    原作版では、アンナとマーニーは直接出会い、一緒に遊んだり話をしたりしています。

    一方、映画版では杏奈は夢の中でマーニーと交流しています。
    そのため、マーニーが実在するのか、想像で作りあげられた存在なのか、夢で見るだけの幻想なのか、はっきりと描かれることがありません。

    映画版を観た人は、ふんわりとしたマーニーの描き方に、「幽霊」「杏奈の人形」などと考察しています。
    マーニーは何者なのかの考察を深めたい人は、原作を読んでみるのがおすすめですよ。

    まとめ

    この記事では、『思い出のマーニー』の原作情報についてまとめました。
    少女の孤独や喪失感という感情的な部分では、原作を忠実に再現している事が分かります。

    日本とイギリス、それぞれ違った自然の中で描かれる少女たちの模索や友情の育みは心温まる事間違いなしです。
    ぜひ、映画版と一緒に原作児童文学書もチェックしてみてくださいね。

    【ジブリ映画】『思い出のマーニー』の原作情報まとめ!オリジナルの児童文学と映画に相違点はある?

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