【ジブリ映画】『借りぐらしのアリエッティ』のあらすじをネタバレありでご紹介!結末はどうなる?
2010年公開のスタジオジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』のあらすじをネタバレありで解説します!人間に姿を見られぬようにクラス小人の少女と心臓病を患う人間の少年の出会いを描いた『借りぐらしのアリエッティ』は、宮崎駿が企画・脚本に携わり、米林宏昌が監督を務めました。物語の結末はどうなるのかまで、起承転結をご紹介します。
こんにちは、Reneです。
今回は2010年公開のジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』のあらすじをご紹介します。
スタジオジブリの長編アニメーション『借りぐらしのアリエッティ』は、「人間に見られては行けない。」というキャッチコピーの元、制作されました。
いつからか、人間たちの暮らしは物に溢れ、”所有する”という感覚を身につけ、自分のものと他者のものを区別するようになります。
本作は、かつては人間も植物も動物も”所有する”ことはできず、全てを共有していたということを思い出させてくれ、当たり前に物を浪費する暮らしを考え直すきっかけを与えてくれます。
病気療養中の少年と、小人の少女アリエッティの交流はどうなっていくのか?
まだ、本編未見の方方はお気をつけくださいね。
・借りぐらしのアリエッティ:メインキャスト
- アリエッティ役:志田未来
- 翔役:神木隆之介
- ホミリー役:大竹しのぶ
- 貞子役:竹下景子
- スピラー役:藤原竜也
- ポッド役:三浦友和
- ハルさん役:樹木希林
・借りぐらしのアリエッティ:①床下で暮らす小人の日常と掟
・借りぐらしのアリエッティ:アリエッティと翔の出会い
・借りぐらしのアリエッティ:③翔の好意と忍び寄る影
・借りぐらしのアリエッティ:④アリエッティたちの決断
借りぐらしのアリエッティ:作品概要
『借りぐらしのアリエッティ』は、2010年に公開されたスタジオジブリ映画です。
監督はのちに『思い出のマーニー』の監督も務めた米山宏昌氏です。
借りぐらしのアリエッティ:メインキャスト
映画の主要登場人物と声優を簡単にご紹介します。
以下の設定を覚えておくとあらすじがわかりやすくなりますよ!
アリエッティ役:志田未来
天真爛漫で好奇心旺盛な性格をした14歳の小人の少女。
翔役:神木隆之介
心臓病の手術までの間を古い屋敷で過ごすことになり、そこでアリエッティと出会う14歳の人間の少年。
ホミリー役:大竹しのぶ
心配症な性格のアリエッティの母。
貞子役:竹下景子
古い家の家主で、翔の親戚。
スピラー役:藤原竜也
自立心の強い頼れる12歳の小人の少年。
ポッド役:三浦友和
家族想いなアリエッティの父。
ハルさん役:樹木希林
古い家でお手伝いさんをしている好奇心旺盛な老婦人。
借りぐらしのアリエッティ:①床下で暮らす小人の日常と掟
それでは、『借りぐらしのアリエッティ』のあらすじをネタバレありでご紹介します。
ある日本の田舎に、荒れ果てた庭に囲まれた古く大きい屋敷がありました。
そこで暮らしていたのは、主人・貞子とお手伝いのハルさんの2人の老婦人。
そして、老婦人たちの暮らすすぐ床下では、14歳の少女・アリエッティとその母親・ホミりーと父親・ポッドがひっそりと暮らしていました。
アリエッティたちの正体は、人間より小さく、まち針程の大きさをした小人。
そして、小人たちには「人間に見られては行けない。見られたからには、引っ越さないといけない。」という硬い掟が言い伝えられており、アリエッティたちは、老婦人たちに見つからないように、食べ物や石鹸、電気、ガスなどを”借りて”生活を送ります。
借りぐらしのアリエッティ:アリエッティと翔の出会い
平穏に暮らしていた夏のある日、心臓病を患った12歳の人間の少年・翔が、手術までの期間を屋敷で過ごすことになり、やってきます。
アリエッティ一家は、人間が増えたことで自分たちの姿が見られるリスクが高くなると一層慎重に生活を送るようになります。
それからしばらくしてアリエッティが初めての”借り”に出た時のことです。
アリエッティは、待ちに待った借りに気合が入っていたこともあり、無事に角砂糖を借りて家に戻りました。
しかし、自信がついたアリエッティが、角砂糖と一緒に大胆にもティッシュを借りようとした時、部屋にいた翔に姿を見られてしまう事態に。
翔に見られた事に驚いたアリエッティは衝動的に床下へと潜り込みます。
事態を知った両親は、今すぐ引っ越すべきかと悩みますが、引越し先の見当がついていない今、むやみに外へ出ても外敵に襲われるリスクもあるため、翔と老婦人たちの様子を伺ってから引っ越すかどうかを決断することに。
一方、小人を見た翔は、小人たちに悪意を抱くことはありませんでした。
それどころか「わすれもの」と紙に書き、角砂糖と一緒に通風孔の前に置いてやります。
それを見たアリエッティは、「おまえは、家族を危険に晒しているんだぞ」と警告するポッドに対して、「人間がみんなそんなに危険だとは思わないわ」と反発して、翔に会いに行くことに。
借りぐらしのアリエッティ:③翔の好意と忍び寄る影
翔が家の中を物色していると、祖父が作ったドールハウスを見つけます。
翔の祖父も昔に小人と出会った事があり、小人たちが安心して暮らせる場所を作ろうと、ドールハウスを作っていたのです。
それを知った翔は、このドールハウスをアリエッティ一家に贈ろうと決めます。
そんな翔のことを見つめる怪しげな影がありました。
それは、かつて翔の祖父から小人の話を聞いた事があったハルさんです。
自分が見張られていることを知らない翔は、早速アリエッティの住処の屋根を剥がして、ドールハウスを取り付け、古びたキッチンも新しい物に交換してやります。
しかし、翔の好意を知らないアリエッティ一家は、自分たちの家が襲われたと思い、すぐにでも引っ越さなくてはいけないと移住の準備に乗り出すのでした。
ポッドは、家の外に出て、家族が安心して暮らせる場所がないかと探し回りますが、その道中で怪我をしてしまい、たまたま居合わせた小人の少年・スピラーの助けを借りながら帰宅します。
小人は滅びゆく種族と言われており、自分たち以外の同種は絶滅してしまったと思っていたアリエッティ一家は、スピラーとの出会いに感激します。
借りぐらしのアリエッティ:④アリエッティたちの決断
アリエッティ一家が引越し計画を進める中、小人を捕まえる事ができればとんでもない発見をした人物として世界から称えられると考えていたハルさんは、アリエッティ一家の居処を探ります。
そして、翔の動向を細かく監視し続けた結果、ハルさんは、床下の住処を発見し、そこにいたホミリーを捕獲し、瓶の中に監禁してしまうのでした。
住処に戻ってきたアリエッティは、荒らされた形跡のある部屋にホミリーの姿が見えず、誘拐されてしまったのではないかと、すぐさま翔に助けを求めにいきます。
アリエッティと翔は、協力してホミリーが閉じ込められている瓶を見つけ、助け出します。
その晩、アリエッティ一家は、これ以上この古い屋敷で生活することはできないと結論づけ、スピラーが教えてくれた同種の集まる住処へ引っ越すことを決断します。
翔は、アリエッティに角砂糖を贈ります。
アリエッティは、自身の髪をまとめるために使っていた洗濯バサミを贈ります。
別れの時、心臓病を患っている状況でも、アリエッティと出会えたことで、生きる勇気が芽生えたことを伝えます。
それを聞いたアリエッティは、別れを惜しみながら、古い屋敷のすぐそばを流れる川をヤカンに乗って下っていくのでした。
まとめ
『借りぐらしのアリエッティ』のネタバレありのあらすじをご紹介しました。
アリエッティと翔の別れがせつなく、温かくもほろ苦さの残るエンディングが印象的です。
ジブリ映画は何度見ても新たな発見があったり、年を重ねてから見返すと感じ方がかわったりするもの。
ぜひ、まだ観たことのない方も、一度観たことがある方も、鑑賞してみてください。
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